EGF所属のAC乗り、レッカ・C・クロハは、出撃するたびに数多の敵の残骸を築く代わりに、幾度も部隊を全滅させたために「死神」と呼ばれていた。そしてそんな彼女には、本当に死神が憑いていた……

死神エーリッヒは、かつて死にかけたレッカの前にあらわれ、命を大事にするよう諭しに来たお人好しな死神だ。しかし、その時にレッカからねだられたことにより、あるハードコアな呪いをかけることとなり、それ以来ずっとレッカに憑きまとっていた。

ある日、後方に下げられるのを嫌ったレッカは、一念発起し傭兵となる。

この物語は、人生をスリルと派手さに溢れたものにしたいと願うレッカ・C・クロハの、VD前夜まで記したものである。
  独立()
  一撃死 前編
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