残念すぎる天才ボーカル   作:初羅 柊羽

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とうとう2話投稿ですっ!

グダグタかもしれませんが、よろしくお願いします。


2話 【噂のスクールアイドルとは】

~~♪~~~♪~♪~~♪

 

 

___________「んっ、ふ、ふぁ、あ……」

 

 

 

美しい歌声に惹かれて、絵里は目を覚ました。

どうやら、寝起きで少しボーッとしてるようだ。

 

 

 

「ん?ありゃ、起こしちゃった?」

 

 

「かな、、で…?」

 

 

「おっ!寝ぼけてるの?レアショットじゃ~ん。

 それにしたって、私の歌声で起きれるなんて

 絵里ちゃんってば中々の幸運者だね~」

 

 

 

にやにやしながら絵里を小突く奏。

 

そんな奏を目の前で見て、意識をだんだん覚醒させていった絵里はイラッとし、バチンっと奏の眉間にデコピンを打ち込んだ。

 

 

 

「いったぁっ!酷いよっ!絵里ちゃんっ!

 いくら愛のムチでも痛いもんは痛いって~。

 もうちょい手加減してよ~」

 

 

「……………愛のムチって、バカ?」

 

 

「もー、すぐにバカバカ言って~。

 私のどこがバカに見えるの?まったく~」

 

 

「そういうところよ、(ばかなで)

 

 

「変なあだ名つけないでよっ!?

 何っ!?(ばかなで)って!」

 

 

「だって、言葉通りバカじゃない」

 

 

「ぶーぶー。そろそろ拗ねるぞ~」

 

 

「あー、はいはい。

 拗ねると面倒くさいからこの辺にしとくわ」

 

 

 

やれやれといった様子を(あらわ)にする絵里。

そこで絵里は、ふとっあることを思い出した。

 

 

 

「そういえば授業は?」

 

 

「ん?今は昼休みだよ?」

 

 

「…………はっ?」

 

 

「だーかーらー、昼休みだって」

 

 

「わ、私がここに来たときは、一時間目の最中よ?」

 

 

「そうだね」

 

 

「わ、私はそこから昼休みまで寝てたの?」

 

 

「だね~」

 

 

「……………嘘でしょ?」

 

 

「嘘じゃないって~。ぐっすり寝てたもんね、絵里ちゃん。

 よく見れば隈だって出来てるし、寝不足はお肌の天敵だぞっ☆」

 

 

「せ、先生は何か言ってた…っ!?」

 

 

「ん?普通に見逃してくれたよ?

 最近遅くまで頑張ってるみたいだから

 たまには休ませてあげることぐらい良いだろうってさ。

 先生もそこまで鬼じゃないよ~」

 

 

「よ、良かったぁ……」

 

 

「あっ!そうだっ。コーヒーいる?

 絵里ちゃん用に買っておいたんだ~」

 

 

「さ、さすがに悪いわよ」

 

 

「遠慮しないでよ~、私相手にさ。

 らしくないぜ~?相棒さんよ~。

 それに私ってばコーヒーは飲まない主義ですから、絵里ちゃんが飲んでくれないと捨てるしかなくなっちゃうな~?」

 

 

「ぐっ!わ、わかったわよ。

 それは私がありがたく貰うわ。

 その代わり、今度は私が奢るから」

 

 

「にししっ!りょーかいっ!」

 

 

 

はにかみながら奏は絵里にコーヒーをぽんっと投げ渡した。

絵里はそれを容易くキャッチする。

絵里はコーヒー缶を開けて、そっと飲んで喉を潤ませた。

 

そんな絵里に対し奏は牛乳パックにストローをさし、ズゴーっと飲んでいた。

 

 

 

「ねぇねぇ、絵里ちゃん」

 

 

「なに?奏」

 

 

「スクールアイドルがあるっていう噂って本当なの?」

 

 

ピクッ

 

「………………あんなの私は認めない」

 

 

「ふーん。ってことは、あるんだ」

 

 

「奏。貴方まさか好感でも持ってるの?」

 

 

「いーや。ただ、覚悟はあるのかな~って」

 

 

「覚悟?」

 

 

「そっ。その業界で生き抜く覚悟」

 

 

「………」

 

 

「そういう業界は、覚悟がないとすぐに潰れるからね~。

 それに人を惹き付けるカリスマ性だって求められるしっ。

 ねぇ、絵里ちゃん。絵里ちゃんだってわかるでしょ?」

 

 

「……えぇ。当たり前じゃない」

 

 

「そんな絵里ちゃんから見てさ~、

 そのスクールアイドルたちはどんな感じに写ったの?」

 

 

「……………あんなのごっこ遊びよ。

 思い付きで始めるなんて、すぐに潰れるに決まってるわ。だから私は絶対に認めない」

 

 

「……なるほど~。まぁ、とりま分かったよ。

 ひとまず、自分の目で見てみるかね~」

 

 

「奏。貴方まさか……」

 

 

「あはは。絵里ちゃんの考えてるようなことじゃないって~。

 ただ、自分の目で見極めるだけ。

 絵里ちゃんを裏切ることは絶対にしない。

 私ってば絵里ちゃん大好きだからね~。

 なんだったら結婚しちゃう?」

 

 

「…………ばか…」

 

 

「冗談だって!照れんなよ~、絵里ちゃ~ん。

 まぁ、絵里ちゃんが結婚したいって言うなら別だけどっ☆」

 

 

「あー、はいはい。そうね~」

 

 

「扱い雑すぎないっ!?」

 

 

「うるさいわよ、(ばかなで)

 

 

「あれ?ちょっと口角上がってない?」

 

 

「うっさい、(ばかなで)

 

 

「あーっ!そうやってまた馬鹿馬鹿言ってーっ!」

 

 

 

この頃、屋上から楽しそうな言い合いの声が聞こえたそうな。

 

 

 




【主人公設定】
イギリス人のハーフ

癖のある金色の髪を肩下辺りまでの長さ

前髪の右側に1本の青色のメッシュが入ってる

左側の髪を耳にかけてる

水色の瞳
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