テンプレ転生!~転生したのは、色々とおかしいダンまちの世界~   作:ねむねむお布団

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「……もう、俺は驚かない……ッ!どんな評価が来ても、俺は、俺は_____ッ、ぁぁぁぁぁあ!?UAが七千、お気に入り二百六十、総合評価四百だとぉぉぉお!?ファァァァア!?(昇天)」

またまたビックリ。皆TSと逆転とダンまちが大好きなフレンズなんだね!僕も大好きだよ!
あ、そうそう。そう言えば今回は多く書けましたよ!なんと五千字!前回の前書きの目標である二千字を突破しましたよプロデューサー!……あ、因みに私はデレマスとかラブライブとか分からない人間です。にわかですまんね。

それで、ですが。今回を書いて思った事。
やっぱりベルちゃん可愛いヤッター!エロくなると更に可愛いヤッター!



美少女幼馴染みと同じ部屋で一夜を過ごすとか正直如何わしい雰囲気しか漂わないだろと言うお話。

……俺がベルと同じ宿の部屋となったのは、何て事は無い。只の部屋数不足が理由だ。

 

夕方、俺とベルは漸く宿屋を見つけたのだ。宿代は安い上、三食食事付きと言う最高の宿屋。一目見て「これだ!」と決めた俺の判断は最善だっただろう。……その時は。

……さて。そんな好条件の良い宿屋である為か、宿泊出来る宿の部屋は殆ど埋まっていた。種類としては一人部屋、二人部屋と別れていて、空いている部屋を確認した時には一人部屋は全て埋まっていたのだ。

 

この時点で、俺とベルで別々の部屋で一夜を過ごすと言う選択肢は消えていた。きっと何かの力(運命)とかが働いたのだろう。ふぁっく。

 

二人部屋を二人分取るのも余計に金が掛かる……と言うより、そもそも二人部屋が一つしか空いていなかったので、結果として俺とベルは同じ部屋である二人部屋の一室で夜を明かす事となったのだ。仕方ないから、この二人部屋で朝を迎えようと。

あ、因みに二人部屋に泊まる事は、ベルと視線を交わして問題無い事を確認したから良いと判断したんだ。幼馴染みってのはこう言う時に視線を交わすだけで会話できるのが良いよな。

……とまあ、俺はその部屋を取った時は、そう楽観的に考えていたんだ。ベルの頭を落ち着かせる為であり一晩明かす為であるから、同じ部屋になるぐらいどうって事は無いと。そう、高を括っていた。

 

しかし、現実は非情である。

俺は現在その思考を吐き捨てて頭を抱えているのだから、何かトラブルがあったのは傍から見て明確だろう。うん、トラブルと言うかToLOVEると言うか……何というか、運命ふざけんなと叫びたい。

 

「(……どうなってんだよ、コレ)」

 

神様がこの現状を運命付けてニヤニヤ笑いながら眺めているのなら、俺は今にでもその神の顔面にグーパン入れてやりたい。まさかあの転生させてくれた神様がそう言う事したんじゃねえだろうなぁ……?

そう思う程、俺は頭を悩ませていた。原因は、視界に映るそのモノだ。

現在は宿を取った二人部屋の一室、見る限りボロくも汚くもないが最高に綺麗と言う訳では無い至って普通の部屋に居る。服を掛けるハンガーが壁にフックに吊られていたり、物置やらがあったりと一晩過ごすには文句が無い部屋である。……それらには、言う事は無い。

問題は……やはり、コレだ。

 

俺は頬を引き攣らせて「どうなってんだよ」と、色んな感情が溢れる思いを湧かせる原因へと視線を向ける。

 

「……。」

 

「……。」

 

共に居るベルも、その物体に視線を向けている。少し顔を赤らめ、思考停止したかのように動かない。

……うん。今の俺達にコレがあるのは、タイミングが悪いにも程があるよな……いや、タイミング良くてもこうなるだろうけども。

痛み始めた頭を抑え、俺は溜息混じりにその物体……”ダブルベッド”に視線を固定させた。

 

「(……おい、マジでどうなってんだコレ)」

 

そう、ダブルベッド。ダブルベッドである。

大体は二人の人(主に男女)が健全的に就寝、不健全的な就寝をする為に使用する大きめなベッドだ。アレだ、添い寝とプロレスごっこに使われるモノと言えば誰でも分かるだろう。……いや、ダブルベッドじゃなくてもその行為は行われるのだが。

ともかく。ソレは枕が二つ並び、二人並んで寝れる程に大きいベッドなのだ。見るからに一緒に寝ろと告げている寝具である。じーざす。

……あのさぁ、二人部屋=ダブルベッドっておかしくない? この世界ではそれが常識なの?二人部屋はダブルベットが当然なの?

そんな疑問を抱きながら、俺は頭を抱えていた手を放る。ブラリと腕を垂らし、再度疲れたように溜息を吐く。やっぱり頭は痛む。

 

「……はぁ……」

 

時間帯は夜。気付いたのはつい先程であり、いざ就寝と言う所で俺達は気付いたのだ。

……この部屋……ベッドが一つしか無い……ッ!?……と。

いや、何故そんな直前になって気付いたのかと言うと……俺達は手荷物が少なめな為に、部屋に荷物を置かずにまずはそのまま夕食を食べたのだ。因みに会話は無い。

……つまり、最初に部屋を確認していない。部屋がどんな感じかを直接見ず、ただある程度家具や寝具が有ると言うのを鵜呑みして部屋を取ったのだ。だから、後々になって案内された部屋で、その部屋はダブルベッドであると言う事を知ったのだ。

 

……そして、その例のダブルベッドを前に固まっている、と言うのが今の状況だ。場は困惑と驚愕、その他諸々のイケナイ雰囲気がちょっぴり漂っている。

ふと、チラリとベルに視線を向ける。

 

「……ぅ……ぇ……?」

 

あ、混乱してるこの子。変わらずに硬直してるわ。

少し前の話(互いの好きの勘違い)が影響し、羞恥心からマトモに話せなくなったベルだが、今度はダブルベッドに衝撃を受けて動けなくなったようだ。相も変わらず初心と言うか、何と言うか……。

……しかし顔が赤いのは、ナニを考えているからなのだろう……いや、言及はしないがね?ちょーっと気になるけど訊かないでおこう(予想出来ないとは言っていない)。

 

まあ、つい先程まで幼馴染みと言う関係に、恋愛感情と言うモノが混ざり、少し複雑な状況になっているのだ。友人関係と恋人関係の間を彷徨う俺らに、その壁を超える象徴であるダブルベッドが目の前にあるのだから……ベルがそう動揺してもおかしくはない。まあ、それに十四歳だしね。多感な年頃にこんな状況の真っ只中なんだから、平静で居られる方がおかしい。

それで、この泊まる部屋にベッドが一つ、と言う事なのだが……必然、俺とベルがそのベットに共に寝る事になる。これはよくある「し、仕方ないわね……いっ、一緒に、寝てあげるわよ……っ(ツンデレ)」「……だって、ベッドが一つしか無いんだもの……二人で寝るしか、選択肢は無いでしょう?(クーデレ)」みたいなイベントだ。はいはいテンプレテンプレ。

 

しかしそのテンプレに沿って行くと、俺とベルはこのまま健全的なベッドinをする訳だが……うん、まあ。

そんな在り来りで王道な展開に遭遇するとは思わなかったが、俺は先人達(主人公)のようにそうするつもりは無い。

レッドプレイヤー(PK)に殺され掛けた後にヒロインと共に過ごす(そのあとはベッドイン)だとか、気絶から目が覚めたら生徒会長がベッドに潜り込んでいる(そのあと本当の名前が明かされる)と言った不可避なベッドに関する状況だったら仕方が無いが。

しかしまあ、こうして回避可能なイベントは俺は出来る限り避けて行く。……ほら、やっぱりそう言うのは大切に取っておくべきじゃない?責任とか社会的死だとか危惧する物もあるけど、やっぱり後に後悔されるぐらいだったらそもそもやろうとする状況を回避して相手を思いやる事が重要だと思うんだ。

 

「(つまりは見方によってはヘタレな訳だが、ベルの事を考えての事だ)」

 

それに現在、俺とベルはlike(友情的な好き)とlove(恋情的な好き)のすれ違いで関係があやふやになっている。この後の展開次第では、元の幼馴染の関係か、はたまた恋人の関係になるかに別れるだろう。……その辺りは、俺も判断が難しいのだが。

勘違いの会話の中ではあるが、ベルは俺に告白をした。その事実は変わりなく、その相手と羞恥で会話出来ない中、同じベッドで添い寝となれば……うん。どうなるんだろう。いっそこの世界の女としての本能が覚醒して、貞操的な問題が起こるかもしれない。

いやまあ、そもそも男女が同じベッドで寝るのは倫理的に宜しくないのだが、幼馴染みである俺達はしょっちゅう一緒に寝ている。昼寝もよくするし、添い寝なんて日常的だ。半分習慣化している。

 

……だが、恋愛沙汰が絡んで来ると状況は深くなる。このダブルベッドで寝ると言う事がどう言う事か、今の俺達がこのベッドで寝たらその後どうなるのか……。

 

 

正直、嫌な予感しかしない(天啓)。

 

 

こう、色々と嫌な予感がする。具体的には言えないが、こう電波を受信したと言うか……この後はテンプレに巻き込まれる的なメッセージが送られたと言うか……うーん。何だろう。

……まあ、ともかくだ。俺は余計な事や面倒な事、その他諸々を起こす前にそのテンプレをぶち壊すッ!

そんな長々とした思考と決意を元に、俺は早速行動を起こす。

隣で未だに固まっているベルに、真面目な顔で思い遣りを込めた言葉を掛け、平穏に一晩越そうと言う意思を伝える。

 

「ベル。今の俺達がこの同じベッドで寝るのは色々とアレだから、お前がベッドで俺が床で寝る事にしよう」

 

「……ぇ」

 

よし、これで大丈夫。俺の考えを読んでくれるベルの事だ。きっと今の俺達の状況的にも考えて、普通に賛同して平和的な一夜を過ごせる……!

 

 

 

……と、そう考えたのが数分前。

 

「(……おかしい。どうしてこうなった)」

 

今は逃れられない運命に絡め取られるように、先人達(主人公)と同じくして幼馴染みと同じベッドに居ると言う状況になってしまっている。本当にどうしてこうなった。

数分前、俺はそう発言してから数秒後にベルにベッドの中に連れ込まれた。恐ろしく早い投げ技モドキに俺は、驚愕した。恐ろしく早いベッドインだ、俺じゃなきゃ見逃しちゃうねぇ……。

それから数分、ベルは何やら考え込むように、または迷い悩むように……また、何か我慢するように俺を逃がさないとばかりに拘束している。いや、美少女にベッドに連れ込まれるとか言うラッキーなイベントには嬉しい気持ちがあったりしてドキドキしてるけど……別の意味でもドキドキしてるなぁ……。

現在俺の身体にはベルの手足が絡まされ、胸などの部位もグイグイ接触している。当ててんのよと言う奴だろうか。違うか。

つまりはまあ、背中の方から強く抱き締められている。美少女に逃がさないと言う気持ちの篭った抱擁をされている、と言う胸がドキドキする状況なのだが……うん。アレだ。

 

「はぁ……っ……、はあ……ぁ……っ……!ユキ、ハ……っ」

 

息が荒かったり、ベルの身体が熱かったり、何やらモゾモゾしてたり、俺の名を艶やかな声で呼んだり……見るからに”アレ”な様子なベルに、俺は良くも悪くも心臓を高鳴らせていた。

……た、多分……あのlikeかloveかの好きの件について……話そうとしてるんだよな?不安や緊張で息が荒くなって、羞恥で熱くなってるだけだよな?

興奮してる訳じゃ無いよな?前に見た事のある、”あの現象”を起こしてるわけじゃないよな?……そうだよな、ベル?

 

「……ベ、ベル……?」

 

「……大丈夫だよ……今は、話せる……今なら、話せるよ……ユキハぁ……ふぅ、はぁあ……っ」

 

「……い、いやお前……見るからに”アレ”じゃないか。前はどうにかなったが、今回は流石に不味いぞ」

 

「平気平気……この状態なら、何でも素直になれるから、さっきの事もちゃんと話し合えるもん……ね?」

 

「いやいや、ね?じゃなくてだな……オイコラ、其処に手伸ばすな馬鹿」

 

駄目みたいですね(諦観)。

今こそこうして話せているが、と言うかこれから先程の件について話そうとしているが……多分無理だぞ。暫くしたら完全に獣になるぞ。

身体をモゾモゾ……と言うか、身体を俺に擦り付けるようにしている時点でアウトだ。マーキングのようであり、何かを刺激してるかのような行動を取っている時点でお前はもうアレが起きている。

……うん。やっぱり、この世界の女特有の”アレ”が来てるようだ。

 

「問題無いよ……そう言えばユキハ、僕と子供を作らない?幼馴染みだし、十四歳だし、もう結婚しても良いと思うんだ……」

 

「落ち着け。オイ、落ち着け」

 

「僕は落ち着いてるよ?……ふふ、ユキハと子作りするのは昔からの夢だったんだぁ……最初は痛いらしいけど、きっと、ユキハとなら最初から最後まで気持ち良くなれるよ……?」

 

「ベルゥゥウッ!?おいコラ淫乱兎ィッ!?」

 

……この世界には……正確には、男女比が変化したこの世界の異性に飢えた女には、不定期かつ頻繁に起こすとある現象がある。

滅多に遭遇しない異性への、言ってしまうと溜まりに溜まった煩悩や性欲の解放……。種族繁栄の本能が昂り、その現象が起こってしまうと暫くはいつも通りの自分では居られない。

そう、それは……男を求める女が、発情する現象。

 

「ユキハと居られるなら、只の幼馴染みでもいいかなって、そう思ったけど……でも、やっぱり欲が出ちゃった……」

 

「欲は欲でも出てんのは性欲だよ。……オイ、だから止めろってのベル。今こんな状況でヤっても、お前が後悔す……る……?……アレ、お前何か力強くなってないか?」

 

「……ユキハ……僕ね、ユキハと一つになりたい」

 

「おい、ちょっと待て。何でお前俺より力強っ……ちょっ、ベル!?おいベル!?ヤメ……ッ、ヤメローッ!?」

 

そのまんま、名を……発情期。

どんなクールな女でも、如何なる無表情な女でも、ありとあらゆる気高い女でもあっても……この世界に存在する女であれば、この現象、発情期には抗えない。

尚、この発情を抑えるには_____。

 

「僕、初めてだけど……頑張るね?」

 

「頑張らなくていいから!そんな期待に満ち溢れた発情した様子で頑張らなくていいから!?だから止まれベル!?ベルゥゥゥゥウッ!?」

 

_____性欲の発散をして、異性に対する飢えを軽減させる事である。言ってしまうと、自慰や性交である。

 

「後ろからだからよく分からないけど……匂いで分かるよ?ユキハ、今……元気になってくれてるよね?嬉しいよ」

 

「何で匂いで分かっ……そうかこの世界の女は皆そう言う存在か!やっぱりこの世界狂ってる!クソッタレ!」

 

……しかし俺、表面は凄い慌ててるのに内面は凄い落ち着いてるのな。何でだろう。きっと並列思考とか持ってて、混乱とかを片方の思考に任せてもう片方で冷静な思考を行ってるんだな。成る程、俺はマルチタスクの使い手だったか……。

それなら、きっと俺は場に流される事無く冷静に対処が出来_____。

 

「……ごめん、ユキハ……もう僕、我慢出来そうに無いや……っ……早く、交わろ……?」

 

「止めろォォォォォオ!?」

 

_____おい馬鹿止めろッ!?ベル!?待て!?落ち着けェェェェエッ!?

 

 

♂ ♀ ↑ ← ↓ →

 

 




途中から完全にエロベルちゃんのお話になってる不思議(確信犯)。
さあ、イメージしろ……白髪ゆるふわロングの美少女が、発情して後ろから抱き締め、其処から求めて来る様を……ッ!……ふう。

あ、因みに話の流れとかおかしく見えても、次回で色々と解説するので「急展開過ぎィ!」「ベルちゃんがエロ可愛い以外クソじゃないか!」と言った感想は、どうか胸の内にお控え下さい。
……しかし、ベルちゃんの声ってどんな感じなんだろうね?個人的には花澤〇菜さん的なイメージだったり。
尚、個人差はあるので、各々の好きな声で台詞を吹き替えてみてネ!

今回のオススメ台詞は「……僕ね、キミ(主人公)と一つになりたい……」「僕、初めてだけど……頑張るね……?」「早く、交わろ……?」の三点。エロい台詞しかねぇ。
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