-放課後・第3アリーナ
「し、篠ノ之さん!?どうしてここに!?ISは貸し出しがなかった筈ですのに・・・。」
「残念だったな。トリックだよ。」
「ま、まさか専用機ですの!?」
「・・・箒、どこでISを調達してきた。」
「壊物だ。」
「か、買い物ですか?・・・いいえ、そんな筈はありませんわ!!ISは国際条約によってその取引が制限されているはずですもの!」
「次余計なこと言うとブルー・ティアーズに縫い合わすぞ。」←威圧
-10分前・整備室-
「打鉄は日本で生まれました。篠ノ之束の発明品じゃありません。倉持技研のオリジナルです。少々、時代遅れのISになってきましたが、今や
「打鉄は好きだ」
「打鉄がお好き?けっこう。ではますます好きになりますよ!さぁさぁ、どうぞ!精密調整済みの打鉄です。・・・快適でしょう?んああぁ、仰らないで。(コクピットの)シートがビニール。でも純正部品なんてカタログスペックだけで、生地は厚いし、よく狂うわ、衝撃は伝わるわ、ロクなことはない。胸囲の長さもたっぷりありますよ。どんな巨*(自主規制)の方でも大丈夫。どうぞ噴かしてみてください。・・・いい音でしょう?余裕の音だ、信頼度が違いますよ」
「一番気に入ってるのは・・・。」
「何です?」
「値段だ!」
「わーっ、何を!わぁ、待って!ここで動かしちゃ駄目だよ!待って!止まれ!うわーっ!!」
-今に至る-
「く、まさか一年生に訓練機の使用許可が下りるだなんて・・・。」
「さぁ、一夏ぁ!始めるぞ。雪片を出せ。」
「かかってこい!」
「ムゥン!」
ガッ!【5007/5500】←打鉄のブレード
【48999/50000】←雪片
「ヌォオオ!・・・フンッ!」
「ッ!まだだぁ!!」
「!!ウッ!」
「気分いいぜぇ!昔を思い出さぁっ。フッフッフッ。チェストォォ!」
「ウォォォッ」
〈い、行けませんわ!行ったら逝きます!こんな化け物に・・・。い、いえ、怖いのですかオルコット!そうですわ!私に恐れるものなどありませんわ!〉「踊りなさい!私とブルー・ティアーズの奏でるワルツで!」
ビビビビシュンッ【99948/99999】4Hit←白式
【18946/20000】7Hit←箒+打鉄
「「!!我々の勝負の邪魔をするとは、面白い奴だ。気に入った。転がすのは最後にしてやろう。」」
〈や、やってしまいましたわ・・・。こうなったら、やられる前にやってやりますの!!〉「・・・ぶっ殺してや――」
ゴゴォン!【2000/27000】2Hit←インターセプター出せず
「ウウウウウォォォゥアァァ・・・。」
「「グラウンドに転がってろ、セシリア。」」
【1000/1500】
『おい、そこの生徒!(ISを解除して)何をやっているんだ!』←担当の先生
「すまない、大声を出さないで貰えるか?休んでるだけだ。」
『あぁ、そうか。悪かった。』
「おい、箒。行くぞ。」
-第3アリーナ横、家庭科室前-
「向こう側へまわって俺の合図を待て。」
「わかった。」
「一夏、ここだ。」
「入れ。・・・間違いない、ここで調理をしていた。」
「何故だ?調理室の方が設備が良いはず。」
「それは、分からん。だが、これを見ろ。」
「これは・・・、消費期限が今日じゃないか。」
「そうだ。そしてこれが今撮ってきた写真だ。」
「!?何だ、この在庫の山は!・・・おい一夏、これ。」
「差出人が料理部の注文書。奴等、注文数を間違えたんだ。それに、廃棄の依頼書・・・。早くしないと、材料が捨てられてしまう。」
「だが昼休みに聞いた限りでは、今夜調理で、搬入は明日の早朝のはず。」
「これ(自動車用燃料の領収書)の日付を見ろ。一週間前の日付だ。」
「!!つまり、明日の朝食分から業者に手配する言うことか?」
「間違いないだろう。今、見てきたんだが、(家庭科室には)誰もいなかった。今夜分は、既に運んであるんだ。」
「何て勿体ないことを・・・。」
「・・・今、3時半だ。調理するぞ。」
「無理だ。この量は食べきれん。」
「まだ諦めるには早い。今日は、購買が閉まっていたな。」
「・・・そうだ。それが何k・・・、まさか、食堂が混むとでも?」
「あぁ、そうだ。昼に見た限り、あれでは足りん。」
「だとしても、どうやって運ぶ?車でも奪うのか?」
「何のためのISだ。」←条約無視(筋肉式)
「!!」
「始めるぞ!」
「待って!あぁ、駄目!」
「どうした?」
「こんなの包丁じゃないわ!柄の付いた鉄板よ!」
「だったら、研げばいいだろ!」
「研ぎ方が全く違うんだもん!日本刀しか研いだことがないんだ!」←あるのかよ!
「貸せ!切れろ!切れろッてんだ!」←筋肉研磨
シャッ!!【500/500】←切れ味
「この手に限る。」
「・・・OK。始めよう。」
-5時半過ぎ、家庭科室前-
「購買が休みとは・・・。」←食堂のオバs・・・お姉さん
「全くだ。今から調理して、間に合いますかしら・・・。」←料理部
「無理だと思う。」
「厄日だわ・・・。ん?いい匂いがする。」
「ホントだ。(家庭科室に)誰かいるのかしら?」
「・・・織斑君!?でも、第3アリーナで練習中のはず・・・。」
「訓練していると言ったな。アレは、(半分)嘘だ。」
「!?どこから!」
「静かに素早くだ。それより、(出来上がった料理を)持って行け。俺達も(ISで)運ぶ。」
「まだ、材料は残っているのか?」
「料理だけです。」
「!!調理師を再編したい!君さえ入ってくれれば――」
「今日が(最初で)最後です。」
料理?勿論、大好評でした。
-9時、1025号室前にて-
「と言う訳で、篠ノ之さん!部屋変わんなさい!男子と同室なんて嫌でしょ?」
「(一夏と同室だと)どこで聞いた。」
「
「」
「一夏とはぁ、小学校で一緒だったらしいなぁ。私も一夏と同じ中学校にいたことがあらぁ。学友ってのはぁ、いいもんだよなぁ。それに一夏。昔の約束があるでしょ?」
「酢豚か?」
「そうよ。」
「毎日、酢豚を食べてやるといったな。」
「!!・・・そうよ//」
「アレは、嘘だ。」
「ウワァァァァァ!?と、とにかく、私も住ませなさい!」←ヤケクソ
「ふざけやがって!!」
バシィンッ!【15000/16000】←竹刀by箒
「危ないじゃない!」
「流石だ、代表候補生。やっぱり(ISを)展開してきたか。」
「鈴、箒は関係ない。突っかからないでやれ。」
「古い付き合いだ、見苦しいところは見せたかねぇ。・・・一夏、私をこk」
「見上げた反射神経だ、凰。だがな、(条約と学則を破ってまで)てめぇのISを出すほど値打ちのある話か?さぁ頭を冷やして、よく考えてみろ!」
ダバァ!【1480/1600】←酒(ウォッカ)
「千冬さ・・・あぁ!(アルコールが蒸発して)寒いぃぃぃ!!」
「どこで買ってきた。」←雪片を突き付けながら
「!!しまっ!誰が喋るかよ!」
「見上げた忠誠心だ千冬姉。気に入った。財布を縫い合わすのは給料日にしてやろう。」
その後、千冬と鈴の悲鳴が寮に響いたとか、響かなかったとか・・・。
B アリーナのくだりは何だ?
A セシリアが調理室にいちゃまずいだろう。
B 成る程分かった・・・だがそれが出てきたのはもっと後だったろ?
A !!わぁ待って!ここで言っちゃ駄目ですよ!待って!止まれ!ウワァァァァァァァァァァ!と、言うと思ったか?・・・残念だったなあ、鶏肉だお。←調理室だけに
B !?
*本来は調理室に連れて行く予定でした。気が付いたら勝手に寝てたんだ!OK?