幼女戦記 〜旗を高く掲げよ〜   作:猫敷

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閑話:ドクトルお仕置き編2 棚番のある夢

 

 資材控え棚の扉は、研究室の奥にあった。

 

 正確には、奥と言うより、研究室と倉庫の境目に押し込まれた小部屋である。厚い木扉には古びた札が掛けられ、そこには資材控え棚とだけ書かれていた。だが、扉の前に置かれた小箱、壁際へ立て掛けられた使途不明の棒状部品、床に置かれた空の容器を見る限り、控え棚というより、研究室から追い出されたものが最後に流れ着く河口に近かった。

 

 ターニャは扉の前で止まった。

 

 ドクトルも止まった。

 

 セレブリャコーフは筆記板を構えた。

 

 誰もまだ扉を開けていない。

 

 だが、既に結果は半分見えていた。

 

「ドクトル」

 

「何だ、少佐」

 

「開ける前から嫌な予感がする」

 

「研究者の勘かね」

 

「違う。床に置かれた箱が証拠だ」

 

「これは一時的な退避で」

 

「その言葉は午前で死んだ」

 

 ドクトルは少しだけ口を閉じた。

 

 セレブリャコーフが床の小箱へ視線を落とす。

 

「札がありません」

 

「昨日まではあった」

 

 ドクトルが言う。

 

 ターニャは彼を見た。

 

「昨日までは、という答えは保管理由にならない」

 

「今日は手厳しいな」

 

「昨日、長官を呼んだ男に優しくする理由がない」

 

「それを言われると、私は少し弱い」

 

「少しで済むのが問題だ」

 

 ターニャは扉を指した。

 

「開けろ」

 

 ドクトルは鍵を取り出した。鍵束の中から一本を選ぶまでに少し時間が掛かる。ターニャは何も言わなかったが、その沈黙が痛い。

 

 ようやく鍵が回り、扉が開いた。

 

 中の光景を見て、ターニャは無言になった。

 

 無言になった時のターニャは、怒鳴る時より怖い。

 

 小部屋の中には棚が三列あった。棚そのものは頑丈で、使い方次第では十分に機能したはずだ。だが、現実には、箱、瓶、封筒、布で包まれた器具、古い台帳、使用済みの測定器、予備部品が混在していた。棚札はある。あるが、ところどころ古い札の上へ新しい札が重ねられ、その新しい札も端が剥がれている。

 

 床に箱がある。

 

 棚に空きがある。

 

 空きがあるのに床に箱がある。

 

 ターニャは、その三つを順番に見た。

 

「説明しろ」

 

 短い。

 

 ドクトルは小部屋を見回した。

 

「ここは、研究の呼吸を支える場所で」

 

「説明しろと言った。飾るな」

 

「……資材の一時保管場所だ」

 

「一時保管に期限は」

 

「あるべきだ」

 

「実際には」

 

「曖昧なものもある」

 

「よろしい。認識はあるな」

 

「よろしいのか?」

 

「第一歩としてはな」

 

 セレブリャコーフが記録する。

 

「資材控え棚、期限不明の一時保管あり。棚札の重複あり。床置きあり」

 

 ドクトルが少し顔をしかめる。

 

「少尉、君の筆は容赦がない」

 

「見た通りに書いています」

 

「見た通りという言葉は、ときに残酷だ」

 

「はい」

 

 否定しない。

 

 ターニャは小部屋へ入った。奥へ進む前に、足元の箱を指す。

 

「これは何だ」

 

 ドクトルが覗き込む。

 

「試験用の接続部品だな」

 

「なぜ床にある」

 

「棚へ戻す前に、別の確認が入って」

 

「担当」

 

「ヴェーバーか、フェルスターか」

 

「お前の研究室だろう。誰が置いたか分からないのか」

 

 ドクトルは黙った。

 

 ターニャはセレブリャコーフを見た。

 

「未確認扱いだ。中身、担当、戻し先、期限の四項目を付ける」

 

「はい」

 

 セレブリャコーフは紙札を取り出した。午前に使ったものと同じだ。ドクトルはそれを見て、少しだけ悟った顔になった。

 

「少尉、まだ札を持っていたのか」

 

「はい」

 

「どれだけある」

 

「必要数です」

 

「数を言わないところが怖いな」

 

「不足すれば追加します」

 

「夢も希望もない」

 

「棚には札が必要です」

 

 ターニャは箱を持ち上げようとして、重さを確かめただけで手を離した。

 

「重い。床に置いた理由は理解した」

 

「では」

 

「理解と許容は違う。腰を壊す位置に置くな。下段棚を空けろ」

 

「少佐、今度は棚の再配置か」

 

「お前の罰は進化する」

 

「研究のようだな」

 

「罰に誇りを持つな」

 

 ドクトルは口をつぐみ、箱の置き場を探した。だが、下段棚には古い台帳が詰まっている。

 

 ターニャがそこへ目を向ける。

 

「この台帳は」

 

「古い試験記録だ」

 

「使うのか」

 

「参照する可能性が」

 

「また可能性か」

 

「研究とは可能性を追うものだ」

 

「なら、可能性にも場所を決めろ。ここは重い部品の棚へ変更する。台帳は記録棚へ移せ」

 

 ドクトルは少しだけ抵抗するように台帳を見た。

 

「少佐、それは簡単に移せるものではない。古い記録には、当時の試行錯誤が」

 

「読める状態で別棚へ移せと言っている。捨てろとは言っていない」

 

「……なるほど」

 

「感傷で床を塞ぐな」

 

 その言葉に、ドクトルはふと黙った。

 

 感傷。

 

 ターニャは、何気なく言ったのだろう。だが、ドクトルには少し刺さったようだった。

 

 セレブリャコーフも、その沈黙に気付いた。筆記板へ目を落としながら、書く手をわずかに緩める。

 

 ターニャは棚を見たまま言う。

 

「何だ」

 

「いや」

 

 ドクトルは台帳の背を指先で撫でた。

 

「古い記録というものは、失敗の墓標でもある。誰かが寝ずに書き、誰かが怒鳴り、誰かが手を焼き、そして成果にならなかったものだ」

 

「だから保管するなとは言っていない」

 

「分かっている。だが、時々思うのだよ。こういう失敗を無駄にしたくないと」

 

 ターニャは少しだけ目を細めた。

 

 ドクトルは、いつもの芝居がかった調子を保っていた。だが、言葉の底に少し違うものが混じっている。

 

「ドイツが勝つためだ、と言えば簡単だ。実際、私は勝たせたい。軍が勝ち、国家が生き残り、研究が踏み潰されずに済む未来が欲しい」

 

 ドクトルは台帳から手を離した。

 

「だが、それだけではない。私はこの国の人間が、ただ無策で砲弾に晒されるのを見たくない。兵が、技術者が、工員が、子供までが、後から『もっと早くできたはずだ』と言われる未来は嫌だ」

 

 セレブリャコーフの手が止まった。

 

 ターニャも何も言わなかった。

 

 ドクトルは少し照れたように肩を竦める。

 

「もちろん、私は変人だ。そこは否定せん。研究室もこのざまだ。少佐に床を叱られる程度には、生活能力に疑問がある」

 

「疑問ではなく事実だ」

 

「そこで刺すかね」

 

「話を逸らすな」

 

「逸らしてはいない。私は、自分にできることが研究しかないと思っているだけだ」

 

 ドクトルは、少し遠くを見るような目をした。

 

「誰かが前線へ行く。誰かが書類を整える。誰かが警備に立つ。少尉のように、上官の動線まで整える者もいる。少佐のように、嫌な顔をしながら国家の面倒を背負う者もいる」

 

 セレブリャコーフは少しだけ目を伏せた。

 

 ターニャは無表情に近い顔のままだったが、完全には切らなかった。

 

「私は、私の机でできることをしたい。変人なりにだ。君たちが明日も机に座れるように、兵が少しでも余計に帰れるように、国民がただ殴られるだけで終わらないように。そう思うことくらいは、研究者にも許されるだろう」

 

 小部屋の中が静かになる。

 

 薬品の匂い、古い紙の匂い、金属の冷えた匂いが混じる。棚はまだ散らかっている。床にも箱がある。美談に変わるような場所ではない。

 

 だからこそ、ドクトルの言葉は少しだけ素直に聞こえた。

 

 ターニャはしばらく黙っていた。

 

 やがて、短く言う。

 

「なら、なおさら棚を整えろ」

 

 ドクトルが目を瞬かせた。

 

「少佐」

 

「お前が守りたいと言うなら、守れる形にしろ。研究が必要なら、必要な時に部品が見つかるようにしろ。失敗を無駄にしたくないなら、失敗記録を読める棚へ入れろ。兵を帰したいなら、試験資材を床で眠らせるな」

 

 声は厳しい。

 

 だが、軽くはなかった。

 

「志は認める。だから、形にしろ」

 

 ドクトルは黙った。

 

 セレブリャコーフも、静かに頷いた。

 

「私も、そう思います。ドクトルの研究が必要なら、後で誰かが引き継げる形で残すべきです」

 

「少尉まで」

 

「はい。気持ちは、分かります。ですが、探せない記録は使えません」

 

 ドクトルはしばらく二人を見ていた。

 

 それから、小さく笑った。

 

 いつもの大げさな笑いではない。少し困ったような、少し嬉しそうな笑みだった。

 

「なるほど。私は今、ひどく正論で殴られている」

 

「殴ってはいない」

 

「では、棚で殴られている」

 

「棚の方が迷惑だ」

 

 ターニャがそう返すと、空気が少しだけ緩んだ。

 

 ドクトルは台帳を両手で持ち上げた。

 

「よろしい。旧記録は記録棚へ移す。ただし、廃棄はせん」

 

「廃棄しろとは言っていない」

 

「追加確認候補には一覧を付ける」

 

「期限もだ」

 

「分かっている。期限も付ける。少佐、君は本当に逃げ道を残さない」

 

「逃げるからだ」

 

「否定できない」

 

 ドクトルは小部屋の外へ声を掛けた。

 

「ヴェーバー、フェルスター、二人とも来たまえ」

 

 廊下の向こうから、先ほどの二人が顔を出した。

 

「博士、何か」

 

「この棚を直す。旧記録は記録棚へ移す。追加確認候補は一覧化する。重い部品は下段へ。床の箱は今日中に消す」

 

 ヴェーバーは目を丸くした。

 

「今日中に、ですか」

 

「そうだ。今日中だ」

 

 フェルスターが少しだけドクトルを見た。

 

「博士が、そう仰るのですか」

 

「私が言っている。聞こえただろう」

 

「はい」

 

 ターニャが横から言う。

 

「今の指示を紙にしろ」

 

 フェルスターが慌てる。

 

「はい」

 

「ドクトル、もう一度言え。今度は書ける速度で」

 

 ドクトルは少しだけ胸を張った。

 

「よろしい。諸君、これは研究の未来を守るための」

 

「ドクトル」

 

「……棚整理だ」

 

「最初からそれでいい」

 

 ヴェーバーが、ほんの少し笑った。

 

 ドクトルは気付いたが、怒らなかった。むしろ、少しだけ満足そうだった。

 

「旧記録は記録棚へ移す。追加確認候補は一覧にする。重い部品は下段へ置く。床置きは本日中に解消する。これでどうかね、少佐」

 

「よろしい」

 

「よろしい、を貰ったぞ。諸君、これは珍しい」

 

「騒ぐな」

 

「はい」

 

 セレブリャコーフが記録する。

 

「資材控え棚、整理方針確定。旧記録移動、候補一覧化、重量物下段、床置き解消。本日中」

 

 ターニャは小部屋の奥へ進み、棚札を一つ剥がれかけたまま指で押さえた。

 

「札が古い。貼り直せ」

 

「はい」

 

「略語は使うな。誰が見ても分かる名称にしろ」

 

 フェルスターが問う。

 

「研究室内の略称も不可ですか」

 

「不可だ」

 

 ドクトルが少しだけ惜しそうな顔をした。

 

「便利なのだが」

 

「部外者が読めない便利は、事故の種だ」

 

「少佐、君の言葉は今日、倉庫係の魂を持っている」

 

「余計な魂を増やすな」

 

 作業が始まった。

 

 旧台帳が棚から降ろされ、別棚へ移す束と、追加確認候補の束に分けられる。部品箱は重さを確認され、下段へ移る。床の箱には札が付き、中身と戻し先が記録される。フェルスターは最初、少し不満そうだったが、作業が進むうちに表情が変わっていった。

 

「博士、この方が探しやすいですね」

 

「言うな。私も今、それに気付いている」

 

「はい」

 

「そこは気付いていないふりをしたまえ」

 

 ヴェーバーが今度ははっきり笑いそうになり、慌てて棚へ向き直った。

 

 ターニャは呆れ顔で見ている。

 

「部下に気を遣わせるな」

 

「研究室にも繊細な上下関係がある」

 

「今のは繊細ではなく茶番だ」

 

「少佐、君はほのぼのした空気にも刃を入れる」

 

「作業中だ」

 

 セレブリャコーフが紙札を配りながら言う。

 

「ですが、作業速度は上がっています」

 

「少尉、そこは見逃してくれるのかね」

 

「必要な進行であれば」

 

「寛大だ」

 

「時間内に終わる範囲であれば」

 

「条件付きだった」

 

 ターニャは棚の整理が進むのを見ながら、ふとドクトルへ言った。

 

「さっきの話だが」

 

「どれだ」

 

「守りたい、という話だ」

 

 ドクトルの手が少しだけ止まった。

 

「何かね」

 

「言う相手を選べ。会議で言えば、利用される」

 

 声は低い。

 

 ドクトルは、しばらくターニャを見た。

 

「心配してくれているのか」

 

「実務上の注意だ」

 

「少佐らしい」

 

「茶化すな」

 

「分かっている」

 

 今度の返事は、いつもの調子より少しだけ静かだった。

 

「私の言葉が、誰かに都合よく切られることはあるだろう。研究を守ると言ったはずが、別の何かを押し通す旗にされることもある。それくらいは分かっているつもりだ」

 

「ならいい」

 

「だが、それでも何も言わずに研究だけを抱えるのは、私には難しい」

 

「だから棚から始めろ」

 

「そこへ戻るのだな」

 

「そこからしか始まらない」

 

 ドクトルは棚札を貼り直しながら、小さく頷いた。

 

「よろしい。私は国家を救う前に、この棚を救う」

 

「順番としては正しい」

 

「少尉、記録してくれ。ドクトル、本日、棚を救う」

 

「その文言は記録しません」

 

「残念だ」

 

 セレブリャコーフは淡々と答えたが、目元は少しだけ柔らかかった。

 

 作業はさらに続いた。

 

 やがて、小部屋の床から箱が消えた。完全に整ったとは言えない。だが、通路は通路になった。棚札は貼り直され、旧台帳は別棚へ移され、重い部品は下段へ収まった。追加確認候補には一覧作成中の札が付いた。

 

 ターニャは小部屋の入口に立ち、全体を見た。

 

「よし」

 

 短い一言だった。

 

 ドクトルは少しだけ胸を張った。

 

「少佐、これは褒められていると解釈していいかね」

 

「半分だけ」

 

「残り半分は」

 

「三日後に戻っていなければ加算する」

 

「点数制か」

 

「減点制より優しいだろう」

 

「確かに」

 

 ドクトルは棚を見た。

 

 先ほどまで雑然としていた場所が、少しだけ別のものに見える。美しい研究の聖域ではない。だが、必要なものが必要な場所へ戻り始めた場所だ。

 

「少佐」

 

「何だ」

 

「私は変人だが、馬鹿ではないつもりだ」

 

「そこは認める」

 

「珍しいな」

 

「変人で馬鹿なら、ここまで相手にしていない」

 

「それは喜んでいいのか」

 

「好きにしろ」

 

 ドクトルは少し笑った。

 

「では、喜んでおこう」

 

 セレブリャコーフが時計を見た。

 

「次は倉庫側確認です。予定より十二分遅れています」

 

「原因は」

 

 ターニャが問う。

 

 セレブリャコーフはドクトルを見た。

 

「棚の救出作業です」

 

「少尉、君までそう言うのか」

 

「ドクトルの表現を参考にしました」

 

「少尉が冗談を覚えた」

 

 ターニャがすぐに言った。

 

「お前のせいだ」

 

「名誉なことだ」

 

「不名誉だ」

 

 空気が少しだけ緩む。

 

 しかし、ターニャはすぐに次の控えを見た。

 

「倉庫へ行く。ここから先は、研究室内の甘えは通らん」

 

 ドクトルは頷いた。

 

「分かっている」

 

「本当にか」

 

「本当にだ。棚で少し学んだ」

 

「少しで足りるかどうかは倉庫で見る」

 

 ターニャは歩き出した。

 

 ドクトルも続く。

 

 セレブリャコーフは最後に小部屋を一度確認し、扉横の札を見た。資材控え棚。その下へ、ヴェーバーが新しい小札を足していた。

 

 床置き禁止。

 

 セレブリャコーフはそれを見て、わずかに頷いた。

 

 ドクトルのお仕置きは、少しずつ研究室の形を変えていた。

 

 だが、本当に問われるのは次だった。

 

 研究者の言葉が、研究室を出て、倉庫の台帳と棚番の前で通用するかどうか。

 

 そこでは、ドクトルの変人ぶりも、ターニャの容赦のなさも、セレブリャコーフの丁寧な逃げ道封鎖も、さらに別の形で試されることになる。

 




お仕置き編は全3話でその後本編です。

次に読みたい展開はどちらですか?(※構成上、前後する可能性あり)

  • イギリス戦方面
  • 帝国内政(モレル関連)
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