ハイスクールD×D ―魔法使いと龍― 作:shellvurn 次郎
自分もいよいよ受験が迫ってきました。これから合格するまで不定期、もしくは投稿ができないです。どうか、ご了承ください。
さて、第二章が終わり、いよいよ新たな章がスタートします。
更に時間が飛びます。その間、色々ありました。それらを描写しつつ、進めていきます。また、お知らせがあります。それはあとがきで。では、本編をどうぞ。
No,XV ~日の本の魔法使い~
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『王よ!!!』
『我が主!!』
『アーサー様!!』
『お父様!!』
『っく!!アーサー兄さん!!』
『イッセー・・・・・・・・イッセー・・・・は・・・何処に・・・いる・・・?』
『ここに!!俺はここにいるぞ!!』
『イッセー・・・・・・・お・・・・まえに・・・・頼みが・・・・・・ある・・・』
『なんだ!なんでも言ってくれ!!アーサー兄さん!!』
『お・・・まえを・・・・一人・・・残して・・・・しまうことに・・・なってしまった・・・・すま・・・ない・・・・』
『何で兄さんが謝るんだよ!!兄さんは悪くない!!勝手にこんな体になった俺が悪いんだ!!』
『それで・・・・だ・・・・私の・・・・我が・・・・一族をどうか・・・・見守っては・・・くれまいか・・・・?』
『ああ!!それくらいお安い御用だよ!!兄さんがこうして頼まなくたって、するさ!!』
『そ・・うか・・・・すまない・・・・礼を・・・言う・・・・』
『何言ってんだよ、今更。俺と兄さんの仲だろ・・・・・』
『ああ・・・そうだったな・・・・それとだ・・・・』
『なんだ?兄さん?』
『イッセー・・・・お前に・・・・あの剣を・・・・託したい・・・』
『あの剣を・・・・・?いいのか?兄さん。あの剣は・・・・ペンドラゴン家の家宝じゃないか・・・・』
『いいんだ・・・・むしろ、お前に使って・・・・ほしいのだ・・・・』
『だが、あれほどの剣を俺が扱えるのだろうか・・・・宝の持ち腐れになるのでは・・・・』
『心配・・・・ない・・・イッセーは、私や、アルトリアと剣戟を・・・・幾度となくかわしてきた・・・・・・私やアルトリアの指南を受けてきた・・・・・イッセーが扱えないことは・・・・ないはずだ・・・』
『し、しかし・・・・』
『それにだ・・・・あの剣を・・・愛剣とし・・・戦ってきた・・・今は亡き、アルトリアの魂が・・・籠っている・・・・気がするのだ・・・・アルトリアの意思を継ぐのは・・・イッセーしかいない・・・』
『アルトリアの・・・・』
『見て・・みろ・・・剣がお前を・・・・呼んでいる・・・お前に・・・・呼応している・・・』
『っ!!』
『さあ・・・剣をとれ・・・イッセー・・・』
『・・・・・』
チャキン―――
パアァァァァァァ――――――――
『なっ!!これは!!』
『ふふ・・・・だろう?剣は、お前を、選んだのだ・・・・・剣を・・・手にした時の・・・・その・・・輝きが・・・紛れもない・・・証拠だ・・・』
『アルトリア・・・・・』
『こ・・・れで・・・・私は・・・心置きなく・・・・向こうへ・・・いけるな・・・・』
『兄さん!!!アーサー兄さん!!―――――――――――――』
―――――――――――――――――――――――――――――――
―イッセーSIDE―
プ――――!
ガヤガヤ
「ねえねえ、今日どこ行く?」
「ん~~どこにしようかな~?」
「ないなら私、貴方を連れていきたいおすすめの場所があるんだけど。」
「ホント!?じゃあそこにいこうか。」
「うん!!そうしよ!!」
よう、俺イッセーだ。久しぶりだな。
俺は今、とあるところの広い通りを歩いている。
実は、ここは俺が生まれたブリテン、今はユナイテッドキングダムだったな。その地から遠く離れた極東と呼ばれる島国、日本にいる。
外をこうして歩いていれば、多くの人が行きかい、自動車と呼ばれる機械が道を走っている。
最初にそれを見たときは驚いたものだ。
それまで、俺は魔法のこと以外は全く知らないも同然だった。俗世にとらわれず、自分の家に引きこもっていたからな。
あれからもう何年たっただろうか・・・・
[ふふ、イッセーよ。あれからもう300年は経っているのではないか?]
そんな回想に浸っていると、俺に声がかかる。
「そっか・・・・もうそんなに経つのか・・・・俺も大概人間半分やめてんだもんな~~~~~」
俺が軽い気持ちでそういう。
[まあ、イッセーがそんなに長い時代生きているきっかけはそれではないがな。]
「まあな・・・・・」
そう。俺は今言った通り、明らかに人間の寿命を超え、今もなお、こうして生きて地を踏みしめている。
[外見は全く変わっていないがな]
「そうであってよかったと思うよ。」
ニトラからそう言われる。
あの時―――――――――――――――――――――
『
『『『『『『うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ---!!!!!!』』』』』』
『ふう・・・さて・・・いくか・・・』
300年前、俺は父さんと母さんの命日の前日、悪魔たちの襲撃にあった。俺は当時、未完成だったとある魔法を用いて撃退し、ユーサーおじさんの城へ向かったのだ。しかしだ・・・
『ぅう・・・・・ぐぁ・・・』
バタッ!
俺は、城に着いたはいいものの、アルトリアの前で気絶してしまったらしい。当時の城の内部は騒然としたとか。
俺は10日間眠っていた。起きたときは魔法を放った後の不快な症状はなく、いたって気分爽快だった。まあ、俺が起きたときにはアルトリア、アーサー兄さん、ユーさーおじさん、イグレインおばさんはもちろん、騎士のみんなや宮廷魔術師たち、宮殿の召使いの人たちに迷惑と心配をかけてしまったが。
とにかく、何の問題もないと思って、安心していた。
しかし、年を追うごとに異変が顕著になって顕れた。
俺は、全く外見が変わらず、肉体の衰えもなかったのだった。
周りの人はどんどん年を取っていった。そして、俺だけが生き残り続けた――――――――――――――――
結局、そのまま俺はこの現代まで生きている。
見た目は俺があの魔法を放った歳、17歳から変わっていない。歳をとっていないのだ。
今年で300回目の17歳というわけだ。
普通に考えれば、人間が歳をとらずにこんな長い時間生きるわけがない。1万年という長い時を生きる悪魔や吸血鬼、神より生まれし天使ならともかくだ。
俺は人間ではないのかもしれないと当時思った。しかし、自分で調べてみても人間をやめた形跡はない。寿命という概念がきれいさっぱり消えただけで後は変わりはなかったのだ。
そのおかげで大切な人を失いはした。しかし、いつまでも悲しんではいられず、アルトリア、アーサー兄さん、ユーサーおじさん、イグレインおばさん、みんなの思いを胸にこうして生きている。
「しかし、まあこんなに世の中が変わっているとは思わなかったな。」
俺は周りを見回しながらそう呟いた。
[本当だな。イッセーが魔法を研究していた時代とはガラリと変わったな。]
ニトラも俺の言葉に同調する。
俺は今から大体140年前あたりに両親からの形見である2つの魔法書の研究・解析がほとんど終了した。その時に一度外に出る事にしたのだ。とある目的もあったのだが。
外に出てみたら、俺が今まで見た光景とはがらりと変わっていた。俺の家は緑豊かな田舎に佇んでいるのだが、街に出てみれば今まで無かったデカい建物がたちならび、その建物にある煙突から煙がモクモクと出て、鉄の棒の上を走る乗り物、今で言う鉄道が走るようになっていたりと、あまりの様変わりに目を丸くした。それと同時に興味を持った。
今まで興味のきの文字もなかった歴史を学んでみた。魔法の研究が終わったころにはもうとっくに俺の故郷では産業革命があったらしい。そんな産業革命を機に、どんどん発展し、今ではこれだ。魔法使いもこの時代に沢山いるが、この人類の科学の発展に影響を少なからず受けているっぽいな。
「日本か・・・毎回思うが、中々にいいところだ。別荘を持っておいて正解だな。」
そう、俺は今、
実は今から50年くらい前の話だ。一度、日本に来ていた。とある者と会うために。もちろん一般人ではない。裏の者たちだ。そうして俺は日本に足を踏み入れた。なんでも、基本はぶらついているやつで、たまに京都にいると聞いた。京には日本の妖怪たちが裏の京に住んでいて、そのような奴らとも出会った。九尾の狐は中々に強かったな。
そんな中、俺はお目当ての人物と遭遇。戦いを挑んだ。ギャラリーも多数いた戦いだった。結果だけ言うならば、俺は勝てなかったが。
それが終わり、俺はその京に少しばかり滞在した。そのあと色々な出来事が起き、なんやかんやあって、この地に別荘を持つことになった。
京都に別荘を持つと京都に行く価値がなくなってしまうので、今の経済大国、日本の首都に近い近郊の都市に構えることになった。
この地に住むからには、と言うよりは、今の時代は色々と手続きという
こうして俺はこの地で一在日外国人として別荘生活を送っている。まあ、向こうに帰るときも多々ある。なんせ、向こうでやることもあるからな。
[ふ、戦いもたくさんあったな。]
「そうだな~~」
裏の住人、魔法使いと言うこともあり、戦うことも挑むこともあった。まあ、そのことはまたの機会に。
まあ、あれからの出来事は大まかにこんなところだな。
「あ、あの~~~ちょっといいですか?」
そんなことを回想しながら、この街を買い物がてら散歩していると、後ろから声が書けられる。
「Me?」
振り返ると、とても可愛らしい格好をした3人組の女の子たちだった。
俺もこの都市の準住人として笑顔で答えた。少し意地悪をして英語で。
「うえっ!外国人だった・・・・」
「う、うそ・・・・私ネイティブとなんてしゃべれない・・・・ユウキあんたしゃべれる?」
「ちょっ・・無茶謂わないでよリリカ・・・ボクには無理だよ・・・」
俺が英語で返すと、3人ともあたふたと戸惑っている。腰まで伸びた栗色の髪の子と茶髪のショートヘアーの子と紫がかった紺色の長い髪の子だ。
もう少し意地悪してみようと、俺は頭に?が浮かんでいるような表情をしながら3人の返答を待つ。
「ちょっと、超イケメン外人さん待ってるよ。ここはアスカ言ってよ。」
「ええ!」
「あんたが声かけようって言いだしたんじゃん。」
「うう・・・だって日本人だと思ったもん・・・」
[ふふふ、またこうなったな、イッセー。]
美少女たちがわちゃわちゃしているとニトラがそう言う。
「(ああ・・・そうだな・・・全くなんでこんなに多いのか・・・)」
俺が心の中で愚痴を溢す。
[私から見てもイッセーはかっこいい。いや、かっこよすぎるからだ。しかもどことなくこの国の人間の容姿に似てないこともないからな。目や髪は違うが。]
「(そ、そうなのか・・・)」
「アスカ!ファイト!」
「うん・・・頑張ってみる・・・」
決心がついたのか、栗色の髪の子が返答をするようだ。
「え、えーと、どういえばいいんだろ・・・う、ウッyou like ・・・・ 」
彼女は片言の英語で必死に話し出した。しかし、思い通りに言えないのか、だんだん涙目になってきた。
流石にかわいそうなので、助け船を出す。
「ごめんな。ちょっとからかってしまって。ホントはこの通り、しゃべれるんだ。」
俺はこの地に着て30分で覚えた日本語で話した。
「え!日本語!?」
「ホントだ!」
案の定、3人とも驚いている。
「外国人ではあるよ。でも、ここに住んでるんだ。」
「そうなんですか。」
「おにーさん、日本語とっても上手いね!!日本人みたい。」
俺が日本語を普通に話すと、紫がかった紺色の髪の子がほめてくれた。
「ああ、ありがとう。日本人にそう言ってもらえるのなら、うれしいよ。覚えた甲斐があったもんだ。」
俺はその誉めてくれた子に、にこやかにお礼を言う。
「う、うん・・・・」
その子はなぜか顔を赤くしながらうつむいてしまった・・・なぜだろう・・?熱でもあるのか・・・?
[はあ・・・・・これだからイッセーは・・・・]
ニトラは呆れたように言った。
「(ニトラ、これだからってどういうことだよ?)」
俺はニトラに訊いた。
[いや、なんでもない。]
「そ、それで何か用かな?」
俺は美少女たちに訊いた。
「い、いえ。あまりにカッコよかったから・・・・」
「すこし・・・」
「お話ししたいなぁ・・・と。」
すると三人は途切れ途切れに言った。
「そ、そうなんだ。」
俺は何てことない返事を返す。
「そ、それでどうですか・・・・?」
俺に声を最初に掛けた栗色の髪の子は上目づかいで訊いてきた。
こ・・・断りにくい・・・
「え、えっと・・・ここで少し立ち話ならいいぞ。」
俺はホントはすこし急いでいたが、この子たちのあまりの必死さに押された。
「いいんですか!?」
その子は俺の肩をつかみながら訊き返した。
「う、うん。」
「やった!!」
「よし!!」
「グッジョブ、アスカ!!」
俺の返答を聞くと、三人は三者三様に喜んだ。
「それで、何を話そうか。」
俺が会話を始めた。
「じゃあ、まず自己紹介しようよ!!」
紺色の髪の子が言う。そうだな。まずはそうするか。
「じゃあ、ボクからね!ボクは黒野ユウキ!よろしく!おにーさん!」
「私は悠木アスカです。」
「私は霧崎リリカよ。」
「俺はイッセー。イッセー・ヴァーミリオン。」
アンブロシウスが抜けているが、まあいいだろう。
「イッセー・・・」
「ヴァーミリオン・・・・」
三人とも俺の名前を珍しそうに唱えた。
「変だろ?」
俺は三人に言った。
「い、いえ!」
「イッセーって日本ぽいな~と。」
「うんうん!ヴァーミリオンって性も珍しいね。」
「まあ、母国じゃこんな名は見ないからね。でも、俺は気に入ってる。父さんと母さんが名付けてくれたから。」
「私はすてきだと思います。」
「うんうん!ボクもそう思う!」
「しっくり来ている気がするわ。」
三人ともそう言ってくれた。
「ありがとう、みんな。それでみんなは高校生か?」
「はい、そうです。私たちこの近くの駒王学園っていう私立に通ってます。」
俺の質問にアスカと言ったか。その子が答える。
「駒王学園・・・ああ、あのやたらとデカいところか。しかも小中高大とエスカレーター式の。」
「はい、それです。」
「とってもいいところですよ~~」
「そうなのか。」
俺は学校というものには行ったことがないからな。少し羨ましく思う。
「俺と同い年ってところなのか。」
「え!じゃあ、留学ってことですか?」
俺が歳の話をすると、3人は驚いて訊いてきた。
「いや違うんだ。もう社会人だ。」
俺は首を横に振って答える。
「え、じゃあ・・・」
「実は飛び級でな。もう大学は出ているんだ。」
俺が今言ったのは一応一般人としてのこの都市の役所に提出してあるプロフィールだ。
「え!私たちと同い年で大学卒業!?」
「え、エリートだ・・・」
「そのうえ日本語ペラペラでイケメン・・・・うちの学園の王子様とは比べ物にならないじゃない・・・・」
3人とも、俺の返答に驚く。なぜ王子様とやらを引き合いに出したのかは知らんが。
―――――
「じゃあ、そろそろ行くよ。」
「あ、はい!!」
「ありがと!!イッセー!!」
「また。」
あのあと数十分会話して、俺は帰路についた。
[全く。イッセーはどれだけモテるというのだ。しかもその声を掛けられるたびに応じおって・・・・このたらしが・・・]
ニトラは妙に恨めしそうに言った。
「いや・・・たらしって・・・俺はただ普通の会話をしているだけじゃないか・・・・」
[いやいや、イッセーに声かける女どもはどう考えても「どうお近づきになろうとか」、「もっと仲良くなりたい」とかそんなことを内心思ってちかづいてきてるに決まってる。]
「俺が住むこの都市の住人だから、会話くらいしていいだろう?それにニトラとは長く濃い絶対に切れない関係じゃないか。今更ガキになびきはしない。」
俺はニトラに本心を言う。
[確かにイッセーとは密接な関係だがな・・・それとこれとは別だ。今日、
おやおや、ニトラさんはどうやら納得がいかないのか。
「わかったよ。言われなくてもそうするさ。」
[ふふ、そうかそうか。]
俺がそう約束すると、ニトラはすぐに不機嫌な状態から上機嫌になった。
「それにしても、駒王学園、か・・・・・」
俺は先ほどの三人との会話で気になった単語を口に出す。
[ん?どうしたのだ?イッセー。]
ニトラは俺に尋ねてくる。
「ああ、さっき話していた少女たちの通っているあのバカみたいにデカい学園のことだ。ここ数年、妙な気配を感じないか?」
[ああ、そのことか。]
ニトラは俺の言わんとしていることが分かったようだ。
「この気配。十中八九悪魔に違いない。その気配が、あの学園の辺りからする。」
[イッセーをまた狙いに来た、と言うわけではなさそうだな。今のところエンカウントはないからな。それに数も多いわけではない。実力も相当低いようだしな。]
ニトラは淡々と言う。
「あれで狙いに来たなんてのはがっかりするがな。まあ、あの程度では正直戦う気にならんが。もしかして、あの学園に通っているのか・・・・?」
[それが一番ありそうだな。なぜわざわざ人間界の学校に通うのか理解できんが。]
ニトラはその悪魔たちが鬱陶しそうに言う。
「ホントだな。」
俺も同意する。
[どうするのだ?イッセー。奴らを排除するのか?]
ニトラはその悪魔たちの扱いをどうするか聞いてくる。
「・・・・2,3年様子を伺ってきたが、人間に危害を加えるわけもなく、俺のように一般人に溶け込んで生活をしている。かといって、ただ学園生活を送っているわけでもなさそうだ。」
[それはあの原型をとどめていないような醜悪な姿の悪魔たちと関係ありそうだな。]
「そうだな。」
ニトラが言ったのは、この辺りをうろちょろしている悪魔のことだ。大半がトチ狂ったりしていてもはや会話すら成り立たない奴もいた。俺も時たま出会う。そのたびに葬っているが。
「どうやらそいつらをあの学園の悪魔どもが刈っているらしい。」
[ほう、一応それらしいことはやっているのだな。形上、この地域を守っている、そう取れなくもないな。]
「ああ。まあ、それを鑑みれば放っておいていいだろう。そいつらごときに無駄な労力をかける必要もない。」
俺はその選択を選ぶ。何もなければ、な。
[だが、向こうが向かってきたら、もちろん?]
ニトラはワクワクしながら訊いてきた。
「それ相応の対処はするさ。売られた喧嘩は買うのが主義だ。勿論武力でな。」
[ははは、それでこそイッセーだ。まあ、余程の愚か者ではない限り、歯向かってはこないだろうな。]
ニトラは笑いながら言う。
「だが、なぜだろうか。これから何かが起こりそうな気がしてならない。あの悪魔どもがこの地にいるとな。」
根拠はないが直感で感じたことを言う。
[まあ、イッセーがいる時点で察しはつくが。]
ニトラはそう返す。
力は力を呼ぶ。
古から常に言われ続けてきた言葉だ。
「しかも、ここにはあいつら悪魔にとって敵である天使・教会勢力までいると来た。」
[何?そうなのか?]
ニトラは少し興味を沸かせたようだ。
「過去にはなるがな。この街には教会があったんだよ。廃墟だがな。しかも、その教会に最近出入りする奴がいるようでな。」
[ほう、それはまた。面白いことが起きそうだ。]
「一般人は巻き込まんで欲しいが。」
俺は別にいいがな。むしろ戦いはバッチ来いだ。しかし、ここに住む以上、そんなことばかりは言えない。何も知らない表の住人は表だけにいるべきだ。こちらの世界は、表の世界よりもはるかに理不尽だからな。
俺は自身の経験からそう思う。
[イッセーは昔からそうだったな。だから、今はここまで強くなった。私は嬉しいぞ♪こんなに強く成長したイッセーを見ることが出来て。大好きなイッセーが成長していく姿を見ることが出来て。]
そんなことを思っていると、ニトラは急にこんなことを言いだした。
「な、なんだよニトラ。急に。」
俺は少し顔を赤くする。
[うふふ。なんでもな~~い。気にしないで。]
「そ、そうかよ・・・・」
ニトラはたまにこういう恥ずかしいことを平気で言ってくる。
全く、心臓が五月蠅い。
先ほどの三人から分かれて歩き続けて数十分後、自分の別荘に到着する。
俺の別荘はこの都市のはずれにある。
この家は二代目。50年前のものだったから、最近魔法でちょちょいと改装をして最近の新築どうぜんにした。周辺にある民家と何ら変わりない普通の一軒家。
4階建てだけど。
門を開け、玄関へ向かう。
「ただいま~~」
ドアを開け、いつどおりの挨拶を忘れずする。
「「「「おかえり~~~~」」」」
俺がただいまというと、家の中から俺におかえりと返す声が聞こえるのだった。
―イッセーSIDE OUT―
――to be countinued
はい!いかがだったでしょうか?
我が作品、魔法使いと龍がとうとう、原作入りしました!!!!!
また、お気に入り登録が200を超えましたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
皆さんありがとう。サンキュウー。
今回は日常編でした。
では、前書きで言っていたお知らせです。
前話から一気に時間が飛びました。
これは話の展開上そうした方がいいかなと思ったからです。
また、これがメインのお知らせなのですが、このハイスクールD×D ―魔法使いと龍―のIF、短編集なるものを別作品という形で投稿することにしました!!
最初は本編に番外編として投稿するつもりでした。しかし、日に日にネタが増え、沢山の話数になるという見込みなので、短編、IF集として独立させることにしました。
また、上記にあるように時間を一気に飛ばして原作入りさせたのもこれが理由です。
IF、短編集を投稿するのはもう少し先です。
投稿しましたら、活動報告、本編の後書き、前書きに記載してお知らせします。
お気に入りユーザーとして登録していただければ、新着のところに載るのでそちらでもかまいません。
さて、現在、感想、リクエスト、指摘などを受け付けています。
(例としては登場させてほしいキャラなど。)
もしあるならば、【メッセージ】、もしくは【活動報告】←(ここ重要!)によろしくお願いします。
ではまた次回。
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設定ミニコーナー・補足
*イッセーの容姿
原作のイッセーの髪を金髪にし、瞳の色を青色にした感じ。あとは超カッコよくした容姿。背はあまり変わらず。街を歩けば逆ナンの嵐。
*一般人としてのイッセー
ちゃんと正規の手続きを踏んで日本に。
どこぞの催眠使いの悪魔少女とは違います。
*大学卒業
(本文で描写はしていないが設定として書いておきます。)
プロフィールでは大学卒業ということになっている。
イッセーは一度複数の大学受験をした。勿論全て主席合格している。しかし、自分がどこまでできるか挑戦しただけなので、通ってはない。
受けた大学
*東○大学
*京○大学
*オックス○ォード大学
*ケン○リッジ大学
*イッセーの歳について。
皆さんも知っての通り、イッセーが生まれたのは西暦2000年よりも前。言ってしまえば、アーサー王たちと同期なのです。
当然普通の人間なので原作を迎えることなく死んでしまいます。
なので、このような展開にして、魔法の代償ということでイッセーの寿命という概念を取っ払った、と言うわけです。
日本に住むようになった詳しい話は短編集にて書きます。
途中、出てきた駒王学園の生徒たち。
黒野ユウキ 駒王学園高等部二年生。
霧崎リリカ 駒王学園高等部二年生。
悠木アスカ 駒王学園高等部二年生。
この三人はまた出す予定。勿論一般人。