ジョジョの奇妙な冒険──5人目のDIOの息子──   作:GIOGIO

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何故か最近、貸しコンテナをフルトン回収したくなる自分がいる…(苦笑)←作者がMGS:TPPの実況動画にハマってる

お知らせです。ある読者さんからスタンド案の募集をメッセージで行った方がいいという意見をもらいましたので、今度からメッセージでスタンド案を出していただくとありがたいです。


第39話 相合傘

承一郎「……誰、なんだ…?これは…」

 

小野寺君でも…桐崎さんでもない…!全然覚えてないよこんな女の子…!

 

女の子の手には鍵先にハートの形があしらわれている鍵があった。

 

承一郎(この子が持ってるコレは…鍵…なのか…?ってことは…この子が僕の約束した女の子…?)

 

承一郎「…父さん‼︎父さんはどこだ⁉︎」

 

僕は倉から屋敷に走っていった。

 

承一郎「写真見つけたよ‼︎誰なんだいこの子は…⁉︎」

 

承太郎「承一郎、どうした?一征さんはさっき出かけたところだぞ」

 

承一郎「……くっ…」

 

車内───

 

一征「ん?そういやぁイチの言ってた写真に写ってる女の子っつったら…あいつ(・・・)のことじゃあねぇか…」

 

 

翌日、学校───

 

くそっ…ようやく正体が掴めそうと思ったのにますます謎が深まってしまった。

 

JOJO(それに『矢』の件もある…。まだまだやるべきことが山積みだな…)

 

…二人ならあの女の子の事何か覚えてるのだろうか…。

 

…聞いてみようかな?でも二人はまだ僕達が昔会った事あるってのも知らない。話した方がいいんだろうけど…。

 

集「…よぉジョジョ!お前どんな写真撮ったの?」

 

承一郎「ん?ああ……。あっ」

 

教室の窓からは雨が降っていた。

 

承一郎「…雨、か…」

 

 

学校、玄関先───

 

千棘「………あ…ちゃ〜〜…」

 

承一郎「…やぁ、傘ないのかい?」

 

千棘「ん?…まぁね。あ〜あ、帰って観たいテレビあったのに…」

 

承一郎「…入るかい?近場だし送るよ」

 

千棘「はぁ?冗談!あんたの傘に入るくらいなら濡れて帰った方がマシよ!」

 

承一郎「……あーそうかい」

 

千棘「じゃーーね!」

 

承一郎「ああ」

 

桐崎さんが歩いていく。だが僕は傘を差して桐崎さんの顔の前に出す。

 

承一郎「……風邪引くだろう」

 

 

承一郎「…雨、強くなったね。千棘さん濡れてないかい?」

 

承一郎と千棘は同じ傘の下で歩いていく。

 

千棘「……うん…」

 

男子「お⁉︎あいつら相合傘じゃん。ヒューヒュー!」

 

承一郎「うるさいな!ほっといてくれ!」

 

千棘「!」

 

千棘は承一郎の肩が濡れているのに気付いた。千棘の方には余裕を持たせているのだ。

 

千棘は承一郎にいきなりタックルをかました。

 

承一郎「痛っ…⁉︎…何するんだい君は…」

 

千棘「別に」

 

そして千棘はピト…と承一郎にくっついた。

 

承一郎「⁉︎⁉︎⁉︎なっ…‼︎?」

 

千棘「何よ!あんたが濡れてるから仕方なくよ!感謝すれば⁉︎」

 

承一郎(…なんだ?やっぱ桐崎さん最近変じゃあないか?どう対応していいのか…)

 

千棘「…何よその顔。いやらしい事でも考えてんじゃあないでしょーね?」

 

承一郎「なっ…!考えてないよ‼︎」

 

千棘「フン!何よ!私はあんたの為にこうしてるってのにこの変態‼︎」

 

承一郎「考えてないって言ってるだろう!それにそんな事頼んでもない!」

 

千棘「なんですって⁉︎調子乗ってんじゃあないわよこのバカもやし‼︎」

 

承一郎「なんだってこの怪力女‼︎」

 

そこでカチン!と千棘は怒ってしまう。

 

千棘「誰が怪力…」

 

千棘は承一郎へ殴りかかる。

 

承一郎「うお‼︎」

 

だが急にピカッ‼︎ゴロゴロゴロゴロ…と雷の音が鳴った。

 

承一郎「……‼︎うわー、ビックリした…。結構近かったな今の…。…千棘さん?」

 

千棘はしゃがんでうずくまっていた。

 

 

公園、屋根の中───

 

承一郎達は公園の屋根の下で雨宿りをしていた。千棘が雷にビビリ、縮こまってしまったからだ。

 

承一郎「…まさか雷にも弱いとは。…君色々弱点あるよね」

 

千棘「うっさい!人に言ったら許さないわよ!」

 

承一郎「言わないよ。…しかしこれじゃあしばらく雨宿りするしかないな」

 

千棘「えー!なんでよ!それじゃあ結局テレビ見られないじゃあ…」

 

そこにピカッ‼︎と閃光が走る。

 

千棘「キャ」

 

そしてゴロゴロと雷鳴が聞こえる。

 

承一郎「…分かったかい?さ〜て、どうやってヒマをつぶすか…」

 

千棘「…あんた何か話題ふってよ。黙ってたら怖いじゃあない!」

 

承一郎「…君かなり無茶言うね。…じゃあ今日貰った林間学校の写真でも見るかい?」

 

千棘「お!見せっこしちゃう⁉︎言っとくけど私の手札は強力よ⁉︎」

 

承一郎「っていうか多っ‼︎一体何十枚買ったんだい⁉︎」

 

千棘「え?えーと…80枚くらい」

 

つまり合計8000円分買ったということだ。人の話をしっかり聞いてほしいと思う承一郎であった。

 

千棘「で、あんたの方は?」

 

承一郎「僕?」

 

承一郎は写真を千棘に渡した。ちなみに承一郎は小咲が写っている写真を全て選り分けていた。

 

千棘「へーなかなかいいじゃあない。あれ?この写真…」

 

千棘が手にしていたのは、承一郎には身に覚えがない千棘が寝ているところを激写した写真だった。

 

承一郎(んなっ‼︎?なんだその写真…⁉︎知らないぞそんなの⁉︎)

 

そして承一郎は下手人が誰なのか結論に至る。

 

承一郎(集〜〜〜‼︎あいつか‼︎あの時に…‼︎)

 

千棘が承一郎を睨む。

 

承一郎「違う違う違う‼︎話せば分かる‼︎これは集の奴がイタズラで…」

 

千棘はため息をついて、言った。

 

千棘「ま、分かってるけどね。どうせあんたにはこんな写真持ち歩く度胸もないだろうし」

 

承一郎(あれ…?)

 

千棘「それより見てよコレ!皆で一緒に写ってるのいい感じでしょ⁉︎」

 

承一郎(なんか…変な感じだ───…)

 

承一郎「…しかしこないだまで友達ノートなんて作ってた奴がすっかり馴染めたみたいだね」

 

千棘「フフ〜ンでしょ?どうよこの成長ぶり!まぁこっちに来て色々あったからね」

 

承一郎「…そうだね。君が来て以来次から次へと…」

 

いきなりギャングの娘と恋人になれとかヒットマンと決闘をしたりとか、本当に災難続きだ。と承一郎は思った。

 

千棘「ただ惜しむらくはその青春の日々を私はあんたの恋人として過ごさなきゃならなかった事だけど…」

 

承一郎「んなっ⁉︎そりゃコッチのセリフ…」

 

千棘「……まぁでも最近はこのニセモノの恋人ってのも案外悪くないかもって気もしてるけど」

 

承一郎(えっ…君っ…それって…どういう…)

 

承一郎「……いやそりゃあ…僕だって最近は少しは…」

 

千棘「なーーんてね」

 

承一郎は固まってしまった。

 

千棘「ブプ…‼︎何その顔、もしかして本気にしたの?私がそんな事言うわけないじゃあないバッカみたい!」

 

承一郎「……‼︎君ねぇ…‼︎人をからかうのも程々に…」

 

千棘「あはは!バーカ…」

 

カッ‼︎ガラガラガラガラという音と共に雷が鳴った。

 

千棘「キャ⁉︎」

 

雷にビビった千棘は承一郎に抱きついてしまった。

 

千棘「え」

 

承一郎「あ」

 

一征「おやおやお二人さん。白昼堂々おアツイね〜〜」

 

車の車窓から承一郎の義父、一条一征が現れた。

 

承一郎「どわぁ‼︎?父さん‼︎?」

 

一征「恋人のフリしてくれたぁ頼んだがまさか本物になっちまったのかい?」

 

承一郎・千棘「「誰がこんな奴と‼︎」」

 

一征「ハッハッハッ、まぁいいや。ちょうどおめーに話があって探してたとこだ」

 

承一郎「あっ!そうだ父さん!僕も父さんに聞きたい事が」

 

一征「おっと待て待て。こっちは急用でな、こっちが先だ。いや〜二人にゃせっかく仲良くなって貰った所で悪いが、ちと問題が出てきちまってな…」

 

承一郎「問題?」

 

一征「実は明日急遽あいつ(・・・)がおめーに会いに来ることになってよ」

 

承一郎「……⁇あいつ?誰だいあいつって…」

 

一征「ん?あーほれあいつだよあいつ…おめーの許嫁?」

 

一瞬、承一郎の思考は停止した。

 

承一郎「……今なんて?」

 

一征「だから許嫁」

 

承一郎「誰の?」

 

一征「おめーの」

 

JOJO(…やれやれ、今年のジョジョは厄年か?)




はい、次回からついに万里花登場!

女難の相すごいな承一郎……。
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