私の友人響未来がこの世界に来ていたということに驚きを隠せない。
未来「動揺してるようね」
ベル「そりゃそうでしょ。何でここにいるの?いつからこの世界にいるの?私を導くってどういうこと?これから私はどうなるの?」
捲し立てるように私は未来に質問する。
未来「順番に答えていきましょうか。何故ここにいるかだけど……それはあなたと同じで気が付いたらここにいたわ。2つ目、今から40年前…つまりエイジ733年からよ」
未来も私と同じ時間に、知らない間にこの世界に飛ばされたってこと?
未来「3つ目と4つ目は纏めて答えましょうか。私はこの世界に来て大神宮様に拾われて育ってきたわ。そしてこの世界に飛ばされているあなたを見た瞬間にあなたに会いたかったから大神宮様に事情を話してあなたのこれからを……つまり今の状況のあなたに選択肢が与えられるの。それが私の仕事よ」
ベル「選択肢…?」
未来「そう、あなたの選択肢は3つ…。まず1つ目はこの世界で得たもの全てを失い元の世界に帰ること」
ベル「それってつまり……」
未来「強さも知識も仲間も全てなかったことになるわ」
きっつ……。でも元の世界に帰るために今まで頑張ってきたんだよね…。
未来「2つ目は元の世界の記憶を全て失いこの世界に留まること」
ベル「その場合は私が持っている原作知識とかもなくなるの?」
未来「この世界にとって必要な知識はなくならないわ。鈴音のニワカな知識はそのまま残るってことよ」
ニワカって言うなよ!……ニワカだけど…。でも1つ目と同じ感じで元の世界の家族が失われるってことだよね。それも辛いなぁ……。
未来「3つ目はこの世界で得たものをそのまま引き継いで他の世界に行くこと」
ベル「他の世界って……?」
未来「ざっくり言うと他の漫画やアニメの世界に行くってことよ。まぁ行く世界によってはドラゴンボールで手に入れたものはほとんど無意味になるけどね。その場合は元の世界とこの世界の記憶は失われずに済むわ」
これは他の2つに比べるとリスクは低いけど、そうするといつ元の世界に帰れるかわからないって考えるとやっぱりきついなぁ……。
未来「ああそうそう。4つ目……といっていいのか微妙なところだけど、どれも選ばずにこのまま消えてしまうっていうのもあるわよ。30分以内に何れか3つを選ばないと消えてこの世界はもちろん元の世界でもあなたの存在はなかったことになるわ」
何それ怖い。それだけは絶対嫌だ!……となるとさっき挙がった3つからの選択……。私はどうしたいんだ?
元の世界に帰りたい。でもそうしたらロータス達を失ってしまう。
だったらこのままこの世界に残る?その場合は元の世界のお父さん、お母さんに友達がいなかったことになる。
じゃあいっそのこと他の世界に行く?それじゃあいつ元の世界に帰れるかわからない。
未来「心配しないで……」
私が悩んでいると未来が私の手を握ってきた。
未来「鈴音がどの選択をしようと私は鈴音と一緒にその道を歩むわ」
ベル「未来……」
未来のためにも早く選ばないと……!……よし!
未来「その顔は…決まったようね。聞かせてもらおうかしら?あなたの選択を」
ベル「私は……」
私の選択は…………。
今回はここまでです。
次回は鈴音の選択によって結末が変わります。ちなみに3つ目の選択肢は前に活動報告で書いたアンケートが関係しています!
作中にあげた選択肢は分岐点として書いていきます!