私は今バイトをしている。…………レッドリボン軍の本拠地で。
いや、高収入の日雇いアルバイトだからやってるけど、なんで悪の組織がアルバイト募集してるんだよ!?
…まぁいいや。きっと細かいことは気にしたらいけないんだろう。
ブルー「ただいま戻りました」
おや、あれはブルー将軍だったかな?
ブルー将軍…。オカマで超能力が使えて極度の潔癖症で鼻をほじっただけで人1人を平気で殺させるようなある意味残酷な人間。
ブルー「そ、そんな…!」
レッド「言ったはずだ。ワシはドラゴンボールを持ってこいと。……だが寛大なワシはおまえにチャンスをやろう。入ってこい、桃白白!」
おっ、遂に世界一の殺し屋と名高いあの桃白白が来るのか!?なんかワクワクしてきたぞぉっ!!
桃白白「ど~も~、桃白白で~す」
ほ、本物だ…。あとでサインもらおう。
レッド「この桃白白と戦って、もしも勝つことができれば今回の件は不問にしてやろう」
これって実質処刑と変わらないよね?負けたら死ぬわけだし…。寛大……寛大ってなんだ?(哲学)
ブルー「……ありがとうございます」
どうやらブルーは自信があるようだ。どこからその自信がでてくるのか。
ブルー「おまえが世界一の殺し屋、桃白白ね」
桃白白「そうだ」
ブルー「ホッホッホッ、おまえが世界一ならワタシは宇宙一の殺し屋だわ!!」
それはない。(キートン風)大体ブルーが宇宙一の殺し屋になれるんなら、この世界はもっと平和なはずだよ。
ブルー「ひょっ!」ブンッ
桃白白「ひょい」
ブルー「なっ!?」
桃白白「べー」ズンッ
ブルー「な……」ドサッ
うわ…。本当に原作通りベロだけでブルーを殺しちゃたよ。桃白白の舌技は世界一ィィィィィッ!!……なんでこの人はドラゴンボールのインフレについていけないんだろう…。地球人だから?
桃白白「こんな相手で儲かっちゃったわい」
人1人殺すだけで5000万ゼニーか…。そんなに高収入なら私もやりたいよ。……ただし、相手は極悪人に限るけど。
レッド「早速だが、おまえに殺してほしい奴がいる。……コイツだ」
桃白白「まだ小僧ではないですか」
レッド「だがコイツは我が軍の人間を次々に倒している。油断はできん!」
桃白白「…なるほど、わかりました」
ブラック「では、早速ジェット機を…」
桃白白「いや、必要ない」
ブラック「えっ……?」
お?くるかくるか?遂にあのシーンがくるか?
桃白白「柱を1本もらいますぞ」
レッド「ど、どうぞ…」
桃白白は柱を壊し、ぶん投げて…
桃白白「ぴょっ!!」
それに飛び乗った。……すげぇ…。このシーンを生で見られるとは!私は今、猛烈に感動している!!
桃白白「では、行ってきますぞ」ゴーッ
レッド「こ、これは頼もしいわい!!」
でもサイボーグになってからの桃白白はあんまり面白くないんだよね…。ギャグ要素がなくなったというかなんというか……。
ブラック「おい、今日はもうあがっていいぞ」
ベル「わかりました。お疲れ様です」
レッド「次は3日後だ。よろしく頼むぞ」
ベル「はい、お先に失礼します」
次は3日後か~。よし、お金のために頑張るぞいっと。
~3日後~
レッドリボン軍が壊滅していた。
はい、今回はここまでです。今回も短くて申し訳ない…
たったの2話でレッドリボン軍がなくなりました。(笑)
次回は占いババに最後のドラゴンボールの場所を占ってもらうのですが、どんなオリジナル要素をつけようか…
では、次回もよろしくです。