IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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今回は作Aが全て書いた。作Bは一切係わってねえ。何故かって?
Bのヤツ、昼間はしゃぎすぎて早々に寝ちまいやがった。
今回の話に誤字脱字があったら、ソイツは全てミスだ。読者諸君、報告よろしく。


第35話 夏は花火に限る

-篠ノ之神社、夏祭り-

 「よお、舞ってるな。」

 「しばらくだな一夏。」

 「あぁ。」

 「今夜は蒸すな、えぇ?」

 「参った参った。こんなひでぇ熱帯夜は流石の俺も初めてだ・・・。」

 「まったくだよ。チョー最悪だ。サウナが天国に思える。」

 「ところで、仕事はいつ頃までだ?」

 「ここにあるお守りとおみくじがなくなるまでだ。家柄でやってるが堅っ苦しくてやってらんねえ!」

 「セシリアの皮まだ来てねえのか?」

 「身代わりにおいとこうってのか?」

 「いや、金髪碧眼の外人が売ってたら物珍しさに飛びつくかと思ってな。」

 「お前、頭良いな。」

 

-10分後-

 「流石ですわ!」←完売

 「もう脱いでも良いんじゃないか?」

 「お嬢様口調のせいで、ストレスがマッハだ!」

 「この後の予定は?」

 「ないな。」

 「どうだ?一緒に祭りでも回らないか?」

 「そりゃいいな。筋トレでもしながら待っててくれ。着替えてくる。」

 「ごゆっくり。」

 

 「待ったか?」

 「腕立て1000回ってトコだな。」

 「直ぐだな。ところで何処に行く。」

 「金魚すくいなんてどうだ?」

 「篠ノ之神社じゃそれは喧嘩を売る言葉だぞ、かかってこい!」

 「怖がっているのは、俺ではなく君じゃないのか箒。君こそ、金魚すくいを恐れているんだ。おっちゃん、強い紙2枚。」

 「負けたら飯奢ってやるよ。筋肉ビジネスにかけちゃあんたほど経験はないが、私は学ぶのは早い。観客が求めているのはきっとこうする事さ!」

 バリッ!

 「この馬鹿!ヴァカ野郎!マヌケィ!」

 「何でここの金魚は小さいんだ?鯉を入れておけばスッキリするのに。」

 「枠に嵌めて取ろうってのか?」

 「あぁ、そうだ。・・・オヤジ!もう一枚だ!」

 バリッ!

 「トーシロがぁ!さっきの失敗から何一つ学んどらん!金魚とはこうやって掬え!」

 シュバババババババッ!←金魚屋のオヤジ

 「やるな。俺も負けてられねえ。」

 シュバババババババッ!

 

-終戦後-

 「悪いな、焼きそば驕ってもらって。」

 「人の金で食う焼きそばは美味いか?えぇ?」

 「驕ると言ったのは、おめぇだぜ。」

 「・・・くたばりやがれ。」

 「一口いるか?」

 「いや結構。遠慮さしてもらうぜ。」

 「あれ?一夏さん!?」

 「人違いでしてよ!」

 ビローン・・・

 「変装しても無駄です。」

 「どうして分かった。」

 「チャック閉まってませんよ。」

 「おい一夏。この妙に鋭いのは何だ?」

 「五反田蘭、同級生の妹だ。ところで弾は?」

 「今頃、家でグッスリでさぁ。」

 「会長!この筋肉ってもしかして・・・!」

 「あなたたち、この人が伝説の男織斑一夏だ。」

 「「「道理で、会長がどんなイケメンにもなびかないわけだ!」」」

 「あ、こらソレは!!!」

 「きゃー!怒った!」

 「こえーよ!」

 「「「じゃあ、また今度!!!」」」

 「あ、逃げるな!待て!!」

 「学校の友達か?」

 「奴らは友達でも仲間でもない。生徒会のメンバー。仕事が遅れたら48時間は拘留される。」

 「ソイツはご愁傷様だな。」

 「ところで一夏さん。その女性は?」

 「篠ノ之箒だ。剣道界じゃ、結構有名な人物だ。」

 「も、もしかしてISの開発者の妹!?」

 「あんなゴミを作ったヤツが姉妹だと、恥でしょうがねえ。」

 「そうか?ラウラが言うには最強の携帯だって話だぞ?」

 「その使い方は予想外だったな。」

 「・・・その使い方はマズくないですか?」

 「クソッタレ共の作ったルールなんざ、守ってやる義務はねえ。そうだろ?」

 「え、えぇ・・・。」

 「一夏、ここで立ち止まっててもしょうがねえ。見て回ろう。」

 「あぁ、そうしよう。付いてくるか?」

 「あ、行きます!!」

 スタスタスタ・・・

 「ところで蘭、何処か遊びたいとこあるか?」

 「え!?・・・あ、あそこで!!」

 「射的?久々にやってみるか。」

 「蘭とか言ったか?得意なのか?」

 「え、えぇ、まぁ・・・。」〈私は!自分の言ったことが何も分かってない!ぎょわぁぁぁ!〉

 「へい、いらっしゃい。」

 「三人分頼む。」

 「おお?筋肉モリモリのマッチョマンの変態が両手に花持って来やがった。よし、オマケは必要ねえな。」

 「賢明な判断だ。店を赤字にしたくないならな。」

 「言いやがる。」

 「お、いい構えだな。何処で撃ち方を習った。」

 「そ、そこに書いてある通りです・・・。」

 PON☆ベシ・・・ズドォンッ・・・

 「倒す札が派手だねえ。えぇ?鉄板倒すか?」

 「え?え?え?」

 「液晶テレビ、当たりぃ!馬鹿野郎!何やってんだ!てめえ正気か!俺の店を潰してえのかてめえ!どっかし天丼!てめえ何やってんか分かってんのかい!」

 「は、はあ・・・?」

 「赤字だ赤字。持って行きやがれチクショウ!!」

 「さて、私は・・・。」

 PON☆ベシ・・・ゴロォンッ・・・

 「お前等射撃でもならってんのか、おい?」

 

 「いや、取った、取った。」

 「あの、一夏さん。これ重いんで持って帰ります。」

 「弾に取らせに来たら良いんじゃないのか?」

 「!!ちょっと失礼。」

 ピリリリリリ・・・

 「出ないか?」

 「流石に睡眠薬を盛りすぎたみたいです。」

 「持ってやろうか?」

 「い、いえ、一夏さんのお手を煩わせるわけにはいかないので、帰ります。」

 「箒、花火は何時からだ?」

 「もうじきだ。」

 「折角だから、花火ぐらい見て帰ったらどうだ?」

 「ですが、重いので帰ります。」

 「そうか・・・。気を付けてな。」

 「はい、失礼します。また会いましょう。」

 「・・・さて、例の場所に行くか。」

 「あぁ。」

 

-小移動-

 「ここは意外と変わってないな。」

 「おめえがブチ空けた空間だ。そう簡単になくなるのもか。」

 ドンッ!ドドドォォォォォォンッ!

 「見事なもんだ。」

 「全くだ。」

 ドンッ!ドドドォォォォォォンッ!ガサッ・・・

 「・・・打ち上げ花火、下から見るか横から見るか。それとも、お前等がなるか?あぁ?」

 「見ろよ。あの女悪かねぇぜ?」

 「悪かねぇ?最高だろ?」

 「・・・何か偉い自信満々だな?どうする兄貴。」

 「まずお前さんが横の男をとっ捕まえて羽交い締めにして――」 

 「「まあ、チンピラに囲まれてしまいましたわ!」」←セシリア×2

 「「「!?!?!?」」」

 「一夏、あいつら何話してたと思う?」←一夏

 「どうせろくでもねえ事だ。」←一夏(中身は箒)

 「「「!?!?!?」」」

 「お、おい、さっきの女は何処に――」

 「「おめでとう、君らは花火にされた。」」

 「え?」

 Pi!チュドォォォォォォォォォォォォン!!!←クレイモア

 「「お代わりだ!受け取れ!」」

 \デェェェェェェェェェェン!!!/

 ズドドドドドドドドォンッ!

 「おぉ、汚え花火だ。」

 「汚え?最悪だろ?」




前にもこういった下りがあったから、どうせBもいたんだろと思ったか?残念だったな。一人でさみしく書いてんだ。
お陰でキレがねえ・・・。

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