IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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世間はクリスマスムードだな。プレゼントが欲しいか?爆笑するようなプレゼントだ!組合員にもこのすば:MAD版を味わわしてやる!(近日公開・・・?)


第27話 シュロの木陰でも焼くか

 「あぁ!!見ぇたぞぉぉぉぉぉぉ!!!」

 「でかい水たまりだな。」

 「違うよ、この織斑筋!」

 「違うのか?じゃあ、小っさい池だな。」

 「それも違う!海だよ、海!」

 「海?そりゃ丁度良い。学校生活で白ポケちまった――」

 「肌を早く棕櫚の側で焼きたいねって言うんでしょ?」

 「・・・シャル、何で分かった。」

 「前に言ってたでしょ。」

 「そうだったか。」

 

 「あ、一夏!!見えてき――」

 「シーッ・・・。」

 「・・・・・何で皆静かなの?」

 「旅館に着くからだ。」

 「良い子にしてろってこと?」

 「違う。・・・黙って(心の)準備しとけ。遅れても知らんぞ」

 「???」

 キーッ←バス停車

 「今だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 ガラッ!←窓☆OPEN

 「ハッチ(荷物室)開けろぉぉぉぉぉぉ!!」

 ドサドサドサッ!!

 「整列うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」

 ザッ!

 「見ろ一夏、あの間抜け面を。他クラスの連中、まだバスの中で風船膨らまして遊んでるぜ。」

 「み、皆さん!バスはドアから降りてください!」

 「山田君、何寝ぼけたことを?ここは幼稚園じゃないぞ。高校で!しかもIS(兵器)を扱ってる。他クラスが相手じゃ訓練にならんと分かったら、他の分野を訓練するのは当然だろ?」

 「バスを飛び降りることが我が校の教育なんですか!?」

 「我が校?私のクラス、だろ?」

 「」

 ワイワイ、ガヤガヤ

 「見ろ、連中ようやく降り始めたぞ。」

 「ただのカタツムリですな。」

 「馬鹿言え、デンデンムシの方が速えよ。奴ら、角出したら外出だからな。」

 「違えねえ。」

 

- 5分後 -

 

 「揃ったか?・・・諸君が整列するまでに――」

 「「「勿論、俺らはマッチョになったで。筋トレで!」」」

 「1組は少し黙ってろ。」

 「「「」」」

 「諸君、この旅館が3日間お世話になる花月荘だ。従業員に迷惑をかけるなよ。壊したら、直ぐ元通りに直せ。OK?」

 「「「OK!」」」←1組

 「・・・織斑さん?今、何と?」

 「「「よろしくお願いします!!」」」

 「元気があってよろしいですが・・・、何か誤魔化されたような気が・・・。」

 「乗り込めェェェェェェェ!!」

 「窓に鍵掛かってるよ!?」

 「馬鹿者共!旅館ぐらい玄関から入れ!!」

 「・・・まぁ、何というかパワフルですね。・・・こちらが噂の?」

 「織斑一夏だ。よろしく。」

 「いい男の子ですね。しっかりしていそうな感じを受けますよ。」

 「(拳で)試してみるか?」

 「いえ、遠慮させて頂きますわ。骨が惜しいですから。」

 「清洲さん。人間には215本も骨があります。1本ぐらいなんですか!ドカンと行ってみてください。」

 「織斑先生のそれは当てになりませんので、丁重にお断りします。」

 「千冬ね・・・織斑先生。そろそろ海に行かないか?こんな所に立ってちゃ、焦げちまう。こんがりと真っ黒にな。」

 「では、ごゆっくりとどうぞ。」

 「「世話になる。」」

 スタスタ・・・

 「しおりに書いてなかったが、俺の部屋は?屋根裏で寝ろってのかい?」

 「安心しろ、ちゃんと部屋だ。・・・私と一緒のな。全く。上の連中、何を考えてるんだか。」

 「ああ、ならいいんだ。」

 「それより織斑。今日は自由行動だ。棕櫚の木の下で、肌でも焼いてこい。」

 「そうさせて貰うよ。」

 

- 廊下にて -

 「箒か。今から浜に行こうと思うんだが・・・どうだ?」

 「いいな、乗った。・・・・所で、そこに何か生えてないか?」

 「生えてるな、ウサギの耳が。」

 「「・・・ほっとくか。」」

 キィィィィィーーーン!←高速落下物

 「フンッ!」←漢・一夏、魂のスカイアッパー

 「キエェェェイ!!」←乙女・箒、魂の一閃

 カキィィィィィィィンッ!

 「で、暫くしたら、この生えてるのから出てくるんだろ?全く、便利な体だ。変えて欲しいくらいだ。」

 「馬鹿なこと言ってると、時間切れになるぞ。そうだ、中庭の小石でも積んどくか。どうだ一夏?」

 「いい案だ。ちょっと待ってろ。拾ってくる。」

 トットット・・・

 ズドッズドッズドンッ・・・ドォォォォン!!!【0/100】←うさ耳

 「これで良し。」

 「随分と小さいな。もっと大きいのがなかったか?」

 「贅沢言うな。コレが最大だ。さて、海に行くか。」

 「いや待って岩サイズですわよね・・・ですわよね?」

 「篠ノ之束の残基は215もあるのよ?1回くらい何よ!」

 「」

 「ああ、ところでセシリア、今から海に行くんだが一緒にどうだ?」

 「ええ、行きますわ。勿論行きますとも。そこで、ですわね。私の背中にサンオイルを――」

 「奇遇だな。俺も持ってきたんだ。何かSW30って書いてあるけどな。」

 「・・・それはエンジンオイルですわ。」

 「ん?何が違うって?」

 「いいですか!?サンオイルと意宇のですわねぇ!」

 「よし箒。自分の世界に入った。行くぞ。」

 

 - 海 -

 

 「あ、織斑筋だ!」

 「え、嘘!?私の水着変じゃないよね?」

 「大丈夫よ。あなた変なのは中身だからどうしようもないもの。」

 「わー、体かっこいー!ランボーみたい・・・。」

 「おい、誰がスタローンだって?シュワルツエネッガーだろ?」

 「・・・うん、まあどっちでも良いんだよ!どっちでも!それより後でビーチバレーしようよ!」

 「時間があればな!お、なんだこの砂冷たいぞ!」

 「それ、織斑君の筋肉がおかしいんだよ。きっと。」

 「そうか・・・じゃ、シュロの下で肌でも焼くか。」

 「いぃぃぃぃぃぃぃちぃぃぃぃぃぃぃかくぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!」

 「演出ご苦労!」

 ベギョッ!【1300/1600】

 「ぐべっ!?何すんのよお!」

 「空飛ぶか?ほらよ!」

 ドボォォォォォォォォォォォンッ!!!

 「ギャァァァァァァァァァァァ!?冷たい!冷たいわよこの水!一夏も早く来なさいよ!」

 「止してくれ。海を蒸発させようってのか?」

 「いぃぃぃぃぃぃぃちぃぃぃぃぃぃぃかさぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」

 ザクゥッ!←パラソル

 「おい、折角シュロがあるのに何で傘さしてんだ?」

 「違いますわよ!一夏さんにサンオイルを――」

 「よし任せろ!」

 ダバーーー

 「アァァァァァァァァァ!?!?!?だからそれはエンジンオイルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!ンンホォォォォォォォォオッォォォォ!!!」←何かに目覚めてますねえ・・・

 「おい、誰かティンd・・・火打ち石持ってないか?」

 「あるよー?」

 「丁度よかった。コイツに付けてやってくれ。さっきからオイル臭くて敵わん。」←お前のせいなんだよ!

 「オッケイおりむー着火して?」

 「ちょ、ちょっとお待くださいな!?何故私は燃やされそうに!?」

 「安心しろ。エンジンオイルはそう簡単には燃えん。」

 「そういう問題ではありませんわ!ああもう、オイルを落とすので少し泳いできます。」

 「一夏、私達も行くわよ?」

 「そうだな、久しぶりに私達もやるか。」

 「仕方が無い。2人が行くなら着いていこう。」

 シュババババババババババババババ!!!←水面歩行(ダッシュ)

 「「「!?!?!?」」」

 「は、反則ですわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」




えー、間もなく感想が100件に達しようとしていますが、未だに1つ来る度に大喜びしております。
昨日は餅つきでした。餅が死ぬほど食いたかったんだよ!もう半年も食ってねえ!やってられっかぃ!

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