ジョジョの奇妙な冒険──5人目のDIOの息子──   作:GIOGIO

99 / 192
こんにちは、GIOGIOです。

最近はニセコイストーリーにすこし沿って進めたいです。

承太郎さんいつ来るんだろう……。


第5話 ニセモノの恋人が転校生⁉︎

病院から退院した日、僕は学校が終わった後、家で父さんから部屋に来るように言われた。一体何の話だろう?

 

 

一条家───

 

一征「お、帰ったか。イチ。ちょいと俺の部屋に来な」

 

承一郎「…なんだい父さんいきなり呼びつけて…」

 

一征「今度大事な話するっつったろ?思いの外早く事が動いてな…」

 

一征「てめぇも最近のギャングとの抗争は知ってると思うが、それがいよいよ全面戦争になりそうなのよ」

 

承一郎「えっ⁉︎大丈夫なのかい戦争って…」

 

一征「まぁもしそうなりゃお互いタダじゃあすまんわな。そこでだ!この戦争を回避する方法が一つだけあってな、しかもてめぇにしか出来ねぇ事だ」

 

承一郎「ぼ…、僕にしか…?」

 

一征「実ァ向こうのボスとは古い仲でな。奴にもてめぇと同い年の娘がいるらしいんだが…」

 

一征「おめぇその子と恋人同士になってくんねぇか?」

 

え?何かのジョーク?

 

承一郎「え、えーーーッ⁉︎こ、恋人ォ⁉︎な、なんでそんな…」

 

一征「なーにフリだけでいいんだ。互いの組の2代目が恋仲とあっちゃ若ぇ連中も水差すわけにゃいかねーだろ?」

 

一征「悪りーがこっちも命がかかってんでな。泣き言言ってもやって貰うぜ」

 

承一郎「うっ……」

 

一征「よしじゃあ入ってくれ」

 

承一郎(え、来てるの⁉︎…はぁ、しょうがない。やれやれだよ……)

 

?1「…だからまだやるって決めたわけじゃ…」

 

?2「でも彼なかなかイケメンらしいよ?」

 

?1「え⁉︎いやいやでも…」

 

こ、この声はどこかで聞いたことがあるような……。

 

一征「さぁこの子がお前の恋人になる───」

 

千棘「まだ心の準備が…」

 

…やっぱりか…やれやれだよ……。

 

一征「…こちらがその桐崎千棘お嬢さん。お前ら二人には明日から…3年間恋人同士になって貰う」

 

承一郎「き…君…ギャングの娘だったのかい…?」

 

千棘「あんたこそ…ヤクザの2代目って…」

 

一征「おうなんだ。もう面識はあるみてぇだな」

 

?2「同じ学校に転入したからね」

 

千棘「どういう事なのパパァ⁉︎」

 

一征「改めて紹介だイチ。こいつがギャング組織『ビーハイブ』のボス、アーデルト・桐崎・ウォグナーと桐崎千棘お嬢さんだ」

 

アーデルト「君の事お父上から聞いてよく知ってるよ。よろしくね承一郎君」

 

承一郎「あ、はい。こちらこそ。はぁ……。この頃は何というか、災難続きだな……やれやれだよ……」

 

千棘「ちょっと!それはこっちの台詞よ!」

 

僕らがそうこう言っている間に突然、

 

?「お嬢ーーーーーーーーーー‼︎!」ドガァァァァン‼︎

 

叫び声とともに、とてつもない破壊音が鳴り響いた!

 

はぁ……厄介事が増えた気がする……。




キャラプロフィール

一条承一郎

年齢:15歳 身長:175cm 体重:56kg

瞳の色:ややブルー 好きな歌手:尾崎豊、soul'dout 好きなもの:平穏、歌うこと、動物

『集英組』というヤクザの組長の養子。基本的には温厚で優しい性格だが、一度キレると口調が変わり凶暴になる。肉体は高校生の平均よりすこし大きい方で、強さは組の連中と互角以上。

容姿は『マジパテ』の楽の方が近い。

首の後ろに星型のアザがあり、左耳に3つのホクロが並んでいる。胸に7〜8cm程の傷跡がある。

母との母子家庭だったが、事故によって母が亡くなり、知り合いだった一条一征に引き取られた。

『波紋』は生まれつき使えた。『矢』のときの再生能力は未だ不明である。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。