「残念だったなぁ、トリックだよ。・・・学校が始まって、少しずつネタを練り続けてきた。ようやく(ぶちまける)その日がやってきた。長かったぜ。」
- 6月最終週、学年別トーナメント当日 -
「失礼します、山田先生。これ、トーナメントです。」
「はい、ありがとうございます。」
「失礼しました。」
ガチャ・・・バタン
「・・・って、えぇ!?何ですかこの組み合わせは!」
ガチャ
「ん?トーナメントが来たか。見せてくれ・・・おい、山田先生。」
「は、はい、何でしょう織斑先生・・・。」
「このトーナメントはどういうことだ?」
「し、知りません!私だって、今渡されたんですから!」
バァン!
「おい、千冬姉!このトーナメントはどういうことだ!?」
「私に聞くな!」
ドゴォン!
「おい、一夏!この組み合わせは何だ!」
「知るか!!俺に聞くな!」
ズバァン!
「おい、剣道娘!貴様がペアとは、どういうつもりだ!!」
「知るか眼帯ウサギ!」
コンコン、ガチャ
「誰だ!!」
「私です、先生・・・。トーナメントに誤りがあったので修正しました!」←最初に出て行った人
「あぁ、そうか。ご苦労。」
「「「・・・おい!」」」
「は、はい、何でしょう・・・。」
「「「一番大事なところが直ってねぇじゃねえか!!」」」
「ひぇ!?」
チュドォォォォォォォォォォォォン!
- 開始直前 -
『さぁ、注目の第一試合!まず入ってきたのは――』
ゴゴゴゴゴ・・・←威圧感
『・・・篠ノ之箒さんと、ラウラ・ボーデヴィッヒさんです・・・。つ、続いて入場してきたのは、シャルル・デュノア君と、我らが筋肉、織斑一夏君です・・・。』←テンション低い
「・・・ねぇ、一夏。何か空気重くない?」
「あぁ、・・・そうだな。」
「・・・終わり!?」
「その通り!」
デェェェェェェェェェェン!【99999/99999】
『『『イエェェェェェェエイ!』』』
「大佐!ご苦労様です!」←見たかった
「・・・。」『シャルル、事前の打ち合わせ通りだ。』
『ラウラを抑えられるとでも?』
『お前なら出来る。』
『・・・やってみる。』
ビーッ!←試合開始!
「「じゃまだ!!」」
「「ぐぇっ。」」←シャルル&ラウラ
ヒュン、ガッ!
「ぐぁっ!・・・な、大佐!」
「ゲホ、ゲホ・・・。僕が相手だよ!!」
「カカシは引っ込んでろ!」
「ぬぅぅぅぅぅぅぅ・・・!」
「ふんぅぅぅぅぅあぁぁ!」←一夏&箒*顔芸しながら鍔迫り合い
「えぇい、邪魔だ!」
「行かせないよ!」
バン、バン!ガッ!
「うをぉぉっぉぉらぁ!」
「キェェェッェエェェイイイイ!」
ドゴン!ドゴーォン!バキィ!デェェェェェェェン!
「か、体が動かない!?」
「フハハハハハ!AICの威力をとくと味――」
バキィィィン・・・
「ラウラ!避けろ!」
「大佐!?」
サクッ!【20014/24000】←折れたブレードが刺さった
「い、痛ぇぇえぇぇぇぇぇえぇぇ!?」
「貰ったよぉぉぉ!!」←ヤケクソ
ズズズカンッ!・・・ズドォォォォン!チュドォォォォォン!!【1/24000】←盾殺し×2&ロケットランチャー&クレイモア
「ウォォォウウウ・・・。オウウォォゥ・・・アァァァ。」
「隙だらけだぞ!一夏ぁ!!」
「やってみろ!!」
バベキョシィッ!!【9999/9999】←IS解除*高さ30m
【2000/2000】←同上
ヒュゥゥゥゥン、スタッ!←当然、NO Damage!
『決まったァァァァッァ!勝者は織斑一夏&シャルルペア!しかしぃ、流石はタフネス設計の人間隕石とぉ、竹刀でレールガンを撃ち返す強靱な肉体を持った剣道少女!30mの高さなんかでは、ビクともしなぁぁぁい!』
『『『ワァァァ――!!!』』』←歓声
「・・・よくやった!シャルル。」
「はぁ、はぁ・・・。それにしても、あの高さから落ちてよく平気だね・・・。」
「「清水の舞台に比べればまだまだ。」」←今の、それより2.5倍高いです
「へぇ、そうなんだ・・・?」←知らない
〈・・・こんな、こんな無様な負け姿を、大佐と、・・・教官に見せる訳には、見せるわけにはいかん!!〉
『子ウサギよ。力が欲しいか?・・・今ならPON☆とくれてやるぞ?』
〈!!カモォォォォォォォォォォン!(・・・ん?)〉←トップギ○並み感
バシィッ!
「アァァァァァァァイ!」←某球審じゃないです
「な、何あれ!?」
「液体ISだ。」←VTシステムです
「見ろ!一夏!あの姿、千冬さんにそっくりだ。」
「・・・来るぞ!伏せろ!」
バキィ!――ゴロゴロゴロ・・・
「無茶だよ!ISに当たり勝ちしようなんて!!」
「一夏、私も――」
「待て、これは俺の問題だ。一人でさせてくれ。」
「・・・了解した。」
「い、一夏。僕のリヴァイヴからコア・バイパスでエネルギーを――」
「必要ない。」
「えぇ!?でも――」
「動け!動けってんだ、このポンコツが!」
バシバシ!・・・デェェェン!【10000/10000】←雪片だけ*しょっぺえ
「うそぉん・・・。」
「行くぞラウラァァァァァァァァァァァ!」
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・【9999/9999】
「!!ウラァ!」
ドベキシ!「オフィ・・・」【1/44000】
「これで腐ったシステムも抜けるだろう。」
「めちゃくちゃだぁ・・・。」
「どこのバカだ、VTシステム積んだのは。」
「そんなこと逝ってる場合か!医務室に運ぶぞ。」←逝ってるんなら葬儀屋では?
「安心しろ、(まだ)生きてるよ。・・・チョチョッと手先を動かすだけで、壊れちまったISと死に損ないのクソシステムがパパーッと入れ替わる。」
-夕方、校内放送 -
『トーナメントは事故により中止とします。OK?』
「「「OK!」」」
チュドォォォォォォォン!【1/5000】←放送室
『・・・理事長が私達位優しかったら明日は開講休業ね。』
「「「イェェェェェェェェェェイイ!」」」←・・・なお
しばし投稿ペースが遅れをとりましたが、今や巻き返しの時です!
(・・・尚)