https://novel.syosetu.org/116262/1.htmlの続きになります。
なお、キャストや兵士は基本死なない設定です。
リン「ひ~ま~な~の~で~す~わ~!!!」
あるお城の一室にて、数日前と同じ叫び声をあげる小さな女の子から物語は始まる。
数日前、とある大騒動を起こした数人の男女の内の一人、マッチ売りの少女であるリンは、手に持ったトランプを手放すとカーペットの床にごろりと寝そべってしまった。
ミクサ「…リンちゃん、ババ抜きは飽きたの…?」
ピーター「それなら、次は大富豪にするか?」
リンの相手をしていたのだろうか、茶髪の活発そうな青年であるピーターと、リンと同じマッチ売りの少女である赤髪にジト目を浮かべた少女、ミクサが首を傾げつつ話しかける。
リンはその言葉に反応すると、体をバッと起こし反論する。
リン「そういう事じゃないのですわ!
だいたい、私は何があっても大富豪なのですわ~♪」
ミクサ「そうだね…リンちゃん家、お金持ちだし…」
ピーター「いや、大富豪ってのはゲームの名前で…」
リン「そうじゃなくて!もうこうやって部屋でダラダラしてるのが暇なのですわ~!!」
ピーターの言葉にかぶせる様に大声を上げるリン。
ピーターとその様子を見てやれやれといった感じに首を振ると、ミクサも同意見と言った様子で小さく首を横に振った。
話は、数日前にさかのぼる。
アイアン・フックとデス・フックによる海賊船と幽霊船の海戦。
それ自体は、二人が戦いの合間合間に何度も行われていたことだったのだが、数日前に起きた海戦には、二人の船長に加えて、ここにいる3人を含む6人が参戦していた。
結果として怪我人こそでなかったものの、海賊船は轟沈、幽霊船も大破寸前という結果に、ミクサが一人とはいえ溺れそうになったという事実はほかの童話の住人達が許さなかった。
結果、当事者8人には一週間の間、お城か自分の世界での謹慎処分をサンドリヨンとマメールから言い渡されることとなったのだ。特に、子供6人を巻き込んで危ない海戦を開いた船長二人にはお城での1週間食器洗い当番という酷い罰がまっていた。
サンドリヨンやマメール達としては、戦い以外で危ない事をしてほしくないという気持ちで叱ったのだろうが…
当の6人は子供達、まだ聞き分けのいいミクサや下手に動いてもまた怒られるだけと思っていたピーターはともかく、リンは既に我慢の限界を超えていたようだ。
リン「いくらなんでも1週間は長すぎるのですわっ!
もう我慢できません、どこでもいいからお出かけしたいのですわ~!!」
カーペットに寝転がり駄々をこねるリン、その動きに合わせるように彼女の長い金色の髪の毛も左右に揺れる。
ミクサもピーターもその言葉には同意なのだが…
ピーター「けどよ、出かけるにしても本の入り口がある図書室にはマメールがいるんだぜ?
行ったら絶対見つかるのがおちだぜ?」
ミクサ「それに…危ない事したのは私達なんだし…我慢しないと…」
リン「うぅ…それはそうなのですけど…」
2人に諭されて、不服そうな顔をしつつも同意するリン。
やっぱり、あと数日おとなしく我慢するしかないのだろうかと思いだしたとき、3人がいる部屋の扉が勢いよく開いた。
ナイトメア「てめーら!俺をかくまいやがれ!!」
ミクサ「っ!?」
ピーター「てめぇは…メア、お前まだその姿なのか…?」
ナイトメア「うるせぇ!!」
部屋に入ってきたのは、銀髪に鋭い目をした――――5歳児ほどの少年だった。
普段なら、ピーターよりも少し大人びた少年であるはずなのだが…先ほど語った海戦の際にとある薬を飲んでしまい、ミクサやリンよりも小さくなってしまったようだ。
ナイトメア「ちくしょう…シャリスに奴め、何が2日で治るだ!もう5日はたつぞ…!」
ピーター「お前も苦労してるな~…それで、何の用なんだよ?」
ナイトメア「そうだった!とにかく俺をかくまいや(ぎゅぅ)なっ!?」
シャリス「もう、逃げちゃだめだよ~?」
リン「あら、シャリスさん。メアさんにご用事ですか?」
メアの後ろからワープするように現れたのはリンとはまた違った金髪をした少女、シャドウ・アリスである。
彼女は暴れるメアを抱きかかえると、2525と笑顔を浮かべつつリンの質問に答える。
シャリス「うん~暇だし、メア君と遊んでたんだ~♪」
ナイトメア→メア「俺は遊んでねぇ!お前らが楽しんでるだけだろ!」
必死に暴れるメアだが、普段ならともかく今は対格差もあってとても逃げれそうにはない。
そこに、何を思ったのかミクサが立ち上がると二人に近づいていく。
シャリス「んにゃ?ミクサちゃん?」
メア「ミ、ミクサか!?たのむ!俺を助け(むぎゅ)っ!?!?///」
ミクサ「…ちょっと…良いね…♪」
シャリス「あら~ミクサちゃんも抱きしめたかったんだね~♪」
メア「……(ぴくっ…ぴくっ…」
ピーター「おい、メアの奴ショートしてるぞ?」
リン「ミクサさん眠かったのかしら?」
アリス「あれ?皆ここで何してるの~?」
リン「あら、アリスさん!今ちょっとお話してたのですわ~」
アリス「何々?私にも聞かせて~!」
―――――少し後―――――
期せずして、数日前の海戦に参戦した8人のうち、子供6人が一つの部屋にあつまった。
偶然とはいえ、同じ境遇の6人が集まったら、当然話はその事が中心となるのは必然。
ベッドの上で寝息を立てるミクサと抱き枕にされて気絶しているメアを除いた4人はそれぞれに不満を述べだしていた。
ピーター「だいたい、アレぐらいの戦いヴィランとの戦いと比べたら危険でもなんでもないだろ~
それなのにサンドリヨンとかは心配しすぎなんだって」
リン「その通りなのですわ!それなのに、1週間も謹慎なんて…」
アリス「私ももっといろんな世界に行ってみたいよ!
またネバーランドに行ってみたいし」
ピーター「おう、来い来い♪
アリス達なら何時でも招待してやるぜ♪」
アリス「わ~い!やった~!」
シャリス「まぁ、それも謹慎が解けてからのお話にゃ~」
アリス「あぅ…そうだったね…」
シャリスに指摘されて、見るからに落ち込むアリス。
だが、子供が落ち込むその姿がピーターには我慢ならなかった。
ピーター「…よし!謹慎なんか知るか!今から皆でどっかの世界にまた行こうぜ!」
リン「問題はどうやって皆さんの目を欺くかですわ…!」
4人が円を組むように向き合うと、それぞれの悪戯心に火がついたのか、部屋の外に聞こえないようにこそこそと作戦会議を始めた。
それぞれが意見を出し合って、危なそうな点は指摘しあう。
偶然にも、それはヴィランとの戦いで何度も大人たちと一緒に作戦会議をした子供達にとっては、とても楽しくとても捗ることであった。
リン「それじゃあ、結構は今日の夜。
城に泊まる皆さんが寝静まってたら、皆で図書館に向かって作戦開始ですわ」
シャリス「了解にゃ〜。参加するのはここにいる6人で良いにゃ?」
ピーター「当然だろ。ミカサもメアもおいていけるか。
それに…ミクサはともかくメアは置いてったら間違いなく仕返しするぜ?」
アリス「それは困るよ〜!」
その時、夢の世界にいる2人を置いてどんどんと話が進む中ガチャリと6人がいる部屋の扉が開いた。
4人『っ!?』
サンドリヨン「あら、皆さんここにいらしたんですか?」
部屋に入ってきたのはシンデレラの物語の住人、サンドリヨンであった。
普段は純白のドレスを見にまとっているのだが、今日は戦いもなかったからか白黒のメイド服を着ている。
サンドリヨンはじっと部屋を見渡すと、少し目を細めて聞いてきた。
サンドリヨン「皆さん…もしかしてまた危ないこと考えてますか?」
ピーター「ち、ちがうって!4人でどうやったらメアが治るか考えてたんだよ!」
アリス「そ、そうだよっ!
あれから全然治らないし、お薬作ったシャリスちゃんと相談してたんだよ〜」
サンドリヨン「そうですか…それなら良いんですけど。
あんな危ないことは、もうだめですよ?」
4人が元気なはーいと返事をすると、サンドリヨンは一安心した様子で今日城に泊まる人数を確認するとご飯の時刻を伝えて部屋を出ていった。
多分、今日のご飯当番はサンドリヨンなのだろう。
アリス「…あ〜びっくりしたね。
私バレちゃったかと思ったよ」
リン「危機一髪だったのですわ…それじゃあ、ピーターさんはメアさんに、私がミクサさんに作戦のことは伝えますから、皆さん夜の12時に行動開始ですわっ!」
リンの掛け声とともに、4人とまだ何も知らない2人の子供たちによる夜の旅が始まろうとしていた。
ーーーーー時刻は11時45分ーーーーー
サンドリヨン「…ミクサさんもリンさんもぐっすり眠ってますね」
アシェンプテル「それならもういいだろっ…私はもう眠いぞ…」
サンドリヨン「ごめんなさいアシェ…ちゃんと寝てるか心配になっちゃって…」
アシェンプテル「謝るのは良いから早く部屋に戻るぞ…」
リン「……行きましたわね♪」
ミクサ「リンちゃん…本当にするの…?」
リン「当然ですわ…思い立ったが吉日、その日以降はすべて大凶って吉備津様も言ってられましたし…」
ミクサ「それ…何か違う…」
深夜、いつも心配で最後に様子を見に来るサンドリヨンが来たことを確認すると、リンはいつもとは違う純白のワンピースを着た姿でベッドから出てくる。
それにならうように、同じく純白のワンピースを着たミクサももぞもぞとベッドから這い出てきた。
ミクサ「…見つかったら、また怒られちゃうよ…?」
リン「そ、それはそうですけど…ミクサさんだって、口では言っても着替えて準備万端じゃないですか~?」
ミクサ「そ、それはおいてかれたくないから…///」
リンの指摘にミクサは少し顔を赤くすると、小さな声で反論する。
ただ、その姿はだれが見ても嘘をついてるようにしか見えず、リンもミクサの心情をわかっているのか笑顔を浮かべるとその手を握って歩き出した。
リン「ほら、そろそろ時間ですわよ?
4人も先に待ってますわよ~」
ミクサ「あっ…うんっ…///」
ミクサだって、皆と一緒に遊びたいって気持ちに。
――――――夜12時、図書室前―――――
メア「あ、おせーぞお前ら?」
ピーター「よっ、2人とも似合ってるなその服♪」
ミクサ「んんっ…どうもっ…///」
リン「着てきたかいがありましたわ~♪」
2人が図書室の前に来ると、そこにはお互い麦わら帽子をかぶったピーターとナイトメアが待っていた。
もっとも、ナイトメアはまだ小さいままなのだが…
アリス「あ、皆もう来てる~」
シャリス「私たちが最後みたいにゃ~」
最後に、普段の服装を半そでにしたラフな格好をしたアリスとシャリスが4人の前に現れ、ここにまた悪戯をたくらむ6人組があつまった。
6人はそっと目を合わせると、1人1人ゆっくりと部屋に入っていく。
図書室の秘書であり、皆をこの城に呼んだ人だが、すでに寝ているのか図書室の仲はとても静かだ。
ミクサを除いた5人がしてやったりと笑顔を浮かべると、目的の世界に向けて出発した。
それは……
リン「青い空!青い海!またこの世界に来ちゃったのですわ~!…なのに…」
アリス「確かに夏の海だけど…」
シャリス「お城も夜だったんだし、こっちだって夜でもおかしくないにゃ~」
6人そろって海岸の砂浜に到着したのは良かったが、出発した時間が夜だっただけに、到着時間も見事に夜になってしまったのだ。
ミクサ「…真っ暗闇だね…」
メア「俺としては気分が良い時間だが…こりゃ暗すぎるな」
ピーター「まいったな~昼間じゃだめだから夜にしたってのに…リン、ミクサ。
とりあえず火つけてくれねーか?これじゃあ帰り道がわからなくなっちまうぜ」
ミクサ「了解だよ…」
ピーターに言われてミクサがいつも使っている燭台に火を灯すと、わずかながら周りの風景が見えだした。
昼間なら絶好の海水浴日和になっていただろうが、残念なことに今は夜だ。
6人とも多種多様だが、それぞれ少なからず落ち込んでいると…一人アリスが動き出した。
アリス「…えいっ(ぴちゃ)きゃ、冷たい♪」
シャリス「あ、アリスだけずるいにゃ~!」
1人アリスが先に海岸線に足を運ぶと、海面を足につけて遊びだした。
それに倣うようにシャリスも足を海面につけて遊びだす。
その様子を見ていたメアだが、浮かびつつ海面に近寄ると。
メア「たく、それぐらいの事が楽しいのか~?
どうせなら…こうだっ!」
アリス「きゃっ!(ぴちゃん)」
やったなメア君っ!」
メアの水鉄砲を皮切りに、皆での夜の海で遊びが始まった。
ミクサとリンの燭台の火を明かりに、6人は思い思い海に足を付けたり掛け合ったりして遊びだした。
まだ見慣れない海や砂浜や生き物を見つめる子もいれば、男の子にも負けずに水をかけあう子も。
ミクサ「…蟹…さん?」
リン「きゃっ!やりましたわねアリスさん!…あら?ミクサさん何を見てるのですか?」
ミクサ「…蟹さん見てるの…」
リン「あら、本当ですわ♪可愛いですわね~♪」
メア「おいリン!ちゃんと援護しろどわぁ!」
アリス「こっから反撃だよっ!」
シャリス「いじめてあげよう…♪」
メア「てめぇら!?俺が本気出せないってのにひきょうぶはっ!」
ピーター「…おっしゃ!魚捕まえた!
見ろ見ろミクサ~でっかい魚だぞ」
ミクサ「わっ…ピーター…すごいね…」
リン「おっきいお魚さんなのですわ~家でもこんなお魚さん見たことないですわ」
それぞれが思い通りに遊ぶ夢のようなひと時。
普段なら寝ないといけない夜に遊べる背徳感は、否応にも6人の気持ちを高ぶらせていた。
メア「お前らな…くらえ!俺のナイトメア!」
アリス「きゃ、それ危ない!」
シャリス「んにゃっ!?」
メアの放った紫の弾が二人に向かって放たれる。
弾自体は2人に当たることはなかったが、外れた弾はそのまま海面に着水して…
ざっぱーん!!
ミクサ「ひゃぁ?!」
シャリス「んにゃ!?」
リン「きゃあ!?」
アリス「きゃっ!?」
ピーター「うわっ?!」
メア「どわっ!?」
着水と同時にあちこちに海水がまき散らされて、6人はそれぞれ海面や砂浜に落ちてしまう。
それと同時に、6人の明かり代わりであった燭台が海水を被ってしまい、その火を消してしまった。
ミクサ「あ、火が…」
ピーター「げ、マジか?!
ミクサ!どこで消えたかわかるか?」
ミクサ「わ、わかんない…リンちゃんは…?」
リン「わ、わたくしも見つからないのですわ…く、暗すぎて何が何だか」
慌てて消えた燭台を探し出す6人。だが、火を失った砂浜に明かりはなく、6人はいくら探しても燭台を見つけることができなかった。
それは同時に、帰り道もわからなくなった事を意味していた…
リン「ど、どうしましょう…これじゃあ、朝になるまで帰れないのですわ…」
アリス「朝まであとどれぐらだろ~…?」
シャリス「たぶん、2、3時間じゃないかにゃ~?」
6人は声を頼りに何とか合流することはできたが、そこからはどうしても動けずにお互いに話をすることで大丈夫なことを確認するしかできていなかった。
ミクサ「…ここで、待つしかないね…」
リン「…もう、メアさんがスキルなんか使うからですわよっ!」
メア「俺のせいかよ!?俺は二人から集中砲火受けてたんだぞ!?」
ピーター「あぁ、もう喧嘩するなって誰が悪いかなんて言ってもきりがないだ(がさっ)…おい、何だ今の音?」
喧嘩を始めてしまったリンとメア。
ピーターがその中を保とうとしたとき、周りから物音が聞こえ来た。
リン「しゃ、シャリスさん…こんな時に脅かすのは良くないのですわよ~…?」
シャリス「わ、私じゃないよ…?」
普段ならこういう事を積極的にするシャリスが犯人だと思いリンは話しかけるが、それは当人によって即座に否定されてしまう。
ミクサ「そ…それじゃあ誰が…(がさっ)ひゃぅっ…!」
6人がそれぞれ混乱する中、また一つ物音が6人の周りから聞こえる。
気の弱いミクサは既に目に涙を浮かべだしてしまい、ほかの5人も少しでもそばに集まろうと声を掛け合いながら近寄りだす。
ピーター「おい、皆声を頼りに近づけ…」
ミクサ「ピーター…ねぇ、そこにいるよね…」
ピーター「あぁ、いるから安心しろ…(がさっ)っ!?」
アリス「シャリスちゃんそこにいるよね…!」
シャリス「ちゃんといるにゃ~…」
リン「メ、メアさん!これ一体何なのですか~!?」
メア「俺が知るか!?くそ…いったい何が…」
6人の緊張が高まるように徐々に周りの物音は増えていく。
まるで、ゆっくりと皆に近づいてくるように…そして、それは唐突に訪れた。
…ぽんっ…ぽんっ…
ミクサ「―――っ…!?」
ミクサの肩を何かがたたく。ミクサは必死になって声を押し殺すが、漏れ出た声が聞こえたのか5人が一斉にそちらに視線を向ける。
極限の緊張状態の中、ミクサの肩を叩いた何かはゆっくりと話しかけてきた。
???「…やっほ~!」
ミクサ「っ!?!?ひゃぁぁぁぁあぁ!!…(ぱたんっ」
???「きゃっ!?え、ちょミクサちゃん?」
リン「…(ぱたんっ」
アリス「…きゅぅ…(ぱたんっ」
急に耳元で聞こえてきた元気な声。
その声にミクサの精神が限界を迎えたのか、大声をあげて気絶してしまう。
同時に、同じく限界を迎えたのかアリスとリンも同時に気絶してしまう。
辛うじて意識を保ったシャリス達がミクサのほうに視線を向けると、そこにいたのは…
シレネッタ「やっほ~皆、どうしてここにいるの?夜の海は危ないよ~?」
人魚でありミクサ達と同じ童話の住人であるシレネッタであった。
彼女は手に持った普通の燭台に火を灯すと、片手で気絶したミクサを支えつつ首をかしげていた。
3人『……なんだよシレネッタかよ~…(だったのにゃ~…』
シレネッタ「え?何々!?私何かした?」
緊張の糸が切れたのか、明かりが見えて一安心したのか、シャリスとメアとピーターも疲れた様子で砂浜に倒れこんだ。
この後、6人んはシレネッタの助けを得て無事に城に戻ることができたのだが…その時、無断外出をしたことでサンドリヨンとマメールから怒られるのは、また別のお話。