ジョジョの奇妙な冒険──5人目のDIOの息子── 作:GIOGIO
八幡「よし、それじゃあ皆で一緒に食おうか」
承一郎「そうだね、僕ももっと皆と話がしたいし」
よく見ると女子達はもう宴会を始めているらしい。
G霊夢「あ、承太郎。もう皆で飲んじゃってるわよ?」
G承太郎「俺達が来るまで待てなかったのかよ…」
霊夢「いいじゃあないの、楽しめれば全てOKよ」
ん?霊夢さんの手にあるのは…お猪口?…なんだか嫌な予感がする。
ガシッ!
肩を掴まれる三人の比企谷八幡と静さん。おそるおそる振り返ると……。
承太郎「まさかお前ら……」
徐倫「便乗して飲むつもりじゃあ無いでしょうね?」
空条親子に捕まっていた。
八幡「ダメだぞ?DIO。お前は未成年なんだから」
八幡ははちまんくんと比企谷隊長の肩を叩いてスケープゴートしようと試みてみる。
A八幡「おいこらDIO(# ゜Д゜)」
B八幡「なに一人でバックレようとしていやがる!」
はちまんくんは承太郎さんと直接戦ったからスタープラチナの強さは知っているし、比企谷隊長もディオの記憶や八幡との決闘を通じて知っているので承太郎さんは怖いだろう。
承太郎「アホか。体格でバレバレだ」
徐倫「往生際が悪いわね」
静「自分だけ逃げようったってそうはいかないっつーの」
静さん、さらっとそっちがわに逃げてるな。
八幡「いやいや、承太郎。お前は高校時代じゃあ飲酒をしていたじゃあないか。バドワイザーにペンを刺して底の方からチビチビと」
大統領飲みだね。なんか何処かから「YESッ!YESッ!」とか聞こえてる…気のせいか?
承太郎「ぬ………何故知っている」
徐倫「父さん…」
八幡はこっそりアクトンに透明化してもらってこっそりと逃げようとする。
ガシッ!×2
B八幡「逃がすか。この性悪コンビ共。俺のサイドエフェクトを忘れたのか」
比企谷隊長のサイドエフェクトを忘れてたらしい。そういえば比企谷隊長はアクトン殺しの能力なんだっけ。
静「なにこいつ!気配を消して透明化したのにまったく効いていない!アクトン殺しも良いところだ!この私殺し!そのままあんなことやこんなことも!?キャー!綾辻さん!浮気男よー!」
ゴンっ!
B八幡「人聞きの悪い!一色や陽乃さんよりたちがわるっ!マジで録でもねぇな!こいつら!」
A八幡「可愛そうに……うちの世界の静・ジョースターさんは素直でカワイイ感じの人だったのに、こっちの静さんは完全に女版のDIOだな……」
静「え?こいつ、そっちの私を口説いていたの?」
八幡ごとストーン・フリーに縛られながら静さんが反応する。
静「そんな!(あっちの)私とは遊びだったのね!?」
A陽乃「八幡?」
Aいろは「これが証拠写真です」
A八幡「一色ぃぃぃぃぃ!弥七の時に撮ってやがったなぁぁぁぁ!」
Aいろは「ちなみにDIOは静さんを貧乳扱いして殴られてました」
静「ハッチ………さすがにそれはどうかと思うよ?」
小猫「貧乳をバカにする奴は許さない……」
A雪乃「DIO…最低」
風鈴「後でお仕置きです」
雪乃「比企谷くん?見損なったわ。最初の日にもヤッパリ下卑た目で見ていたのね……」
八幡は貧乳チームに囲まれてるな。ストーン・フリーに縛られてるから逃げられない。
承太郎「八幡……後で説教だ」
ジョルノ「わさびならあるから楽しみにしておくんだね」
一方で……
承一郎「…霊夢さん、千棘さん達は?」
霊夢「あら、彼氏だから気になるの?千棘ちゃん達ー!承一郎が呼んでるわよー!
ニセコイ女子達「「!」」グルンッ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
全員が一斉に振り返る。あれ?なんだか悪寒が…。
千棘「承一郎ぉ〜、待ってたわよ〜」
小咲「一条く〜ん、私達と一緒に食べましょ〜?」
承一郎「……マジか……」
そこには顔を赤く染めてベロンベロンに酔った千棘さん達が。
承一郎「…霊夢さん、まさか彼女達に…酒を…?」
霊夢「ええ、幻想郷では未成年からでも酒を飲むのよ。それに彼女達はほんのちょっとだけよ?」
見ると幻想郷の承太郎はチビチビ始めている。
承一郎「……マズった…」
丈城「どうしたんだ?」
承一郎「彼女達は非常に酒に弱いんですよ。正月にはウイスキーボンボンで泥酔するほどに…。ついでに言うと…捕まった後の事は
主人公達は全員ゾッと戦慄する。
万里花「らっくん…好いとーよ…」
鶫「一条承一郎…貴様の唇は…柔らかそーだ…」
リアス「ちょっと、これホントにちょっとだけなの⁉︎」
いろは「すごい酔っ払いようですね…」
魔理沙「確かにこれはヤバそうだぜ」
承一郎「そうだ、春ちゃんなら大丈夫かも「先輩…」春ちゃん⁉︎」
春「先輩…ぎゅっとさせて下さい…」
承一郎「……OH MY GOD……」
さ、最後の砦として期待していた春ちゃんまで…こうなったら…。
ゴンっ!
徐倫「さりげなく飲んでるんじゃあない!」
どうやら八幡はいつの間か酒を飲んでいたらしい。
承一郎「…一条家、いやジョースター家にはある伝統的な戦いの発想法がある。それを使います」
A・B八幡「「ま、まさか…」」
G承太郎「あれか…」
丈城「もちろん知ってるぜ?やったこともある」
八幡「お約束だよな?」
A八幡「まさかやる日がくるとは……」
B八幡「何で俺まで……」
ジョセフ「行くぞ。息が続くまでやるんじゃ!」
魔理沙「おおっ!生で見れるとは思わなかったんだぜ!しかも元祖まで!」
承一郎「さぁ!皆さんご一緒に!」
クルッ♪シュゴォォォォ!×7
主人公達-忍+ジョセフ「「逃げるんだよォォォーーーーッ‼︎」」
180度クルッと回って全速力で走る。千棘さん達はそれに追随する。
千棘「待ちなさいよ〜…」シュタタタッ!
承一郎「くっ、こうなったら…頼むブラッド!秘技『ブラッド・シールド』!」
ブラッド「しょうがないなぁ〜。さぁ美少女よ、僕の胸の中に「邪魔よ」ブゲェッ⁉︎」
セリフを言い終わる前に千棘さんの拳が顔面に炸裂する!おお…、いつもくらってるからわかるよ、すごく痛いだろう?
G承太郎「ぐはぁっ⁉︎」
八幡「じょ、承太郎⁉︎」
G承太郎「ば、バカな…大抵の攻撃ならフィールドバックすらしないはずのブラッドが…」ガクッ
霊夢「承太郎ーーッ!」
幻想郷の空条承太郎(ブラッド・メモリー)…
ちょっと待てよ、あの一撃…まさかアームストロングの拳よりも強いんじゃあ…。脂汗が僕の顔からドバドバと滝のように流れる。
尊い犠牲だった…。僕はブラッドを投げ捨てながら走る。
八幡「こいつも中々いい性格してるわ」
伊達に今まで八幡にいじられてた僕じゃあないのさ。
A・B八幡「お前がいうな!」
丈城「アハハハハハ!最高だぜ!こいつら!」
A・B八幡「同類がいたー!」
G承太郎「死んでないぞ!」
霊夢「しょうがないわね、私も手伝うわ!」
霊夢さんが鶫さんを結界に閉じ込める事に成功するが、
鶫2「博麗霊夢、この結界を解いてもらおうか」スチャ!
霊夢「えっ⁉︎結界一つまでしか無理なのに…!」
分裂していたのか!そして霊夢さんは結界を解いてしまう。
皆に助けて欲しいけど、皆捕縛系の能力じゃあない!
承一郎「くそっ!絆よ、僕に力を!」
僕はダイヤモンドを投げつける。形は柵、硬度は最高峰。だが、
万里花「そのダイヤが変化する『速度』、取り締まらせてもらうばい!」
橘さんが投げた手錠がダイヤを捉え、変化がとてもゆっくりになったところを突破される。
丈城「なんだあのスタンドは⁉︎」
万里花「本編で未登場だから言えないばい!」メメタァ!
八幡「しょうがない、『ハーミット・アメジスト』!」
G承太郎&丈城「「『ハーミット・パープル』!」」
三人の茨が小野寺君を捉えようとするが、空気に壁があるように阻まれる!よくよく考えると僕達のスタンドはこっち側でお披露目する事が多いな…。
小咲「一条く〜ん、捕まえた!」
そしてたった一度の踏み込みで僕の懐まで潜り込む!
八幡達主人公達の肩が掴まれる。見ると八幡の肩には承太郎さんの手が。丈城の肩には仗助さんの手が。はちまんくんの肩には徐倫さんの手が。比企谷隊長の肩には静さんの手が。幻想郷の承太郎の肩にはジョルノさんの手が置かれていた。
バカ騒ぎもここまでらしい。既にジョセフさんも同罪扱いで忍さんに捕まっている。
歴代ジョジョ&忍「やかましい!うっとうしいぞ!」
承太郎「留美。頼んだ」
留美「了解。アリアリアリアリアリ!」
スティッキー・フィンガーズでバラバラにされる主人公達。
A・B八幡「何で俺達までー!ぎゃああああ!」
そういう僕は…
承一郎「お、小野寺君…!」
小咲「へへ、一条君の体がっしりしてる〜」
千棘「もやし〜、私にも触らせて〜」
承一郎「ちょっと皆落ち着いて…えっ、どこに連れて行こうとするの⁉︎見ていないで誰か助けて!」
五人の主人公「「フラグ乱立のツケだ、諦めろ」」
わさび仲間から突っ込まれる僕。
承一郎「ちょっとそれ皆にまんまブーメラン…え、ちょっと待ってくれ!何をする気…
八幡「失礼な。俺はいろは一筋だ」
A八幡「俺も陽乃一筋だ!」
B八幡「俺も遥一筋だ!」
八幡×3「お前らと一緒にするな!」
いろは&陽乃&小町×3&綾辻「どの口が言ってるのやら……」
その後、顔を酔ってないのに赤くした女子達と死にかけの承一郎が見つかったとか。
なお、全主人公達ー忍さんはジョルノ特製のわさびの刑に処されました。
ズッダン♪ズっズッダン♪
ズッダン♪ズっズッダン♪
ズッダン♪ズっズッダン♪
グイン♪グイン♪バッバッバッ♪
(歴代ジョジョ+魔理沙+ゼノヴィア+オール陽乃&小町+白良によるギャングダンス)
主人公「ギャアアアアアアアアアア!瞼に塗るな!舌に塗るな!上唇に塗るな!更にガムテープを貼るなぁ!止めろ黒ジョルノォォォ!」
忍「やれやれだわ」
痛覚・味覚抑制しても痛いってどういうわけ⁉︎
忍さん、同じ主人公なのに一人だけずるい!
<=to be continued=