テンプレ転生!~転生したのは、色々とおかしいダンまちの世界~ 作:ねむねむお布団
そんな事を思い、自分で貞操観念逆転モノを書く事にしました。一部の原作キャラがTSするのも好きなので、それも取り入れました。……へへ、ダンまちでTSがしっくり来るキャラって言ったら……答えは確定的に明らかだよなぁ?きっと皆分かってくれる。
この作品は、好きな要素をバンバン盛り合わせた「ぼくのかんがえたさいこーのにじそうさく」です。チートにハーレム、TSに逆転と混ぜ込んでます。
思いっ切りふざけて書くので、読む時はご注意下さい。尚、面白いかどうかは保証出来ません。
取り敢えず楽しんでくれよな!
テンプレ転生をした。
それはもう、漫画にもラノベにもありふれたような、見飽きたような展開のベタベタなテンプレ転生をした。
ある日突然にトラックに轢かれて死んで、その後に神様の気まぐれで特典を貰って望む世界に転生する。
……よくあるテンプレ展開ですね、本当にありがとうございます。典型的な二次創作の最初をなぞったような展開、自分でも思わず「テンプレ乙」と思ってしまった。
俺自身はラノベも二次創作も好んで読み、こう言うテンプレモノは好きだが……まさか、自分がこう言う展開に巻き込まれるとは思わなかった。びっくり。
下校中に正面からトラックに轢き潰され、気がつけば謎の青年(イケメン)の前に立っていて。
「面白そうだから、暇潰しにキミを転生させるねー!」と希望する転生先と神様特典を尋ねられ、そのまま転生をした。
……ベッタベタ。今思うと、本当にベタベタだね。
現在に至るまでの経緯を思い返し、ふと苦笑いが湧き出てしまう。
「……はは」
二度目の人生、この『ダンまち』の世界で俺は原作開始となる辺り……主人公「ベル・クラネル」と同い年となる十四歳まで成長した。
とある村で暮らし、とある事情から村を出て、とある目的から『ダンまち』の舞台である場所……迷宮都市、オラリオへと幼馴染みと一緒に来ている。そう、来ている。
目の前に本で読み空想した、あの景色があるのだ。アニメである程度オラリオを見たとは言え、やはり自分の目で本物を見た時の衝撃は凄まじい。言うなれば、感動だろう。
……ああ、本当に感動しているとも……。
「……ははは」
またも笑いが湧き出る。……おかしいな、何故だか引き攣ったような笑いが止まらないぞ?あれれー?
自分の頬が完璧に引き攣った状態に白々しく首を傾げ、俺は現実から目を逸らす。目の前の景色に感動はしようとも、起きている光景までは許容出来なかったのだ。
……そう、この状況はあまり感動に浸っていられる程の物では無いからだ……。
この転生から現在に至るまでの人生を思い返すのも、前世の事をふと思い出すのも……俺の目の前で起きている、出来事が現実逃避と言う行為へと促しているのだ。
……へへ、苦笑いが止まんねぇぜ……。
そうして口元を引き攣らせている俺に、隣に居る共にオラリオへと来た幼馴染みは……優しく微笑み、天使のような穢れの無い笑みを向けてきた。その兎を連想させる容姿の彼女の笑顔は、天使を思わせるような優しい笑顔で……あ^~癒されるんじゃ^~。
「……大丈夫だよ、ユキハは僕が守るもん」
その可愛らしくも頼もしい宣言に、俺は引き攣らせていた頬が緩むのを感じる。抱き締めたくなる衝動に駆られるが、其処は我慢。
思わず頭を撫でれば、「……えへへ」と頬を染めてにへらと口元を緩ませる。……何この幼馴染み、やっぱり天使だ可愛いなー!
……なんて。
可愛さで不自然な苦笑いが収まったものの、俺の頬を引き攣らせる程の状況である事には変わりない。……あぁ、本当に……幼馴染みは可愛いのに目の前の奴等はあんまり可愛くねぇ。全然可愛くねぇ。
逸らしていた視線を戻し、現実へと戻って来る。
そして、俺の目の前に広がるのは_____。
「オトコォ……おとこォ……男ォ……!……ふひひ、コイツぁ上玉だァ……ッ!」
「はぁ……っ、はあ……っ!ああ、もう堪んない……っ!今すぐ襲いたい……っ!」
「おい、デュエル(隠語)しろよ」
明らかに発情した様子の、女共。
息は荒く、体を火照らせ、目をギラつかせて俺の事をロックオンしている野獣達。……そう、この女は男の俺を狙っているのだ。性的な意味で。
……ほら、やっぱり頭で理解していても現実逃避したくなる時ってあるだろ?この『ダンまち』の世界で、原作とは違う常識やケースに遭遇した時とかさ。
転生して十四年、そこまで生きればその世界の常識は自ずと理解する訳だが……やはりこの世界は、前世と比べて異常だと思う。本当に。
男に取って良いのか悪いのか、前世に比べて少し違和感が拭えない世界に対して溜息を吐く。
「……ったく、お前は下がってろ。コイツらは俺だけで充分だ」
「やれやれ」と手の骨をコキリと鳴らし、首をグルリと回しながら幼馴染みへとそう言う。襲って来ても俺だけで対処する、と言う意味の下がってろを口にした。
それを聞き、白髪赤目の幼馴染みは不安そうにコチラを覗く。
「……本当?怪我、しない?」
「当たり前だっての。たかが三人の女程度、余裕だ」
「むー……女だから危険なんだけど……」
そう心配してくる幼馴染みに、俺は再度ポンポンと頭を撫でて「心配するな」と声を掛ける。……うんうん、やっぱりこの世界の標準的な女じゃない幼馴染みちゃんは良いなー。
そう思いながら、俺はそのふわふわとした白い長髪を手で梳いた後に笑みを向ける。尚も不安そうな彼女を安心させるように、名を呼んで言葉を掛ける。
「大丈夫だ、ベル。お前の幼馴染みは、そんな弱くねぇよ」
そうして、ニカッと歯を覗かせる笑みを向けると。
ポッ……
何処からとも無く、そんな音が聞こえた。……果たしてそれは、今目の前で顔を赤くしながらもはにかんでいる幼馴染みなのか。はたまた、周りの野次馬の女なのか。
……多分、どっちもか……。
薄らと自分の明るい笑みの効果を威力を知り、「やっぱりこの世界で男は生き辛いだろ……」と思う。マジでこの世界の常識、どうなってんだよ。コンチクショウ。
「……う、うん……分かったっ……信じるよ、ユキハ……っ!」
俺の言葉にようやく信じる事にしたのか、原作では男であった筈の主人公……ベル・クラネル(女)は、ふわりと微笑んでそう言った。……うん、原作キャラTSもやっぱおかしいよな。転生させた神は何を考えたんだ……。
兎っぽい美少女となったベルの幼馴染みである俺は、その信頼を裏切らないようにと目前の(貞操的な)危機に立ち向かう。
ふぅと一息吐き、思考を真面目に切り替えてスイッチを入れる。
そして、冷たい言葉と共に野獣と化した女共を見据える。
「____来るなら来い、発情した獣畜生が」
直後、状況は進展した。
ー ↑ → ↓ ←
さて。
テンプレ的神様転生をした俺だが、その転生先の『ダンまち』の世界は色々と原作との相違点が有った。
その原作との違う所、と言うのが……まずは常識。
それは、男が女より圧倒的に少ない。それが関係して、貞操観念が逆転している。
また、原作キャラの性別が変わっている。現在確認しているのは、主人公のベル・クラネルが女になっている事。恐らくは、別のキャラの性別が変わっている可能性があるだろう。
俺が知る上での原作との違った点は、そんな所だ。ポンポンと多くの事が変わっている、と言う訳では無いが……うん。その分、密度が濃いのだ。色々と。
変わっている常識を要約すると、「男は珍しい」「女は飢えた野獣」と言った感じだ。前世で例えるなら、女が極端に少ない為異性に飢える男が多い世界……だろう。
それを逆に置き換えたのが、この世界。どうしてこうなったかは……まぁ十中八九、俺を転生させた神様が何かしたのだろう。強力な特典は貰ったし、転生もさせて貰ったから文句は言わないが。
……ともかく。
この色々とおかしい『ダンまち』の世界に転生したはいいが、これから先どうなるか些か不安を抱いてしまう。と言うか、懸念だらけだ。
俺は好きだったこの創作物の世界で、どうにか楽しく充実した人生を送りたい。出来ればほのぼのとして、時折熱い展開を迎える日常を。
例え、女が男に飢えていようと。例え、男が恐ろしく少なかろうと。例え、平穏な日常を過ごすのは難しくとも。
……俺は、最高の人生を送りたい……ッ!
「男には勝てなかったよ……(恍惚)」
「嬉しい……ッ!やっぱり、感じちゃうッ!」ビクンビクン
「オレとッ!もっとデュエル(意味深)しろぉぉぉぉぉッ!!」
……送りたいッ!(願望)
はいはい、テンプレテンプレ。でも其処が大好き。
因みに、今はまだぶっ飛び要素が少ししかありませんね。貞操観念要素やらTS要素は出ましたが、まだまだです。
……これから、もっと濃度を濃くして行きますよォ……?
それと、最初のTS原作キャラはやはり「ベル・クラネル」くんちゃんです。……君とちゃん、どっちにすれば……んん、此処ではちゃんにしましょうか。
因みにベルちゃんの容姿は、
・白髪赤目
・腰上まで伸びたふわふわとした長髪
・兎を思わせる可愛らしい容姿
・天使型美少女
みたいな感じです。……え、胸?あぁ……胸は、そうですね……ふふ、どれくらいだと思います?(ニヤリ)
また詳細は後に。これからも続くかは分かりませんが、出来れば継続して執筆したいです。……思いっ切りふざけた小説を書きたいッ!そして、好きな要素を盛り込みたいッッ!
では。そんな感じで、また次回に機会があればお会いしましょう。