IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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これは作者の陰謀だぞ
陰謀・・・・・?
何寝ぼけてる!投稿作品を見ないのか!巨大な二次創作業界の罠に嵌ってるって事だよ!


第71話 これぞアイリスの真髄

- 食堂 -

 「で?親父さんは何だって?」

 「大真面目なところ、病気になったと思ってたけど健康その物だったんだって。」

 「それは聞いた。どうするかってことだ。」

 「結局、お母さんまで来たのよ。」

 「よく学園に入れて貰えたな。」

 「よく言うわね、お父さんを手引きしといて。同じことをしたのよ。何やかんや再婚するみたい。」

 「そうか。」

 「まさかあそこまでバカなことを考えているとは思わなかったけど?」

 「誰にだって、間違いはある。鈴の親父さんだって、不幸になりたかったわけじゃない。」

 「そうなんだけどね。ま、難しいことを考えるのはやめやめ。」

 「いつまでわらわを放っておるのじゃ!」

 「何だ、帰ったんじゃないのか?」

 「負けたのでな。残ることにしたのじゃ。」

 「なんで、また。」

 「勝ったら連れて帰るの逆じゃ。負けたから残る。それにの、お主をわらわの師匠に任命する。どうじゃ、嬉しかろう!」

 「道理で不自然な時期に転入申請書が出たなと。」

 「とにかく、これからは学友じゃ!よろしく頼むぞ!」

 「なあ、山田先生。14だが転入できるのか?」

 「ま、まあ特例と言うことで。あははは・・・・・。」

 「ところで?何でこっちのまで制服を着てんだ?」

 「罰ゲームです。」

 「どうだ。まだ十分、学生に見えるだろ?」←ヤケクソ

 「優しいクラスメイトに恵まれたようで何より。」

 「同情されているみたいに言うな!」

 「というより、山田先生。一度卒業したんだろ?いいのかよ。」

 「え?あ~、まあ、これ小説だって織斑先生も仰ってたので。」

 「「「それ、マジで思ってんの?」」」

 「・・・え?」

 

 

- アイリスの部屋 -

 「のう、ジブリルよ。」

 「何でしょう。」

 「わらわは、兄上達にも姉上達にも愛されておったのじゃな。わらわを政治から遠ざけるために、ISを与えてくれたのじゃな。」

 「アリス。きっと素晴らしい王になられるでしょう。」

 ガタッ←天井板

 「you‘re king of kings。」

 「Queenじゃ!」

 「あ、そうか。」

 ゴトンッ

 「・・・?!一夏!お主どこから現れておるのじゃ!!」

 パか←天井板

 「うっさいわよ!夜よ!静かに!」

 「鈴!お主もじゃ!」

 「仕方ないわよ!消灯時間を過ぎたら廊下に出ないって決まりなんだから。」

 「何故そこは守る!というより、それは部屋から出るなと言う意味ではないのか?!」

 「細かいことはいいのよ。それより静かにね。お休み。」

 カポッ

 「・・・ジブリルよ。」

 「はい。」

 「わらわ達は夢でも見ておるのか?」

 「・・・と、言うことにしておきましょう。」

 

 

- 整備室 -

 「「「うーん。」」」

 「どうした、マズいのか。」

 「マズいって言うかなんて言うか。一夏君、ほんっとうに使ってないんだよね?IS。」

 「いやぁ、その通り。それが悪いのか?」

 「いや、悪くはないんだけど・・・何で第三形態にシフトしたのかな・・・。」

 「どさくさに紛れて大気圏目掛けて投げたんだが・・・いつの間にか戻ってきてた。」

 「うん。誰かが拾ったら戦争の原因になるからやめてね。」

 「・・・システムもほとんどブラックボックス。これじゃ、何も出来ない。」

 「そうか。世話んなったな。」

 「あ、そう言えば一夏君。シャルロットちゃんが相手して欲しいって。」

 「どこでだ。」

 「第三アリーナ。」

 「よし、分かった。」

 

 

- 第三アリーナ -

 「ん?あれはまさか・・・メイトリクス!」

 「え?一夏?」

 「話があるって?」

 「あ、うん。ちょっと面白い技を見つけて。」

 「どんな技だ。」

 「こんな技。」

 ブオォンッ

 「リヴァイヴとすば・・・コスモスを分離できるの。まあ、コスモスは半自動なんだけど。」

 「なるほど。久しぶりに腕が鳴る。」

 \デェェェェェェェェェェェン!/【99999/99999】

 「それ、腕から出てるの?」

 「あぁ、そうだ。」

 「「」」

 

 

- 一時間後 -

 「どうした!もう終わりか!」

 「うーん、エネルギーがなくなっちゃった。」

 「そうか。」

 「それより一夏!すっごい強くなったんだね!僕、驚いちゃったよ!」

 「あぁ、シャルは随分と成長した。」

 「先生が良いからだね。」

 「『良い』だと?『最高』だろ?」

 「あは、それもそうだね。」

 ヒュッ!

 パシッ!

 「大佐ァ!調子はどんなだ?」

 「こっちに来て確かめろ!」

 「いいや結構。遠慮させてもらうぜ。」

 「来いよラウラ。怖いのか?恐怖心なんか捨てて掛かってこい。」

 「手抜きは無用だ。行くぞ大佐!」

 「来いラウラ!」

 ズドォンッ!ズドォンッ!

 ドオォォォォォンッ!

 「弾切れ!」

 

 

- 一夏の自室 -

 コンコン

 「織斑一夏。おるか!」

 ガチャ

 「どうした。」

 「クッキーを焼いたのでな。お裾分けじゃ。」

 「そりゃありがたい。早速頂こう。中へ入れ、紅茶を煎れる。」

 コポコポコポポ・・・

 「良い匂いじゃな。種類は何じゃこれ?」

 「何だったかな・・・。セシリアにもらったんだが。」←ど忘れ

 「ローズヒップではないかと。」

 「いや違うな。」

 コトッ

 「早速頂く。」

 ポリッ

 「アリスは、クッキーだと言ったな。」

 「そうじゃ。どう見ても、美味しそうなクッキーじゃ。」

 「あれは嘘だ!」

 バタァアン!【0/9999】

 「織斑一夏が倒れるほどの旨さ!このジブリルも頂きます!」

 パクッ

 「・・・・・ありす。」

 「何じゃ?」

 「クッキーだと言いましたよね?」

 「ど、どうしたお主まで。」

 「あれは、U・S・O・D・A☆。」

 ドサッ!【0/2500】

 「ど、どういうことじゃ!ま、まさかマズいのか!」

 チョビッ

 「う!・・・・・ううううううううう!マズい!」

 

 

- 医務室 -

 「セシリア以来、3回目ね。一夏を完膚無きまでに叩きのめしたのは。」

 「その前はなんじゃったのじゃ?」

 「自爆に巻き込まれただけ。今なら、余裕だろうけど。」

 「そうか・・・。やはりこやつも人間じゃったのじゃな。」

 「あ、目が覚めた見たい。」

 「ここは、保健室か・・・。」

 「残念だったね。クリニックよ。」

 「そうか・・・。」

 「で、何を食ったの?」

 「鈴は知らないほうがいい・・・。俺だって、出来ることなら忘れたい」

 「下んないわよ、恐怖でおかしくなったわけ?相手は只のクッキーよ、どうってことはない。」

 「腐るよなぁ」

 「まったくですわ。サンドイッチならともかく、クッキー一つにこれでは、大げさすぎますわ。」

 「大佐、何をビビってんだ。」

 「試してみるか?俺が意識ほどを失うほどのクッキーだ。」

 「いや、結構ね。遠慮させて貰うわ。」

 「いい判断だ。俺から学んだのかな?」




 IS《冬の帝王:MAD版》、2021冬の陣はこれで終わりだ。2021春の陣(予定)で、また会おう。

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