IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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A:おい、作B寝るんじゃない!!起きろ!!
B:Zzz
A:・・・途中までは作Bが見張ってた。後半以降では俺一人で書き上げた。途中から作品のキレが、死ぬ。


第36話 お宅砲門

-織斑邸前-

 〈あった、ここだ。・・・。〉

 ピーンポーン、ピーンPON☆

 「!?」〈・・・出てこないな。・・・ん?出ないときはここを押して下さい?〉

 ポチッ・・・チュドォォォォォォォォォォォォン!!!

 「ふえっ!?」←偶には原文リスペクト

 「シャルか。どうした、何か用か?」

 「派手に素早くか・・・。一夏らしいや。」

 「ソレ褒めてんの?」

 「え、ええっと・・・。」

 「まあいい。ちょっとホームセンターまでひとっ走りしてくるから、入って待っててくれ。」

 ドンッ!←一夏が走り去った音

 〈・・・暑いし、言われたとおりにしよう。〉

 

 ガチャ・・・

 「悪いな、待たせた。」

 「いや、大丈夫だよ。」

 「ところで、何の用だ?」

 「え、えっと、・・・来ちゃった♪」

 「合いに来るほどか?」

 「・・・近くまで歩いてきたから。」

 「まあいい、何か飲むか?」

 「プロテインとかしかないんじゃないの?」

 「他にもあるさ。」

 「例えば?」

 「バリウムとか・・・後は液体金属。」

 「・・・。」

 「冗談だよ。今朝作りたての麦茶で良いか?」

 「うん、いいよ。」

 ザバァァァァァァッ!

 「何か凄い音がするけど!?」

 「あぁ、鈴のヤツが来たらこのぐらいないと足りたためしがない。」

 「」

 「お待たせ。」

 コトッ

 「・・・。」

 「どうした?」

 「いや、コップあるんだなーと思って。」

 「タライがよかったか?」

 「い、いや、これで十分だよ。」

 ピーンポーン、ピ――

 ガチャ!

 「一夏さん?いらっしゃいますか?お邪魔しますわよ?」←もう入ってる

 「せめて呼び鈴が鳴り終わるぐらいまでは待て。後、玄関から入れ。勝手口は駄目だ。」

 「あら、シャルロットさん。ごきげんよう。」

 「聞いてるか?」

 「話し終わるまでは待ちましたわよ。これ、おいしいと話題のケーキを買ってきましたわ。」

 「あぁ、どうも。」

 「あれ?6個あるよ?」

 「皆さん集合しそうな気がしましたので。」

 「奇遇だな、俺もそう思ってさっき皿を買ってきたところだ。」

 「では、頂きましょう。」

 「みんなが来そうなら、待った方が良いんじゃないの?」

 「ケーキは鮮度が命だ。早く喰うに越したことはない。」

 「そ、そうなの?」

 「あぁ、そうだ。それに、どうせ食べてたら皆来るよ。」

 カチャカチャ←配膳する音

 パクッ

 「うん、美味しいな。」

 ピーンポーン――

 「ホラ来た。」

 「」

 ガタッ!・・・ゴトッ

 「邪魔するぞ、一夏」

 「一夏いる?」

 「鈴、屋根から入るのは止めろ。」

 「篠ノ之さん!?何てところから入ってるの!?」

 「シャル、そこは箒専用の床下入り口だ。」

 「」

 「大佐、いらっしゃいますか?」

 「ラウラだな。行ってくる。」

 バタンッ←一夏の出ていった音

 トットット・・・

 ガチャッ←帰ってきた音

 「む、靴は3足しかなかったが?」

 「なーに細かいことまで気にしてんのよ!」

 「お前が大雑把なだけだ。」

 「」

 「ケーキがあるんだが食べないか?セシリアが買ってきてくれたんだが。」

 「「「食う。」」」

 「ところで、家に何しに来たんだ?」

 「何となく集まってそうだったので。」

 「麦茶飲みに。」

 「寮の冷水機でも飲んでろ。」

 「無理に決まってるでしょ!」

 「腹出せ!出せッてんだこのぉ!腹かっさばいて冷水機ぶち込んでやるぜ!お茶パック飲めば麦茶出来るようになぁ!」

 「まあ待て一夏。ケーキが台無しになる。」

 「(取り乱して)すまないと思ってる。」

 「ところで大佐。この後の予定は?」

 「ない。」

 「一夏、久しぶりに筋トレしないか?」

 「いいな、乗った。」

 「!!!よぉ。・・・よぉ待ちなさいよぉ!おたく等にいいゲームを見させてやろうってんだぜ?」

 ドサドサドサッ!

 「花札に人生ゲーム・・・それに何だこれ?」

 「知らない方が良いわ。」

 「だが、お前の好きなゲームばかりだ。違うか?」

 「勝てるゲームを出す。ソレが鉄則でしょ?」

 

 ワイワイ、ガヤガヤ

 「そろそろ昼だな、何がいい?」

 「大好きなスウェーデン料理はアザラシの子供、クジラのケツ、夏が旬だ。だが今食いたいのは・・・チャイニーズだ。」

 「・・・冷やし中華で良いか?」

 「日本食じゃないソレ。少なくとも中国にはなかったわね。」

 「そう言えば、中国じゃあ足が付いているものは椅子以外食べるって聞いたな。」

 「椅子以外?なーに寝言言ってんのよ。人間以外なら何でも・・・何言わせてんのよ!」

 「言ったのはオメェだぜ。」

 「うるさい、うるさい、うるさい!!私が作ってやるわよ!」

 

 「お待たせ。」

 ズドンッ!

 「酢豚か。」

 「それ以外に何か作れると思ってんの?」

 「いや。」

 

 「良い匂いがすると思ったら、また随分と集まってるな。えぇ?」

 「珍しいな。会議でも抜け出してきたのか?」

 「休憩時間ってものはある。」

 「分かってるよ。」

 「食ってくか?」

 「昼飯が死ぬほど食いたかったんだ。もう半日もマトモな飯食ってねえやってられっか!」

 ガツガツ

 「午後は?」

 「クソッタレ共と会議だ。嫌気がするね。」

 「適当にあしらっときゃいい。役人なんぞクソッくらえだ。」

 「そうするつもりだ。じゃあ、行ってくる。」

 「教官!ご武運を!!」

 バタンッ・・・

 「さて、何時までいるんだ?布団はないぞ?」

 「寝袋で構わん。」

 「なら、晩飯の買い出しに行かなくちゃ。」

 「では、私が――」

 「「「お前は止めろ。」」」

 「・・・家の車をお出ししますわ。」

 「どうも。」

 

-夜、駅前のバー-

 「山田君、何だそれは?」

 「安定剤です、飲みます?」

 「いやぁ、どうせなら・・・酒がいい。」

 「ところで、今日は帰省されるんじゃなかったのですか?」

 「仕事が増えたんでやめた。それに、奴らが集まってたんでな。逃げてきた。」

 「奴らって、例のメンバーですか?」

 「あぁ。」

 「ISが6機集結ですか。世界相手に戦争ができますね。」

 「ISなんざなくたって、私と一夏、それから篠ノ之がいれば宇宙ごと消せる。そうだろ?」

 「」

 「ところでな、この書類を――」

 「どうせそんなことだろうと思ったよ。」

 「い、一夏!何故ここに!?」

 「料理ができるまで散歩だ。」

 「・・・ここって織斑先生の家から10kmぐらい離れてますよね?」

 「走ってくりゃどうってことない。」

 「・・・ランニングじゃないですか?」

 「少し黙ってろこのスイカ野郎!ベラベラ喋りやがって!」

 「まあ、落ち着け。氷バケツを向けられちゃあ、書類が濡れて・・・。」

 「安心しろ。ここにある。」

 「!?!?!?」

 「酔い覚ましだ!受け取れ!イ゛ェアアア!!!」

 「ウワァァァァァァァァァ!!!」




 お、今日は早く寝られそうだ←0時(1000文字/時間)
 おい、作B、寝ちまうのか!?←1時(1500文字)
 ・・・作Bめ!・・・くそぉ、寝たかっ!・・・うぉぉぉっ!!←2時(1800文字)
 キレがねえ・・・。作Bィィィィィィィ!!!二人の合作だろうがぁぁぁ!!←3時前(書き上がり)

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