Bのヤツ、昼間はしゃぎすぎて早々に寝ちまいやがった。
今回の話に誤字脱字があったら、ソイツは全てミスだ。読者諸君、報告よろしく。
-篠ノ之神社、夏祭り-
「よお、舞ってるな。」
「しばらくだな一夏。」
「あぁ。」
「今夜は蒸すな、えぇ?」
「参った参った。こんなひでぇ熱帯夜は流石の俺も初めてだ・・・。」
「まったくだよ。チョー最悪だ。サウナが天国に思える。」
「ところで、仕事はいつ頃までだ?」
「ここにあるお守りとおみくじがなくなるまでだ。家柄でやってるが堅っ苦しくてやってらんねえ!」
「セシリアの皮まだ来てねえのか?」
「身代わりにおいとこうってのか?」
「いや、金髪碧眼の外人が売ってたら物珍しさに飛びつくかと思ってな。」
「お前、頭良いな。」
-10分後-
「流石ですわ!」←完売
「もう脱いでも良いんじゃないか?」
「お嬢様口調のせいで、ストレスがマッハだ!」
「この後の予定は?」
「ないな。」
「どうだ?一緒に祭りでも回らないか?」
「そりゃいいな。筋トレでもしながら待っててくれ。着替えてくる。」
「ごゆっくり。」
「待ったか?」
「腕立て1000回ってトコだな。」
「直ぐだな。ところで何処に行く。」
「金魚すくいなんてどうだ?」
「篠ノ之神社じゃそれは喧嘩を売る言葉だぞ、かかってこい!」
「怖がっているのは、俺ではなく君じゃないのか箒。君こそ、金魚すくいを恐れているんだ。おっちゃん、強い紙2枚。」
「負けたら飯奢ってやるよ。筋肉ビジネスにかけちゃあんたほど経験はないが、私は学ぶのは早い。観客が求めているのはきっとこうする事さ!」
バリッ!
「この馬鹿!ヴァカ野郎!マヌケィ!」
「何でここの金魚は小さいんだ?鯉を入れておけばスッキリするのに。」
「枠に嵌めて取ろうってのか?」
「あぁ、そうだ。・・・オヤジ!もう一枚だ!」
バリッ!
「トーシロがぁ!さっきの失敗から何一つ学んどらん!金魚とはこうやって掬え!」
シュバババババババッ!←金魚屋のオヤジ
「やるな。俺も負けてられねえ。」
シュバババババババッ!
-終戦後-
「悪いな、焼きそば驕ってもらって。」
「人の金で食う焼きそばは美味いか?えぇ?」
「驕ると言ったのは、おめぇだぜ。」
「・・・くたばりやがれ。」
「一口いるか?」
「いや結構。遠慮さしてもらうぜ。」
「あれ?一夏さん!?」
「人違いでしてよ!」
ビローン・・・
「変装しても無駄です。」
「どうして分かった。」
「チャック閉まってませんよ。」
「おい一夏。この妙に鋭いのは何だ?」
「五反田蘭、同級生の妹だ。ところで弾は?」
「今頃、家でグッスリでさぁ。」
「会長!この筋肉ってもしかして・・・!」
「あなたたち、この人が伝説の男織斑一夏だ。」
「「「道理で、会長がどんなイケメンにもなびかないわけだ!」」」
「あ、こらソレは!!!」
「きゃー!怒った!」
「こえーよ!」
「「「じゃあ、また今度!!!」」」
「あ、逃げるな!待て!!」
「学校の友達か?」
「奴らは友達でも仲間でもない。生徒会のメンバー。仕事が遅れたら48時間は拘留される。」
「ソイツはご愁傷様だな。」
「ところで一夏さん。その女性は?」
「篠ノ之箒だ。剣道界じゃ、結構有名な人物だ。」
「も、もしかしてISの開発者の妹!?」
「あんなゴミを作ったヤツが姉妹だと、恥でしょうがねえ。」
「そうか?ラウラが言うには最強の携帯だって話だぞ?」
「その使い方は予想外だったな。」
「・・・その使い方はマズくないですか?」
「クソッタレ共の作ったルールなんざ、守ってやる義務はねえ。そうだろ?」
「え、えぇ・・・。」
「一夏、ここで立ち止まっててもしょうがねえ。見て回ろう。」
「あぁ、そうしよう。付いてくるか?」
「あ、行きます!!」
スタスタスタ・・・
「ところで蘭、何処か遊びたいとこあるか?」
「え!?・・・あ、あそこで!!」
「射的?久々にやってみるか。」
「蘭とか言ったか?得意なのか?」
「え、えぇ、まぁ・・・。」〈私は!自分の言ったことが何も分かってない!ぎょわぁぁぁ!〉
「へい、いらっしゃい。」
「三人分頼む。」
「おお?筋肉モリモリのマッチョマンの変態が両手に花持って来やがった。よし、オマケは必要ねえな。」
「賢明な判断だ。店を赤字にしたくないならな。」
「言いやがる。」
「お、いい構えだな。何処で撃ち方を習った。」
「そ、そこに書いてある通りです・・・。」
PON☆ベシ・・・ズドォンッ・・・
「倒す札が派手だねえ。えぇ?鉄板倒すか?」
「え?え?え?」
「液晶テレビ、当たりぃ!馬鹿野郎!何やってんだ!てめえ正気か!俺の店を潰してえのかてめえ!どっかし天丼!てめえ何やってんか分かってんのかい!」
「は、はあ・・・?」
「赤字だ赤字。持って行きやがれチクショウ!!」
「さて、私は・・・。」
PON☆ベシ・・・ゴロォンッ・・・
「お前等射撃でもならってんのか、おい?」
「いや、取った、取った。」
「あの、一夏さん。これ重いんで持って帰ります。」
「弾に取らせに来たら良いんじゃないのか?」
「!!ちょっと失礼。」
ピリリリリリ・・・
「出ないか?」
「流石に睡眠薬を盛りすぎたみたいです。」
「持ってやろうか?」
「い、いえ、一夏さんのお手を煩わせるわけにはいかないので、帰ります。」
「箒、花火は何時からだ?」
「もうじきだ。」
「折角だから、花火ぐらい見て帰ったらどうだ?」
「ですが、重いので帰ります。」
「そうか・・・。気を付けてな。」
「はい、失礼します。また会いましょう。」
「・・・さて、例の場所に行くか。」
「あぁ。」
-小移動-
「ここは意外と変わってないな。」
「おめえがブチ空けた空間だ。そう簡単になくなるのもか。」
ドンッ!ドドドォォォォォォンッ!
「見事なもんだ。」
「全くだ。」
ドンッ!ドドドォォォォォォンッ!ガサッ・・・
「・・・打ち上げ花火、下から見るか横から見るか。それとも、お前等がなるか?あぁ?」
「見ろよ。あの女悪かねぇぜ?」
「悪かねぇ?最高だろ?」
「・・・何か偉い自信満々だな?どうする兄貴。」
「まずお前さんが横の男をとっ捕まえて羽交い締めにして――」
「「まあ、チンピラに囲まれてしまいましたわ!」」←セシリア×2
「「「!?!?!?」」」
「一夏、あいつら何話してたと思う?」←一夏
「どうせろくでもねえ事だ。」←一夏(中身は箒)
「「「!?!?!?」」」
「お、おい、さっきの女は何処に――」
「「おめでとう、君らは花火にされた。」」
「え?」
Pi!チュドォォォォォォォォォォォォン!!!←クレイモア
「「お代わりだ!受け取れ!」」
\デェェェェェェェェェェン!!!/
ズドドドドドドドドォンッ!
「おぉ、汚え花火だ。」
「汚え?最悪だろ?」
前にもこういった下りがあったから、どうせBもいたんだろと思ったか?残念だったな。一人でさみしく書いてんだ。
お陰でキレがねえ・・・。