千紗希さんの悩み事   作:阿修羅丸

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臨海学校
一日目・昼 海水浴


 その日の久我憂助の昼食は、コンビニで買い込んだ物であった。

 チーズレタスサンドにチキンカツサンド、一本のバナナに紙パックのカフェオレ。チョコレート。

 週に一度はこういった物を買う。

 弁当の中身がたいてい、おにぎりと少々のおかずといった程度なので、彼なりの贅沢だ。

 今日は天気も良く、ほどよい涼風が吹くのどかな日和である。いつもの裏庭で、その“贅沢”な昼食を終えると、懐から細長い布袋を取り出した。

 中に入っているのは、黒塗りの篠笛だ。金箔で桜の絵が描かれている。憂助が手ずから作った物で、塗装や描画は父の工房で行った。

 その笛を口にあてがい、息を吹き込み、

 

 ひゅうっ

 

 と一音を発した。歌口の角度の確認である。

 それから、一曲吹き始めた。『荒城の月』をスローペースで、音の一つ一つを自身の耳で確かめながら奏でていく。

 吹き終わった後、笛を袋にしまいながら左手の方を向いた。

 宮崎千紗希が、そこに立っていた。

 

「どうした」

「うん、ちょっと相談したい事があって……冬空くんの事で」

 

 言いながらパタパタと歩み寄り、憂助の隣にチョコンと座った。

 

「あいつがどうした」

「冬空くんね、入学式の日に自分は霊能力者だって言って、男子の何人かは信じてるみたいだけど、クラスの他の子たちはみんな信じてないどころか、馬鹿にしてる子とかもいるの」

「そら、そげな事言うたら当然やろ」

「それはそうなんだけど、ちょっとかわいそうで……何とかして、みんなに信じさせてあげる事って出来ないかな?」

「冬空は何ち言いよるんか」

「特に何も……あんまり気にしてないみたい」

「なら、ほっとけ」

「えっ?」

 

 意外な言葉だったらしく、千紗希は間の抜けた声を漏らした。

 

「本人が気にしとらんとやったら、別に良かろ。それに本物っち知れたら、それはそれで面倒事の種やしの」

「面倒事って……除霊を頼まれるとか? でも、それなら冬空くんも、困った事があったら相談に乗るって自分で言ってたし……」

「限度があろうも。まぁ、幽霊に悩まされる奴とかそげおらんけどの──問題は、アイツが本物っち知って、つまらん事考える奴が寄ってくる事だ」

「つまらん事って……お金儲けとか?」

「それならまだマシだ。金にならんとわかれば自分から離れるきの。しかし、正義感で寄ってくる奴は(たち)が悪い」

「んっと……どういう事?」

 

 千紗希は小首を傾げて、尋ねた。

 

「冬空を、幽霊に悩まされてる奴に紹介する、あるいは、本当に“出る”心霊スポットとかに連れていく。で、除霊をさせる。それで自分が良い事したげな気分になるアホの事だ。そいつにしてみりゃ冬空はただで使い潰せる便利な除霊アイテムで、自分が危ない目に遭う訳やねえ上に、表向きは世のため人のためっち大義名分もあるき、歯止めが効かん」

「……そっか、そういう事もあるんだ」

「おうよ。今の話とはちっと違うが、歯止めで言うたら如月(きさらぎ)姫沙羅(きさら)とかそうやろうが。最初はちょっと勘の良いプチ超能力者げな扱いやったんに、今じゃ心霊スポット単独突撃とかやらされよろうも。ありゃもうお笑い芸人一歩手前やぞ」

 

 如月姫沙羅は近年テレビ番組で有名になった女性霊能力者である。

 エキセントリックなお嬢様系キャラクターと、それを支える今すぐにでもグラビアデビュー出来そうなルックスとプロポーションで、心霊ブームを再燃させた立役者だ。

 しかし出演する番組は、霊視から除霊、心霊スポット突撃など内容が過激になり、それに合わせて天女めいたコスチュームに身を包み、黒子が担ぐ駕籠に乗って現れる派手な演出などをするようになった。そんな彼女やテレビ番組のスタッフに、眉をひそめる視聴者もいる。『お笑い芸人一歩手前』とは、決して憂助個人の評価ではないのだ。

 

「……確かに」

 

 以前見た心霊特番で同じ感想を抱いたため、千紗希は納得した。

 

「まぁー、あれとはまたベクトルも違うが、歯止めが効かんでどんどんヤバい奴の相手させられて、アイツがヤバい事になったら、お前も気分悪かろ。ほっとけ。だいたい、なしお前が冬空の事気にするんか。アイツにスカートめくられたとか言うとらんかったか?」

「あ、うん、そうなんだけど、でもそれは幽奈さんがやった事で、その幽奈さんも制服が珍しくてついやっちゃっただけらしくて……」

「──お前、幽奈さんが見えるんか」

「ううん。でも、筆談でお話出来るから……」

「そうか」

 

 ポンコツ幽霊のくせに、変なとこで器用やの……と思いはするが、敢えて口にはしない憂助であった。

 

 二人の会話はそこで途切れた。

 少しして、「あ、そういえば」と、千紗希が再び話し出す。

 

「来週、臨海学校だよね」

 

 話題が変わりすぎだが、強引に会話を続けようと思ったのではなく、本当にふとその話題が頭に浮かんだのだ。

 

「……ああ、そうやったのぉ」

「水着は各自持参って事だけど、久我くんはどうするの?」

「学校の水着でいいわ。女の子ならともかく、男の水着なんぞそれで充分だ……どーせ俺は泳がんしの」

「えっ、どうして?」

「俺は海は好かん。小せぇ頃に親父に連れてってもろうたが、波はあるし水は塩っ辛いしクラゲに刺されるし、散々やったわ。だき臨海学校も行きたねぇが、サボる訳にもいかんきの。行くだけ行くが、海は死んでも泳がん」

「でもそれって、小さい頃の話でしょ? 今なら平気かも知れないよ?」

 

 千紗希は、幼子に優しく諭すように言う。

 

「嫌いなものをいつまでも嫌いなままでいるなんて、もったいないよ。せっかくの臨海学校なんだし、楽しい思い出は多い方がいいでしょ?」

「…………」

 

 憂助は答えない。

 口をへの字に曲げて、千紗希を横目でジロリと睨む。

 千紗希は、怯える風でもなく、柔和な微笑みを浮かべていた。

 

「…………」

 

 その微笑みを見ていると、妙に力が抜けていく。

 憂助はフゥッと息をついた。

 

「そやの。マエムキにケントーしとくわ」

「はい、よろしい」

 

 まるで小さな子供が拗ねてるような憂助の様子に、千紗希はコロコロと笑った。

 

 嫌いなものをいつまでも嫌いなままでいるのはもったいない。

 冬空コガラシと湯ノ花幽奈然り。

 そして、今自分の隣にいる久我憂助然り。

 実際に『知らなければ良かった』と後悔する事もあるが、『知って良かった』と思う事だってたくさんある。

 一般論ではなく経験則として、千紗希はそう思っている。

 今日も憂助の知らない一面を垣間見れて、得をした気分だった。

 

 

 週が明けて、湯煙高校一年生の臨海学校が始まった。

 初日の自由時間、砂浜に出た生徒たちの目を引いたのは、宮崎千紗希だった。

 上下ともにフリルの付いた、花柄のビキニを着ているのだ。モデルのスカウト話もあったと噂されるほどのプロポーションもあって、一緒に歩いている柳沢芹や三浦博子が霞んで見えるほどの存在感があった。

 

 ──一方、違う意味で異彩を放つ者がいた。

 全員が水着姿でいる中、彼は制服姿のままなのだ。

 久我憂助であった。

 結局、海嫌いを克服する気はないようだ。

 死んでも泳がないという硬い意思を、この上なく雄弁に表明する少年を見た千紗希は、思わず苦笑した。

 

「そんなカッコで、どしたの久我っち」

「お前、水着忘れたのか?」

 

 事情を知らない博子と芹が尋ねると、憂助は二人をジロリと睨み付け、

 

「海は好かん。死んでも泳がん」

 

 とだけ言った。

 

「前向きに検討してくれるんじゃなかったの?」

「マエムキにケントーした結果だ」

 

 千紗希にもつれない返事だった。

 

(変なとこで子供なんだから……)

 

 半ば呆れる千紗希だったが、怒っても仕方がない。せっかくの臨海学校だ、楽しまなくては損である。

 

「じゃあ泳がなくてもいいから、浅いとこで一緒に遊ぼう?」

 

 そう言って、憂助の手を引いて浅瀬に向かう。

 無言でついていく憂助と合わせて、姉弟めいた様相だった。

 それを見て、芹と博子は目を丸くした。

 次いでそれぞれ、自分の頬をつねる。

 痛い。

 

「……夢じゃねえって事だな」

「……うん。現実に今、あの千紗希が、自分から男の子と手を繋いでるよ」

「プチ男性恐怖症だったアイツが、ねぇ……」

「スマホかカメラ持ってくれば良かったよ……」

 

 長い付き合いの彼女たちからすれば、それほどまでに衝撃的な出来事なのである。

 そうでなくとも、学年一の美少女とも噂されている千紗希と手を繋ぐ男子というのは、他の生徒からしてもなかなかに衝撃的な光景である。

 特に男子からの嫉妬の視線が、激しかった。

 女子からも視線を向ける者がいた。

 誅魔忍である一年三組の雨野狭霧と、同級生で同じ誅魔忍でもある浦方うららだった。

 

「ふぅーん……あれが狭霧をKOした念法使いかいな」

「そうだ」

「みんな水着で来とる中、一人制服とは……泳げへんのか単に泳ぎたないんか知らんが、大した度胸やなぁ……」

 

 感心しているのではなく、呆れていた。

 狭霧も憂助の制服姿に、同じ感想を抱いていた。自分だって周りに合わせて、恥ずかしいのを我慢して水着を着ているというのに……そんな思いもあって、眉間にシワが寄っている。

 憂助とは面識のないうららも、表情にどこか険があった。

 念法使いとの間の因縁は、彼女たちの世代にとっては歴史の教科書に載ってるのと変わらない、遠い出来事である。

 しかし、日本の平和を霊的な面から守っているのは自分たち誅魔忍だという自負がある。そう思えるだけの実績も積み重ねてきたつもりだ。

 それ故か、『念法使い』に対しては態度にもトゲがあった。

 

「それはそれとして、さっきの話だが……」

「ああ、最近この浜辺に出るっちゅう妖怪の事? まぁあくまでも噂で、おるかどうかもハッキリしとらんのやけどな。しかし火のない所に煙は立たんて夏目漱石先生も言うてはるし、ウチらで調査だけでもしといた方がええと思うんや」

「確かに夏目漱石も言った事はあるかも知れんが、別に夏目漱石が言い始めではないだろう……だが同感だ。もしも危険性のある妖怪が本当にいるようなら、退治もしておこう。幸い、戦力は充分過ぎるほどあるしな」

 

 そう言って、狭霧が振り向いた先には、同級生の兵藤(さとし)と一緒にゴムボートを担いでこっちに向かってくる冬空コガラシがいた。

 いつも一緒の幽奈は、留守番である。

 

「ゆらぎ荘の守り神が、そのゆらぎ荘を離れる訳にはいきませんから!」

 

 と、妙な使命感に燃えていた……。

 それはさておき、四人で海に出て、泳ぎ回ったりゴムボートの上で日向ぼっこしたりと、のんびりした時間を過ごす。

 浮き輪でプカプカと波に揺られるうららに、コガラシが話し掛けて来た。

 

「なぁ浦方。さっき宿舎の人から、この辺に妖怪が出るって噂聞いたんだけど、それ本当なのか?」

「あくまでも噂や。本当におるかどうかもわからん。ただ、その噂によるとけったいな妖怪みたいやな。触手みたいな妖怪で、泳いどる人の体にヌルッと巻き付いて──」

「巻き付いて?」

「……水着を剥ぎ取るらしい

 

 

 岩場に隔てられた小さな砂浜で、憂助は波打ち際にしゃがみ、腰まで水に浸かってビーチボールで遊ぶ千紗希たち三人をつまらなそうに眺めていた。

 足下まで寄せてくる波に視線を落とし、指先を海水に浸して、ペロリと舐める。

 当たり前だが、しょっぱい。

 唾と一緒にペッと吐き出して、口をへの字に曲げた。

 千紗希は千紗希で、そんな憂助を時々横目でチラチラと確認していた。

 

(悪い事しちゃったかなぁ……)

 

 嫌がる相手に無理強いしたような罪悪感があった。

 

「わひゃっ!?」

 

 不意にすっとんきょうな声が上がった。博子だ。

 

「どうした?」

「な、何か今、ヌルッとしたのが……うひぃっ!」

 

 博子は芹に答える途中で、またもや声を上げて、体をゾワゾワと震わせる。

 ヌメヌメした細長い物が、下半身に巻き付いて来たのだ。

 その細長い何かは更に、あろう事か水着の中に潜り込んで来て、力任せに剥ぎ取ってしまった。

 そして、それを合図にしたかのように、突如水面が爆ぜて、無数の触手が湧いて出た。

 悲鳴を上げる三人の少女たちに一斉に襲い掛かり、その身を絡め捕ると、宙に高々と持ち上げ、水着を剥ぎ取る。

 三人はあっという間に、全裸に剥かれてしまった。

 ──が、それも束の間、一条の閃光がほとばしり、触手を切断、少女たちを解放した。

 久我憂助であった。

 右手には、柄に『獅子王』の文字を彫った木刀が握られている。

 

「く、久我……くん……?」

 

 胸を両腕で隠しつつ、千紗希は目を丸くして、呆けた顔をしている。

 無理もない。彼は海面の上に立っているのだから。

 憂助は何も言わず、千紗希の腕を掴んで軽々と持ち上げ、肩に担いだ。

 水面を蹴ってアメンボのように移動して、芹と博子に近付く。

 

「掴まれ」

 

 そう言って、木刀を差し出した。

 二人が木製の刀身を掴むと、憂助は岩場に瞬間移動した。

 

「そこにおっとけ」

 

 千紗希を下ろして言い捨てると、依然獲物を求めてうごめく触手の群れに斬りかかっていく。

 憂助の念を宿した木刀が降魔の利剣となって、群がる触手を次々と薙ぎ払っていった。

 触手の先端には頭がある。蛇ではなく、ウナギやアナゴに近い。

 憂助は片っ端から切断していくが、数は一向に減らなかった。

 群れの統率も取れている。連携も巧みで、憂助は四方八方からの攻撃をどうにかこうにか防いでいた。

 

(何か変やの……)

 

 触手の数は一向に減らないが、増えもしない。

 そして、連携も完璧すぎる。

 答えはすぐにわかった。

 切断した触手の断面から、新たな頭が生えて来たのだ。ギリシャ神話の毒蛇ヒュドラのごとき再生能力を有しているのである。

 

「けっ、種さえわかれば、どうっちゅう事はねえ」

 

 憂助は手中の木刀に意識を集中させた。

 込められた念が炎のような輝きを放つ。

 

「イィーーエヤァッ!」

 

 烈帛の気合いと共に振り抜いた木刀が、迫る触手を切断する。

 再生は──されなかった。

 念の光が炎となって傷口に宿り、焼き尽くし、再生を妨げているのだ。

 憂助はそうやって、次々と再生を阻害する攻撃でもって、触手を薙ぎ払っていく。

 

「おおっ! やるじゃねーか久我!」

「やっちゃえ久我っちー!」

 

 岩場の陰から観戦していた芹と博子が、形勢逆転と見て呑気に声援まで送る。

 

「ちょ、ちょっと! あんまり大きな声出すと誰か来ちゃうよ!」

 

 しかし千紗希に言われてその事に気付き、すぐに彼女同様に両腕で大事な部分を隠し、その場で縮こまった。

 

 半数以上が切断された触手の群れが、不意に海中へと退いていく。

 逃げるのかと憂助が思ったのも束の間、海面が大きく盛り上がり、別の怪物が姿を現した。

 その姿は、背中から無数の触手を生やしたシーラカンスとでも言うべきか……しかし、巨大であった。

 海中に隠れてる部分を考慮すると、地面から背中までの高さは4メートル近い。

 頭から尻尾までの長さは、10メートルを越すだろう。

 触手が再生されないのを不審に思い、確かめにでも来たのだろうか。

 何の感情も見せない丸い目で憂助を睨んだソイツは、口から五本の舌を伸ばしてきた。

 一本一本の先端が、鋭い銛状になっている。

 憂助は木刀でそれ等を打ち払うと、海面を蹴って高々と宙に舞い上がった。

 狙うは両の眼の真ん中──!

 

「久我流念法、電光(いかづち)!」

 

 大上段から振り下ろされた一撃が、怪物の顔面を一刀両断した。

 傷口は奥へ奥へと広がり、巨体が頭から尻尾まで真っ二つに切り裂かれる──稲妻に打たれて引き裂かれた巨木のごとく。

 憂助が地面に立つように海面に着地するのと、怪物の巨体が触手もろとも黒い塵となって消滅したのは、ほぼ同時であった。

 

 足下の海面に、剥ぎ取られたビキニの水着が二人分、流れてきた。

 憂助はそれを拾って、岩場の女子たちに渡す。

 それは芹と博子の物だったらしく、二人はすぐに身に付けると、千紗希の水着を探そうと岩場から出てきた。

 

「おぉーい、大丈夫かぁーっ!」

 

 そこへ、そんな声がした。冬空コガラシたちである。千紗希たちの悲鳴が聞こえ、駆けつけたのだろう。

 

「こっち来んな淫獣(セクシャルビースト)!」

「千紗希の半径10メートル圏内に入ったら呪いの藁人形に五寸釘打ち付け殺すわよエロ始皇帝!」

 

 コガラシの姿を見るなり、芹と博子は容赦のない罵声を飛ばす。

 千紗希は──思わず憂助を引き寄せ、思いっきり抱きついた。

 

「おい」

「ご、ごめん! で、でもこうでもしないと、冬空くんたちに裸見られちゃうから! だから離れないで! 絶対離れないで!」

 

 岩と憂助の体で、裸身を隠したいのだろう。

 制服もその下のシャツも、千紗希の濡れた裸体を押し付けられて、海水を吸って濡れてしまったが、憂助は何も言わなかった。

 ただ、顔を真っ赤にして羞恥に震える千紗希が可哀想に思えて、その背中に軽く腕を回して、あやすように叩いてやった。

 

 上着を脱いで着せるなり、コガラシと一緒にいた雨野狭霧とその友達に任せるなりすれば良かったと夜になって気付いた憂助が、自分をぶん殴りたくなったのは、また別の話である。


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