IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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お前んとこに肥溜めはあるか?
ある。
俺達は今その肥溜めに落っこってんだ。文字通りドツボにはまって全文語録まみれだよ。


第40話 冥土喫茶

-お風呂にて-

 ザァァァァァ・・・

 〈スッキリするな。〉

 ゴトッ・・・

 「ん?」

 「ちょ!一夏君!脱衣所のドアが開かないんだけど!?」

 「?嘘つけ。鍵なんかかけてないぞ?」

 「えぇい、開けなさい!」

 「自分で何とかするんだな。」

 「・・・いいのね?」

 「何がだ?」

 「開かぬなら、バラしてしまえ蝶番!」

 パラパラ・・・バッタァァァァァァァンッ!

 「グエッ!?」

 ガチャ

 「大丈夫か?」

 「一夏君!助けて!」

 「そんだけ話せるなら大丈夫だな。」

 バタン・・・

 「ちょっとぉぉぉぉぉ!!!」

 「お前のミスだ。潰れても知らんぞ。」

 「こんなの家庭用じゃないわ!金庫の扉よ!」

 「・・・助けてやるから静かにしてくれ。」

 ガチャ

 「ワァーオ。凄い筋肉。私には分かる、鍛えてるだけじゃないわ。ソレは人を殺せる筋肉よ。」

 「まだ、殺したことはない。」

 ヒョイッ←片手

 「!?」

 キュッキュッ

 「これでいい。」

 「・・・開かないんだけど?」

 「そうか?」

 ガチャッ

 「・・・このドア立て付けが悪くない?」

 「いいや、立て付けは悪くない。箒も鈴も、セシリアでも開けられる。」

 

-後日-

 「会長~。だいじょーぶ~?」

 「あら・・・本音ちゃん・・・。」

 「お疲れだね~。お茶飲むぅ~?ご飯食べられないなら、栄養ドリンク持ってくるよ~?」

 「栄養ドリンクとプロテインで・・・。」←筋肉痛予防

 

 ガチャ

 「お帰り。ウエイトにするか?ベンチプレスにするか?それとも俺と一緒に体幹でもするか?」←逆転

 〈もう嫌!〉

 バタァアンッ!

 

-学園祭当日-

 「織斑君!クレープ3つ入ったよ!」

 「篠ノ之さん!炒飯2つ追加で!」←喫茶じゃなかったのか?

 「グゥレイトォォォォォ!」

 「お客の回転が落ちてきたわ!」

 「誰か厨房に行って連中に急ぐようにハッパをかけて!」

 「二人とも急いで!後、チーズとペパロニのグッチョマイピッツァも追加で!」

 「やってる!クソ!久しぶりすぎて、(料理の)腕が落ちてる!」

 「だが、今はやるしかない!」

 「ねえ一夏。僕はメイド服がいいって――」

 「良いとこに来た、それ運んでくれ。」

 「・・・。」

 

-前日-

 「一夏さん!私は燕尾服が良いと思いますわ。」

 「あぁ、いいな燕尾服。」

 「燕尾服・・・。」〈僕はメイド服が。〉

 「燕尾――」

 パッカーン☆

 「服を買うならレゾナンス!!!新作!人気作!!!充実です!」

 「「!?!?!?」」

 

-今日に至る-

 「なあ、何か匂わないか?」

 「2組が中華でもやってるんだろ?これは酢豚だな。」

 「大佐ァ、篠ノ之!代わりますぜ!」

 「ラウラ、大丈夫なのか?」

 「セシリアにも手伝わせまさぁ。」

 「!?大丈夫なのか?」

 「勿論です。死ぬ気で仕込んでおきました。」←死にかけた

 「「よし、任せた。」」

 テクテク・・・

 「ちょっと良いですか?」

 「何だ?」

 スッ・・・

 「私こういうものです。」

 「IS装備開発企業?お宅も暇だねぇ。」

 「まあ、そう言わずに。」

 「カタログ見せてくれ。」

 「えぇ、どうぞ。」

 「・・・ロケットランチャーはないのか?チェーンガンも書いてないな。」

 「え、えぇまあ、追加装甲や補助スラスターの企業ですので・・・。」

 「お前ら一体俺に何の恨みがあるんだ!ご先祖様でもお墓にブチこまれたのか!?寄って集って俺を落とそうとしやがる!手前、空飛ばしてやろうか!?」

 ガシッ!

 「ホラよ!」

 POI☆

 「ウーワァァァァァ!!!」

 ベキッ☆

 「・・・そろそろか。」

 

-3日前、五反田食堂2階-

 ピリリリリ←弾の携帯

 『弾か?俺だ。』

 「一夏か。どうした?」

 『学園祭の入場券があるから送――』

 ブツッ・・・

 ジリリリリリリイィン、ジリリ←固定電話

 「はい、五反田です。・・・一夏さん!?はい、行きます!!」

 「まて、蘭!!」

 「お兄ぃ、一夏さんが学園祭の招待状くれるから行くよ!!!」

 「」

 

-IS学園、正門前-

 ズルズル・・・

 「やめろ!放せ蘭!!」

 「すいません!1年1組の教室って何処ですか?」

 「誰かの招待ですか?チケットを確認させて貰える?」

 「はい。」

 スッ

 「・・・織斑君のお知り合い?あら?招待は一人一枚の筈なんだけど・・・?」

 「よく来たな弾に蘭。」

 「織斑君これは?」

 「一枚は凰鈴音の登録じゃないか?」

 「あら、ホント。ごめんなさいね。」

 「・・・あ、あの!」

 「?何ですか?」

 「散歩には良い天気ですね!?」

 「?そうね。」

 「何してんだ弾?」

 「いや、何でも・・・。」〈しくじったぁぁぁ!!!〉

 「そうか。そう言えば美術部が面白いことやってたな。最初はそこだな。」

 「何があるんですか?」

 「聞かねえ方が良いぞ蘭。何があるのか・・・。」

 「黙ってて!」

 「いわれなくても。」

 

 「爆発は芸術だ!」

 「!?」

 「ホレ見たことか・・・。」

 「一つやらしてくれ。」

 「?君にできるかな?」

 「・・・これとこれと・・・それからこれだな。ニッパーを。」

 「はい。」

 「どうも。」

 プツンッ!

 「「待って!まだ死にたくない!」」

 「安心しろ。この大きさならかき氷山盛りぐらいの威力で済む。」

 「ソレは済むとはいわねえ!」

 プツンッ!プツンッ!

 「これで良し。」

 「「」」

 「クソッ、やられたわ!」

 「聞くのが怖いんだけど、ソレって失敗したらどうなるんですか?」

 「見るか?」

 「「いや結――」

 ブチンッ!ブンッ!←投擲

 チュドォォォォォォォォォォォォン!

 「ああなる。」

 「何処がかき氷だ!」

 「埋め込み式かき氷器に比べりゃ大したことはない。」

 「埋め込み式って・・・地雷・・・ですよね?」

 「気にすることはない。さあ、鈴のところに行こう。」

 「「・・・。」」

 

 「よお、流行ってるな。」

 「久しぶりです、鈴さん。」

 「あら、蘭じゃない。元気そうね。弾は、まぁいいわ。」

 コトッ

 「水が冷えてるな、えぇ?」

 「溶鉱炉がお望み?」

 「お前等のが言うとシャレにならん。」

 「ところで・・・すまん、電話だ。」

 『大佐ァ!交代お願いしたいのですが!』

 『篠ノ之さん!!!そろそろ限界ですわ!』

 『直ぐ傍にいる。待っててくれ。』

 『よし分かった。』

 「用事ができた。後は適当に見て行ってくれ。」

 「あの、一夏さん。」

 「何だ?」

 「ISの使用は国際法で禁止されているのでは?」

 「クソッタレ共の作ったルールだ。守る価値はない。」

 「」

 スタスタ・・・

 「オーダーは?」

 「ケバブが3つですわ!ラウラさんは?!」←喫茶店の要素は?

 「ピロシキは今できた。焼きそばが今から、1つだ!」←同上

 「よし。分かった。」

 シュバババババッ!

 「篠ノ之さん!抹茶点てられる?」

 「「それは茶道部に行ってもらえ!織斑先生が何とかしてくれる!!」」




よお、ご機嫌いかが?
最高だよ。今日か明日には貴様(の腹筋)は死ぬか硬化される。シャンパンでお祝いだ。

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