IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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朝飯だ。プロテインも飲めよ


第67話 テキパキサクサクと

- 宇宙空間にて -

 「急ごう!サッと行って引き上げよう。」

 「早さが肝心。」

 「見えた。あれだ。」

 「待て、様子がおかしい。」

 ビシューンッ!!

 「何だ!この出力は!」

 「肌を焼くのにも物足りない。折角こんな所まで来たってのに。」

 「行こう。長居するだけ無駄だ。」

 「ところで、さっきからハエがうるさいな。」

 「バカね、アンタ。これは宇宙ゴミよ。」

 ボンッ!【39999/40000】←箒

 「あ、壊れた。」

 「所詮、IS何てこんなものだ。大気圏に向かって投げとけ。」

 「そうしよう。」

 「ちょっと待ちなさいよ!ここ空気ほとんどゼロなのよ?なんで音がするわけ?」

 「だってお前、これは小説だって言ったじゃないか。」

 「」

 

 

- 地上、管制室 -

 「あれ?織斑君のバイタルサインが消えた?!」

 「気にするな。どうせ白式のガス欠だろ。」

 「それって大変じゃないですか!!」

 「予備がある。」

 「予備って何ですか?!」

 「しらんのか?アッ――」

 バタンッ

 「残念だねぇ!ちいちゃん!!いっくんは死んだのさ!」

 「そりゃご苦労。」

 「あれ?驚かないの?実の弟が死んじゃったのに。」

 「死んだ?お前には一夏は殺せない。」

 「白式に細工をしたんだけどなー。」

 「言ったろ。予備がある。」

 「予備?そんなのはあり得ないのさ。なんたって、この世界は私が描く小説の世界なんだから!」

 「操り人形だよ!」

 「これがその装置。ちいちゃんなら何の装置か分かるはずだよ!」

 「自爆装置だろ。付け忘れた。」

 「そうそう。って、あっれぇ?!」

 「ぶっ飛べ!」

 チュドォォォォォォンッ!【150/15000】

 「ゲフッ・・・。」

 「なんで今ので生きてるんですか?」

 「細胞単位でオーバースペックなのさ。」

 「私達ほどじゃないがな。」

 「あは、あははははは・・・・。あ、織斑先生。それでさっきの続きなんですけど、予備って何ですか?」

 「アッシーだ。」

 「アッシー?」

 「ISだ。織斑の。」

 「ちょ、ちょと待って下さい!!織斑君のISは白式ですよ?」

 「だから予備だと言ったろ。」

 「何で、一人でISを二つも?!」

 「デュノアもそうだ。違うか?」

 「違いませんけど、おかしいですよ!IS二つなんて。」

 「だって山田先生、これは小説だって(束が)言ったじゃないか。」

 「」

 「え?作ったかな、そんなIS?」

 

 

- 再び宇宙空間 -

 「行くぞ!」

 「待て!分列したぞ!」

 「構わん突っ込め!」

 「各機、大佐に続け!突撃ィ!()()()()を片付けろ!」

 「私が二つ片付けよう。」

 「ラウラ、鈴。一個片付けるか本体に突入。どっちを選ぶ。」

 「決まってるでしょ。アンタが片付けて。」

 「大佐が突っ込む。以上だ。」

 「思いやりがあるなぁ。」

 ドカッ、ベキッ、ボキッ、ゴリィ!【0/2000】×4←攻撃衛星

 「「クリア!」」

 

 

- 再び管制室 -

 「!!エクスカリバーのエネルギーが急上昇!」

 「あ?一夏が落としたんだ。攻撃衛星を。」

 「攻撃衛星?」

 「資料読め。」

 「で、でもこれは!?ISの速度を遙かに超えた物体が移動中!」

 「デブリか一夏君か、2つに1つってところね。」

 「楯無。それは違う。デブリと一夏だ。」

 「「「?!」」」

 

 

- BT加速器内部 -

 「そろそろ終わる頃ですかしら。」

 ドッタン、バッタン

 「・・・賑やかですわね。」

 「『ダイブ・トゥ・ブルー』を寄越せ!チェルシー・ブランケット!」

 「お断りします。」

 スーッ・・・

 「逃がすか!」

 ドカァンッ!【0/200】←壁

 「出てこいくそったれぇ!!うわぁぁぁあぁぁぁぁあ!!!」

 チュバババババババッ!【0/200】←ドア

 「そこ!」

 「くっ!」

 「こいつで強制解除してやる!」

 「いやぁ!お代官さまぁ!」

 ブチッ

 「うるさくってよ!」

 チュドォォォォォォンッ!←ロケラン

 「「はい・・・。」」

 「おっくれて登場、楯無お姉さん。取り敢えず、一斉爆破でいっちゃおう?」

 スザザザッ!

 「どうしてセシリアちゃんが逃げるのよ!」

 「あなたに勝ったら、生徒会長をしなくてはならないからですわ!」

 「まだ有効なの?!」

 「寧ろ有効ではないのですか?」

 「いや、有効だけど・・・。」

 「クククッ、相打ちになればISが三機も!」

 「どうやって?」

 「こうやってな!」

 パッパッ

 「え?!ISが?!」

 「リームバーですわね。」

 カチャ、ズドォォォォォンッ!【0/40000】

 「この手に限りますわ。」

 「」

 「あら、保護者さん?」

 「ま、そんなところね。」

 「す、スコール・ミューゼル?!」

 「口の利き方を知らないのね。」

 「私もそう思いますわ。ところで、御用は何でしょうか?」

 「奴らはヤバイ奴らはヤバイ奴らはヤバイ奴らは野蛮・・・・・・。」

 「エムに加勢、と言いたいところなのだけれどねぇ。またこんな状態になっちゃったから、今日は引き上げるわ。」

 「また会いましょう。」

 「最新刊でね。」

 

 

- 何度目かの宇宙 -

 「これが衛星の中か。」

 「見ろ、誰か倒れてる。」

 「おかしいわよ!一夏。真空でも音は聞こえるし、挙げ句、無重力なのに人が倒れてる。説明して頂戴!」

 「だってお前、これは小説なんだろ?」

 「おぉやだ!」

 「こいつら、ダリルとフォルテか。」

 「何故こんな所に?」

 「生きてるか?」

 「あ、あぁ・・・。裏切り者だ、コロセ。」

 「俺達はレスキュー部隊だ、殺し屋じゃない。ここを爆破して地上に戻るちょうどティータイムだ。」

 「一夏、せめて舌の根くらい乾かしなさいよ。」

 「もう一人いるぞ?」

 「いぇぇぇあ!面倒だ!衛星ごと持って帰ろう。」

 

 

- 後日、セシリアの誕生日会場の外 -

 「で?何で中には入れないわけ?」

 「俺達は網の外だ。」

 「蚊帳の外だよ。」

 「マジな話し、何で?」

 「俺達がパーティーを滅茶苦茶にすると思ってる。」

 「仕方ないわね。」

 「何だよ、久しぶりに頑張った手のに。」

 「それにしても、中は良いな。暖かいし、美味しい料理もあるんだろうし。」

 「なあ、シャルロット。」

 「何、一夏?」

 「ここイギリスだよ?」

 「あっ。」




読 (プロテインの)中身は何だこれ?
作 知らない方が良い

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