IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

46 / 77
B ISに語録、ロケットランチャーにクレイモア、筋肉に亡国企業、そして最後には皆(の腹筋)が死に果てる。シュワルツェネッガー作品のコマンドーは最高の物語です。主人公メイトリクスは一見一般力に欠ける人物に思えますが、実は彼こそ最初の\デェェェェェェェェェェン!!!/の一人なんです。
A おい、最後誤魔化すなよ。


第43話 軍には強いように見えても、一夏には勝てん

 -第16国防戦略拠点-

 「展開・・・。」

 ブォンッ・・・

 「あ、IS!?」

 「報告書にあった組織のヤツか!?」

 「お前!この基地に侵入して何が目的だ!」

 「銀の福音はどこにある。」

 「!?何故それを!?」

 バキッ、ドカッ!【【【1/1000】】】

 「見上げた愛国心だ。だが、手前の命を張るほど値打ちのある話か?」

 「誰が・・・喋るかクソッタレ・・・。」

 ガクッ・・・

 「おい、兵士!」〈っち、気絶しやがった。〉

 バンッ!ズドォンッ!バババッ!

 「ウオウ、うっ!」

 「ああっ!」

 「おいこっちだ!」

 「・・・ウーっ。」

 「止まれー!・・・!?うわーっ!?」

 「本部!本部!至急増援を!うわぁぁぁ!?」

 〈・・・ただのカカシですな。〉

 ヒュンッ、ガッ!【38000/40000】

 「なに!?」

 ドォォォォン!

 「遅かったな。待ってたぞ。」

 「!?お、織斑一夏!?何故ここに!?」

 「お楽しみといこうじゃないか!」

 「ウギャァァァァァァァ!!!」

 バシューーーンッ・・・←撤退

 「・・・。」

 ベリッ

 「一体彼は何したのよ・・・。」

 

-1週間前-

 「ナターシャさん、お届け物です。」

 「あら、どうも。」

 バタンッ・・・

 〈何か頼んだかしら・・・。差出人は・・・織斑一夏!?〉

 パカッ

 『*月*日に亡国機業が第16国防戦略拠点に攻め込む。これを送るから被っておけ。魔除けになる。』

 「・・・彼の皮?」

 

-今日に至る-

 「ナタル!!無事か!!」

 「手遅れよ。何も取らずにもう帰ったわ。」

 「」

 

-1025号室-

 ガチャ

 「何だ、筋トレでもしに来たのか?」

 「違うわよ!!」

 「じゃあ、何だ。」

 「すこしお話しがね。」

 「?」

 「非公式の情報筋から、アメリカのIS保有基地が襲撃されたという情報が来たのよ。」

 「あぁ、知ってるぞ。亡国機業だろ?エムが単独で襲撃するって手筈だ。」

 「!?何で知ってるのよ!」

 「話してたからな。」

 「何処で!?」

 「アジトだ。」

 「何処にあるのよ!」

 「教えてやるから突くなよ。引っ越しの手間取らせちゃ悪いからな。」

 カキカキ・・・

 「ほれ。」

 「」

 コンコン

 『一夏いる?』

 「いるぞ。開いてないか?」

 『開いてるよ。』

 ガチャッ

 「お邪魔します。」

 「いらっしゃい。」

 「・・・一夏何してたの?」

 「何って、雑談だ。」

 「ふーん。じゃあ、何で入っていいって言ったの?」

 「シャル、臨海学校の時から思ってたがお前ポンコツだな。」

 「!?僕がポンコツだって!?」

 「あぁ、そうだ!」

 「」

 「じゃあ、帰るわね。」

 「あぁ、頑張ってくれ。」

 ガチャッ、バタンッ

 「で、何か用か?」

 「あ、うん。今度の終末に駅前へ買い物に行かない?」

 「壊物?」

 「お・か・い・も・の。ショッピング!」

 「分かってるさ。」

 「もう・・・。前に一夏にブレスレットをもらったし、一夏の誕生日ももうすぐでしょ?お返しもしたいからどうかなーっと思って。」

 「OK。行こう。」

 「ほ、本当!?約束だよ!」

 「あぁ、約束だ。守れなかったらかき氷機飲んでやるよ。」

 「・・・クラスター爆弾でいいよ。」

 「そんなもんじゃ、俺の腹は下せんぞ。」

 「」

 「あ、いたいた。一夏!」

 「何だ、鈴。」

 「この終末、出かけない?」

 「悪いな、予定があるんだ。」

 「そう、残念。じゃ、またね。」

 「あぁ。・・・時間は?」

 「駅前のモニュメントの前に10時で。」

 「よし分かった。」

 

-週末、9時30分-

 〈うー、早く来過ぎちゃった・・・。どうしよう。〉

 「へいへい女だ。悪かねえぜ。」

 「暇かい?遊びに行かねえか?」

 「無理。約束があるから。」

 「おたくにいい夢を見させてやろうってんだぜ?」

 「いらない。見たくも無いもの。」

 「俺さぁ、フランス車持ってるの。」

 「ル○ー?シト○エン?」

 「○ノー。」

 「公道でラリーでもするの?」

 「ようシャルル。待たせたな。」

 「!!一夏!」

 「誰だお前!」

 「シャルル。お友達か?ボディランゲージで愛情を示してら。」

 「「「!?ごめん用事思い出した!」」」

 スタコラサッサ・・・

 「聞きたいことがあるんだけど、僕をここでゲイに見せかけたのは一夏のアイディア?」

 「おかげで安全だろ?」

 「まぁ・・・・・ナンパする人からは。プライド(だけは)あるチャラ男はゲイには死んでも来やしないもんね。」

 「さて、ちょっと早いが行くとしよう。」

 「うん。」

 

 スタスタ

 〈!〉「よお、蘭。」

 「い、一夏さん!?」

 「丁度良いところであった。今度キャノンボール・ファストがあるんだ。チケットを誰も要らないって言うから、やるよ。」

 「え、う、あ、有難う・・・ございます・・・。」

 「じゃあ、また会おう。」

 「は、はい・・・。」

 

-夕方、IS学園-

 「ん?一夏にシャルロット。何処かに行っていたのか?」

 「あぁ、駅前に買い物だ。」

 「何だ、誘ってくれればよかったのに。」

 「何か用でもあったのか?」

 「あぁ、シャンプーが切れそうなんだ。」

 「俺の部屋にストックがあるが、持ってくか?」

 「いいのか?頂戴する。」

 

-火曜日、第6アリーナ-

 「はい、みなさん!今日は高速機動の授業を行います!では、早速実演してもらいましょう。えーと、ストライク・ガンナー装備のオルコットさんと、織斑く――」

 ゴッ!

 「馬鹿者!アリーナを吹っ飛ばす気か!」

 「えぇ!?」

 「あぁ、いや、何でもない続けてくれ。」

 「?では、お願いします。」

 「山田先生、正気か?」

 「何でですか織斑君。」

 「見せてやるよ。セシリア、行くぞ。」

 「了解ですわ!」

 シュゴォォォォォォッ・・・

 「あれ・・・?何か遅くない・・・?」

 「しかも様子が変?」

 プツッ!ヒュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン・・・・

 「おぉい、落ちてくるぞあのマッチョマン!!」

 「潰す気だ!危ねえ!!」

 ズドォォォン!!!←*着地

 「山田先生と一緒にしないでもらいたいね。」

 「お、織斑君酷いですね・・・それはそうと、今のは一体・・・?」

 「タコがぁ・・・見て分からんのか、アレが白式の高速機動(当社比)だ。あれ以上の速度も滞空時間も出んぞ。」

 「エェェェェェェェェェ!?まさか、ISですよ?」

 「ISゥ?ISを何だと思ってる!戦う道具じゃないぞぉ?高性能でしかもメッセージ機能もついてる!装備で役に立たないとなったら、携帯に使うのは当然だろ。」

 「」

 「んんっ!とにかく、キャノンボールファストに出場する生徒の選抜を行う!急げ急げ急げ!デザート券だぞホラ!」

 「「「イエェェェェェェェェェェェェイ!!!」」」←意気向上




A 組合員には、最後まで見届けさせてやる!
B どうしたんだ、トラックでもはねたか?
A トラックならチョロイさ・・・休みが終わったんだ!
B ウワァァァァァァァァァァァァ!!!
*前回の後書きにも書きましたが、以降カカシ投稿です。(多分)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。