ジョジョの奇妙な冒険──5人目のDIOの息子──   作:GIOGIO

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集まる同じ(中の人)という名の混沌(カオス)

ヴァレンタイン「ご苦労だった。ジョルノ・ジョバァーナ代表、グイード・ミスタ次期副代表、トリッシュ・ジョバァーナ女史、雪ノ下陽乃、雪ノ下雪乃、鶴見留美」

 

僕達は大統領のスタンド、『 dirty deed done dirt cheap(いともたやすく行われるえげつない行為)』によって八幡達の並行世界へ到着した。

 

ジョルノ「閣下もお疲れ様でした」

 

ジョルノ兄さんが代表して閣下にお礼を言う。周りを見てと他の並行世界の人達も集まっている。

 

承一郎「久しぶりだな。この世界も」

 

ヴァレンタイン「一条承一郎、ジョニィ・ジョースター、桐崎千棘、小野寺小咲、小野寺春、橘万里花、鶫 誠士郎。ゆっくりしていきたまえ。これで全員揃ったようだ。それでは汐華冬乃とこちらの博麗霊夢。最後の仕上げについて打ち合わせだ。他の者はしばらく親交を温めるが良い」

 

閣下は二人を伴って奥へと消えて行った。

 

他の並行世界は様々な場所がある。

 

時系列が少しズレた八幡の基本世界。

 

近界民(ネイバー)という異世界からの侵略者から街を守る八幡の世界。

 

幻想郷という忘れられた妖怪と人間達が共存している楽園に暮らす承太郎さん似のジョースターの末裔が守る世界。

 

聖書の神がいなくなり、天使と堕天使と悪魔が三つ巴のにらみ合いをしている世界の、転生したスタンド使いが暮らす世界。

 

そして、僕達が暮らす世界。八幡は魂が聖なる遺体となって五つの世界に散ってしまい、それを集めるために兄さん達が来たのだ。

 

結衣「お帰り!ゆきのん!」

 

雪乃「ただいま、由比ヶ浜さん。あなたも気持ちの整理が出来たようね」

 

結衣「うん!心配かけてごめんね!ゆきのん!」

 

A陽乃「へぇ、あれがアヌビス神の私かぁ」

 

B陽乃「歳は私と同じかな?」

 

陽乃「あら?………へぇ?」

 

剣豪同士のシンパシーかな?

 

春「一色さんが三人いる…」(CV佐倉綾音)

 

ABいろは「声がそっくり……」(CV佐倉綾音)

 

子猫「…ギャー君(CV佐倉綾音)そっくり」

 

いろは「わたし似の声って何人いるんですか?そんなにありふれてないですよね?」(CV佐倉綾音)

 

千棘「由比ヶ浜は前に会っているから問題ないかな?ヤッハロー、結衣」(CV東山奈央)

 

結衣「ヤッハロー!千棘ちゃん!」(CV東山奈央)

 

トリッシュ「ヤッハロー!」(CV東山奈央)

 

A雪乃「由比ヶ浜さんが3人に増えた気分ね」

 

B八幡「俺には悪夢なんだが…」

 

戸塚「何かカオスだね」(CV小松未可子)

 

A戸塚「本当だよ」(CV小松未可子)

 

鶫「我々も人の事は言えないがな」(CV小松未可子)

 

ダブル戸塚「うわっ!ホントだ!」

 

ダブルめぐり&アーシア「あはははははは!」(CV浅倉杏美)

 

康一(僕達は…)(CV梶裕貴)

 

丈城(黙っていよう)(CV梶裕貴)

 

…あれ?確か集って声康一さんと似ていたような…(CV梶裕貴)

 

…うん、なかなかのカオスっぷりだなこれは。まぁそんな事は置いといて…

 

承一郎「あの悪霊に取り付かれた人達…ちょっと…」

 

AB八幡&G承太郎&丈城「………?」

 

僕は四人に封筒を手渡す。その内容は…。

 

『比企谷八幡の被害者の会』

 

G承太郎「受け取ろう。同じ事を考えていた…。静・ジョースターの被害者の会も兼ねよう」

 

A八幡「俺も受け取ろう。こっちの静・ジョースターも相当らしいな…あっちは素直なカワイイ子だったのに」

 

B八幡「受け取ろう。俺はジョセフ・ジョースターと比企谷小町の被害者の会も兼ねるか……」

 

丈城「俺は別段被害らしい被害は無かったけど面白そうだ!」

 

なんか一人八幡と同じ匂いがする奴もいるが、まぁ問題ないだろう。

 

承一郎「………決まりだな。俺はいっそ、アーシスの被害者の会を結成すべきだと思う」

 

うん、一番被害に遭っている僕だから断言出来る。奴だけじゃあなくて他の奴も混ざってやって来るから余計にタチが悪い。

 

承一郎「いろは…新ニセコイ偽装は君も荷担したよね?それに文化祭の一件も忘れないよ…」

 

僕は『私もですか⁉︎』みたいな顔をしているいろはさんにもそう言う。

 

マジであれは許さん。そして春ちゃんの件も許さん。仲が元々悪いのにさらに悪くなったらどうするんだ!

 

リアス「アーシス対異世界連合のレーティングゲームとか面白そうね」

 

丈城「待てリア!こんな奴等と縁を結べたんだ!全員でレーティングゲームなんてのはどうだ!?」

 

A八幡「レーティングゲーム?」

 

丈城「仮想現実空間での模擬戦だ!」

 

B八幡「チームランク戦のようなものか。確かに面白いな。だとしたらここにいるだけでは無く、ボーダーの仲間達にも声をかけてみるか」

 

G承太郎「異世界対抗チームバトルか…それは面白そうだな」

 

承一郎「ふ……負けないよ……」

 

いろは「対ウルフス戦の演習にもなりそうですね」

 

有意義な模擬戦になりそうだな。話を聞いていたアーシスや雪ノ下家、ボーダー、幻想郷、駒王、千棘さんや小野寺君達も興味を引かれている。

 

陽乃「面白いね」

 

静「他の平行世界にも声をかけてみよう!案外集まるかも知れないよ?」

 

承太郎「そうだな。今回は敵対することはなかった。だが…」

 

仗助「これだけの奴等が集まったんだ!どちらが上かを確かめるのも良いじゃあねぇか!」

 

盛り上がる僕達。そして…リゲイン・ジェムストーンの終わりの時がやって来た…。

 

 

←To be continued


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