ジョジョの奇妙な冒険──5人目のDIOの息子── 作:GIOGIO
本城凛さんとのコラボ第2弾!
というわけで八幡世界の最後の世界は承一郎の世界です!
そして今回は!前に書き終わった第0章も少しストーリーに織り交ぜながら進んでいきます。
いやぁ、実は結構前からコラボのお誘いがありまして。初のコラボ相手である本城さんからのお誘いで、しかも最後のトリ担当となったからには頑張ろうと思いました(笑)
今回のコラボ回は
出しますから!ある程度は出しますから!どうかご容赦を!…というわけで、コラボ第2弾スタートッ!
一条承一郎!比企ヶ谷八幡と再会する
承一郎「…もう少し諜報班に調べさせて、その後に戦闘班を派遣してくれ。情報が少ないと任務の失敗に繋がる」
僕はカズやオセロットからマザーベースの経営状況を確認して、スタッフ達や任務の内容など、あらゆる事案をさばいていく。
オセロット『了解だ、ボス』
承一郎「それと…何?寿司を食べたい⁉︎なんだこのマザーベースのスタッフ達の要望は⁉︎エヴァだろ絶対!前一度奢ってやったらこれか…
この前エヴァが寿司を食べてみたいとごねたので奢ったらこの始末だ。
カズ『ボス、エヴァだけじゃあない。他のスタッフ達も食べたいという要望があったんだ』
承一郎「なんでそうなるんだ…!」
カズ『いやぁ〜、前大きな任務が成功した祝いにオレが皆に奢った事があったなぁ〜…』
承一郎「カズゥ〜ッ!」
オセロット『ボス』
承一郎「今度は何だい?」
オセロット『…俺も寿司が食べたい』
承一郎『
僕はつい指でこめかみの辺りを押さえてしまう。
承太郎「承一郎…大変そうだな」
ジョルノ「そうですね、僕の組織と同じくらい…いやそれ以上の組織ですからね…。大変だと思いますよ?」
兄さん達、見ているだけだから分からないけど、ウチは
GMPが赤字になるとすぐにケンカし始めるし、それを止める羽目になる。毎回ナイフを自ら突き刺すこっちの身になってほしい。←⁉︎
しかもいつもダイヤモンドの原石を色んな所に隠すし…スタッフ全員に一人ずつ尋問するの大変なんですよ!
承一郎「何?水鉄砲の開発?カズ!研究開発班に真面目にやってくれと言ってくれ!ウチには水鉄砲を作る余裕はないって!どうせなら
その時だった。
突然現れた肉体の波長に気づいたのは。
承一郎・承太郎・ジョルノ「「‼︎!」」
カズ『…どうした、ボス?』
承一郎「いや…何でもない。しょうがない、寿司は考えるが水鉄砲は論外だ。GMPを無駄に使うなよ」
僕はカズとの連絡を切る。
承一郎「…行きましょう。何か胸騒ぎがする」
承太郎「ああ」
僕はジョルノ兄さんと承太郎さんを伴って外へ出た。
外には、人のミイラのような…左足があった。
だが僕はこれは…いや、この左足の前の人物を知っている。
ジョルノ「これは…この感覚は…父の…」
承太郎「間違いなくDIOの気配…だが、何かが違うとわかる」
承一郎「これは…この感覚は…まさか八幡……。嫌な予感はこれだったのか!何で八幡はこんな姿になってこの世界にいるんだ!」
僕は八幡の左足を拾う。
ジョルノ「よせ承一郎!迂闊に触るんじゃあない!」
八幡の左足は僕の体に吸収される。
ジョニィ『八幡の記憶が入ってくる……お前は……こんなことになると知りながら…レクイエムをやってしまったのか…』
僕は頭を押さえて座り込む。
承太郎「承一郎!どうした!大丈夫か!」
承一郎「大丈夫です。兄さん…承太郎さん。あの遺体は比企谷八幡…僕が大統領に連れ去られた世界にいた父とジョナサン・ジョースターが融合して転生した男の…レクイエムを発動した慣れの果てです…何で僕を呼ばなかったんだ…八幡……」
そのまま僕は意識を失った。
それと共に八幡の意識も闇に沈んで行く。僕に呼び掛けるこの世界の承太郎さんとジョルノ兄さんの声を精神の内側で聞きながら…。
おまけ
マザーベーススタッフ全 達の要望
・水鉄砲の開発がしたい(研究開発班)
・寿司が食べたい(エヴァ+スタッフ達)
・下痢止めの薬が欲しい(ジョニーアキバ)
承一郎「なんでこんな要望が…」