ジョジョの奇妙な冒険──5人目のDIOの息子──   作:GIOGIO

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前回までのジョジョの奇妙な冒険ッ!

音速の動きでアームストロングを追い詰めるジョニィ。しかし電力消費を覚悟した防御に制限時間が終わりを迎える。

入れ替わった八幡はジョニィと打って変わり巧みな技術でアームストロングを翻弄する!さらに強力な波紋の呼吸法で体を回復する。

そして、もう一つの因縁に終止符が打たれる!


It Has To Be This Way(最後にはこうなると決まっている)その②

僕の体の中に意識を沈ませ、八幡は僕の意識とすれ違う。

 

承一郎『甘く見ていた。力がないお前を…だけど、恐ろしい……弱いだなんてとんでもない。どんな経験を積めばここまで非情になれる……』

 

八幡『力や能力だけに頼っている奴は敵じゃあない。どんなに力があっても……いや、力があるからこそ逆に俺の技に利用できる』

 

八幡は無表情のまま目を僕を向ける。

 

八幡『安心して帰らせてくれよ。相棒と同じ7代目のジョジョ。そして、魚を取れ』

 

承一郎『ああ。任せてくれ。必ず自分で魚を取ってやる…なぁ、八幡』

 

八幡『あ?』

 

承一郎『いつかはお前とは別の形でたどり着く。真実の先にな』

 

八幡『楽しみにしてるよ』

 

承一郎『ああ』

 

八幡は僕とタッチを交わし、ジョニィに場所を譲る。

 

ジョニィ『行ってこい、兄弟!』

 

承一郎『ああ、任せてくれ』パチィン!

 

僕はジョニィとハイタッチを交わし、体に戻る。激戦に戻った僕。意識の中に残る八幡とジョニィ。

 

八幡『ホントに真実にたどり着いたとき、再び並び立つかもな』

 

ジョニィ『たどり着いてやるさ。そしてまた、追い抜いてやる。お前よりも遥か高みにな』

 

 

八幡が引っ込み、僕が再び表層に出てくる。

 

承一郎「完全にベストに戻してくれてある。極めた波紋がここまでとはな。それより上を行く小町はどれだけ強くなっているのやら……」

 

僕は万全に戻してある体調に驚く。

 

陽乃「驚いた?承一郎くん?」

 

承一郎「ええ。それに、見誤りましたよ。陽乃さん。性悪トリオらしいですね?」

 

陽乃「まぁね~。お姉さんの本性を簡単に見破れる人はそうはいないからねぇ~。初見で見破ったのは八幡くんとジョセフさんくらいかな?」

 

陽乃さんが楽しそうに言う。

 

承一郎「そう言われて楽しそうに笑う辺り、同類ですよ。あなたと八幡と静さんは」

 

僕は苦笑いしてぽそりと呟く。

 

さて、お喋りの時間はここまでだ。僕はアームストロングを見る。奴は無傷のように見えるがそれは電力を消費して傷口を修復しただけだ。あれはエネルギーを消耗する。

 

体もそうだけど、八幡くんに完膚なまでにやられた精神的ダメージまでは癒えないようだ。僕の中に八幡がいる。これはかなりのプレッシャーだろう。

 

承一郎「陽乃さん。奴の衝撃波を破る手段はわかったんですか?」

 

ジョルノ「見破ったよ。方法は3つ。1つは留美、1つは君の力で封殺できる。いや、回避できる。でも、完全に封じれるのは雪乃さ」

 

そうジョルノ兄さんが言うと、雪乃さんが首を振る。

 

雪乃「私のエンジェル・ダストではあの熱量を相殺するのは不可能よ。材木座君でも耐えられないわ」

 

承一郎「‼︎そうか………何故雪乃の力を上手く使おうと考えなかったんだろう!雪乃の力なら……アームストロングは敵じゃあ無かったんだ!」

 

僕はようやく気づいた。

 

留美「そういうことなんだね。私と承一郎……それに雪乃の力を加えれば……」

 

そして、陽乃さんは描いた作戦を皆に伝える。ジョルノ兄さんや留美さんが何も言わないところを見ると問題は無いみたいだ。

 

承一郎「全員の力を一つにですか」

 

ウルフ『ならばこれも持っていけ。承一郎』

 

ボロボロになったウルフがエクセルサスの残骸から立っていた。その口には、あの『ムラサマ』が。

 

承一郎「ウルフ…!」

 

ウルフ『再生開始』

 

サム『…面白くなってきた。あいつの中にいる悪霊とやらのおかげでさらにあいつは強くなったみたいだ。アームストロングの理想もいいが、一本の剣でどこまで行けるのか見たくなった』

 

承一郎「サム…?」

 

サム『俺が承一郎に勝てばそれでいい。所詮はあいつはそこまでの男だって事だ。だが万が一…俺が負けたら、…この刀のIDには時間制限(タイムリミット)が付けてある。後はお前に任せた。よろしくな、ウルフ』

 

アームストロング「味な真似をするじゃあないか、浪人者め…。それでどうする、野良犬?刀を換えればこの小僧が勝てると?」

 

精神的ショックから立ち直ったのか、アームストロングが僕達に言ってくる。

 

アームストロング「どうしようとお前の自由だ。だが自由には責任を伴う。承一郎が死んだら自分がどうなるかわかっているな?」

 

ウルフ『AIの俺に死の恐怖はない』

 

アームストロング「ん…?」

 

ウルフ『生物のような個体維持本能はない。俺が望むのはミームの継承…そして俺が死ねば、そのミームは途絶える…』

 

アームストロング「知的な判断だ」

 

ウルフ『…だが承一郎、俺もお前のミームに感染したらしい。サムの話を聞いた時は戸惑いもあったが、俺の規範は決まっていたようだ』

 

AIの規範か。ウルフ、君は真の『知性』にたどり着いたのか。

 

ウルフ『誰かに助けられた者は誰かを助けたくなるってわけだ!』

 

一瞬、ウルフの機械のフェイスがニカッと笑ったように見えた。僕も笑い返す。どうやら一匹狼(ローンウルフ)は自分の答えを見出したようだ。

 

アームストロング「ほざけ!」

 

アームストロング跳躍、『ムラサマ』を奪おうとするが、ウルフは咥えていた『ムラサマ』を僕に飛ばす。

 

鞘と手はすれ違い───

 

パシィッ!

 

『ムラサマ』が僕の手に収まった。

 

アームストロング「犬畜生が!」

 

アームストロングはウルフを蹴り飛ばす。

 

承一郎「スティーヴンッ!」

 

僕は『ムラサマ』の鞘と柄を両手で掴む。

 

承一郎「確かに僕は『ニセモノ』だ…」

 

スラァッ…とゆっくりその紅き刀身が新しい主を受け入れるようにその姿を見せる。

 

承一郎「だからこそ、戦おう。僕のために散って行った生命(いのち)に、これからも意味をもたらし続けるために…」

 

僕は『ムラサマ』をアームストロングに突きつける。母さんや信乃、そして多くの命を散らした仲間達。全てが僕の隣に並んでいるように幻視()えた。

 

そして陽乃さん達の回周りも……ジョジョと呼ばれる者達の為に散っていった仲間やDIOの部下達…そして、この世界の陽乃さん達……託された。

 

陽乃&承一郎「「新生クリスタル・クルセイダーズ!スクランブル!」」

 

アームストロング「ほざけぇ!再びDIOを引きずり出す!」

 

アームストロングは跳躍、地面に着地する。

 

角がせり出す。僕はそれを掴み…

 

ベキィッ!とヘシ折る。

 

…今は、今だけは憎悪をしまおう。ただ全力を尽くして、目の前の敵に勝つ!

 

そしてもう一本の鞘に収められた刀の柄に手に取る。それは、半ば折れた『村雨』。

 

そこに多数の虫が集まる。八幡が戦っている間にジョルノ兄さんとピストルズが破片を集めて虫に変えていた。

 

承一郎「兄さん達……」

 

ミスタ「大事な物なんだろ?感謝しろよ?」

 

承一郎「ありがとう……アーシス」

 

僕の目に更なる力の炎が灯る。闘志が戻ってきた。

 

アームストロング「来るがいい」

 

承一郎「オーケー……いざ、参る!」

 

 

戦闘BGM『It Has To Be This Way』

 

 

アームストロング「もう戦争なんてどうでもいい。お前らを殺すだけだ」

 

承一郎「いくぞアームストロング、電力の貯蔵は充分か?」

 

僕は制御(リミッター)を解放して、両手に持つ二本の刀の重みを感じながら走り出す。

 

アームストロングが地面を殴り炎の壁が殺到する。

 

留美「スティッキー・フィンガーズ!」

 

留美さんが作り出したジッパーに全員が入り込む。衝撃波封じの手段の1つ、地面に入ってやりすごす作戦だ。

 

ブラッディ・シャドウでまとめて炎の壁や衝撃波の内側に移動するでも可能だ。

 

承一郎「ナイスだ留美!」

 

炎の壁をやり過ごした僕達はジッパーが閉じるスピードを利用して一気に接近する。接近するのは僕と陽乃さん。

 

まずは陽乃さんから接近する。

 

陽乃「はぁ!」

 

キィン!

 

アームストロングは『アヌビス神』をガードし、陽乃さんに拳を当てようと腕を振るってくる。それを陽乃さんは刃で受け止め……そして梃子の原理で逸らす。

 

承一郎「陽乃さん……それではまったく意味が」

 

陽乃「その力、覚えたわ。全てで無くて良い。八幡くんのように最低限の力でいなすくらいの力を覚えればそれで充分なのよ?」

 

再び拳を振るってくるアームストロング。だけど、力が乗る前に陽乃さんが入り身で肘を押さえて封じる。

 

全力の勢いが乗った状態ならともかく、力が乗り切る前に押さえられてしまってはなす術は無い。

 

陽乃「承一郎くん!わたしがいなしている間に!」

 

承一郎「そういうことか!」

 

僕が波紋で一気に懐に入り、陽乃さんがアームストロングの押さえている腕に『村雨』の水圧カッターと『ムラサマ』を振るう。散ったのは白い人工血液(ホワイト・ブラッド)。やはり『村雨』本体ならまだしも水圧カッターなら使い道がある。『ムラサマ』もすごい斬れ味だ!

 

僕の『ムラサマ』はアームストロングの左腕を切断する。

 

アームストロング「ふ………」

 

アームストロングは不敵に笑う。

 

だけどな、八幡は言ってるんだよ。モード、ガンズ・アンド・ローゼズだって。

 

承一郎&陽乃「ふ………」

 

反対に僕と陽乃さんは笑い返す。

 

僕達はツープラトンの前蹴りをアームストロングに放つ。ダメージを与える為じゃあない。蹴った反動でアームストロングの間合いから一気に離脱する為だ。

 

案の定、奴の腕は断面と断面がくっついて元に戻り、さっきまで僕達がいた場所に再生された拳が通過する。電力をナノマシンに伝達させて再生させる能力は、八幡が潰した両目が再生されている事で見破った。

 

いや、何となくジョニィの戦いでも体が再生されている段階で気が付いていた。

 

戦い方は『ザ・オーガ』でも、能力は『ガンズ・アンド・ローゼズ』みたいなもの。切断も治してくる。僕と陽乃さんはそれを見越して間合いを離した。

 

アームストロングは僕達を追って一気に間合いを詰めようとするけど………

 

ピストルズ『ヒャッハー!もう一度失明しちまえー!』

 

アームストロング「おのれ!またしても目が!」

 

ミスタさんが放った弾丸を曲げてピストルズがアームストロングの目に命中させる。普通ならそこで弾丸が脳に達してジ・エンドだけれど、そこまで望むのはこの脳筋には無理なようだ。

 

ホントに脳まで筋肉で出来てるのか?でも、ミスタさんの目的はアームストロングの出鼻を挫くこと。ピストルズとアームストロングとでは相性が悪いけれど、このくらいの真似はできる。

 

その隙をついて陽乃さんが逆に間合いを詰める!

 

陽乃「はぁ!」

 

アームストロング「バカめ!見えずともガードを固めれば良いだけだ!」

 

ギィィィィン!

 

陽乃さんの斬撃がアームストロングの首に決まる。アームストロングのガードを透過して直接首に決めた。だけど、固すぎる!

 

アームストロング「バカめ!そんなナマクラが通用するとでも思ったか!下手をしたら首を狙ってくると思って固くしていたのよ!」

 

アームストロングは陽乃さんを狙ってアッパーを放ってくるけど……バカはあんただ。

 

陽乃さんは『アヌビス神』を消してアッパーを入り身で回避。

 

承一郎「『クリスタル・ボーン』!」

 

失明しているからわからなかっただろう?すぐに再生できると踏んで逃げに出なかったあんたのミスだ。一瞬でも失明させれば良い。

 

まったく同じタイミングで僕も間合いを積めていたことに、足音を完全にシンクロさせていたから陽乃さんが一人で間合いを詰めていたように感じたはずだ。

 

それが甘いのだ。だから大降りのアッパーなんて外せば隙だらけのマネが出来る。そこが付け入る隙。

 

がら空きになったボディに、僕は……

 

CB「オラオラオラオラオラオラオラァ!」

 

しこたま拳のラッシュを叩き込んで殴り飛ばす。

 

アームストロング「ぐはぁぁぁぁぁ!」

 

吹き飛ばされたアームストロングはエクセルサスの残骸に叩き付けられる。

 

アームストロング「ならばこれならどうだ!」

 

アームストロングは再生してエクセルサスの上に立ち、純粋な腕力で残骸を持ち上げる。

 

ジョルノ「やれやれ、どこまでも『ザ・オーガ』だね。そう来ると思ってそれには『ゴールド・エクスペリエンス』の拳を叩きつけておいた」

 

平塚という人は巨木を引っこ抜いて投げて来たみたいだ。まったく同じ手段で来るだろうと見越してやってたんだ。

 

アームストロングが持ち上げている場所の部分だけ、鮫に変化し、その両腕を飲み込む!鮫の顎の力は強力だからな。いくら固くても食い込むだろう。

 

アームストロング「お、おのれ……だが、再生させれば!」

 

雪乃「その再生の力も、もう使わせない。チェックメイトよ。アームストロング上院議員。フリージングビーム!」

 

決まった。これを狙っていたのだ。確実にヒットさせるこのタイミングを。

 

雪乃「あなたから、ナノマシンの概念と電気を利用する概念を奪ったわ………。もう、あなたはそこから抜け出す方法はない。気付かなかったかしら?あなたの足元は既に……」

 

トリッシュ「『スパイスガール』……あんたの足元は既に底柔らかく変えてある。時間が無かったから底無し沼とまではいかなかったけど、あんた一人を沈めるには充分な深さ」

 

ズブズブズブズブ………

 

既に腰まで埋まったアームストロング。どんな力を持っていても、ここまで埋まってしまっては脱出不可能。

 

陽乃「決着はあなたが付けなさい。承一郎くん」

 

承一郎「了解です。まさかこんなにアッサリと……」

 

僕はサムの『ムラサマ』でエクセルサスの残骸を焼き付くし、ついでにアームストロングの腕を消し飛ばす。

 

承一郎「放っておいてもそのまま終わりだが、せめて最後のけりだけは……お前の命だけは僕が終わらせる!せめてものけじめに!」

 

この憎悪は消える事はないだろう。けど…

 

 

──頑張ってね。待ってるよ、一条君──

 

──早く帰って来なさいよ、バカもやし。皆待ってるんだから──

 

──早く終わらせろ、一条承一郎。お嬢が心配するだろう──

 

──早く帰って来て下さいね、承一郎様。待っていますからね──

 

──お姉ちゃんが心配するので、早く戻って来て下さいね、先輩──

 

 

今は、彼女達の笑顔を守るために戦うッ!

 

 

──行きますよ、若!──

 

 

ああ、分かってるさ信乃。終わらせよう、この因縁を!

 

 

承一郎「うおおおおおおッ!」

 

斬ッ!

 

承一郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ‼︎!‼︎」

 

心臓の位置に全身全霊の力を込めた斬撃を叩き込む。

 

奪ッ!

 

承一郎「これで終わりだッ‼︎」

 

ドズゥッ!

 

僕は二刀を収めて心臓へその右手を突っ込み、そして心臓を手で掴む!

 

アームストロング「さすがだ…承一郎…」

 

承一郎「夢は消えたな」

 

僕は一気に奴の心臓を引き抜こうとするが、奴の腕がそれを止めて、引き寄せる。

 

アームストロング「いや…個人と個人が戦い…強い者が勝つ…それが、俺の理想だ。これからも…商業化した戦争や…信念を持たない豚どもがはびこると思うと…反吐が出るが…」

 

アームストロングはよろめきつつもしっかりと僕を掴んでその細々とした掠れ声を呟く。

 

アームストロング「だが…俺は良き理解者に出会えた…」

 

アームストロングは一拍置いて僕に語りかける。

 

アームストロング「…なぁ、承一郎。お前はこれからも…力で、気に入らん奴を…ブチのめせばいい…。それこそが、俺の夢の…体現だ…」

 

僕はアームストロングの肩に手をかけて、

 

ズリュゥッ!

 

一気に引き抜く。アームストロングは仰向けにブっ倒れ、胸から人工血管が伸びてその先には人工の心臓がドクン…ドクン…と僕の手の中で動いていた。

 

グシャアアッ!

 

僕はそれを握り潰す。心臓が潰れ、中に詰まった白い人工血液が僕の手を白く染める。

 

アームストロング「嬉しいね…お前は…もう一人の…俺だ…」

 

アームストロングはそう呟き、目の輝きが失われていった。

 

太陽を背中から照らされて、僕の影はアームストロングに重なるように伸びていた。

 

そして、僕の影に溶け込むようにズブズブと底無し沼に沈んでいった。

 

…信乃…皆…仇は取ったよ……。

 

 

 

八幡『ヤレヤレ、世話の焼ける』

 

ジョニィ『この四年間、何があったんだ?お前は…強いではなく怖い……それがお前にはある』

 

八幡『色々やったんだよ。それも平行世界を渡り歩いてな。お前もレクイエムに言われたはずだ…真実の先へ到達しろってな…。この世界にウルフスが現れない保証は無いしな』

 

ジョニィ『ウルフス?』

 

八幡『うちの世界の元凶だよ。ワシントンで話しただろ?ブラッディ・スタンドと東の柱の一族、それにウルフスの事は』

 

確か前に八幡から聞いた事があった言葉だ。アンチ知的生命体スタンド(Unti Intelligent Life Form Stand)…。目的は…宇宙から知的生命体の根絶、ただそれだけ。

 

向こうの世界では本来は人類と共存していた柱の一族を狂わせ、カーズを狂わせ、そして共存していた波紋の一族や人類と争わせ…知的生命体の根絶を目論んだ存在。

 

ジョニィ『アンチ知的生命体スタンド……か。勝てるのか?』

 

八幡『アームストロングよりは厄介だろうな。きっと』

 

一応は調べたが…もう一度探りを入れてみるとするか。

 

母さん、あなたの仇もいつか…。

 

 

<=to be continued=




毒蛇(ヴァイパー)』を巡るもう一つの因縁、終結。

次回、『復活の千葉村へ』

八幡の並行世界へ、承一郎達が旅立つ!

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