艦これイベント終わりましたね。
長年やっているにも関わらずE-4すら攻略できない始末。
でもjervisとwarspite来たんでまあまあ満足です。
なんか嘘次回予告とかもしてみたいですねー。機会があったら。
「提督!みんなもう待ってますよ!」
大淀が執務室に俺を呼びに来た。
「ああ、ありがとう。今行くよ。」
今日は前々から計画していたお花見の日。
「そうだ!そういえばこの鎮守府の中庭に桜の木ってあったよな?」
大量に重なっている書類を流れ作業で処理しながら大淀に聞くと
「はい、もうじき、桜の花が満開になるころだと思われます。ですが、突然どうして?」
しっかりと鎮守府内の様々なことを常に知ってくれている大淀に感心しつつも突然考えついた計画を伝える。
「いやぁ、そろそろお花見の時期だなぁと思って!」
「そうですね。」
一蹴されてしまった。提督悲しい。
「いやいや、大淀ちゃん。ちょっと考えてみてくれよ。お花見だよ?お花見。宴会のようなものだよ?宴会と言ったら一日中執務を休めてついでにお酒も飲めるいい機会じゃあないか!」
「はあ。あとちゃん付けはやめてくださいとあれほど言っているでしょう?」
なんと!酒で釣ってもダメなのか!?
「お、大淀ちゃん。お、お酒だよ?水ようかんだよ?飲みたくないの?」
「というか、私は建造された艦娘なので、ずっと軍に所属していて今まで飲酒をしたことがないのです。なのでお酒の味も提督のいうそのお酒の良さも知らないのです。」
「な、なんと!そういうことだったのか!じゃあ酒を飲もうそうしよう!よし!善は急げだ!明後日にでも宴会をするぞ!」
「は、はあ。わかりました。ですが、諸経費はどこから出すつもりなんですか?残念ですが、花見をするからと言って上層部から経費を出してもらえるとは到底思えませんが...。」
「そうだな。中将あたりに協力を仰ぐか。というか中将のとこの艦娘たちも呼んでみんなで大きな宴会をしよう!」
「はあ、じゃあ中将さんのところに電話をつなぎますね。」
「ああ、よろしく頼む。」
そして中将は鎮守府備え付けの電話からその横にある記録を手に取って中のページをぱらぱらとめくりだした。
俺のスマホから中将にSNSを通して連絡してもいいのだが、大淀たちは俺と中将がお互いに個人の携帯電話の番号を知ってたりラインを交換していることなんて知らないので、あえて黙っておく。
別々の鎮守府の提督同士が秘密裏に繋がっているとか誤解されたらいやだからな。(今までは中将が全部報告してくれていた。)
「つながりました。どうぞ。」
「ありがとう。」
大淀から電話を受け取る。
「もしもし、こちら柱島泊地の新米提督、中将に用があるのですが、中将は現在いらっしゃいますか?」
すると、電話口からよく聞く声がした。
「やあ提督、私だよ?君が現在探している中将さ。ちょうど君から電話がかかっているような気がしたので、つい先ほどから電話の前で待っていたんだよ。でも、どうしてだい?君には個人の電話番号を渡しているのに、そっちからかけてくれなかったんだい?」
「いやまあ、これはそちらの鎮守府も含んでの話ですので、個人の電話から連絡してはさすがにまずいかなと思いまして。」
「なんだぁ。そんなことだったのか。そんなこと気にするだけ無駄だよ。大丈夫大丈夫。で、要件はなんだい?」
「はい、そろそろうちの鎮守府の桜が満開になるので、お花見という名の宴会でも開こうと思いまして。」
「いいねぇ。それで?鎮守府がらみということはうちの鎮守府の子たちも連れて行っていいのかい?」
「はい!ぜひ!それでですね...諸経費のことなんですが、残念ながらこんなことで上層部から経費をだしてもらうのはさすがに怒られそうなので、なんとか助けてくれないかなーっと思って。」
「ああ、そういうことだったのね。まあ、いいよ。経費等はこっちで何とかしてあげる。」
「ありがとうございます。じゃあ、宴会日は明後日なので、鎮守府の艦娘たち全員連れてきてください!」
「ああ、わかったよ。じゃあ、また明後日に。」
「はい。失礼します。」
そういって電話を切る。
これで経費はどうにかなった。料理とかも何とかなるだろう。
「問題は...酒だな。大淀ちゃんにあれだけ大口を叩いたんだ。様々な種類の酒が欲しい。誰か持ってないものか...。うわさでは酒好きの艦娘もいるとかなんとか...。」
そんなことを考えていると、急に執務室の扉からノックの音がした。
「入っていいぞー。」
別に扉の方を向く必要もない。この鎮守府にいるうちの誰かであるだろうから、入ってきてから確認すればいいだけのこと。
その動作をここ最近で身に着けた。
「失礼します。提督、新しい書類の追加です。事前に私の理解できる範囲で早急に確認した方がよいものとそうでないものに分けておきました。ご確認ください。」
入ってきたのは鳳翔さんだった。なんて仕事のできる人なんだろうか。正直感動しすぎて涙が止まらなくなりそうなのを抑えながら返事を返す。
「あ、ああ、ありがとう。俺はこんなに仕事のできる美人さんがいてくれてうれしいよ。」
と、鳳翔さんをほめたたえる言葉を送ったら、
「まあ、提督はご冗談がお好きなんですから...。」
顔を両手で隠してしまった。マジでかわいい。股間の息子が元気になりそうなほど可愛すぎる。というかちょっと元気になってきた。執務机で見えないから助かった...。
「ところで、提督、何か悩みでもあるのですか?先程少し悩んでいるような素振りをお見かけしたので。」
「ああ、明後日にこの鎮守府で中将の所の艦娘たちも呼んで花見をしようと思ってね。でもその時に必要な酒がないんだ。艦娘の中には酒好きの子もいると聞く。さすがに全く何も酒がない状態だといけないと思い、どうしようか考えていたところだよ。」
「あら、そんなことだったんですか?安心してください。この鳳翔、以前はどんなお店を構えていましたか?思い出してみてください。」
と鳳翔さんは少し挑発するような、少々子供っぽさを表しながら誇らしげにその日本人らしい慎ましやかな双丘を張りながら言った。
これで酒問題は解決したな。
「ありがとうございます!鳳翔さん!これで花見もなんとかなりそうです!」
そうして順調に事は進み、花見当日の日。
「いやぁ~。昨日鎮守府総出で今日の料理の準備をしていてよかったな!大淀ちゃん。」
「そうですね。おかげで今日は間宮さんたちも予定の時間より遅くから準備ができると喜んでいました。」
「春は日差しが暖かいからなぁ。俺も何度二度寝しそうになったことか。」
「提督はもうちょっとしっかりしてください。」
「はは、以後気を付けるよ。」
「本日は、花見に誘ってくれてありがとう。うちの鎮守府の子たちも、ずいぶんと今日を楽しみにしていたみたいだよ。ほら、あそこ。」
中将は、すでに中庭の方でうちの艦娘たちと交流を深めている子たちを指さして言った。
「それはとても光栄です。うちの子たちも、中将の所の鎮守府の艦娘たちを昨日時々話題に出していましたし。」
「楽しみだったのはお互いさまってことだね。じゃあ、私たちも行こうか。」
そういって中将は歩き出す。
「はい!」
結果的に言うと、まだ花見は進行中だが、大成功といえるだろう。
鳳翔さんが持ってきてくれた大量の酒も中将の所の艦娘たちに好評だった。
「なあ、新米よ。君は中将のことをどう思っているんだ?」
「どう...と言いますと?」
今中将のことを聞いてきた艦娘は重巡洋艦の那智という子らしい、なかなかに酒が好きらしく、すでにだいぶ飲んでいる。
立ち振る舞いから最初は武人かと思ったが、会話してみるとやはり女子。色恋などに興味深々という訳だ。
というか、中将の所の艦娘たちは俺のことを「新米君」と呼ぶんだが、やはり中将と区別化の為だろうか。
だいぶ新鮮な体験だ。
「ふふ...貴様も気づいているだろう?うちの提督は君のところに随分とご執心じゃないかと。」
「そ、そんなことはないんじゃないでしょうか。やはり自分が直属の部下ということになっているので、部下には優しい人なんでしょう。」
「またまたぁー!新米君もまんざらじゃないでしょ?うちの提督もなかなか美人だし?」
こうやって俺に詰め寄ってくる完全に酒の回った酔っ払いは軽空母の隼鷹だ。中将曰く、常に酔っているらしい。
「こらぁ!酔っ払いども!他のとこの人に迷惑かけない!あんたらはこっちの酔っ払いどもと一緒に飲んでなさい!」
そうしてさっきまで駆逐艦たちと戯れていた中将が来て那智と隼鷹の首根っこを掴んで少し離れた方へ連れて行った。
よく見ると鳳翔さんや響もいる。
響がウォッカを飲んでいる姿は一般的に見るとがっつり法律違反しているが、艦娘なのでOKです。
「鳳翔さんとかもお酒とか結構嗜んでるんだな...。意外だ。」
「おや、君は知らなかったのか。鳳翔さんはそれは昔軍に所属していた英雄時代はなかなかの酒豪だったと聞いているぞ。なんでもどれだけ飲んでも酔いつぶれないとか。」
「へぇ。日向さん、よく知っていますね。」
今話しかけてきたのは航空戦艦の日向だ。初めはなかなかとっつきにくいと思っていたが、話してみるととても面白い人だった。
「まあまあ、彼女は以前所属していたのがこの近くの鎮守府でな。噂は結構聞いていたよ。」
「へえ。他にはどんなのがあるんです?」
「そうだな。例えば」
「日向さん?ちょっとお話があるんですけどいいですよね?」
日向が話そうとすると急に後ろから現れた鳳翔さんにどこかに連れていかれた。
鳳翔さんは昔の話をしようとしたりすると話題を無理やり変えたりするが、なぜそこまでするのだろうか。
恥ずかしい過去でもあるのだろうか。
「ははは、まったく鳳翔さんも相変わらずだね。」
「中将。もういいんですか?重巡の子たちの相手をしなくて。」
「いいのさ。彼女らは酒が飲めればどこでもいいんだから。」
とニコニコしながら言う。中将もなかなか酒が回っているようだ。
「提督~吾輩はなかなか酒が回ってきたみたいじゃ~。」
「利根。お前が持ってるそれってオレンジジュースじゃ...。」
「テイトクー。私もなかなかお酒が回ってきたみたいデース。」
「金剛。君のそれもめっちゃアルコール度数低いやつじゃ...。」
「提督君...わ、わたしも酒が回ってきたみたいだよ?」
「いや、中将に至ってはまだ全然恥じらってるし疑問形じゃないですか...。」
「提督?君はいったい何人の女の子と...ずるい!僕も!」
となんかぶつぶつ言ってたが急にルパンダイブしてきた。
「ちょ、時雨!お前に至っては酒も飲めないだろ!こら!ちょっと待」
「チョット時雨ー!大胆すぎデース!ワタシもするデース!」
金剛も腰にがっしりと抱き着いてきた。
「ふふん。お主も吾輩の魅力に...ってなんじゃお主らはー!」
「提督ー。鈴谷もちょっと酔ってきたー。膝かしてー。」
鈴谷も俺の胡坐の上に頭を置いて寝ようとする始末。
「あーもう!ちょっと離れろお前らー!」
楽しい時間はすぐに過ぎていく。
みんなでワイワイガヤガヤと騒いでいて、気づくと夕方だった。
「よし!そろそろ片付けてから家に帰るぞお前ら!」
という中将の言葉にめんどくさがりながらもしっかり片づけをする艦娘たち。
「今日はお誘いありがとう。提督君。」
「いえいえ、楽しんでもらえたようで何よりです。」
「じゃあ、片付けも終わったことだし、わたしたちはこれで帰るとするよ。」
「はい、また来てください。」
「もちろん!」
そうして、鎮守府の初めの花見が終わった。
お花見。いかがでしたでしょうか。
出来れば全員登場させたかったのが唯一の心残りです。
提督LOVE勢がなぜ提督LOVE勢になったのかの話も後々書いていくつもりです。
次回を、待て!