タイトルは半分関係ないかもです。
拙い内容ですが楽しんでいただけると嬉しいです。
それではどうぞ。
「悠里、悠里! これ可愛くない?」
「えっ、う、うん……」
悠里です。
僕は今、リサちゃんと2人でアクセショップ…もといアクセサリーショップに来ています……
なんでそんな事になったかというと、最初は友希那ちゃんを誘ったらしいのだが『音楽以外に時間を使いたくない』と言われたので結局は1人で行く事になってたらしい。
それで、とんとん拍子で僕が代わりに一緒に行く事になりましたーっていう感じかな……簡単に説明すると……
(それにしてもリサちゃん、相変わらずおしゃれさんだなぁ……)
今も楽しそうにアクセサリーを見回るリサちゃん。
彼女は昔からおしゃれさんなのだ……
「うーん……」
「…どしたの?」
なにやら悩んでいるっぽいので、
声をかけてみると……
「いやさ~、ちょっと欲しいアクセがあったんだけど、最後の1個っぽいから買うか迷っちゃってさ」
商品に目を向けると、
そこには『本日ラスト1個!! 在庫なし!! 早いもの勝ちになります。』とロゴが書かれていた……
「…買わないの?」
「今買っちゃうと、今月やりくりできるか怪しくなるんだよね。正直なところ」
ちなみに買おうとしてたラスト1個のアクセサリーは、
動物型のネックレスだった……
これって兎なのかな、かな?
値段はラスト1個なのか半額になってるとはいえ、そこはアクセサリー…それなりの値段だった……
「…すいませーん」
「はい、どうかなさいました?」
近くにいた店員さんに声を呼ぶことにした僕は……
「このアクセサリーを買いたいんですが……」
「かしこまりました♪ お隣の彼女さんにプレゼントですか?」
「か、かかか彼女!?/// ア、アタシが悠里の彼女……///」
なんかリサちゃんの顔が真っ赤なんだけど……
お会計を済ませた後にリサちゃんに渡したら最初は渋ってたけど、僕からのささやかなプレゼントだって言ったら受け取ってくれた。
こう言わないとリサちゃんって受け取ってくれないからね……
sideリサ
アクセショップから出たアタシと悠里は、
隣にあったカフェに行く事にした。
まさかアクセサリーを買ってもらえるなんて思わなかったなぁ……
そ、それに……
(ここでも彼女だって言われるなんて思わなかったよ……)
カフェに着いて注文した際に、
店員さんが放課後デートですか?なんて聞くもんだから余計に焦っちゃたなー……
い、嫌じゃないんだけどね……///
「…やっぱ疲れた時はカフェラテ」
「いや、だからってトッピングで"シナモン激増し"はどうかと思うんだけど……」
「…美味しいのに」
悠里が頼んだのはアイスカフェラテ。
トッピングに"シナモン激増し"という昔から変わらずの悠里ならではだった。
アタシと友希那は見慣れてるとはいえ、いざ久しぶりに見ると苦笑いしかできない……
だって表面が生クリーム並みのシナモンになってるんだよ?
「…そうだ。リサちゃんに頼みたい事があるんだった」
「えっ? なになに~?」
悠里がアタシに頼みなんて珍しい……
「…うん。明日から3日後にルーちゃんが羽丘女子学園に転校してくるんだ」
「瑠菜が?」
瑠菜はアタシと友希那と悠里の幼馴染み。
最後に会ったのは小学校の最後だった気がするけど……
「うん。それでルーちゃんが寝てたりしたら起こしてあげて欲しいんだ。ルーちゃんって昔からアレでしょ?」
「あー……なんとなく分かる。っていうか瑠菜って相変わらずなんだねー」
そういえば悠里って今どこに住んでるんだろ?
昔はアタシの家の隣に住んでいて両親の都合で引っ越したって言ってた筈。
するとアタシの言いたい事が顔に出ていたのか……
「…今通ってる高校の理事長…ルーちゃんのお母さんなんだけど、僕も別の学校に転校する事になってさ、
「えっ? い、家ごと……?」
「…うん。家ごと。場所が場所だからね」
そう言いながらカフェラテを飲む悠里。
またやるんだ……家ごとの引っ越し……
「…それで今日の練習が終わったら明日を入れて2日かな? 引っ越しの準備を2日かけてやるんだ。といっても荷物を段ボール箱に詰めるだけだけど」
練習場所ってライブハウスだよね……
うーん、友希那の事も気になるし……
「あのさ、アタシも一緒に行ってもいいかな?」
「うん。いいよ? ただここを出る時間が少し長くなるけど……」
「大丈夫だよ☆ 悠里のペースでいいから♪」
もう少しだけ悠里と一緒にいたいっていうのが本音だけどね……///
読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますのでよろしくお願いします。
本日はありがとうございました。