ジョジョの奇妙な冒険──5人目のDIOの息子── 作:GIOGIO
夕べ八幡達と色々と語り合った翌日の放課後。奉仕部の部室に今日も集合する僕達。今日は部活が休みの葉山さんと、昨日まで所用で不在だった相模さんも来ている。
葉山「やぁ、君が一条承一郎君かな?話は聞いてるよ。アーシスの前身組織のクリスタル・クルセイダーズのメンバーだってね。はじめまして。俺は葉山隼人だ。よろしく」
相模「うちは相模南。アーシスには匿ってもらっているんよ。よろしく」
承一郎「こちらこそ。僕は一条承一郎。まぁ…アーシスとは色々ある関係だけど…よろしくね」
僕はグイグイ来るリア王、葉山さんの勢いに若干引きつつも、その二人と握手を交わす。
僕達の周囲にはいないタイプだな……。爽やかイケメンとか少女漫画に出てくるような奴を絵に書いたようなタイプだし。
葉山「で?今日は集まって何をやるんだい?」
相模「は……は……隼人くん……気のせいかな……何か凄い人がいるんだけど……」
相模さんが大統領を見つけてガタガタ震える。
葉山「ハハハハ。まさかそんな……欧米人は見分けが付かないと言うじゃあないか」
いや、確かにそうだけど大統領の場合は見分けつくだろ。特に世紀を間違えているとしか言いようがない髪型が。
ヴァレンタイン「初めまして。葉山隼人君、相模南君。お察しの通り私はファニー・ヴァレンタイン。合衆国大統領であると同時にアーシスの司令官でもある」
相模「ほ、本物!?ハッハー……」
今回の土下座要員は相模さんか。
ヴァレンタイン「楽にしたまえ。君達はアーシスの隊員ではなく、護衛対象兼協力者だ。畏まる必要はない」
承一郎「普通は畏まるんですが……天上の人すぎて…」
普通の人はね。僕らが慣れすぎてしまっていることもあるし、その権力にはかなりお世話になっているらしい。特にパッショーネ関係で。政府関係者や警察組織を味方に引き込んだりして。
相模「ほ、本当に大統領直属部隊だったんだ……そんな人が何で総武高校に……」
ヴァレンタイン「なに。大統領という身分はなかなかプライベートの時間というものがとれない。通常ならばね」
そう、この人はふつうじゃあない。
ヴァレンタイン「だが私は違う。我がスタンド、D4Cにより平行世界を渡り歩くことの出来る私ならではの方法により、時間を捻出することが可能なのだよ」
まぁ、早い話が平行世界を経由して時間軸をずらして移動することで時間を調整し、たまに遊びに来たりとかしているようだ。そして鋭気を養ったところで再び公務へ戻る。それが大統領なりの休暇らしい。
葉山「そ、そうですか……ところで今は何を?」
承一郎「別の平行世界の格闘ゲームで遊んでいるらしい。何でも承太郎さんの旅をモチーフにしたものだとか。過去にどんな戦いが起きたのか、どんな人物がいてどんな能力を持っていたのか……史実を見るには良い勉強になるぞ」
葉山「史実か……確かに俺や南は最近アーシスに関わることになったからな。確かに良い機会かもしれない」
そうして葉山さん達は適当な椅子に座り、観戦モードに入る。
小町「はい、ただ見ているだけじゃああれだから、葉山さんはこれをつけていて下さい。波紋の修行です♪あ、承一郎お兄ちゃんはこっちね?」
小町姉さんはガスマスクみたいな物を葉山さんと僕に渡す。久々に登場した波紋の呼吸の調整マスクだ。
葉山「やっぱり修行はやらされるんだね……」
承一郎「懐かしいな……」
雪ノ下さんや川崎さんも付けさせられる。葉山さん、雪ノ下さん、仗助さんは初級者用の、めぐりさん、川崎さん、僕は中級者用の、陽乃さん、八幡、静さん、ジョセフさんも上級者用の物を付ける。
八幡「さて、始めるか。材木座、頼んだぞぉ」
材木座「うむ!任された!」
そう言って材木座さんはゲームをスタートさせる。
材木座さんがプレイするキャラクターはヴァニラ・アイス。アーシスの人間にとって……特にスターダスト・クルセイダーズやクリスタル・クルセイダーズにとっては嫌な思い出がたくさんある存在だ。
アヴドゥルさんとイギーを殺し、ポルナレフさんの体にも傷を残した(今はジョルノ兄さんに直されているが)。三年前は綾瀬絢斗として小町姉さんを始めとしていろは、陽乃さん、沙織さんを殺しかけた奴でもある。僕も自力で直したとはいえ、体を欠損したしね。
誰もヴァニラ・アイスを使おうとは思わなかったので、代わりに何の因縁もない材木座さんにやってもらっている。
材木座「や、我も結衣を襲われた因縁があるのだが…まぁ良いわ」
材木座さんがプレイヤーキャラセレクトでヴァニラ・アイスを選択する。
オープニング
場面はDIOの館だ。
ナレーション『DIOに忠誠を誓うスタンド使い、ヴァニラアイスはDIOの傷を完全に治癒させる為に自らの首をはね、自分の生き血を彼に捧げていた』
確かにあったな……そんなこと。あの時は大した忠誠心だと感心したものだが、今の感覚で考えるとカルト宗教的な狂気を感じる。
DIO『自ら首をはねるとは嬉しいぞ……。しかし、お前ほどの生き血は受け取れんな……。死ぬ必要はない…私の血で甦るが良い……お前なら間違いなく勝てるだろう』
屍生人ヴァニラ・アイス完成。
ヴァニラアイス『……DIO様……』
DIO『奴らは任せたぞ……ヴァニラ・アイスよ』
ヴァニラ・アイス『DIO様、あなたの期待は満たされるでしょう。必ず仕留めて……ご覧に……いれます』
第1話 炎の魔術師
タイトルコール。ここからは俺達で中間デモを作り上げて行く。
材木座『ガオオン!』
空間を削る音を口でやる材木座さん。
アヴドゥル(三浦)『ポルナレフ!イギー!危ない!』
一昨日のアヴドゥル編を再現して三浦さんが叫ぶ。
ヴァニラ・アイス(材木座)『惜しかった。今度こそお前達を亜空間にぶっ飛ばしてやる……』
アヴドゥル(三浦)『なんだしこいつはッ!いきなり現れたし!』
微妙に前世になりきれていない三浦さん」
葉山「………?何をやってるんだ?」
南「優美子?」
承一郎「気持ちは分かるよ。僕も最初はワケが分からなかったから」
二人が首を傾げて頭の上にハテナマークを浮かべる。確かにいきなり小芝居を始めたんだから不気味だろう。
三浦「このゲームは旧作と分かれてるんよ。旧作なら中間デモが出てきてキャラとのやり取りを再現されてるんだけど、新作の方はオープニングとエンディングしかないんよ。だからその中間デモをあーしらで想像するって事をやってるんだし」
葉山「あははは……ある種の二次創作だね」
そしてラウンドが始まる。
相模「あれ?このアラブ系っぽい変な髪の毛の男は?」
三浦「それ、前世のあーし。モハメド・アヴドゥルだし……確かに前世で承太郎にブ男とか言われたけど、アラブ系ではどちらかと言えばイケメンの方だったし…」
三浦さんが微妙に傷付いていた。
承太郎「気にしていたのか……アヴドゥル……」
相模「あ、マジシャンズ・レッド……かな?今のマジシャンズ・レッドとは微妙に違うような……」
そりゃ上半身が裸だからね。そりゃその辺りは変化があるだろうよ。三浦さんのマジシャンズ・レッドはビキニブラジャーみたいな物を着けているらしい。
さて、ここでプレイヤーキャラとしてのヴァニラアイスの必殺技を紹介しよう。
『ダークスペース』。クリームに入り、亜空間ボールで突進。一旦滞空し、十字キー方向に入力した方向に向けてもう一度突進する技だ。
効果音はガオオン!ではなく、ヴオンッ!というライトセイバーを起動させたような音で、亜空間ボールも無色透明ではなく赤い色をしている。まぁ、無色透明だったら対策を取りようも無いのだが。そこは配慮というやつなのだろう。中ボスの時のようにガード不能ではなくなっている。
『クリーム!』。同じくクリームの亜空間ボールが軽く飛び上がって攻撃する。こちらは中段判定でしゃがみガードが不能みたいのようだ。
『ばらまいてやるッ!』
これは中ボス戦でも使ってきた技だ。地面に潜り、足元から出てくる技。押した攻撃ボタンによって出現位置が変わるらしい。弱なら近距離、強なら遠距離といった感じだが、ガード可能なのは変わらず。飛び上がった際にはちょっとだけ隙が生じる。因みにポルナレフさんや小町姉さんはこの技で足の指先を欠損したとの事。現実でやられたら確かに回避は至難の技だ。
『ぶっ飛ばしてやるッ!』。クリームが斜め上から突撃し、地面を砕いて攻撃する。ここでポイントなのはクリームその物に当たり判定はなく、砕いた岩に攻撃判定がある。ハッキリ言って実用性は全く皆無だ。
以上がヴァニラ・アイスの必殺技。明らかに中ボスと比べて弱体化しており、しかも動きもとろく、材木座さんの腕をもってしても難しそうだ。
相模「あれ?材木座はうちの弟に比べて……」
材木座「ぬ……確かに相模殿の弟の方が我より上手い。それがトラブルの原因になったしな」
ああ、どうやらそんな事があったみたいだね(『やはり俺の奇妙な転生は間違っている』第三章 遊戯部対奉仕部 参照)。
だが、間違いなく材木座さん、海老名さんの二人はこの中ではトップクラスの腕の持ち主のハズ。僕?TASは無理でもSARUなら出来るよ。お、ヴァニラ・アイスが勝った。では……。
ポルナレフ(本人)『な、なんだこの腕は……アヴドゥル…アヴドゥルー!』
ヴァニラ・アイス『アヴドゥルは粉微塵になって死んだ』
史実を再現するようだ。
葉山「そ、そんな……アヴドゥルさんは……優美子の前世はそんな死に方を……」
三浦「実際には突然現れたあれにバクンとやられて即死したんだし。戦いにもならずにほんと完全な不意討ちで即死。あーし自身も死んだことに気が付かなかったし」
葉山さんと相模さんはショックを受けていた。友人の前世の最期を再現した形になったからね。そりゃショックを受けるだろう。
第2話 変幻自在の砂の猛獣
次はイギーか。
ポルナレフ(本人)『嘘だ……アヴドゥルを殺したなどと……嘘をつくなッ!』
イギー(八幡)『ギャウウウウ!』
イギー(承一郎)『やらなきゃやられる!』
さすがに飼い主の由比ヶ浜にやらせるのは酷だろう。八幡が犬モードを担当し、僕が翻訳をやる。
ヴァニラアイス『このド畜生が!私の暗黒空間にばらまいてやる!』
ドンパチ開始。
葉山「あの犬は?」
八幡「砂のスタンド使い、イギーだ。今は由比ヶ浜の飼い犬のサブレに転生している」
相模「……まさかこの子も………」
ポルナレフ「………死んだ。私を助けてな……」
そこでタイミングが良いのか悪いのか……。スーパーコンボを試していた材木座さんの技がヒットする。
ここでスーパーコンボを紹介。
『マッドネススォロウ』。中ボスも使ってきた様々な軌道のクリームを連続で飛ばしてくる技だ。ガード不能だが、軌道を覚えれば何てことはない技である。上手く回避移動を使えば回避はそれほど難しい事ではない。
『サークルローカス』。アッパーで浮かした後に下からガオオン!を連続で叩き込む変形乱舞技。意外と優秀。
そして、タイミングが悪かったというのが……イギーの死因でもある技……
『ド畜生がッ!』だ。ヴァニラアイス本体が突進してストレートを叩き込んで相手をダウンさせる。その後に倒れた相手をとことんストンピングするという見た目もエグい技だ。
因みにコレがフィニッシュとなってイギー戦終了。
ポルナレフ「………実際………これがイギーの致命傷となってしまった技だな……」
相模「材木座!わざわざ再現する必要ないじゃん!」
材木座「コマンドを試しただけなのだがな……」
偶然の怖さである。
第3話 誇り高き騎士
ポルナレフ「ゴニョゴニョ……」
材木座「何とっ!真のイギーの死に様は……それで良いのだな?ポルナレフ殿……」
材木座さんはポルナレフさんから何やら聞いている。史実を再現しようとしているのだろう。
ヴァニラアイス(材木座)『死ねぇッ!ポルナレフ!』
ポルナレフ(本人)『1 起死回生の策を思い浮かぶ 2 ジョースターさん達が助けに来る 3 現実は無情である』
ポルナレフ「細かいところは忘れてしまったが、私はこの時、そんな事を考えていた。出た結論はこうだ」
ポルナレフ(本人)『3!答えは3!現実は無情だ!』
史実を再現するポルナレフさん。
ポルナレフ「だが、起死回生の策を思い浮かんだのは私ではなかった……イギーのザ・フールが私を天上に持ち上げて助けてくれた……イギーはニヤリと笑って…そして息を引き取った……散っていくザ・フールからはイギーの命の欠片も感じる事が出来なかったよ……。私は失って初めて気が付いた……誰にも心を許さない気高い精神を持っていたイギーの事がどれだけ好きだったのかと言うことを……」
ポルナレフさんは涙する。
そして……
ポルナレフ(本人)『イギー……カッコ付けやがって…』
ヴァニラアイス(材木座)『こ、今度こそ貴様よ!ポルナレフ………さん』
うん、これがポルナレフさんの物語ならカッコが付いたんだけど、悲しいかな……これはヴァニラ・アイス編。プレイヤーである材木座さんもやり辛そうだ。
しかし、材木座さんも一介の上級プレイヤー。私情は抜きにしてプレイを進める。
ヴァニラアイス(八幡)『ここは片付いた……後は承太郎達だなぁ!』
材木座さんがやり辛そうなので、アイスの小芝居は俺が代行する。アレッシーをやるよりはまだのれる。
相模「ここでポルナレフさんは……」
ポルナレフ「ここでは私は死んでいない。アヴドゥルとイギーの仇はしっかり取ったさ。私が死んだのはその13年後のイタリア……ジョルノ達の戦いでの話だ。ここから先は完全にifの物語だな」
そう、ここで本来ならヴァニラ・アイスは死んでいる。史実の話は夕べ八幡に見せてもらったプレイデモを見てもらうとしよう。
第4話 恐ろしき影
………何で?何でここでアレッシー?
承一郎「どうする?」
八幡「どうするって言われてもなぁ………」
ストーリーが定まらず、ドンパチが始まってしまう。
葉山「どういう事だ?」
相模「この変な髪型の男も仲間だったの?」
葉山と相模が勘違いをして聞いてくる。
仗助「ざけんな。こいつはDIO側の刺客で、5年前も徐倫を助けるためにフロリダへ向かっていた俺達を邪魔して来た奴だぜ?岩にして宇宙に打ち上げたけどよ」
静「故にストーリーが組み立てられない。ハッキリ言って何でおじさん達が攻め込んで来てるのにドンパチを始めるのか全く意味がわからない」
ホントにそれ。
第5話 心を奪う美しき名刀
陽乃「な、何でぇ!?」
だから何で仲間割れを始めてるの!?
葉山「彼は?」
陽乃「私の前世だよ?隼人」
葉山「え!?陽乃さんの前世!?陽乃さんもここで…」
陽乃「それがねぇ……私の前世もDIO様側の刺客だったんだよねぇ………ついでに言えば私の前世はこの男ではなくて刀の方。刀を持った人間を操るスタンドだったのよ。それがアヌビス神。因みにこの段階で既にアヌビス神は死んでいたから」
承一郎「たまにそういうスタンドが存在すんだ。本体が死んだ後に発現するスタンドとか、本体に害しか成さずに本体を殺して次々と本体を乗り換えるスタンドがね。君達も気を付けるといい。ウルフスなんてのは」
僕が言ったのはノトーリアスやチープ・トリックの事だ。案外、葉山さん達の勉強にもなってるな…このゲーム。
しかし困った……。これもストーリーが思い浮かばない。なんでCAPCOMはコイツらを出してきたんだ?これが承太郎さんとかの後ならばわかるんだ。反逆コースでDIOをやりに来たのを返り討ちにするとか……。だが、承太郎さん達より前に現れたのがわからん。
結局、チャカのストーリーも再現をする事を考えるのを止めた。
第6話 戦慄の侵入者
相模「今度も刺客?」
海老名「これは私の前世、花京院典明だよ?」
相模「ヒナちゃんの?意外!」
では小芝居を。
ジョセフ(本人)『こ、この破壊の跡は……』
花京院(海老名)『ポルナレフ達が戦った跡で間違いないよ!』
ヴァニラ・アイス(材木座)『奴らはもういない。後はお前達だけだ』
花京院(海老名)『アヴドゥルさんやポルナレフをどうした!彼らを殺したなんて嘘を吐かないでよね!』
さすがにここではおふざけなしで演技をする海老名。
海老名「ちなみにだけど、私の前世を殺したのはDIO本人。つまりヒキタニ君の前世だから」
葉山「ヒキタニ……お前……」
そこで葉山達さんのヘイトを俺に集めていく。自業自得だ、諦めろ。
第7話 戦いの年季
ジョセフ(本人)『花京院!?貴様……そのあり得んくらいの無敵性……まさか吸血鬼か!』
だから屍生人………いや、そう言えばジョセフさんは吸血鬼とは戦っても屍生人とは戦った事は無かったって言っていたっけ。だとしたらヴァニラ・アイスを屍生人ではなく吸血鬼と言っていたのもジョセフさんの情報の間違いだったかも知れないな。
ヴァニラ・アイス『次は貴様だ!ジョセフ・ジョースター!』
ドンパチ開始。うん、やっぱり波紋を食らっても死なないなんて屍生人はおろか吸血鬼だって無理だわ。
葉山「………ジョセフさん。明らかに今の方が若く見えるんですけど………」
一方で葉山さん達は至極当然の疑問を口にする。
承一郎「僕もこのジョセフさんを見たときはビックリしたよ。僕の世界のジョセフさんは歳相応だから……」
小町「波紋の戦士としては今の姿でも老けてると言いたいんだけどね」
葉山「俺……波紋を修得したけど、普通に歳を取れるかなぁ……」
波紋の修行をサボれば良いと思うよ?小町姉さんが許せば…の話だけどね。
最終話 裁くのは誰だ!
ヴァニラ・アイス(材木座)『残るは貴様だけよ!貴様なんぞにぃぃぃ!負ける私ではなあああい!』
承太郎(仗助)『花京院……ジジイ…こんなのを見せられて頭にこねぇ奴はいねぇ……』
ドンパチ開始。
葉山「この空条博士の服装……ヒキタニがたまにやってる学ランと学帽……」
相模「さすがは空条博士……学生時代からつっぱってたんだ……」
承太郎「今さらそこを突っ込まれる日が来るとはな…」
まぁ、承太郎さんはザ・不良でしたしね。と言うか、歴代ジョジョ達の大半は不良です。
僕?ヤクザで傭兵のボスです、ハイ。八幡達はもっとたちが悪い。ヤクザの方がマシである。警察とかは飼い慣らしているか、買ってあるか、躾てあるか気合いを入れて消してあるからね。
そしてエンディング。
ナレーション『ジョースター家全員を始末したヴァニラ・アイスはその事を報告するためにDIOの部屋にいた』
オープニングの時と同様にDIOのベットの前でかしずくヴァニラアイス。
ヴァニラ・アイス『お休み中のところ失礼致します。ご存知でしょうがジョースター達を始末したことをご報告いたします』
DIO『アイス、お前なら間違いなく勝てると思っていた………ご苦労だったな』
ヴァニラ・アイス『あなたの期待に応えられて光栄に思います』
綾瀬絢斗もこうだったら違う結末だっただろう。考えても仕方の無いことを無駄だと思いながらも考えてしまう。まぁ、三浦さんや海老名さん、サブレが受け入れるかどうかは別の話だが。
ナレーション『DIOの血を受けたヴァニラアイスは吸血鬼となり、それからも永遠にDIOに忠誠を誓い続けていった………永遠に………永遠に……』
スタッフロール
や、オーバーヘブンの後まで連れてくつもりなのかよ。世界が加速し、一巡するまでの永遠って意味なのか?
IFの話だから考えても仕方がないか。
<=to be continued=