IS《ISの帝王:MAD版》   作:只のカカシです

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読者諸君!我々は・・・・・寝る(AM2時半です)


第72話 君を取り戻せ!スニーカーズ!!

-朝の学食-

 「よう、食ってるな」

 「おはよう箒。」

 「あぁ。」

 「今朝は冷えるな、えぇ?」

 「冷える。そうだな、冷える・・・。ケサハ・・・ヒエルナ・・・・・エェ?」

 「!!問題発生!全員伏せろ!」

 チュドッ、チュドッ、チュドォオオオンッ!!!【127/200】←食堂

 「アァッツ!何このビーム!」

 「レーザー光線だ!楯無!伏せてろ!」

 シュウゥゥゥゥゥゥ・・・・・

 「ワアァーオ・・・。どうなってるの?」

 「篠ノ之は腹が減るとプレデターみたいになるんだ。」

 「そういうことですか、大佐。では篠ノ之、これをやろう。」

 スッ←カロメ

 「・・・!!よせェ!」

 チュドォォォォォォンッ!【1/200】

 「どういうことだ?」

 「腹が減った箒は、()()()()()()でしか戻らない。」

 「・・・え?そういう?」

 

 

 

-数時間後、ISの地下区画-

 「で?箒はまだ見つかんないわけ?」

 「おおよその位置は分かってる。」

 「じゃあ、行きましょ。」

 「慌てるな。山田君、例の人を。」

 「かしこまりました。」

 スタスタ

 「ヒカル火篝ノじゃないか。どうしたの、その似合わない(包)タイは。」

 「んーほっといて欲しいんだな~。って言うか私の名前、篝火ヒカルノなんだけど・・・。」

 「冗談だよ。」

 「で?マジで何だ、その(包)タイは。」

 「分かんないねえ~。仕事してたら、突然ドカンッだもの。気が付いたときにはこの有様。ま、君達にしてみれば価値のないモノだけど、昨年の年末に使ってもらった、例の試作品の量産品が盗まれた。」

 「あれだろ、赤椿の量産型。」

 「犯人はただ一人。束だ。」

 「?質問いいかな?」

 「ダメだ。」

 「言うな。」

 「後にしろ」

 「・・・・・言われると思った。」

 「まあ、待て。質問ぐらいさせてやれ。何だシャル。」

 「なんで篠ノ之博士が、今、関係あるの?」

 「決まってるだろ。篠ノ之束をしばきに行くからだ。」

 「???篠ノ之さんを探しに行くのは?」

 「「「???誰が行くって?」」」←一夏・ラウラ・千冬・鈴・セシリア

 「「「え?」」」←シャル・楯無・簪・他多数

 「だって、さっき凰さんが・・・。」

 「アレは箒の居場所の確認よ!それとこれとは話が別。」

 ぴーぴーぴー

 「何の音?」

 「探知機のブザーだ。やはりそうか。箒のスニーカーズを束が奪ってる。」

 「なん、何でそんなことが???」

 「GPS仕込んだからな。」

 「「「」」」

 「これで分かったろ。箒は束を追えば必然と捕まる。以上。出撃!」

 「速さが肝心。」

 「「「・・・えぇ?!」」」

 

 

-太平洋上空-

 「みて、洋上に人工物が浮いてる!!」

 「あぁ?よく見ろ、そりゃブイだ。」

 「いや、メガ・・・もっと大きい!ギガフロートだよ!!あの大きさは!」

 「ラウラ!箒の反応はあるか?」

 「いや、ISの反応が多数出ているだけです!」

 「篠ノ之さんは?!」

 「箒がいるなら、スクラップの山が出来ているはずだ。」

 「つまり。」

 「ここにはいない。」

 「・・・え、どうするの?」

 「どうするも何も、取り敢えずこいつらをぶっ壊す。話しはそれからだ。」

 「それはいいんだけど一夏君。なんだかIS、重たくない?」

 「そうか?俺は快適だけどな。」

 「これは・・・?!」

 「どうした簪。」

 「コードレッド発令。コマンドー・・・ISの出力を制限する裏コード?!」

 「「えぇ?!」」←シャル、楯無

 「「「道理で動きやすいと。」」」

 「「「馬鹿野郎!何言ってんだ!てめえら正気か!死にてえのかてめえ!どっかし天丼!てめえ何やろうとしてんのか分かってんのかい?!」」」

 「決まってるだろ。」

 「突撃して。」

 「ぶちのめす。」

 「それだけですわ。」

 「「「私達、帰るよ。マッチョの遊びには付き合えない。」」」

 「慌てるな。まだ終わっちゃいない。」

 「大佐!携帯電話が群を成してこっちに。」

 「ちょっと多いわね。」

 「だから?」

 「言っただけよ。」

 チラッ

 「ホントに多い。」

 「言ったでしょ?」

 「殺る気じゃないわよね?」

 「殺るとも。」

 「よろしくってよ!」

 「銃はよせ。」

 「クラシックに?」

 「あぁ。」

 「これを使いたくて、ウズウズしてましたわ!」

 ドボーォオオオンッ!!!【【【0/1000】】】←敵IS

             【0/100000】←ギガフロート

 「なんだを!」

 「お主らには借りがあるのでな。これぐらい、バチはあたんであろう!」

 「「「俺(私)も久々頑張ったのに、なんだよ!!いい役持っていきやがって!」」」

 「待って!アレ何?!」

 ザバァッ

 「マッテ・・・アレ・・・・・ナニ。」

 「どうやら、スニーカーズを追って中に居たらしい。・・・ここで待ってろ。」

 ヒューンッ

 「ほら、スニーカーズ。」

 パシッ・・・モグモグ

 「どうだ。」

 「これ美味いな」

 「クソ不味いだろ」

 「I‘m back。」

 

 

 

-IS学園地下特別区画

 「一夏、ここにいたのか。」

 「おぉとも。それがどうした。」

 「ここで何してる。」

 「見れば分かるだろ。スニーカーズの搬出だ。」

 〈何・・・・・だと?!〉

 「想像してみろ、スニーカーズは2.7キロで箒のプレデター化を防ぐ可能性がある。それが5トンあればどうなる?とても興味深い。」

 「そいつは深いな。」

 「ふんふん。そんないっくんとちーちゃんに、束さんが興味深い話しを持ってきたよ!」

 「「何だ、話してみろ。」」

 「そうだねえ、ちーちゃんが今までいっくんに黙ってきた君達の両親のことを教えてあげるよ!いっくんの誕生はとぉーっても大事なんだよねー!」

 「独り言、言いながら説明するのがいいな。とぉーっても大事なんだよねーって。」

 「ん?何だろうこれ?・・・!!これはですね、織斑一夏、織斑一夏のバイタルデータなんだよ!今ならですね、これにちーちゃんのバイタルデータまで付けまして発売してるよ!」

 「「・・・。」」

 「でね、この織斑計画って言うんだけど、ある時を境に、パタリと止まるんだよ。何でだと思う?何でだと思う?それはね、この完璧超人の束さんが生まれたから何の意味もなくなったからなんだよ。でもねえ、君達二人は生き残った。究極の人類に匹敵するスペックだったからね!だからさあ、君達に両親なんていないのさ!ぴったりの言葉を、君達に贈ってあげるよ!」

 「「この馬鹿者め。」」

 ピクッ

 「つまり嘘をついて相手を騙すって事なんだろ?俺にはできない。」

 「どの口が言ってるのかな~?」

 バサッ!!

 「それはな、束。お前を創造したのが俺達だからだ。」

 「!?!?!?嘘だぁぁぁぁぁぁ!」

 ダダダ・・・・・

 「なあ、一夏。嘘をつくのは出来ないんじゃないのか?」

 「そんなセリフあったか?」

 「ところでマドカ。いつまで隠れてる。」

 「・・・織斑一夏ぁ、調子はどんなだ?」

 「こっちへ来て確かめろ。」

 「いや結構。遠慮さしてもらうぜ。顔出してみろ。一発で、眉間をぶち抜いてやる。私達は兄弟だ、苦しませたかねぇ。」

 「マドカ、それは関係ない!目的は俺を殺ることだろう!」

 「ヘハハハハハハ!」

 「右手を使わない、お前でも勝てる。・・・来いよマドカ。ISなんか捨てて、かかってこい!楽に殺しちゃつまらんだろう。ナイフを突き立て、俺が苦しみもがいて、死んでいく様を見るのが望みだったんだろう。そうじゃないのかマドカ!」

 「てめぇを殺してやる!」

 「さぁ、ISを放せ、一対一だ。楽しみをふいにしたくはないだろう。来いよマドカ。怖いのか?」

 「ぶっ殺してやる!……野郎ぉぉぉ、ぶっ殺してやぁぁぁる!!!」 

 \デェェェェェェェェェェェン!/【99999/99999】

 「IS学園へようこそ。」

 「?!うぎゃぁああああああ!!!」

 ダダダダダ・・・・・・

 「急げ一夏。箒がプレデター化する。」

 「あぁ。」




原作者め!クソォ新潟か!


(原作に追いついたので、次の更新時期は未定です。)


さらばじゃ!

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