瞼を開けて一番最初に視界に入ってきたのは、何とも不機嫌そうな顔の父親だった。
「パパ?」
「・…気が付いたか」
シャルロットは体を起こした。
無機質な床と壁。ベッドと区切られたカーテン。鼻をツンとつく薬品の匂い。辺りを見回して、すぐにここが保健室であると分かった。
何故自分は保健室に?記憶が曖昧で少し混乱している。
そんなシャルロットを見かねて、セブルスが口を開いた。
「おまえは強化されたトロールに吹っ飛ばされて、気絶していたのだ」
「・・・そうだ! みんなは!?」
漸く記憶が戻ったシャルロットは、思わず声を張り上げた。
マダム・ポンフリーがカーテン越しで睨んでいるのが見えた。
「無事だ。 ウィーズリーもグレンジャーも大した怪我はしていない。 おまえが目覚める少し前に、ハリーも目覚めた。 今は校長先生と話をしている」
「・・・そう。 助かったのね」
誰も死んでいない。その事実に、シャルロットはほっと力が抜けた。
「セレスにパパへの手紙を持たせたのだけど、受け取ってもらえたの?」
「いや。 残念ながらすれ違ったらしい。 私と校長は偽の手紙で学校から出されていた。 校内にレギュラスが居なければ危なかった」
その言葉にシャルロットは、ちょっと得意気な顔をした。
「ほら! やっぱり、レギュラスおじ様は無実だったんだわ!」
「・・・馬鹿者が!!」
ベッドが揺れるほどの怒鳴り声に、シャルロットは飛び上がり短い悲鳴をあげた。
「ちょっとセブルス! ミス・プリンスは怪我人です! 静かにできないなら」
「貴方も黙っていてもらおう! これは先生と生徒ではなく、親子の問題なのでね!」
あまりの剣幕に、抗議に来たマダム・ポンフリーすらたじたじとした。
怒った時のセブルスは本当に怖い。ここまで怒られたのは、6歳の頃にドラコとハリーと3人だけでマグルの街に遊びに行って、夕方警察に保護された時以来だろうか。
「おまえは子どもの冒険のつもりだったのだろうが、どれだけの人に迷惑をかけたのか自覚しているのか! 特におまえはレギュラスが黒幕ではないと分かっていたのだろう! クィレルと『例のあの人』が相手だったのだぞ! 一歩間違えればおまえら全員死んでいた!」
セブルスの怒鳴り声に、シャルロットの目に涙がぶわっと浮かんだ。
しかし、残念ながらそんなことで説教を緩めるような甘い父親ではない。
「で、でも・・・私たちが行かなければきっと石は盗まれていたわ!」
シャルロットは涙声で訴えた。
「だからと言って、おまえたちに倒せる相手なわけないだろう!」
「だって、パパいなかったじゃない!!」
シャルロットの泣きながらの返答に、今度はセブルスが少し怯んだ。
「パパは肝心な時にいつもそうだわ! 私の誕生日の日だって結局夜まで仕事してたじゃない! 今回だって・・・私だってパパが居たなら頼ったわ! こんなことしなかったわよ!」
一瞬の沈黙。
耐えきれずに、恐る恐るシャルロットが顔を上げた。すると、驚いたことにセブルスは辛そうに顔を歪めていた。シャルロットは咄嗟に言い放ってしまった言葉に後悔した。
「ほら、言ったろ? 仕事にしか目がない父親は嫌われるって」
その空気を壊してくれたのは…ひょっこりとカーテンから顔を出したシリウス・ブラックだった。セブルスを揶揄うかのように、ニヤニヤとした笑みを浮かべている。
「シリウスおじ様!」
見るとカーテンの向こう側に、同じくベッドの上でニヤニヤと笑っているハリーと、少々困ったような顔をしたダンブルドアが居た。
今の親子喧嘩を全て聞かれていたことに気付き、シャルロットは頬がかぁっと熱くなるのを感じた。
「俺はすごいことだと思うぜ? 1年生で『例のあの人』と戦うなんてさ。 俺たちの時にそんなことした奴いたか?」
「・・・当たり前のことを言っただけだろう。 褒められる行いではない。 おまえがそんな甘いことを言うから、ハリーがつけ上がるのだ」
セブルスが冷たく言ったが、シリウスは全く気にしていないようでシャルロットの髪をガシガシ撫でた。
「気にすんなよ、シャル。 おまえのパパ偉そうなこと言ってるけど、こいつも昔は規則めちゃくちゃに破ってたからな」
「ほぅ? それは聞き捨てならんのう」
シリウスの言葉に、ダンブルドアはクスクスと笑った。
セブルスはちっと軽く舌打ちをすると、シリウスに髪をぐしゃぐしゃにされたシャルロットの頭に手をぽんと置いた。
「レギュラスもドラコもおまえのことを心配していた。・・・グレンジャーは気を失ったおまえをトロールから命懸けで守ろうとしたらしい。 良い友人を持ったな」
さっき傷付けることを言ってしまったシャルロットは父親に一言謝りたかったが、セブルスはさっさと保健室を出ていってしまった。
「・・・シャル。 セブルスをあまり責めないでやってくれ。 あいつもな、おまえのために一生懸命なんだ。 あんなに仕事に打ち込んでるのも、おまえに不自由させないためだ」
相変わらず愛情表現が素直じゃないセブルスに、シリウスは困ったように笑った。
「わかってるわ」
シャルロットは素直に頷いた。
落ち込んでいるシャルロットを慰めようとしたのか、ハリーは蛙チョコをぽいっと彼女の方に投げた。蛙チョコは緩やかな放物線を描き・・・シャルロットの胸元にすっぽりと入った。シャルロットが悲鳴をあげ、シリウスは笑いを噛み殺す。
本当にこの少年に、『例のあの人』を倒せるのだろうか。
先程までハリーに真面目な話をしていたダンブルドアは、ケラケラ笑う彼を思わず遠い目で見つめた。
リリーの妹ペチュニアを知るセブルスの説得やシリウスの強い希望もあり、ダンブルドアはリリーの『血の護り』に細工をしてハリーがシリウスの元で暮らせるようにした。しかし、もしやそれは間違いだったか?英雄としてこれからの使命がある彼が、こんなにちやほやされるのはあまり良い影響ではないのでは?
「校長先生、百味ビーンズいかがですか?」
無邪気なハリーの声で、ダンブルドアは思案から抜け出した。その瞳はキラキラとした緑色で、リリーそっくりだった。
悪い癖だな、とダンブルドアは自分で思った。
例え、彼にいずれ想像もつかないほどの重荷を背負わせることになるとしても、今彼が幸せならそれに越したことはないではないか。
「おお、ハリー! 儂は若い頃、不幸にもゲロ味が当たってのう。 それ以来あまり好まんのじゃが・・・この美味しそうなタフィーなら大丈夫だと思わんか!」
ダンブルドアは確かに合理的な策略家だ。しかしまた、愛というものを誰よりも理解している人物でもあった。
「いや、校長先生それ多分・・・」
ハリーの制止の声より前に、ダンブルドアはにっこり笑って茶色のビーンズを口に放り込んだ。途端に噎せ返った。
「なんと! 耳くそ味だ!!」
ハリーとシャルロットはそれから学年末のパーティーの日まで、保健室からの退院を許されなかった。
クィレルと対峙したハリーはともかく、大した怪我をしていないシャルロットまでこんなに入院が長かったのは、セブルスが保健室で吠えたせいなのではと思った。
シャルロットにもお見舞いの品がだいぶ届いたが、ハリーへの量はさらに凄まじかった。天井まで届くほどのお菓子の山が3回目に崩れた時には、マダム・ポンフリーがとうとう癇癪玉を爆発させた。
生徒と面会は許されなかったものの、レギュラスはたまにシャルロットに会いに来てくれた。いわゆる教師権限というやつなのだろう。
シャルロットは一言でもいいから、レギュラスに対してハリーに謝って欲しかったが、彼が来るといつもハリーは狸寝入りをした。
シリウスのことは好きだが、自分の兄弟のいざこざを息子にまで吹き込まなくてもと、今更シャルロットはちょっと呆れた。
他にもハグリッドがやってきて、ハリーの前でわんわん泣きながら謝罪をしていた。何でも、彼が三頭犬の出し抜き方をクィレルに話してしまったらしい。
そんなわけで2人がロン、ハーマイオニー、それにドラコに会えたのは退院する日・・・学年末パーティーのほんの数時間前くらいだった。
「「「ハリー、シャルロット!!」」」
3人は声を揃えると、退院支度をしているハリーとシャルロットに駆け寄った。
「ああ、よかったわ!本当に2人とも無事で!」
ハーマイオニーは感極まって涙目になっている。
「聞いたわよ、ハーマイオニー。 トロールから私を守ってくれたんですって? 本当にありがとう」
シャルロットはハーマイオニーをぎゅっと抱きしめた。
あの1件は彼女たちをさらに特別な友達にさせた。
「今じゃ学校中でこの話持ち切りだぜ! 僕たちちょっとしたヒーローだよ」
ロンは胸を張って自慢気に言った。
「ふざけるなよ、ウィーズリー。 僕はシャルを危険な目に合わせたことを許してないからな! 何で僕も連れて行ってくれなかったんだよ、ハリー!」
怒りながらも寂しそうな声で言ったドラコに、ハリーは慌ててごめん、と謝った。
「君まで巻き込むの悪いなと思ったんだ。 シャルだって巻き込みたくなかったよ、本当は」
「そうね、私も無理に着いていったようなものだし」
「・・・次にこんな危ないことする時は、僕も絶対ついていくからな」
ドラコは拗ねたように言った。
「なあ、それより早く学年末パーティーに行こうぜ! 飾り付けがすごいんだ、グリフィンドールとスリザリン両方の飾り付けがしてあるんだよ! 多分同点優勝なんだ!」
ロンは目を輝かせて言った。
今のところグリフィンドールは最下位のはずだが、きっとパーティーの前にハリー達の活躍の追加点をくれるのだろう。
「あーあ、僕がクィディッチでハリーに勝ってればなぁ。 そしたら、スリザリン優勝確定だったのに」
ドラコは同率優勝が気に入らないのか、悔しそうに言った。
「何言ってんだよ、ここまでの活躍をしたんだ。 本来グリフィンドールの優勝だけど、ダンブルドアは君たちスリザリンが可哀想だから同率優勝にしてくれたんだと思うぜ」
「もういっぺん言ってみろ、ウィーズリー! シャルだって活躍しただろう! 彼女はスリザリンだ!」
ロンとドラコが再び喧嘩を始める。最早止めるのもめんどくさいのか、ハリーは2人を無視してベッドの上を片付けていた。
そんな中で、ハーマイオニーはシャルロットの耳に口元を寄せた。
「ねえ、シャル。 まだパーティーまで時間あるわ。 着いてきてほしいところがあるの」
ちょっと緊張したようなハーマイオニーの言葉に、シャルロットは何事かと少し驚きながらも頷いた。
学校中が自分たちの噂で持ち切りというロンの言葉は決して大袈裟ではなく、校内をハーマイオニーとシャルロットが彷徨いていると皆が皆話しかけたがった。
2階の廊下に、レギュラスは居た。何やら生徒のレポートのようなものをたくさん抱えている。
「ブ、ブラック先生!」
ハーマイオニーが少し上擦った声で呼び止める。レギュラスは気怠げに振り返り、少し驚いた顔をした。
「プリンスと…グレンジャー。 何か用ですか?」
「えっと…その…」
レギュラスの冷たい声に、ハーマイオニーは少し怯んだ。
「用があるなら早く言いなさい。 パーティーまでにレポートの採点をしなければならないので忙しいのですが」
シャルロットは、応援するかのようにハーマイオニーの背中にそっと手を当てた。
すると、それに勇気づけられたのかハーマイオニーは、突然ガバッと頭を下げた。
「ブラック先生、疑って本当にすみませんでした! それから! 助けて頂いて、本当にありがとうございました!」
頭を下げているハーマイオニーには知る由もないが、レギュラスが少し面食らっているのがシャルロットには分かった。
「グレンジャー、取り敢えず顔を上げなさい」
レギュラスはどうしたらいいのか分からないようで、およそ彼らしくない口振りで困ったように言った。
「これに懲りたら、二度と愚かしい真似はしないことです。…まあ、杖も抜かずトロールに立ち向かうなんて、大人でも出来る人はそういません」
レギュラスは素っ気なくそう言うと、一度も振り返らずその場を後にした。
ハーマイオニーは困惑した顔で、首を傾げた。
「今のって…呆れられた? それとも、もしかして褒められた?」
「多分…ブラック先生なりに褒めたつもりじゃないかしら?」
シャルロットが苦笑して言うと、ハーマイオニーはほんのり顔を赤くした。
大広間はまさにお祭り騒ぎだった。
広間の飾り付けは半分は赤と金、もう半分は緑と銀で装飾されていた。ライオンとヘビの横断幕がまるで競い合うかのように、ハイテーブルの後ろの壁を覆っている。
グリフィンドールのテーブルはこれから待ち受ける追加点を予想し、ハイテンションになっている。ハリーは輪の真ん中で、何度も何度も冒険譚を人々に聞かせていた。
スリザリンではグリフィンドールの生徒と仲良くするシャルロットを悪く言う者も一部居たが、殆どの者がまたしてもトロールと戦ったシャルロットを称えて話を聞きたがった。
「私もう一生分のトロールと戦った気がするわ…」
「いや、トロールなんて一生戦わないのが普通だよ」
溜息をついたシャルロットに、ダフネが尤もな突っ込みをした。
「まあ、これに懲りたらグリフィンドールとつるむのはやめることね」
パンジーは偉そうに言って、ミリセントは横で同意するようにコクコクと頷いた。
あちらこちらでお喋りに盛り上がっていた生徒たちもダンブルドアが現れると一斉に静かになった。
「また1年が過ぎた!」
ダンブルドアが朗らかに言った。
「これから、寮対抗杯の表彰を行う! その前に・・・飾り付けを見て気付いた者もいるじゃろうが、つい最近のことも勘定に入れよう!」
大広間中がシーンとなった。
「まず、ロナルド・ウィーズリー! 近年ホグワーツ城でも見なかったような素晴らしいチェス・ゲームを見せてくれた! グリフィンドールに50点!」
ロンは自身の赤毛と同じくらい真っ赤になると、友人や兄弟たちにもみくちゃにされていた。
「そして、ハーマイオニー・グレンジャー! 火に囲まれながら冷静な論理を用いて対処し、さらに身を挺して友人を助けに行った勇気に50点!」
ハーマイオニーは腕に顔を埋めている。きっと嬉し泣きをしているのだろう。
「次にシャルロット・プリンス! 強化されたトロールと戦うなど大人でも出来ることではない! スリザリンに50点!」
スリザリンからも歓声があがり、その中でもドラコは一際大きな歓声を上げた。
「そして・・・最後にハリー・ブラック!その類まれなる精神力と勇気を称えて、グリフィンドールに60点!」
グリフィンドールのテーブルから爆発的な歓声が起こった。フレッドとジョージが、ハリーとロンを肩車しているのが見えた。
しかし、もしこの状況で計算ができている人が居たなら、首を捻っていたに違いない。未だ、グリフィンドールはスリザリンに10点負けている。
漸く広間が静かになると、再びダンブルドアが口を開いた。
「勇気にも色々な種類がある。 敵に立ち向かうにも大きな勇気が必要じゃが、同じくらい仲間に立ち向かうにも勇気がいる。 そこで儂はネビル・ロングボトムに10点与えたい!」
ネビルは驚いて青白くなっていたが、グリフィンドール生にもみくちゃにされて見えなくなった。
これでグリフィンドールもスリザリンも同点だ。
「ということで、今年はグリフィンドールとスリザリンの同率優勝じゃ! おめでとう!」
ダンブルドアのその言葉が、宴の始まりの合図だった。
テーブルに数々のご馳走が現れる。
スリザリン生は喜びながらも、既に来年の寮対抗杯に向けて意気込んでいた。
ドラコも上級生と共に来年のクィディッチの対策を練っていた。
これ以上ないくらい、素敵な晩餐だった。
次の日、試験の結果が発表された。
ハーマイオニーは学年1位、なんとシャルロットは2位だったがその差は大きく、シャルロットはとても悔しかった。しかし、魔法薬の成績だけはハーマイオニーより良かった。そのおかげでセブルスの機嫌もかなりよく、柄にもなく鼻歌を歌っている姿が何人かの生徒に目撃され困惑された。
ロン曰く、「100点満点で112点を取るハーマイオニーも156点を取るシャルロットも頭おかしい」とのことである。
ちなみにドラコも学年9位とかなり健闘していて、意外なことにハリーとロンの成績も良かった。
そして、あっという間に洋服簞笥は空になり旅行鞄はいっぱいになった。
休暇中に魔法をつかわないようにとの注意書きも配られ、ホグワーツ急行に乗る日がやってきた。
ハリーに誘われたので、ドラコとシャルロットも最初はハリー達と同じコンパートメントに乗り合わせたが、例によってドラコとロンが喧嘩をしたので途中でコンパートメントを変える羽目になった。ドラコに手を掴まれ何故か自分も連れて行かれたシャルロットは、スリザリン生のコンパートメントでダフネやパンジーにさえ同情された。
汽車はぐんぐん走り、マグルの街を何個も超えた。
キングズ・クロス駅に着くと、ホームは人混みでごった返していた。プラットフォームから出るのには少し時間がかかった。たくさんの生徒が一気に出ると、マグルがびっくりするため数人ずつゲートから出されていた。
「見て! ハリー・ポッターよ! ママ、見て!」
シャルロットがドラコやダフネと共にゲートを出ると、赤毛の女の子--おそらくロンの妹だろう--が、ハリーを指さしているのが見えた。
「ポッターじゃなくて、ブラックだよ。 君も来年ホグワーツ? 同じ寮になれるといいね」
ハリーはそう言うと、赤毛の少女の頬にキスをした。少女の頬はまるで林檎のように真っ赤になり、きゃあきゃあと騒いでいる。
そんな愛すべき妹に、ロンがアイツだけはやめとけ!と本人の前で失礼なことを宣った。
ハリーとドラコとシャルロットは夏休みにも頻繁に会うと分かっていたので、挨拶もそこそこに別れた。
シャルロットはハーマイオニーの両親に挨拶に行くと、夏休み中に家にぜひ遊びに来てほしいとハーマイオニーを誘った。
シャルロットの迎えは、行きと同じくリーマスが来てくれた。
リーマスはシャルロットを見つけると、にっこりと笑った。
「どう? ホグワーツ1年目は楽しかった?」
「えぇ、最高だったわ!」
さんさんとした陽射しの中、シャルロットもとびきりの笑顔で答えた。
楽しい夏休みの、始まりだ。
二次創作でダンブルドアって黒い人間として描かれること多いですが、当小説のダンブルドアはオフホワイトです。
賢者の石編、これにて閉幕でございます。
下手したら過去編でエタりそうと予想していた駄目作者ですが、思いのほかたくさんの応援や評価を頂けて賢者の石編書き終わることができました。
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