Mokepon ~DarkSide Story of Pokemon~   作:Mitchell

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サイクリング・ロードでイライラmaxのまま暴走族から逃げ戻ってきたシャトシ。

1mmだって遠慮してやらねぇ、こいつら地獄に送ってやるぜ


#40 今までの総"復讐"

近くに何でも揃うスーパーあってよかったぜ

 

決行は1週間後の晴れの日だ

 

 

…ん、その資金はどっから出てんだって?

 

もちろんmokeponバトルやジムの賞金もあるけど

 

こういう外道な野郎共を駆除するための「用心棒代」も貰ってる

 

 

各シティで悪さをするソケット団には

 

全国規模で手を焼いているからな

 

かといって国が自ら過激なことができるはずもない

 

 

だから俺が各シティの巡査に交渉に行くんだよ

 

「〇〇円を用心棒代としてもらえるならあいつ倒すよ、成功報酬でいい」

 

 

どう考えても思春期の男がやる交渉じゃねぇが

 

月見山の時にソケット団員相手に善戦したことが信用に繋がり

 

百万円単位の成功報酬を今までに数回受けてきたからな

 

 

だからある程度めちゃくちゃやっても大目に見てくれるんだぜwww

 

普通ジム破壊したら器物損壊だけどなwww

 

 

そして今回、サイクリングロードに蔓延ったクズ共は

 

街側も手を焼いているらしく、資金は全面的に支援してくれたぜ!

 

 

 

時は来た、快晴の昼。今から決行してやるよ

 

この糞虫共覚悟してろよ

 

 

「…んあ?あの時のクソガキじゃねぇか!」

 

「おうおう、途中でバックレてんじゃねぇぞ!金払えや!」

 

「払わなかったら今度こそ〇すからな!」

 

 

んじゃあかかってこいや、その時がお前らの終わりだけどな

 

 

「お前ら、やっちまえー!!」

 

予想通り向かってきたな

 

 

でもお前らがいるのは坂道の下の方

 

俺は上の方、サイクリング・ロードのスタート地点にいる

 

 

まずは大量に油を道にぶちまける!

 

先日から忍び込んで、一瞬にして100Lの油を流せる装置を作ってあったからな

 

 

「おいおい何だよこれ、油か!」

 

「くっそこれじゃ進めねぇ!」

 

 

いやいや、向かってくるやつが滑ってコケるのは愉快だねぇwwwww

 

 

「このガキやりやがったな、金はいい、〇してやる!」

 

奴らは自転車を捨てて俺に襲いかかってくる

 

 

でもその油にはシリコンが混ぜられている

 

時間が経つにつれ道路がシリコンコーティングされていくから

 

滑って満足に歩けない

 

 

「このガキ、勝った気になるなよ!」

 

こいつの自転車は前輪の前方に道路洗浄装置と強力な滑り止めが塗布されているようで

 

こっちまで自転車で迫って来る

 

 

だが前回来た時にこの装置は偵察済み、当然対策はしてある

 

実は1週間かけて超濃度の塩水をサイクリング・ロードに噴霧してきた

 

 

ただでさえ吹きっさらしのサイクリング・ロード

 

こんなところで塩水を吹きかけられたら、当然金属はボロボロになる

 

 

「…おい、チェーンが回らん…あ、切れやがった!」

 

もうこうなったらここまで誰も来れんだろう

 

 

そして、お前らさっきから上空で俺の蝶が撒き散らしてる粉に気づいてるか?

 

そいつは呼吸によって体内に取り込まれると神経に作用し

 

一時的にその神経を麻痺させる

 

 

「…ん、なんだこれ…体が動かねぇ…」

 

さぁ覚悟しろよ

 

 

まさかお前らを滑らせるためだけに油を使ったわけじゃねぇことはわかるよな

 

今からお前らどうなるか、わかってるか?

 

 

今日は晴天、ただでさえ道路はアスファルト舗装されているから熱を持ちやすい

 

そしてその熱は、お前らの服についた油に伝わる

 

 

一定以上の温度になった可燃物は、火が無くても火を起こす

 

「自然発火」ってやつだ

 

 

「うわ、何だよこれ、火つきやがった!」

 

とかげを使って火を起こす事も考えたが、これだけの油だ、俺も巻き添えを食いかねん

 

だから今回は自然発火を取り入れた

 

 

さらに混ぜていたシリコンは熱硬化性

 

固まってそこからは簡単に動けない

 

 

「このガキ…うわ、わぁ~!火が!助けて…!」

 

どうせ今までお前らは弱者相手に汚ねぇ事してきたんだろ

 

いい贖罪の機会だ感謝しろよ、でもこれだけじゃ終わらねぇ

 

 

ここで大量の放水

 

油で起きた火に水を入れたらどうなるかは記憶に新しいだろ?

 

 

各所で悲鳴が起きる

 

血気盛んな半端者が、今じゃ俺に恐れをなして奔走していく

 

 

言っておくが、この広い道路に100L程度の油をまいただけ

 

油以外に可燃物は服だけだから、服を脱いで避難すればそこまで酷い事にはならない

 

あいつらが俺に向かって来なければ被害は最小で済んだんだ

 

だが俺に執着したばかりに、もう逃げるに逃げられん

 

 

水をかけた分瞬間的に大火事になったが、熱は奪われるから火はすぐに収まる

 

ここまでの工程は15分程度で完結した

 

 

最低でも火傷、酷い奴は体の60%以上皮膚移植を必要とする重症だったが

 

死人は出ていない。

 

さすがに悪党でも死んでもらっちゃ困る。人殺しにはなりたくねぇからな

 

 

あとは蝶のしびれが取れたあと、蜂の毒で脅して

 

サイクリング・ロードの大掃除をさせたぜ

 

 

本当なら道路破壊してど派手にやりたかったが

 

今回は街の全面協力、物理的破壊はしないという条件付きだったのでな

 

この掃除も込での作戦だ

 

 

ストレスも発散できたし、報酬ももらった

 

うん、これで多少は満足できたか

 

 

さて、明日はここを改めて走って、次のシティへ。

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