IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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やっぱり腹筋を鍛えてやって来たか!さすがだ読者。


第11話 戦う食堂、攻略します

 -放課後・第3アリーナ

 「し、篠ノ之さん!?どうしてここに!?ISは貸し出しがなかった筈ですのに・・・。」

 「残念だったな。トリックだよ。」

 「ま、まさか専用機ですの!?」

 「・・・箒、どこでISを調達してきた。」

 「壊物だ。」

 「か、買い物ですか?・・・いいえ、そんな筈はありませんわ!!ISは国際条約によってその取引が制限されているはずですもの!」

 「次余計なこと言うとブルー・ティアーズに縫い合わすぞ。」←威圧

 

 -10分前・整備室-

 「打鉄は日本で生まれました。篠ノ之束の発明品じゃありません。倉持技研のオリジナルです。少々、時代遅れのISになってきましたが、今や巻き返し(オーバーホール)の時です。」

 「打鉄は好きだ」

 「打鉄がお好き?けっこう。ではますます好きになりますよ!さぁさぁ、どうぞ!精密調整済みの打鉄です。・・・快適でしょう?んああぁ、仰らないで。(コクピットの)シートがビニール。でも純正部品なんてカタログスペックだけで、生地は厚いし、よく狂うわ、衝撃は伝わるわ、ロクなことはない。胸囲の長さもたっぷりありますよ。どんな巨*(自主規制)の方でも大丈夫。どうぞ噴かしてみてください。・・・いい音でしょう?余裕の音だ、信頼度が違いますよ」

 「一番気に入ってるのは・・・。」

 「何です?」

 「値段だ!」

 「わーっ、何を!わぁ、待って!ここで動かしちゃ駄目だよ!待って!止まれ!うわーっ!!」

 

 -今に至る-

 「く、まさか一年生に訓練機の使用許可が下りるだなんて・・・。」

 「さぁ、一夏ぁ!始めるぞ。雪片を出せ。」

 「かかってこい!」

 「ムゥン!」

 ガッ!【5007/5500】←打鉄のブレード

    【48999/50000】←雪片

 「ヌォオオ!・・・フンッ!」

 「ッ!まだだぁ!!」

 「!!ウッ!」

 「気分いいぜぇ!昔を思い出さぁっ。フッフッフッ。チェストォォ!」

 「ウォォォッ」

 〈い、行けませんわ!行ったら逝きます!こんな化け物に・・・。い、いえ、怖いのですかオルコット!そうですわ!私に恐れるものなどありませんわ!〉「踊りなさい!私とブルー・ティアーズの奏でるワルツで!」

 ビビビビシュンッ【99948/99999】4Hit←白式

         【18946/20000】7Hit←箒+打鉄

 「「!!我々の勝負の邪魔をするとは、面白い奴だ。気に入った。転がすのは最後にしてやろう。」」

 〈や、やってしまいましたわ・・・。こうなったら、やられる前にやってやりますの!!〉「・・・ぶっ殺してや――」

 ゴゴォン!【2000/27000】2Hit←インターセプター出せず

 「ウウウウウォォォゥアァァ・・・。」

 「「グラウンドに転がってろ、セシリア。」」

 【1000/1500】

 『おい、そこの生徒!(ISを解除して)何をやっているんだ!』←担当の先生

 「すまない、大声を出さないで貰えるか?休んでるだけだ。」

 『あぁ、そうか。悪かった。』

 「おい、箒。行くぞ。」

 

 

 

 -第3アリーナ横、家庭科室前-

 「向こう側へまわって俺の合図を待て。」

 「わかった。」

 

 「一夏、ここだ。」

 「入れ。・・・間違いない、ここで調理をしていた。」

 「何故だ?調理室の方が設備が良いはず。」

 「それは、分からん。だが、これを見ろ。」

 「これは・・・、消費期限が今日じゃないか。」

 「そうだ。そしてこれが今撮ってきた写真だ。」

 「!?何だ、この在庫の山は!・・・おい一夏、これ。」

 「差出人が料理部の注文書。奴等、注文数を間違えたんだ。それに、廃棄の依頼書・・・。早くしないと、材料が捨てられてしまう。」

 「だが昼休みに聞いた限りでは、今夜調理で、搬入は明日の早朝のはず。」

 「これ(自動車用燃料の領収書)の日付を見ろ。一週間前の日付だ。」

 「!!つまり、明日の朝食分から業者に手配する言うことか?」

 「間違いないだろう。今、見てきたんだが、(家庭科室には)誰もいなかった。今夜分は、既に運んであるんだ。」

 「何て勿体ないことを・・・。」

 「・・・今、3時半だ。調理するぞ。」

 「無理だ。この量は食べきれん。」

 「まだ諦めるには早い。今日は、購買が閉まっていたな。」

 「・・・そうだ。それが何k・・・、まさか、食堂が混むとでも?」

 「あぁ、そうだ。昼に見た限り、あれでは足りん。」

 「だとしても、どうやって運ぶ?車でも奪うのか?」

 「何のためのISだ。」←条約無視(筋肉式)

 「!!」

 「始めるぞ!」

 「待って!あぁ、駄目!」

 「どうした?」

 「こんなの包丁じゃないわ!柄の付いた鉄板よ!」

 「だったら、研げばいいだろ!」

 「研ぎ方が全く違うんだもん!日本刀しか研いだことがないんだ!」←あるのかよ!

 「貸せ!切れろ!切れろッてんだ!」←筋肉研磨

 シャッ!!【500/500】←切れ味

 「この手に限る。」

 「・・・OK。始めよう。」

 

 

 

 -5時半過ぎ、家庭科室前-

 「購買が休みとは・・・。」←食堂のオバs・・・お姉さん

 「全くだ。今から調理して、間に合いますかしら・・・。」←料理部

 「無理だと思う。」

 「厄日だわ・・・。ん?いい匂いがする。」

 「ホントだ。(家庭科室に)誰かいるのかしら?」

 「・・・織斑君!?でも、第3アリーナで練習中のはず・・・。」

 「訓練していると言ったな。アレは、(半分)嘘だ。」

 「!?どこから!」

 「静かに素早くだ。それより、(出来上がった料理を)持って行け。俺達も(ISで)運ぶ。」

 「まだ、材料は残っているのか?」

 「料理だけです。」

 「!!調理師を再編したい!君さえ入ってくれれば――」

 「今日が(最初で)最後です。」

 料理?勿論、大好評でした。

 

 

 

 -9時、1025号室前にて-

 「と言う訳で、篠ノ之さん!部屋変わんなさい!男子と同室なんて嫌でしょ?」

 「(一夏と同室だと)どこで聞いた。」

 「説明書(フロアマップ)を読んだのよ。」

 「」

 「一夏とはぁ、小学校で一緒だったらしいなぁ。私も一夏と同じ中学校にいたことがあらぁ。学友ってのはぁ、いいもんだよなぁ。それに一夏。昔の約束があるでしょ?」

 「酢豚か?」

 「そうよ。」

 「毎日、酢豚を食べてやるといったな。」

 「!!・・・そうよ//」

 「アレは、嘘だ。」

 「ウワァァァァァ!?と、とにかく、私も住ませなさい!」←ヤケクソ

 「ふざけやがって!!」

 バシィンッ!【15000/16000】←竹刀by箒

 「危ないじゃない!」

 「流石だ、代表候補生。やっぱり(ISを)展開してきたか。」

 「鈴、箒は関係ない。突っかからないでやれ。」

 「古い付き合いだ、見苦しいところは見せたかねぇ。・・・一夏、私をこk」

 「見上げた反射神経だ、凰。だがな、(条約と学則を破ってまで)てめぇのISを出すほど値打ちのある話か?さぁ頭を冷やして、よく考えてみろ!」

 ダバァ!【1480/1600】←酒(ウォッカ)

 「千冬さ・・・あぁ!(アルコールが蒸発して)寒いぃぃぃ!!」

 「どこで買ってきた。」←雪片を突き付けながら

 「!!しまっ!誰が喋るかよ!」

 「見上げた忠誠心だ千冬姉。気に入った。財布を縫い合わすのは給料日にしてやろう。」

 その後、千冬と鈴の悲鳴が寮に響いたとか、響かなかったとか・・・。




B アリーナのくだりは何だ?
A セシリアが調理室にいちゃまずいだろう。
B 成る程分かった・・・だがそれが出てきたのはもっと後だったろ?
A !!わぁ待って!ここで言っちゃ駄目ですよ!待って!止まれ!ウワァァァァァァァァァァ!と、言うと思ったか?・・・残念だったなあ、鶏肉だお。←調理室だけに
B !?

*本来は調理室に連れて行く予定でした。気が付いたら勝手に寝てたんだ!OK?

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