IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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気の毒に、腹筋崩壊させられるぜ・・・
その前に次話へ送ってやる!


第38話 水色の髪の変態女がいるんだけど、彼女まともじゃないの

-放課後、臨時HR-

 「さて、学園祭の出し物は何にする?」

 「はい!織斑一夏とアームレスリング!」

 「いやいや、織斑一夏とボディービル対決でしょ!」

 「そこは、ウエイトリフティング対決よ!!」

 「(客が)くたばっても知らんぞ。」

 「・・・間を取ってボディービル喫茶は?」

 「・・・喫茶は何の間だ?」

 「ソレを知ったら、死んじまうぞ。」

 「大佐、メニューは特盛りクレープで如何です?」

 「飯トレ喫茶でもしようってのか?」

 「だが、それでは客は喜ばん。違うか。」

 「なら@クルーズみたいにメイド喫茶はどう?」

 「「「!!!」」」

 「シャルロット。お前、まだ根に持っているのか?」

 「!?な、何のことかなラウラ?」

 「まあ、いい。メイド喫茶で決まりか?」

 「「「OK!」」」

 ズバンッ!←判子押した音

 

 「――というわけだ。」

 「OK。受け取ろう。しかし、こんなのを発案したのは誰だ?陛下か?それともリアーデのアホか?」

 「シャルロットだよ。」

 「なるほどな。じゃあ、この申請書に必要な道具やら材料を書いてこい。期限は学園祭1週間前までだ。」

 「よし、分かった。・・・失礼しました。」

 バタンッ・・・

 「やあ。」

 「動くな!殺されてえか!」

 「ど、どうして警戒されているのかしら?」

 「最初の出会いでインパクトを与えすぎた。違うか?」

 「それはどうかしら?」

 「用は何だ?お前と立ち話している間にも筋肉が鈍っちまう。」

 「じゃあ言うわ。私が君のISコーチをしてあげる。どう?」

 「そりゃ良いな。気に入った。(燃費の良い)乗り方を教えてくれ。」

 「じゃあ、決まりね。早速――」

 「覚悟ぉぉぉぉ!!」

 ドベキシッ!「オフィッ」【1/100】

 「踏み込みに無駄が多い。」

 「えぇ!?」

 ヒュッ・・・バリィンッ!←矢

 「学校を壊すな!」←お前が言うか!!

 \デェェェェェェェェェェン!!!/

 ドゴォォォォォンッ!【1/100】

 「ちょ、殺しは――」

 「してない。安心しろ、爆竹みたいなものだ。」

 バンッ!

 バタンッ!ガチャッ・・・

 「そこ(掃除ロッカーの中)に立ってろ。」

 「織斑一夏君、あなた一体何者なの?」

 「俺からしてみればお前の方が謎だ。俺の情報網で調べられないとはお前何者だ?」

 「私は生徒会長よ。」

 「そんなことは分かってる。お前が来た途端、なぜ俺が襲われているのかを教えてくれ。」

 「知らないの?IS学園の生徒会長は、最強の肩書きでもあるのよ。」

 「最強?お前がか?全くお笑いだ。1組の生徒がいたら、奴らも失笑するでしょう。」

 「それはどうかしら?生徒会長はいつでも襲撃して良いの。そして、勝ったらその人が生徒会長になる。そのシステムがあるのに私が生徒会長なのは、私が強いからじゃないかしら?」

 「なるほど、そりゃものぐさなアイツらが喧嘩を仕掛けないわけだ。」

 「そう言えば、昨日会ったときに気が付いたらいなくなったけど?」

 「お前が勝手に寝ただけだ。俺は何もしてない。」

 「そう・・・。」

 「で?いつから(燃費の良い)乗り方を教えてくれるんだ?」

 「生徒会室に寄ってからよ。」

 

 「眠・・・夜――」

 「しっかりしなさい。」

 ガチャッ

 「アホが寝てるんだってな?目覚ましのいい方法教えてやろうか?」

\デェェェェェェェェェェン!!!/

 「いいや結構~!遠慮させてもらうのだ~!」

 「!!これからもお願いしていい?」

 「今回が(最初で)最後だ。」

 「残念です。・・・あ、会長。おかえりなさい。」

 「そこにかけてて。虚ちゃん、織斑一夏君にお茶を。」

 「はい。」

 「おりむ~、ケーキ食べる?賞味期限今日なんだけど~。」

 「あぁ、どうも。」

 「ところで会長。こちらの方は?」

 「弟子よ。」

 「弟子入りしたつもりはないが?」

 「ねーねー会長、何でおりむ~呼んだの?」

 「それは、織斑一夏君が弱いからよ。」

 「会長~、寝言は寝てから言うべきだよ~。」

 「本音、お嬢様が一般人相手に後れを取るとでも思ってるの?」

 「只のカカシで――」

 「まあ、待て布仏。俺だってISに関しちゃトーシローだ。」←誰も勝てないとは言ってない

 「あら、随分と物わかりが良いのね。」

 「俺だって馬鹿じゃない。」

 モグモグ・・・

 「おりむ~、フィルム頂戴~!」

 「こんなんでいいのか?」

 「これが良いんだよ~。分かってないなぁ~。ありがと~。」

 ペロペロ・・・

 「この意地汚い馬鹿妹が。」

 ゴチッ【180/200】

 「タコが。」

 「・・・この紅茶美味いな。種類は何だこれ?」

 「何だったかしら・・・。」←ど忘れ

 「ローズヒップかと思ったよ。」

 「いや違うな。」

 「さて、食べ終わったみたいだし、行きましょうか。」

 「会長~。気を付けてね~。」

 「」

 

-畳道場にて-

 「これは何だ?」

 「袴よ。」

 「そんなことは見れば分かる。俺が頼んだのはISの(燃費の良い)乗り方だ。」

 「小手調べよ。まあ、ハンデとして織斑一夏君が私を床に倒せたら君の勝ちね。」

 「随分と不利なハンデだな。」

 「あら?まだ欲しい?」

 「寧ろ緩めて欲しいね。」

 「その余裕、良いわね。気に入ったわ。まあ、どうせ私が勝つけど。」

 「・・・どうした?来いよ。」

 「そこは男子からじゃない?」

 「お断りだね。」

 「じゃあ、お言葉に甘えて。」

 ヒュッ!

 スカッ!

 「あれ?」

 「どうした?俺はここだぞ?」

 「・・・えい!」

 ヒュッ!

 ヒュッ!

 スカッ!

 スカッ!

 ヒュッ!

 スカッ!

 「何で仕掛けてこないのよ!!」

 「お前を倒したら、生徒会長をしなくちゃならんのだろ?」

 「今回は別よ!」

 「そうか。」

 ヒュッ・・・・ズドォンッ!

 「これで勝ちだな。」

 「!?!?!?」

 「帰って良いか?」

 「ま、待って。まあ、水でも飲んで落ち着きなさい。」

 「・・・で、話は何だ?」

 「そうね。あなたは一体何者なの?」

 「俺か?・・・俺は・・・。」

 「・・した・?」

 バタアァンッ!

 

-廊下にて-

 〈大佐は何処に行った?電話にも出ない。〉

 「どうした、ラウラ?」

 「教か――織斑先生。大佐を見ませんでしたか?」

 「一夏か?知らんな。ISで探せばすぐだろ?」

 「(他の生徒に見られたら)条約違反(で通報されるの)では?」

 「なーに。見られたらちょちょっと記憶を消せば良い。」

 「了解しました!」

 ゴソゴソ・・・

 「どうだ?」

 「・・・部室棟の保健室にいるようです?」

 「アイツが?見てこい!」

 「はっ!」←敬礼

 

-部室棟の保健室-

 「・・・。」

 「・・・睡眠薬よ。引っ掛かるとは思わなかったけど。」

 「ここは?」

 「地球よ。」

 「」

 「冗談よ。保健室。」

 「死にたくなかったら、さっさと逃げるんだな。」

 「?」

 「時間切れだ。」

 ガラッ!

 「!!大佐ァ!」

 「あら?嫉妬?フフッ、可愛いわ・・・ふっ!?」

 「動くな。殺されてえか!」

 「試しみ――」

 スパッ!【0/200】←扇子

 「次はお前のバラバラ死体が生徒会室に届くことになる。」

 「ラウラ止めとけ。コイツに勝ったら生徒会長をやらなくちゃならん。」

 「!?そいつぁー面倒だ。」




楯無がアンチ気味だって?心配するこたぁねえ。セシリアだって最初はカカシだった。

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