IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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B 諸君!私は―
A 私達だ、私達
B ああ、悪い作A。私達は帰ってきたァァァァァァァァ!!!
A まあ待て、そんなにF5キーを押されたんじゃびびって投稿も出来やしねえ。
B 今回はリハビリと、次回作の様子見って所だ。・・・俺のな。
A 俺達だ、俺達。・・・だが、読者もリハビリがいるだろ?遠慮無く笑って逝け!


番外:このすば

「佐藤和馬さん、ようこそ死後の世界へ!あなたは不幸にも、死に損ないのクソッタレと入れ替わって亡くなりました。」

「死んだって?・・・冗談だろ、俺はトラックを撥ねただけだった。そうだろ?」

「・・・トラック撥ねたってあなたねえ・・・人間には限界ってものがあるんです。幾らなんでも過剰積載のトレーラー引いたトラクターに法定速度超えて突っ込まれて平気なはず無いでしょう?ていうか、トラックとトレーラーを見間違うなんて間抜けねー、プークスクス!」

「面白い奴だな気に触った。殺すのは今にしてやろう。」

メキメキメキ・・・!!!【8000/90000】←!?

「・・・ッイダダダダダダ!!!ちょ、ちょっと、ごめんなさいごめんなさい!いろいろ謝るからその手を離してー!!!」

「それで、死に損ないのクソッタレってのは何だ。歩道に突っ込んで来そうだったから止めたのは覚えてるが、周りにそんな死にかけの人間は見なかった筈だがな。」

「あら、見えてなかったの?あのトレーラーの運転手が死に損ないよ。心臓発作起こしてたの。あなたがぶつかってフロントが吹き飛んだ衝撃で目を覚ましたのよ?まあ、あなたがいなくたってトレーラーはあのまま誰もいないビルに衝突してあなたにぶつかるほどの衝撃も受けず、骨折なんてしなかったでしょうけどね。あなたの堅さには親御さんも悲しむより先に、呆れて運転手さん謝ってたわよ?『家の子どもが申し訳ありません。あの堅さですから、痛い思いをされたでしょう』って。」

「あいつら本当に親か。泣けてくるね全く。で?俺をどうする?」

「よくぞ聞いてくれました!あなたには2つの選択肢があります。1つは天国的なところで天に召された人達とおじいちゃん的な生活をするか―」

「天国?お断りだね。」

「・・・あのね、天国っていうところはあなた達の思ってるように良いところじゃなァァァァァァァァァァァ!!!!」

メシッ!!!【6000/90000】

「痛い痛い痛い!!!ごめんなさいごめんなさい!天国の話はもうしないからやめてー!!!いい話があるのよー!」

「いい話、ね。・・・聞こうじゃないか。」

「あ、・・・あなた、戦うのは得意でしょ・・・?はぁ、はぁ・・・。」

「それがどうした!」

「ひあっ!?びっくりさせないでよ・・・。あのね・・・。」

 

-*-

 

「つまり、日本で死んだ若い連中を送り込んでそいつらで人口を補填しようって事か。上手いねぇ、そういう転生者に命を懸けさせる方が元のこの世界の人間を説得するより楽だもんなぁ。・・・違うか?」

「・・・まあ、そういうことよ。それで、どう?悪くないと思うのだけど?」

「まあ、そこに行くのは良いさ。だが、向こうの言葉をどうする?」

「そこは問題ないわ。神様パワーで勝手に覚えるから。・・・悪くするとパーになるけど。」

「試してみるか?俺だって頭の出来は悪くないぞ?」

ドンッ!【40/50】←ダメージ無効と言ったな、アレは嘘だ。(机)

「選びなさい。どんなものでも1つ、異世界へ持って行く権利をあげます。はいこれカタログ!」

パラパラパラ・・・

「おい、聖剣なんたらやら聖剣うんたらやら、使い道が見えない。剣と銃。どっちかなら銃が良い!そうだろ?・・・だが無い。ロケットランチャーはどうした。」

「そんなもの無いわよ。ねー、早くしてー?まだ、導きを待ってる魂がいるのよー。どれ選んだって変わらないんだから。早く決めてよー。」

ビリィッ!【0/1000】←カタログ

「アァァァァァァァァァァァ!?何てことすんのよー!」

「面白い奴だな気に入った。連れて行くのはお前にしてやろう。」

「はーい、じゃあそこに立って・・・何て!?」

「承知いたしました。では、アクア様のお仕事は私が代行させて頂きます。いってらっしゃいませ。」

「ええ!?ちょ、ちょっと待って!そんなの反そっ―」

ドベキシッ!【1/90000】

「オフィッ」

「少し黙ってろこのタコが。なあ、コイツはマトモか?」

「とっとと行けぇ。駄女神の仕事は私が代行してやるよ。」

「また会おうぜ。」

「再転生でな。」

 

-*-

 

ゴロゴロゴロ!!!【49999/50000】←*堕天補正

「お前の所は部下まで口が悪いのか?」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!やめてー!引き摺らないでー!衣がぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「うるさいぞ!この仕事にだらしのないヴァカ女神が!」

「うるさいわよ!うるさいわよ!ねえどうしてくれんのよ!?本当に帰れないじゃない!」

「まあ、落ち着け。そんなに騒がれたんじゃ焦って話も出来やしねえ。とにかく、酒場なりギルドなり行ってモンスターなり化け物なりを探して潰すんだろ?急げよ、遅れても知らんぞ。」

「ねえ、なんでそんなに落ち着いてるの?ねえ何で!?ゲームしてる所なんて見たこと無いのにどうしてそんなに落ち着いて対処できるわけ!?」

「げーむ?何だそりゃ。それより、おいアクア。ギルドって何処に行けば良いんだ?」

「知らないわよ?」

「何だって?」

「だ、だって、私この世界全体を納めてるのよ?その中のこんなちっぽけな惑星のしかも更に小さい街の事なんて知らないわよ。」

「役立たずが・・・失礼、冒険者のギルドを探してるんだが教えて貰えないだろうか。」

「あら、この街のギルドを知らないなんて、他所から来たの?」

「ああ、実はつい先程街に墜落したばかりで・・・。」

「???あらそう。ギルドを探すって事は冒険者を目指してるのね?なら、駆け出し冒険者の街、アクセルへようこそ。ギルドは、通りをどーんっと行ってな、ガッと右に曲がったらな、ウッと(ウッド)したドアがあるからな、それだわ。」

「ま、真っ直ぐ行って右だな。分かった。」

「え、今の何?ねえ何だったの?」

「それを知ったら殺されちまうぞ。」

「え!?」

 

-*-

 

「冒険者ギルドへようこそ!お仕事案内なら奥のカウンターへ、お食事なら空いてるお席へ座って飯食ってクソして帰んな。」

「ねえねえ―」

「黙ってろ。・・・いいか、登録さえしちまえば後はこっちのもんだ。後は、筋肉がものを言う。」

「はい、本日はどうされましたか?」

「ああ、冒険者の登録をしたいんだが、幾ら掛かる。」

「十万ドルPON☆っと・・・お一人千エリスとなります。」

「どうも。よし、アクア行くぞ。おっと、それと聞きたいんだがこの時期割の良いモンスターって何だ?」

「ええ、この時期でしたらジャイアントトードという大型のカエルが一匹5千エリスで買い取りされますが、あ、これは移送サー――」

「いらん。これがある。」

ムキッ!【9999/9999】

「あ、そうですか・・・。では、いってらっしゃいませ。」

「I’ll be back.」




楽しんで頂けたかな?さて、明日から投稿再開(予定)だ。ま、そもそも2話以降が怪しいとか言いながら、此処までやって来たのだから長い目で見て頂きたい。
諸君!I am baaaaaack!!!!!!

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