ジョジョの奇妙な冒険──5人目のDIOの息子── 作:GIOGIO
格ゲー『未来への遺産』をやってみよう その①
一条邸、承一郎の部屋───
承一郎「よーし、宿題が終わったぞ」
終わった宿題を一通り確認して、僕はカロリーメイト(メープル味)を食べる。
承一郎(さて、後は特に予定はないしどうしようかな)
ジョニィ『最近は平和だからな』
最近は『愛国者達』からの攻撃はない。多分何かの策を講じているんだろうが、僕達に出来るのはただ待つだけだ。
承一郎「そうだな…よし、『おのでら』で和菓子買うついでに小野寺君と少し話して「すまないが、そうはいかないんだ」What's⁉︎」
声が聞こえた方を振り向くと案の定アメリカ国旗が僕を覆い被さり、僕は何回目かの並行世界へ拉致られた。
ヴァレンタイン「ドジャアァァァン」
承一郎「大統領……だからいきなり拉致するのはやめて下さいよ」
周りを見渡すと千葉村で会った面々が。そしてここはどうやら奉仕部らしい。
承一郎「で?これはどういう状況?」
八幡「平たく言えば遊び?」
承一郎「遊び?何の?」
静「これこれ」
静さんはPS1を僕に見せる。
承一郎「PS1とは懐かしいな……。うちの世界ではレトロゲームに認定されてるんだけど?」
ちなみにPS1とかだと『メタルギアソリッド1』とかかな。『ツインスネーク』があるけど正直HDリマスター版が出てもいい名作だと思うんだよね。←メメタァ!
材木座「いや、うちの世界でもレトロゲームだから」
承一郎「………PS3でも出来るんじゃあ無いか?」
そう、PS1のソフトならPS3でも出来るのだ(当時はまだPS4は発売されていない。Vitaはある)。まぁ、大統領が平行世界から持ってきた物だから規格が合うか分からないし、向こうの本体を使った方が無難と言ったら無難か。
承一郎「で?そのソフトは?」
八幡「承太郎達の時代の話をモチーフにした平行世界のゲーム、『ジョジョの奇妙な冒険』っていう2D格闘ゲームだ」
承太郎さん達の物語、ゲームとして出てるんだ。というか……
承一郎「2D格闘ゲーム自体、あまりやらないんだけど」
2D格闘ゲームが全盛期だったのは1992~2001年くらいまで。ジョルノ兄さんがパッショーネの下っ端だった頃までが全盛だ。僕達の世代では馴染みが無い。
承一郎「で?僕は何をすれば良いの?」
ジョルノ「アーケードモードでifのストーリーを楽しんでいるところさ。各プレイヤーキャラを馴染みがある人間でプレイするという形で遊んでいる」
承一郎「へぇ……で、僕を呼んだのは?」
ジョルノ「君は5年前のあの時、ホルホースと組んで襲って来たじゃあないか。僕達は誰もホルホースを使いたがらないからね」
なるほど、クリスタル・クルセイダーズ結成前、僕は八幡達とプッチ側、どちらの視点からでも判断できるように一時的に八幡達の敵としてプッチ側についた事がある。
その時に僕と一緒に組んだのがホルホースとスティーリー・ダンというわけだ。
承一郎「いや、確かにそうですけど……何で僕が…」
ぶっちゃけ億泰さんとミスタさんでもいいような…。
ジョルノ兄さんは僕の肩を抱く。
承一郎「ジョルノ兄さん?」
ジョルノ「君には貸しがあったよね?」
承一郎「貸し?何かありましたっけ?」
静さんが懐から一枚の写真を取り出す。いつものマイクロバスの写真だ。
静「これ、最初の1台ロードローラーで押し潰したのは誰かな?」
なんて古い話を……確かに有耶無耶になっていたけど!
承一郎「ちょっ!それはクリスタル・クルセイダーズやオペレーション・ジェムストーンでチャラになったんじゃ!」
八幡「具体的にはそんな話は出ていないよ。なに。ちょっと遊ぶだけでそれがチャラになるんだ。安心しろ承一郎……安心しろよ」
承一郎「き、汚い……相変わらずだな、君は」
まぁ僕もヤクザの息子だし言えないけどさ。さすが元邪悪の化身、そこに痺れぬ憧れぬゥ!
三浦「イチロー。諦めるし」
承一郎「変な名前で呼ぶの、やめてもらえますか?アヴドゥルさん」
僕は某メジャーリーガーみたいに呼ぶアヴドゥルさんの転生者、三浦優美子さんに突っ込み、渋々と未来への遺産のプレイを始める。
承一郎「ん?」
八幡「どうした?」
承一郎「いや、ホル・ホースなんだけど、二人いない?」
どうやらホルホースはJガイルと組んでいるノーマル版と、ボインゴと組んでいる裏キャラ版があるらしい。どっちを使って良いのか分からないな。
海老名「ボインゴが映ってない方のホルホースをお願い」
ポルナレフ「J・ガイルは……わかるだろ?」
八幡達はホル・ホース単独よりもJ・ガイルを使いたくない気持ちがある。特に三浦さんは千葉村の件も含めて嫌がっていたらしい。
承一郎「まぁ、依頼だと思えばいっか」
気分を切り替え、僕はホルホースを選択する。
オープニング
ナレーション『DIOがジョースター達を始末する為に金で雇った殺し屋。エンペラーのカードを暗示するスタンド使い「ホル・ホース」。彼は決して一人では行動せず、誰かと組んではじめて実力を発揮するタイプであった』
ホル・ホース『俺のやり方はわかってるよな、J・ガイルのだんなよ……。行くか、「
ポルナレフ「J・ガイル……」
ポルナレフさんがギリギリと歯軋りをする。幽霊なのに歯軋り出来るんだ。
承一郎「ポルナレフさんの殺気が半端じゃあ無いんだけど……」
八幡「ヴァニラ・アイスやDIOが出てくるとみんなこうなるから。あ、『未来への遺産』版では中間デモが無いからストーリーは脳内で補完してくれ」
承一郎「今初めて見た僕では難しいんだけど……」
まぁ、オープニングみたいな物が延々と流れるものだと思えば。最近のゲームはそういうのあるし、史実を知ってるから何となく分かるだろう。
タイトルコールで降りてきたタロットカードは魔術師。1人目はアヴドゥルさんだ。では中間デモを脳内で再生。
ホル・ホース(八幡が口に出して)『お前がアヴドゥルか。お前は色々とスタンド使いを知っているみたいだからなぁ。お前を殺せば後が楽になるぜぇ?お前のスタンドが一番俺とは相性悪いしよ』
アヴドゥル(三浦が合わせる)『あーし……じゃあなくて我がスタンドの炎で焼き尽くしてやるし!』
承一郎「あの………アヴドゥルさんの姿が三浦さんに変換されちゃってやりにくいんですけど……」
三浦「気にすんなし」
なんかやり辛いな。まぁその内慣れてくるか。
さて、ホル・ホースの性能だが……うん、扱い辛そう。技表を確認した僕は一通り試してみる。
まずは定番の波動拳コマンドの『ハジキだ!』弱と中の攻撃ボタンで立ちながら、強でしゃがみ射ちをし、下段攻撃の弾丸を射つ……が、撃ったときに十字ボタンを動かしてしまうと弾丸が軌道修正されてしまう。慣れない内はあさっての方向に飛んでしまい、やり辛い。
次にこれまた定番の昇龍拳コマンドで出る『J・ガイルの旦那』。斜め上に弾丸を射ち、例え荒野でもどこからともなくガラスの破片が落ちてくる。対空技だな。けど、J・ガイルの旦那とかセリフがあるけどJ・ガイル関係ない。
承一郎「J・ガイルは光の反射の中を光速移動して攻撃する能力だったから、そのサポートだったんじゃあないか?」
ポルナレフ「ああ、J・ガイルを始末した後にホルホースがそれを知らずに周囲のガラスを割りまくっていたな。それを再現したんだろう」
解説ありがとうございます。それを技として再現するのか、カプコン。
次に逆波動拳コマンドで『ハングドマン』。どこからともなく水溜まりが現れ、通りかかった相手をハングドマンが刺す。刺された相手はしばらく硬直するのでそこで色々と出来そうだ。攻撃ボタンで水溜まりの出る位置が変わるのだが、当たり判定が出るまでが時間がかかる。コンピューター戦ではともかく対戦では使えない技だな。
……というか、
承一郎「どこから出てくるんだ?ガラスも水溜まりも」
ンドゥールやミドラーさんが近くにいるのだろうか?
承一郎「一通り試したらアヴドゥルさんが倒れた」
では脳内ストーリー再生。
ホルホース(八幡)『一番厄介なアヴドゥルを倒せたのは幸先が良いぜ!』
二人目 法王のカード。花京院さんだ。
ホルホース(八幡)『次はテメェか。花京院』
花京院(海老名)『ホル花!きましたわー!』
いろは「おじさんはそれは言いませんよ?多分『後悔する事になるぞ!』じゃあないですか?」
承一郎「……花京院さんのイメージが……」
今度はスーパーコンボゲージを溜め、スーパーコンボを試す。因みにホルホースにはスタンドモードは存在しない。まぁ、エンペラーをスタンドモードにしても困るか。
それではホルホースのスーパーコンボを。
まずはエンペラーを乱射する『ぶちまけろ!』、花京院さんのスーパーコンボ版のエメラルド・スプラッシュに軌道が似ているらしい。命中率はかなり高いし弾速も速い。
承一郎「可能だよ。自滅した時に連射していたって聞いたね。本人から」
『エンペラー』って連射可能だっけ?と疑問に思っている八幡達にそう言った。ちなみにこっちの方での情報だ。僕はプッチ側から信頼を受けていたとは言えないしね。
次、弾丸の軌道。すっっっごく弾速の遅い射撃を発射。
承一郎「????」
不審に思った僕が十字キーを操作すると、上下にぐにゃぐにゃ動く。え?でもこんなの、普通にガードされない?
……と、思ったらいきなり音速になった。コンピューターの花京院さんはガードしていたが、クリーンヒット。
承一郎「ガード不能技か……でもこれは使えないな」
速くなるタイミングを見切られたら簡単に避けられそうだ。その間は無防備だし。
そして度肝を抜かれたのが最後のスーパーコンボ。『最強のコンビ』、ホルホースはこちらに向けて三発の弾丸を放つ。そう、こちらに……プレイヤーに向かって。
そしてヒビが………画面を射ったの⁉︎画面越しにプレイヤーが見えてるの⁉︎ツッコミところ多数だな!
そしてそのヒビにヒットすると相手が食らいモーションで硬直。ハングドマンがその背景からザシュッ!っと刃物でぶっ刺す。メタ含めて何て技だ!
八幡「て言うか、何で拳銃を取り出してんの?テレビ破壊するの止めてくれない?」
承一郎「いや……こっちが射たれたかと思って……」
芸が細かいカプコンだ。
慣れて来た僕は花京院さんを撃破。だけど格ゲーはあまりやってないからキャンセルとかの連続技が出来ないな。
次は戦車のカード。ここでポルナレフさんか。
ポルナレフ(本人)「J・ガイル……」
ノリでやっている訳では無いだろうにタイミングが絶妙だ。ポルナレフさんはJ・ガイルに実の妹を殺された過去を持つ。さすがに八幡達も空気を読んでシェリーさんネタで会話を再現するのは止めたようだ。
僕も空気を読んで、黙々とプレイする。それもある程度は慣れてきたのにわざと苦戦を装い、ワンラウンド落とす事にした。
ポルナレフ「メルシー、承一郎」
承一郎「え、ええ……疲れる……何でコンピューター相手に接待プレイをしなければならないんだ……」
四人目 愚者のカード。イギーだな。
承一郎「待て!旅はまだ始まったばかりだよね⁉︎何でここでイギーがいるの⁉︎」
イギーが承太郎さん達と合流するのはエジプトに上陸してから。なのにどうしてこんなに早いの⁉︎
結衣「もやしさん……」←千棘と同じ声
由比ヶ浜さんが僕にすがり付く。イギーは飼い犬のサブレの転生だからなぁ。
ジョニィ「由比ヶ浜。その声でもやし言うの止めてくれよ。それにイギーの転生が由比ヶ浜の犬って……。あの時を思い出すだろ……」
千棘が一年の夏の頃に一緒にいた子犬の小太郎、もといポンチの事が頭に浮かぶ。無論その後のイタズラも覚えているぞ!
次は隠者のカード。ジョセフさんだな。
承一郎「また知り合いが……」
ホルホース(八幡)『ジジイ相手じゃあ遠慮しないぜぇ?』
ジョセフ(本人)『戦いにおける年期の違いを見せてやる!』
承一郎「仲間が次々とやられてるのにそこはスルーですか?ジョセフさん」
ジョセフ「それがこれまでのDIOの刺客相手じゃとその辺りが雑なのじゃよ」
かなり雑だな。
ズッダン!ズズダン!ズッダン!ズズダン!ズッダン!ズズダン!ズッダン!ズズダン!
ジジイのテーマ、『ジョセフ走る!』の前奏。僕は最初のドラム音になぜか反応した。
承一郎「口が辛くなってきた……何故だ?」
八幡「ギャングダンスを思い出すよなー……」
承一郎「それか……何気にトラウマえぐりがすごくない?」
まぁ、僕はやる側だったけど…。千葉村でもワサビは食らってない。そのかわり酔っ払った
ジョニィ『思い出すな……後が怖いぞ』
そして次。第6話 裁くのは誰だ⁉︎
星のカードが出てきて承太郎さんが登場。最終話では無いのでヴァニラ・アイスとDIOの登場が予感される。
ホル・ホース(八幡)『承太郎!テメェで最後だ!お前を倒せばDIOからたんまり金が貰えるぜぇ!』
承太郎(本人ではなくジョセフ)『テメェはこの空条承太郎が直々にぶっ飛ばす』
ステージはあの最終決戦の橋。流石に慣れて来た僕は難なく承太郎さんを撃破。承太郎さんは対空技が無いし、飛び道具もないから格ゲーだとあまり強くない。
ホル・ホース『これでジョースターの奴等は全部ぶっ殺してやったぜ!後は金を貰うだけだな!J・ガイルの旦那!』
そういえばエンヤ婆はどうなったんだろ?史実通り?
次は……第7話 亜空のしょうき ヴァニラ・アイス
うん、中間デモが正規に無いから反逆ルートなのかDIO側の裏切りルートなのか分からない。でもまぁ、史実ではホル・ホースは一回裏切りを仕掛けて来たわけだし、反逆ルートなのかな?
ヴァニラ・アイス(静)『ホルホースか……』
ホル・ホース(八幡)『アイスか。承太郎達は倒して来たぜ?』
ヴァニラ・アイス(静)『ご苦労だった。だが貴様……』
ホル・ホース(八幡)『へっ!バレちまったか!俺とJ・ガイルの旦那は最強コンビだ!いつまでもDIOに従ってられるかってんだよぉ!』
承一郎「その情景が目に浮かぶようだ……上手いな」
陽乃「チャカのストーリーがそんな感じだったからね」
承一郎「チャカ?」
誰だっけ?エジプト八栄神にそんなのいたっけ?
八幡「アヌビス神が最初に乗っ取った奴だよ。見覚えがない奴がいただろ?」
承一郎「三人ほどいたね。何故か由花子さんがいたような気がするけど」
はて、誰だっけ…?
さて、肝心の対戦であるが……中ボスモードのヴァニラ・アイスはさすがの僕でも苦戦を強いられる。
何せ中ボスモードのヴァニラ・アイスはDIOよりも強い。亜空に入ったクリームの玉攻撃は全てガード不能だからだ。何回か見て来た八幡達はパターンを見切ったらしいが、初見でどこから現れるかわからないクリームの攻撃を避けきるのは至難の業だ。
ガード不能だとわかってからはピョンピョン飛んで回避する僕のホル・ホース。何とか攻略法を見出だした僕は材木座君と交代することなくヴァニラ・アイスを撃破。
ヴァニラ・アイス(静)『おのれ!ホル・ホース!』
ホル・ホース(八幡)『げっ!無敵かよ!さてはテメェ!吸血鬼になったな!』
正確には屍生人だけどね。
ホル・ホース(八幡)『だったら太陽には弱いよなぁ!J・ガイルの旦那!』
窓をぶち抜いて太陽を当てるホル・ホース。
ヴァニラ・アイス『貴様なんぞにぃぃぃぃ!』
ホルホース『一生やってな』
さて、次はDIO戦だな。どういうストーリー展開でいくか。
最終話 DIOの呪縛
八幡「影DIO……だと?」
承一郎「影DIO?」
普通のDIOとは違うのか?
八幡「ああ。このゲームではDIOも二人いる。前世の俺って屋敷にいるときは大抵真っ暗な館の中で上半身裸で生活していたのは知ってるか?」
承一郎「あ、ああ……何故かその記憶があるから…」
それにしてもなんで上半身裸なんだよ……露出狂か?
八幡「その時のディオを再現したのが影DIOだ。でもこのゲーム、本気を出した時のDIOよりも影DIOの方が何故か強い!無印での若ジョセフの時もラスボスは影DIOだったが……」
ジョセフ「苦戦したのう。年老いたワシの方ではラスボスは通常のDIOだったから違いがわかったが……影DIOの方が苦戦したわい」
と、とりあえずストーリー脳内展開。
影DIO(八幡)『ホル・ホースか。承太郎達を倒してくれたようだな……嬉しいぞ』
ホル・ホース(承一郎)『へっ!くたばれ!DIO!』
ここに来て大体流れを掴み、今度は僕がホル・ホースのセリフを想像して発言する。
ドォォォォォォン!
背後に瞬間移動をする影DIO。
影DIO(八幡)『ほう……?私を暗殺しようとするとは大した度胸だ。その度胸を買って今回は許そう。どうだ?私に永遠に仕える気はないか?』
ホル・ホース(承一郎)『へっ!俺とJ・ガイルの旦那は無敵のコンビだ!』
影DIO(八幡)『そうか……ならば死ぬしかないなぁ!ホル・ホース!』
八幡「承一郎!変なハイキックを空振りしたら気を付けろ!ガード不能の
承一郎「空列眼刺驚⁉︎何でこの時代の父が空列眼刺驚を使ってくるんだ!」
スタンドバトルでは不要とか日記に書いてたじゃん!
八幡「あと、通常のDIOなら承太郎のように無駄無駄ラッシュをしてくるが、影DIOには無駄無駄ラッシュがない!代わりに影のザ・ワールドが前触れもなく飛んで来るから気を付けろ!」
承一郎「気を付けようがないだろ!」
案の定、影DIOは強かった。
特に空列眼刺驚と影に覆われたザ・ワールドがバンバン飛んでくる。通常DIOならスーパーコンボのナイフもただの必殺技として打ってくるし、『WRYYYYY!』と叫んだらガード不能のスーパーコンボ、肉の芽を飛ばして来る。コマンド投げまで使ってくるし。ガード不能技が多すぎる!突然本を読み出したと思い、挑発かと思って攻撃をすれば命中した瞬間に時を止めたのか背後に瞬間移動。
幸いな事にコンピューターは『時よ止まれ!』と通常DIOにあったロードローラーが無い事だろう。
承一郎「強すぎる!パターンが存在するヴァニラ・アイスよりも強い!本当に普通の父の方が弱いのか!?」
なんで肉体が馴染んでいない方が強いの⁉︎色々とおかしいだろ!特にロードローラーがガード可能で空列眼刺驚がガード不可能なところがッ‼︎
承一郎「くそっ!現実だったらこんなに苦戦はしないのに!」
八幡「遠回しに俺には勝てる的な発言は止めてくれね?」
まぁ今は技術は八幡が上回っているからな。もう一度戦ったらどうなるか興味はあるけどね。影DIOの攻撃って八幡よりも僕の方が使えるんだよな。
ヴァニラ・アイス以上に大苦戦をしながらも何とか僕は影DIOを倒した。
エンディング
うつ伏せに倒れている影DIOを見下ろしてホル・ホースは笑う。
ナレーション『ついにDIOを倒したホル・ホースは喜びに打ち震え、余韻に浸っていた』
あ、やっぱり反逆ルートだったのね。
ホル・ホース『テメェには心から忠誠は誓ってないんだよ!魂までは売らねぇぜ!これで俺に敵う奴はいなくなった!』
うん。ニューヨークの行動からそれは知ってたからいまさら驚かない。
ホル・ホース『だが俺は一番よりナンバー2の男!これが俺の人生哲学だ!文句あっか!』
スタッフロール
えー……DIOを見限って選んだのがJ・ガイルゥ?
まぁ、J・ガイルなら影から操るのには最適な馬鹿さ加減だろうけど……。しかし、ラスベガが影DIOだった割にはショボいエンディングだった……。
ポン♪
承一郎「八幡……組織のリーダーとして言っておく」
八幡「次にお前は『部下は選べよ?』と言う」
承一郎「部下は選べよ?ハッ!」
さてはお前、他の敵キャラのストーリーでも反逆されてるんだな?
承一郎「中々手応えのあるゲームだった。たまには格ゲーも良いね」
さて、次はホルホース&ボインゴか。