IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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A おい。
B !!盆期!
A ISの帝王!
作 MAD版!!!


I’m back.


第63話 ホントにドイツ人は怒りっぽいんだから

-東欧境界線付近の空中にて-

 「オイ、一夏。千冬さんは放してやったらどうだ?」

 「駄目だ。」

 「ダメエェ?!」

 「私のことは気にするな、一夏。私は置いていってかまわわん。」

 「お前を置いていくとでも?」

 「随分と優しいじゃないか。どうした?」

 「勘違いするな。お前をこの森に放してみろ。自然保護区が消滅するだろうが!」

 「!!」←図星

 

 

-その頃、ドイツの特殊空軍基地-

 「ラウラ隊長、遅いですなぁ。」

 「隊長のメンツを潰したくないが、もう三〇分以上遅れてる。」

 「・・・・・。」

 「クラリッサ副官!心配ではないのですか!!」

 「馬鹿者!どうせ隊長のことだ、ドーナツ屋でサボってんだ。

 「私はいつ、ドーナツ屋でサボるキャラになったんだ?クラリッサ副官。」

 「?!静かに素早く・・・。お変わりないようで安心しました。」

 「隊長!お待ちしておりました!ところで織斑教官の様子が見えないのですが・・・何かあったのですか?」

 「そう焦るな。まだ終わっちゃ居ない。」

 「隊長の仰るとおりだ!あの織斑教官だ。さぞかし威風堂々と現れると相場で決まっている。それもIS学園の小娘共を引き連れて・・・・・なんあ!?」

 「諸君!お出迎えご苦労。」←逆さ吊り

 「隊長、アレは一体。」

 「紹介する。これが伝説の教官『織斑千冬』だ。」

 「この野郎!この私を忘れたのか!この馬鹿!ヴァ鹿野郎!間抜けェい!!」

 「た、大変失礼しました!三六〇度も回っておられたゆえ、気が付きませんでした!」

 「あー、それを言うなら三八〇度だ。このマカロニ黒ウサギ。そんな単純な計算もできんのか!三六〇度ひっくり返ってみろ!始めと同じ位置に戻ってひっくり返った事にはならんだろ!」

 「・・・・・そうかなぁ。」

 「なあ、乙女の友情を邪魔したくはないが、それを言うなら一八〇度だ、この歴史的馬鹿モンどもが。」

 「この声は・・・まさかメイトリクス?!この野郎生きていたのか!教官も元気そうで安心しました!」

 「久しぶりだな、クラリッサ!・・・なんだ、その似合わない(眼)タイは?」

 「ほっとけ、余計なお世話だ。」

 ガシッ!【9999/9999】

     【8000/8000】←クラリッサ

 「「ヌゥ!」」

 「どうした?隊長業務(代理)のデスクワークで鈍ったか?」

 「いやぁ・・・。参った降参だ。相変わらずだな、メイト――」

ポンッ

 「・・・・・クラリッサ。」

 「何です隊長。」

 「私のキャラと被るのでその台詞は変えろ。」

 「それが何だってんだ!誰が何しようが私には関係ない!デカい声を出すな!耳があるんだ!台本どおりにただ喚き散らしやがって、それしかできんのかこの大根野郎!私を何だと思ってる!(臨時)隊長だ副官だ!私に怒鳴るな!」

 「・・・・・クラリッサ!」

 ドベキシッ「オフゥィ・・・・・」【1/8000】

 

-オペレーションルーム-

 「状況については、諸君らの知るところだから割愛する。作戦だ。」

 「作戦?俺達に作戦なんかいるかよ。」

 「お前らを纏めとくと、過剰戦力になるからな。それと、実に迷惑な話だがデュノア社から最新装備の受領命令があった。」

 「適当にあしらっときゃいいわよ、役員なんぞクソッくらえね。」

 「いや、鈴。俺達は別件でデュノア社に用がある。」

 「?珍しいこともあんのね。」

 「それは私と織斑、ラウラ、デュノアで対処する。いや、電子戦に更識、お前も来い。篠ノ之。後の連中を最速でイギリスに送れ。ついでに悪さをしないように見張ってろ。」

 「ちょい待ち。アタシ達はお荷物なわけ?」

 「あぁ、そうだ!」

 「ならば、シュヴァルツェ・ハーゼ隊の副官である私もお伴しよう。戦力不足だ。」

 「既に過剰だ。これ以上子守りが増えたら、篠ノ之がパンクする。」

 「おいおいおい、私がこんな連中に手こずるとでも?」

 「連れて行きたくないだけだ。」←耳打ち

 「教官!私は、こんな小娘ごとに気に負けはしません!」

 【24000/24000】←IS展開

 「ブレードはしまってろ。そのISも閉じとけ。山田君!あいつの装備全部持って行きなさい!」(・・・ん?)

 「はい、かしこまり・・・ゲフンゲフン。放してください!これも私の仕事なんです!」

 「あ!何をする貴様!放せ!えぇい、決闘だ!」

 「クラリッサ。そいつに勝ったら連れて行ってやろう。」

 「織斑先生!?ハメましたね!?このクソッタレ!嘘つきみぃ!装備を奪えだの連れて行きたくないから説得しろだの、あれは私を引っ張り出すための口実なんですか!?」

 「いやぁ、その通り。それが悪いのか?」

 

-特設戦闘アリーナ-

 「これより、山田先生とクラリッサのバトルを始める。開始。」

 「手加減はなしだ!」

 「分かりました!」

 ゴッ!ガキィッ!バキ、メシッ!!

 シュドドドドドドドドッ!

 「・・・よし、こいつらここで戦闘しているって言ってるから、さっさとイギリスを目指そう。」

 

-駅のホームにて-

 「ねえ、感動の別れを邪魔して申し訳ないけど、列車なんか乗らないで走った方が早いんじゃないの?特に一夏。」

 「行こう行こう、いつも先を急ぐ。そしてある日死ぬ。たまには足を止めて人生の楽しみを味わうべきだ。」

 「ふっふ~ん、だといいが?」

 「おっと、列車が来た。じゃあ箒、子守りを頼む。」

 「私は子守りなんて得意じゃない。」

 「謙遜しすぎだ。君はきっととても良い子守りになれる」

 プシュー・・・ガタンッ

 「さて、織斑。」

 「飲み物か?」

 「買ってこい。」ピラッ(五千円札)

 「・・・ここはユーロだ。」

 「・・・間違えた。酒頼めるか?」

 「今は移動中だ。抑えろ。」

 トコトコトコ・・・・・

 「・・・・・。」

 「さて、デュノア。」

 「は、はい。何ですか織斑先生。」

 「なぜ、我々が列車で移動しているか分かるか?」

 「え?」

 「一人で抱え込むなってんだこの大馬鹿野郎!けど手を貸せる馬鹿も私達しかいないぞ!」

 「で?その作戦は?」

 「まず私がサーバーに侵入、ドン。動作感知器と生体認証センサーを切る、ブチッ。そしてさらに監視カメラシステムを無効化・・・あとはみんながババーンと潜り込める。簡単でしょ・・・?」

 「ドン、ブチッ、ババーン、か。・・・一夏、飲み物は?」

 「本場のチーズとペパロニのグッチョ美味いピッツァだ!激旨だでぇ!」

 「・・・一夏、ピッツァは飲み物じゃないよ。」

 「私も・・・そう思う・・・・。」

 「「「・・・え?」」」←飲んだ後




(腹筋を)殺るのは一日に一度ずつ・・・・・まるでハンターだ

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