レッカ・C・クロハはハードコアに生きたい   作:木曾のポン酢

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狂った女の子に魂の場所を感じます

ここたま!


一撃死 前編

空を覆う分厚く重い雲は、日の光の内のほとんどを吸い込んでいる。かすかに透過した日の光が照らす大地は、剥き出しの地肌を晒しながら、息も絶え絶えといった様子で横たわっている。

 

いつも通りの、死にかけた、美しい世界の姿だ。

 

その上を、一機のヘリが駆け抜けた。無骨な殺人機械をぶら下げた錆色のコウノトリは、敵勢力のレーダーにかからないようにと、低く低く飛んでいた。

 

「……」

 

殺人機械・・・AC≪黒死病≫のコックピットには、無理な姿勢で詰め込まれていたレッカの姿があった。

ぺらり、と小説のページをめくる。勘で買った恋愛モノだが、どうにも面白くない。

失敗だったか。栞を挟まずに本を閉じ、座席の下のカーゴに放りこむ。

 

上から眺めていたエーリッヒが不満そうな仕草を見せた。なんだ、読んでいたのか。ならまぁページを捲るふりくらいはしようと再び手を伸ばすと、通信が入った。

 

『ブリーフィングを始めたい。大丈夫か?』

 

「ブリーフィングね?」

 

エーリッヒを見る。ならしょうがないなと肩をすくめた。

 

「えぇ、大丈夫よ」

 

『じゃあ始めるぞ。目標はシリウス433B部隊所属のACの撃破だ』

 

窮屈なコックピットの中、ヘッドホンから聞こえてくるエドワードの声に耳を傾ける。左手は常に痛みを訴える首をも揉み、右手は親指と中指を頻繁にこすり合わせて、手に湿り気を出す。

 

『報酬金は少ないが、敵さんの持ち物は持ち帰り自由だ。それを売って金にする』

 

「あー、それはアレ?あんまり壊してくれるなってこと?」

 

『いや、お前さんが生き残るほうが大事だ。まぁ、ぶっ壊しちまっても、敵のACの整備拠点もあるだろうし。そっから奪えばいいだろう』

 

「オーライオーライ。なら、気楽にやってやるわよ」

 

燃えてきた、とばかりに指を鳴らす。フィンガースナップはレッカの癖だった。幾度も幾度も鳴らしていると、心が盛り上がっていく。まぁ、このせいで右手の親指と中指は常に傷んでいるが。

 

と、モニターにACの映像が映し出された。

 

『敵ACの情報だ。機体名はアイアン・ホース。白兵戦特化型のアセンブルだな』

 

「白兵戦特化というか……」

 

表情は変えずに、指を鳴らす回数をさらに増やしながら、レッカは呟く。画質の荒い映像だけでも、敵のアセンブルの特異さがわかる

 

「白兵戦以外考えてないんじゃないの?」

 

無茶苦茶なアセンブルだった。シリウス正規軍を示す蒼い塗装を施された軽量二脚、手にはレーザーブレードと大型のシールド。それだけならまだいいが、ハンガーにかけているのもどちらもシールドだ。ショルダーユニットも見当たらないから、本当に接近戦のみしか考えていないのだろう。

 

『だが、滅法強いらしい。いままで少なくとも、5機のACを叩き潰して来たんだと』

 

「ふーん。ま、会ってのお楽しみかしら……、と、もう時間よね?」

 

『あぁ、すぐに作戦領域に……なんだ?』

 

その時だった。黒死病のマイクが、外から響く何らかの音声を拾った。

 

「ちょっと待って。ボリュームを上げる。」

 

左手を機器に伸ばし、外部音声の音量を上げる。

 

『愚かな侵入者に告ぐ!!』

 

と、声が聞こえてきた。女・・・それも、結構若い。

 

『貴様らは偉大なるシリウスの支配領域を侵犯している!すぐに立ち去るがいい!!』

 

「なんだこりゃ、拡声器でも使ってんのかぁ?」

 

エーリッヒが驚いたように言った。凛々しい女の声が外に響いている。女は朗々と、自らの身分について口上を述べる

 

『我が名はアイナ・フォン・グロート!勇猛なる赤百合騎士団所属の獅子騎士であり、統合司令部よりこの地の守護を任されている!!今ならば、引き返しても追撃は行わない。早々に立ち去るがよい!』

 

視界が開ける。草木の存在しない広々とした荒野に、一点の蒼い染みが見えた。

 

「エドワード。降ろしてもらっていい?」

 

『了解。じゃぁ、お前さんの実力を見せてもらうぜ』

 

無線を切った。二度、深呼吸を行う。頭上で、一斉にロッキングアームが解放される音が響く。機体を固定していたワイヤーが外れてゆき、ACは重力に引かれるがままに地面へと向かって言った。

一瞬ブースターを噴かす。周辺の乾いた砂が宙に舞い、次の瞬間には重い音を響かせながら黒死病は大地に降り立った。じん、と身体中に鈍い衝撃が駆け抜ける。

 

 

 

『メインシステム 戦闘モードを起動します』

 

外でアイナの舌打ちが響いた。なんとも、行儀が悪いこって。

 

『下賤な傭兵め……!良いだろう、ならば我が剣の前に骸となるがいい!!」

 

「敵AC、突っ込んできたぞ!」

 

エーリッヒが叫ぶ。んなもん、同じ画面を見てるんだ、言わないでもわかっている。モニターには、ブースターを全開に噴かしたシルバー・ブレードの姿が確認できる。

 

「どうすんだ?中距離戦でとっとと仕留めんのか?」

 

「いや」

 

レッカは笑った。満面の笑みだ。そこに、一片の死の恐怖も混じってないことを見て取ったエーリッヒは、ため息交じりにレッカの中で下されたであろう結論を口にした。

 

「白兵戦で殴り合いか。」

 

「当然。」

 

二つのハンガーが同時に始動する。バトルライフルとレーザーライフルをウェポンハンガーに懸架し、代わりに二つの鉄塊が差し出される。

二振りの破城槌を掴む、サブアームを伸ばし、固定。耳の横で、三度指を鳴らす。一、二、三。うん、気持ちのいい音が響いた。今日も、いい日になりそうだ。死ぬのにも、殺すのにも。

 

コアに取り付けられた四基のシリウス製のブースターが稼働し、二脚タンクと言う表現がピッタリな黒死病を浮き上がらせる。

 

ボキリ、ボキリ、二度首を鳴らしたレッカは、とっとと始めようと言わんばかりにGBを稼働した。

 

 

 

 

 

「む?」

 

アイナは感心したように声を漏らした。目の前の敵---あの汚い塗装から、恐らく傭兵であろうAC---が、鉈のような近接兵器を装備し、此方へと突撃を開始していたのを見たからだ。赤百合騎士団の制服の上に、シリウスの正規戦闘員に渡されるジャケットを身に纏ったアンナは、翡翠色の瞳に喜びを浮かべた

 

「ふむ、賎兵にしては戦の作法を心得ているらしい。良いだろう。向かってくるのであれば、正々堂々と叩き潰すのみだ!」

 

いままで相手にしてきた敵は、誰も彼も卑怯な事に射撃戦を仕掛けてきた。その全てを叩き斬ったが、結局は劣った兵が相手の事。真の戦争とは程遠い。その点だけは、見所のある敵であった。

 

一気に息を吸い、グライドブーストを開始する。

 

鋼鉄の騎馬が疾駆し始める。左手で盾を構え、右手のレーザーブレードでもって狙いを定める。相手は、両手に持った武器---恐らく、メイスのような殴打する武器なのだろう。刃に鋭さが無い。---を構えながら、ノロノロと突進している。

何も問題は無かった。いま、アイナが装備しているシールドは、KE装甲に優れているタイプだ。一撃程度ならば問題なく弾き返す事が可能な筈。

 

 

ゴテゴテと装甲をつけているようだが、レーザーブレードの一撃でもってコアを貫き、終わらせる。

 

敵ACを右に置き、距離を測る。どちらも突進の足を緩めたりはしない。3秒、2秒、1秒……  

 

間合いに入った。ジェネレーターからエネルギーの供給を受けたレーザーブレードから、馬上槍(ランス)を思わせる輝く刃が伸びる。シリウス製レーザーブレードAM/LBA-251は、自らのキリングゾーンへと入ってきた獲物を屠らんと躍りかかった。

 

渾身の突きが放たれた。

 

コアにつけられた装甲が吹き飛ぶ、会心の一撃で有った。敵機体から白煙が上がる。

しかし、アイナはその質の違いに気がついた。

水蒸気か。舌打ちをする。増加装甲に水を入れて、レーザー兵器を防いだのか。

 

「生き汚い傭兵め」アイナは吐き捨てた

 

だが、その努力も無駄なものとなりそうだ。先の突きは、パイロットを守るコアの一番分厚い装甲を吹き飛ばしていた。コックピットに収まる身なりの汚い傭兵が目に入った。次で、間違いなく仕留められるだろう。

 

と、鉈がまるで牛の歩みのような速度で向かってきた。どうやら峰にブースターをつけて、振り回す助けにしているようだが。見てから充分防御に移れる。

 

盾を構え、敵パイロットの姿をちらりと見る。

 

ふと、そこに、パイロット以外の何かが見えたような気がした。無意識に、そこに注目してしまう。

黒い、あれは、何か、飛んで……?

 

爆音、振動、轟音、驚き前へと目を向ける。

あれ?なんで?盾が砕けて……

 

 

 

 

 

 

心臓が、弾けんばかりに鳴り響いていた。

 

薄い薄い障壁は砕け散り、死のかほりを濃厚に含んだ合成風が全身を叩く。

 

レッカは、喜びの感情を隠すことなく、隣を駆け抜けようとしているACの姿を睨んだ。

 

誇り高い騎士の一撃。私以外の相手ならば、ここまでの被害を与えられないであろう弱弱しい光刃が成し遂げた致命的な一撃。

 

死ぬかと思った。本当に死ぬかと思った。刹那の間だけ目の前を横切ったブレードのせいで顔が焼けんばかりに熱かった、興奮状態に陥った心臓により膨大な血液を送り込まれた身体は燃えんばかりに熱かった、全てが、全てが、全てが熱かった。

 

死だ、死だ、死だ、死だ、死だ、死だ、死だ、死だ、死だ、死だ、死だ、死だ、死だ、死だ!死だ!!死だ!!!死だ!!!!死だ!!!!!

死が見えた!死があった!!死が私に微笑みかけた!!!死に捕まらなかった!!!!私は死んでいない!!!!!

 

絶対的なソレを目と鼻の先に感じた。落ちてしまったら二度とは這い上がれない絶望の断崖にしがみつきながら、レッカはただただ歓喜に打ち震えていた。

 

生だ。生の中にいるんだ。冷たく身体を包み込む絶対的な死を拒絶せんと、あやふやな生が活火山の如く荒れ狂い、自らを誇示する。

 

生だ、生だ、生だ、生だ、生だ、生だ、生だ、生だ、生だ、生だ、生だ、生だ、生だ、生だ!生だ!!生だ!!!生だ!!!!生だ!!!!

 

そうだ、私は生きているんだ。死んで無いから生きているんだ。全身を駆け巡る灼熱のパトスが、脳みそを痺れさせる絶対零度の恐怖が、美しく、美しく、美しい、生の存在を教えてくれる。

 

心が感謝を叫んでいた。ありがとう世界よ、私にこんなにこんなに愛おしいものを与えてくれたありがとう。

 

レッカは、全身でもって生を抱きしめていた。大事な、大事なソレを、絶対に、絶対に手放したくない。

 

でも、いま、目の前に、死を、死をぶつけたやつがいた。私の大事な生を壊そうとした奴、死で私を塗りつぶそうとした奴が、目の前を、通り過ぎて、いこうと、している

 

一気に、汗ばむ右手が握る操縦桿を前に倒す。そこから放たれた単純明快な電気信号を、黒死病の右方マニピュレーターは一切の誤解なく受信し実行した。

 

振りかぶっていた破城槌が、緩慢に動き始める。

 

レッカの震える親指がボタンを押す。

 

爆音、HANACHIRUSATOに着けられたジェットエンジンが、内部に充填された燃料を一気に飲みこみ、右腕を吹っ飛ばしかねない勢いで爆破・噴出した。

 

衝撃、急加速した槌が、騎士の盾を捉えた。

 

轟音、だが盾は、重い音を響かせながら、自らの役割を忘れ、まるで陶磁の皿のように砕け散った。

 

そして、破城槌は、自らの職務を果たすため、突進を続けた

 

 

 

 

 

アイナが何かを理解しようとした瞬間、破城槌はアイアン・ホースのコアに接触した。

レッカの反射的殺意が頂点に達した瞬間、波状槌はアイアン・ホースのコアに接触した。

 

振動と共に、モニターに映し出されたAPが0を表示、直後暗転、次の瞬間には砕け、先ほどまでカメラを通して見ていた鉄塊が直接瞳に映った。

振動と共に、敵ACのうすっぺらい装甲はひしゃげ、名称のわからぬ部品群が飛び散り、欠片の一つが滂沱の如く流れる涙の通り道となった頬を傷つけた。

 

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

どこからか悲鳴が聞こえた。何故か喉が痛い。圧倒的すぎる死が目の前に迫っているのに、身体は自分のもので無いかのように制御を受け付けない。

どこからか嬌声が聞こえた。何故か喉が痛い。儚すぎる生を踏みにじろうとするその瞬間を感じるために、全身全霊を破城槌へと集中させる。

 

アイナは、全身から蛙の断末魔のような変形音が響かせながら絶命した。破城槌が生み出した摩擦熱と圧力は、アイナだったものの肉と機体を混ぜ合わせ、新たな合金を世に生み出し、そして両断した。

レッカは、右腕に確かな生を確信しながら殺人を実行した。自らを蹂躙しようとした戦士を叩き、そのやわらかな身体が潰れていく微かな感触から生の尊さを感じ、それが消えていく様を味わい尽くし、そして両断した。

 

アイアン・ホースの上半身が宙を舞った。一撃でもって自らの半身と離別した下半身は慣性を殺しきれずに、油と破片をまき散らしながらぐるぐると転がっていく。

殴打用の兵器でもって身体を切断された機械人形はそのままどしゃりと大地に接吻した。

 

 

 

 

 

 

次の瞬間、自らの中で爆発していた歓喜が急速にしぼんでいくのを感じた。

心の中で鳴り響いていた人間賛歌は、枯葉を運ぶことのできない風にすらかき消されるほどに小さく掠れ、肉体は冷水を浴びせられたかのように寒々しく震えていた。

 

先ほどまで確かに掴んでいた生は、死がレッカを嫌った瞬間に離れて行ってしまった。

 

素に戻り、ハタと自分の身に起こった異変に気付く。下半身が生ぬるい、黒死病のコックピットが砕けた瞬間に、恐怖のあまり漏らしてしまったのだろう。いや、喜びのあまりか?

 

「はぁ……」

 

呆然と空を仰ぐ、と、エーリッヒと眼が合った。

死神の瞳を見つめる。空虚なそこは、しかし、戦闘終わりの私を見る際はいつも悲しそうに歪んでいる。

 

ペストマスクの嘴が動いた。

 

「なぁ、ほんとにもうやめようぜ。今日も、あともう少し、ブレードの出力が高かったら、死んでたんだぞ」

 

「えぇ、最高だったわね」

 

両者の間に存在する死生観の違いが、会話に致命的な齟齬を生み出す。

 

ぼんやりとした頭でエーリッヒに反論を行う。なんだか目がかゆい、どうしてだろうと目元を擦ると、べったりと油がついていた。アイアン・ホースから飛散したオイルがかかってしまったのだろう。

 

とりあえず、帰るとしよう。どうにも気持ち悪いし、身体は疲れ果てていた。シャワーを浴びて、一刻も早く眠りたい。

 

 

輸送ヘリがこちらに向かってきた。コックピットが吹き飛んでしまい、通信が出来なくなったのだろう。エドワードが光を使ったモールス信号でこちらに何かを伝えてくる。

ぼんやりと、発信された情報を脳内で言語化していく。

 

ホ ウ イ 3 3 0 ヨ リ A C 2 キ ヲ フ ク ム ダ イ キ ぼ な ぶ 隊が接近中、すぐに撤退せよ……」

 

「AC2機を含む大規模な部隊!?」

 

レッカの口から出てきたいた暗号の内容を聞き、素っ頓狂な悲鳴を上げた。

 

「逃げるぞ!こんな状況でACの相手なんかしたら。すぐに死んじまう!!」

 

「逃げるってヘリに?正気?エーリッヒ、貴方のお陰で、ここじゃぁヘリコプターなんてシャボン玉よりも簡単に弾けちゃうのよ?」

 

「じゃあ立ち向かうってのか!?」

 

悲鳴が絶叫に変わった。お願いだから考えを変えてくれと座席に固定されたレッカの身体にすがりつく。

 

女は物理的干渉の無いそれを無視し、再び生気の戻ってきた顔に笑みを浮かべながら、サバイバルパックの中に入っている小型の通信灯を着け、返信を送る。

 

「心配ご無用、そこでのんびりと勝利の報をまっていてもらいたい。」

 

再び、死が溢れる戦場へ行かなければならなくなったレッカは、油と糞尿に塗れてるとは思えないほどに純粋な笑みを浮かべた。

 

あぁ、また生きるを感じられる。色んな生きるを、とても一杯の生きるを、とても尊い生きるを

 

殺さなきゃ、生きるために、殺さなきゃ。指を鳴らす。油で滑って、うまく音がでない。

 

刺激的な、自らが決定した人生を生き抜くために(ハードコアモードをクリアするために)、ゆっくりとアクセルを踏み込んだ。

 




アイナ・フォン・グロート / Ina von Groth
機体名:アイアン・ホース / Iron horse

VIKKER CITY出身。女性、25歳。
シリウス正規部隊所属のパイロット。
シリウス領内に存在する中規模勢力の支配階級の生まれである。封建的な性格を持つ同勢力は、騎士団と呼ばれるACも配備された強力な部隊を保有しており、アイナはその中で頭角を現した新鋭の騎士であった。
そんな彼女はある日、本物の戦いを求めてシリウス正規軍へと志願する。
騎士団での、スポーツとしての面は強いが、実戦的でもあった訓練のお陰で、彼女はすぐにシリウス内でも一目置かれる存在となっていく。

GRIVEN YARDにおける戦闘で死亡確認。

ここたま

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