昔書いたH×Hssを電波的に書き直してみた   作:蜜柑好き

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昔書いたH×Hssを電波的に書き直してみた

唐突だが私は長い修行の末やっと念能力を手に入れることが出来たよ。

師匠には才能が無い帰れと言われ。

事実弟弟子、妹弟子にはあっさり抜かれる……

 

まあ、そんな些細なことこの偉大なる私は全く気にしていないとも。

そうさ気にしていない。

気になどしていないんだからな。

だが、そこまで言うなら少しは気にしようかな?

うんこれは私の本意じゃないんだが、君がそこまで言うのなら仕方が無いな。

 

ん、なんだいその顔は?

何か言いたいことでもあるのかね?

ほら、私と君の仲じゃないか。

遠慮など要らないぞ?

あ、こら私と話しているときに新聞なんか読み始めるんじゃない。

貴様は朝のお父さんか。

おーい、返事をしたまえ。

 

やれやれ、やっと私に意識を戻してくれたか。

それで何の話をしていたかな?

ああ、そうだ念能力の話だったな。

いやー苦労したとも。

あの夢が無ければここまでくることはできなかっただろうね。

幸い念の系統も幸いにも私が望んでいた系統だったから。

後はオーラを鍛えるだけだったのだが……

実に長かったね。

8歳から修行を始めたからもう15年か。

昨日やっと師匠から4大行すべての最低限の許可をいただけたよ。

あいつ実は教える才能無いんじゃないのか?

あの程度の教育能力しかないくせに我が国最高の念の指導者とはこの国も落ちたものだね?

そうは思わないかい?

だが、そんなことは最早どうでも良い!!

一応あの男にも感謝はしておいてやるよ。

君にそんな目で見られたくは無いしね。

 

っと、いかんいかん。

ついつい君と話していると話が脱線してしまうようだ。

まあ、4大行を極めたと言っても過言ではない私だが。

そろそろ発を作ってみたくなるのは人情だろう。

師匠にはメモリー3ふん、ごみめ。

とか言われた気がしたが。

聞き返したら幻聴だと言っていたから何も問題は無い。

運がよかったら制約をつけまくればなんか一つくらい強化できるんじゃね?

とお褒めの言葉を頂いた。

さすがは私だね。

と言うわけで、早速私は自分の技を作ってみた。

何?

早すぎるって?

昨日やっと許可が出たのにもう完成したのかと言いたいんだろう?

それは仕方が無いだろう。

何世故の私は天才だからね。

存分に褒め称えるがいいよ。

ま、まあ物心ついたころから毎日忘れたことの無い野望実現の手段だ。

イメージトレーニングとか必要ないまでにやりこんできたからな。

いつ出来てもおかしくない状態だったのは認めるけどね。

ただ、オーラが圧倒的に足りなかっただけで。

信じられるかい?

私は師匠の子供よりもMOPもPOPもAOPも負けているんだぞ。

15年も修行した私がだ。

え、師匠の子供?

生後1週間だがどうかしたのか。

忘れたのかい君と一緒にお祝いに行ったじゃないか。

君の驚愕した顔は久しぶりに見るな。

さすがは私だろう?

それだけしかないオーラでも能力を作れてしまうのだからね。

節電いい言葉だ。

 

え、私に野望があったのは初耳だって?

それはそうさ。

君に話したことは無かったからね。

今こそ君に教えよう。

そう、私の野望は唯一つ―――

 

 モテル事だ!!

 

何せ私が物心ついてからこちら師匠と家族をのぞけば君くらいしかまともに話したことは無いからね。

何故にみんなこの私をよけるんだろうね?

実に不思議だよ。

え、どうしたんだいそんな怖い顔をして。

おい。

急に帰るんじゃない。

私の話はまだ途中だぞ。

おーい。

 

 

 

やあ、君の行動パターンなんてすべてお見通しだよ?

え、仕事。

そんなものはする必要は無いさ。

いわゆるさぼりというやつだね。

アニメを見ながら10分程度で出来る量の仕事しか今日は無かったしな。

あそこには100人以上人がいるんだぞ今頃皆酒でも飲みに行く相談をしているだろう。

と言うわけで昨日の話の続きだ。

君に最初に私の能力を見せたくてな。

見てくれるかい?

これが私の能力。

 

フェロモン強化さ。

 

私は、気がついたのだよ。

何でこの私に誰もよってこないのか。

服だって君と一緒に買いに行った君が選んでくれたものだから問題は無いだろうし。

元々親が金持ちであったから、お金もある。

それになんか知らんがおっちゃんが毎月私にお小遣いをくれるしな。

いい人だと思わないかい?

流石はお父さんの親友だな。

さすがに悪いから毎日10~20分位お仕事を手伝ってあげているんだが。

そんな肩たたきレベルのことで使い切れないお金をくれるんだぞ?

全くもう少し金銭感覚を養って欲しいものだね。

この間なんかお金はもう要らないからって言ったんだがね。

そしたら涙ながらにこの国を見捨てるのかお願いだから考え直してくれ。

そうだ、いっそ余のあとを継ぐか?

だからお願いだから見捨てないでくれと謁見の間の人たち総出で土下座をされたぞ。

あれは一体なんだったんだい?

何かあの日国債の価値が急激に下がって驚いたんだが。

次の日お父さんに泣いて頼まれるからいつもより張り切って30分くらいアニメも見ないで仕事を手伝ったら逆に以前よりも高くなるし。

おかしな国だね。

そう言えば最近おっちゃんが私の事を最小とか言うんだよ。

失礼な話だね。

私は背が低いことを気にしてるんだ。

 

まあいい。

おっちゃんは一応お父さんの親友だしな。

少しくらいは大目に見ようじゃないか。

そんなどうでもいいことはほっておいて。

念能力を覚えた私に女の子達はメロメロさ!!

……何?

そんなことしなくても皆私にメロメロだと?

本当に君は優しいな。

赤子にも勝てないこの私がもてるわけ無いだろう?

現に最近だと誰にあっても顔を合わせてくれないんだぞ?

皆そんなに私と顔を合わせるのが嫌か。

昨日なんか君と別れたあと気晴らしに町に出かけたら町民そろって地面に這い蹲るんだぞ?

頭なんか地面にこすり付けるし。

お年寄りに下を向きながら手を合わせられたぞ。

私が何をしたと言うんだ。

 

君またあきれた顔をしているね。

なんか君はあきれた顔を浮かべていることが多いが。

一体何にそんなにあきれることがあるんだか。

実に興味深いね。

 

なんだいそんな投げやりな顔をして。

え、もてるだけだったら強化じゃなくて操作の方がよかったんじゃないかって?

馬鹿にするなよ。

私は人形に囲まれたいんじゃないんだ。

私は人間と遊んでみたいんだよ。

君と最初にあった時、君と最初に遊んだ時。

いまだに覚えているよ。

くすんだ世界に色がついたようだった。

あの感動は忘れられない。

誰かと遊ぶと言うのはこんなに面白いものかと感動したよ。

私は知っているんだぞ。

内の書庫にある本で勉強したからな。

何でも女の子にもてれば友達に囲まれたリアジューなるものになって友達に囲まれた楽しい生活を送ることが出来るんだろう?

ああ、実に楽しみだね。

早く私の所に女の子がよってこないものかね?

って、昨日に引き続き今日ももう帰ってしまうのか?

おい待て。

私と一緒に女の子を探しに行こうじゃないか?

おい、おーい。

 

 

 

やあ、やっと見つけたよ。

何で君牢屋になんか入ってるんだい?

いつもの行動パターンをすべて探してもいないから驚いたよ。

君もかくれんぼが上手くなったものだね。

こんなに君を見つけるのに苦労したのは初めてだよ。

ほら、いつまでもそんな所に隠れてないで早く帰ろうじゃないか?

私はもう疲れてしまったよ。

は、はは……

そう言えばお腹が空いたな……

なんかふらふらするよ。

 

 

 

 

おや、君が看病してくれたのかい?

また君に迷惑をかけてしまったようだね。

何で私はこんな体に生まれてきてしまったんだろうな。

お父さんやおっちゃんと比べて圧倒的に低い身長。

やはり私は何かの病気なのだろうか?

胸も腫れてしまってこんなになってしまったし。

月に一回昨日みたいに妙に体調が悪い日があるしな。

え、どうしたんだいそんな目をして。

おい、落ち着きたまえ。

ちょ、イタイイタイ。

なんだい何が気に触ったと言うのかね。

ちょ、誤るから。

この通りだ。

許してくれたまえ。

はあ、君は怒らせてしまうし女の子はよってこないしで本当にどうしたものだろうね。

いっそ、良いこうなったら孤児院にでも行って光源氏計画でも発動するさ……

何でもジャポンと言う国の歴史的なリアジューのやったことらしいが。

きっとそれをやれば女の子がよってくるに違いないよ。

そうとなったら孤児院を2~30個は買い取らねば……

さて、そろそろ寝ていられないね。

だが。子供を育てるとどうしてリアジューになるんだろう?

実に謎だね。

 

 

 

 

まあいい。

今日も頑張ろうじゃないか。

我が友よ。

 

 

 

 

 

さて、光源氏計画発動中の私だが又会ったね!!

君はお元気かな?

私?

私は気味と最後にあった時以来別に倒れたりはしていないよ。

 

そう言えば少し問題が起きてしまったよ。

孤児院を買い取ったのは良いのだが……

いや、子供たちは可愛いね。

こんな私だと言うのに一緒になって遊んでくれるんだ。

君と一緒にいる時ほどではないがかなり楽しい時を過ごしているよ。

流石は古の偉人光源氏。

きっと彼もまた子供好きな御仁であったに違いないね。

私も楽しい、孤児院で不幸な目にあう子供も減る。

今後私は彼を心の師と仰ぐことにしたよ。

念の師匠とは違う。

まさに偉大な方だね。

きっと彼の支配していたへいあんきょーなる都は光り輝くほどだったに違いないね。

 

ただね、問題が無いわけじゃあないんだ。

最近子供らの態度がおかしいのだよ……

最近忙しくなって中々会いにいけないのが悪いのだろうか?

勿論時間を見ては子供らに援助と会いに行く事は忘れてはいないが。

何故か最近国が発展してるみたいでね。

私が戯れに勉強を見てあげた子供達が活躍しているみたいだ。

おかげでおっちゃんの手伝いが最近増えてしまってね。

私は子供達と遊びたいと言ってるのだが。

しかも、その活躍してる子達は最近私から目を背けるんだがね。

昔はおねーちゃんおねーちゃんと近寄ってきてくれたのに。

寂しいね。

まあ、あの子達の活躍は素直に祝福するが。

 

ぶっちゃけ、私の周りに人が寄ってこないのだよ……

幼い内は勿論寄って来るのだがね。

少し育ってくると私から遠ざかるのだよ。

何故だ?

こんな筈ではなかったのに。

おかしい、謀ったな光源氏。

 

ん?

おや、見た顔だな。

何だね?

父上からの使いか?

それはご苦労様だね……

で、父上は私に何のようなんだい?

 

ああ、そう言えば今日は母さんの命日だったか。

そう言えば最近忙しくてお墓に行ってなかったね。

よし、今日は母さんの所に行くとするよ。

知らせてくれてありがとう。

もう帰っていいぞ。

 

よし、行こうじゃないか。

って、何で君まで帰るんだい?

君は私と一緒に行くんだよ。

え、水入らずの邪魔は出来ない?

母さんのお気に入りだった君が何を言っているんだい。

君が来て喜ぶことこそあれ邪魔になることなど無いよ。

さ、行くぞ。

 

母さん。

私はいつまでこんな演技をしていればいいのかな?

こんなおどけた演技をしても私には誰もよって来ないと言うのに。

母さんと約束した友達100人達成できそうも無いよ。

皆に好かれようと努力をしているんだけどね。

何故か皆私から離れていってしまう。

昔から私は変わらず孤独なままだよ母さん。

 

ん、どうしたんだい君。

いきなり私に抱きついてきたりして。

ああ、そうだったね。

私は孤独では無かったよ。

いつも君がいてくれた。

そうだね母さん。

母さんが連れてきてくれた子は友達100人なんかよりもずっとかけがえの無い私の親友だ。

 

ありがとう。

私は君がいてくれるから頑張れるんだ。

ありがとう。

私の親友。

大丈夫だよ。

君がいるのを思い出した私はもう涙を流すことは無いよ。

君がいる限りはね。

 

よし、今日は湿っぽい話はもう終わりにして町に女の子でも誘いに行こうか?

って、何か抱きつく力が強くなっていないか?

苦しい苦しいよ?

私は体が弱いんだぞ。

おい、ちょ流石にシャレにならないぞ。

ああ、母さん今行くよ。

 

 

 

 

母さん、あなたのおかげでこうやって馬鹿な事をできる友人を得ることをできました。

だから心安らかに見守っていてください。

私はもう一人じゃありません。

 

 

 

 

 

 

 

なあ君。

今日とても悲しいことが会ったよ。

去年私が孤児院で世話をしていた子供が一人死んだよ。

学校でな遠足に行ったのだそうだ。

私は良かれと思って援助をした。

その子は行って見たい国があると言っていたからね。

その子のお母さんの故郷だそうだ。

だがね、その国に向かう途中子供達を乗せた飛行機は隣国の戦争に巻き込まれてしまったらしいよ。

 

なあ、私が良かれと思ってやったことは何だったのかな?

私は結局あの子の命を奪ってしまっただけだ。

私は人殺しさ。

君の友人としてふさわしくない人間だ。

まったく。

こんな私が友人だと?

女の子にもてるだと?

所詮そんなこと出来る筈が無い夢物語だったんだ。

 

今日はね、君に別れを言いに来たんだ。

さようなら、私は君にふさわしくない人間だ。

こんな醜い私が君のような存在のそばにいていいはずが無かったのさ。

だから、もう私のことは構わずにいいよ。

今まで母さんに頼まれてこんな私なんかと友人でいてくれてありがとう。

とても感謝しているよ。

ではもう会うことも無いだろう。

さあ、車を出してくれ。

 

 

 

さようなら君。

私の楽しかった日の象徴よ。

私はこれから修羅の道を行く。

どうかこんな私のことなど忘れてくれたまえ。

 

 

 

 

 

 

ん、君か。

久しぶりだね。

ああ、私はこの世界から戦争を無くしたよ。

はは、子供の頃の馬鹿な考えで作った念能力がまさかこんなことになるとはね。

おぞましい力さ。

世界は停滞してしまった。

争うことの無い世界。

誰もが私の言う事を聞く世界がこんなにもつまらないものだとはね。

ああ、すっかり私は師匠にだまされたよ。

考えてみれば私に出来ないことなど無かった。

幼い日より何をやっても誰とも勝負にならなかった。

そんな私が念だけ使えないと言うことがあるわけ無いんだと痛感したよ。

師匠は私の能力を封印していたんだな。

このおぞましい力を。

 

今の私は初の世界統一国家の君主様だそうだよ。

笑ってしまうよ。

私は皆が楽しく笑える世界を作りたかった。

だがね、私に作れたのは操り人形でいっぱいのおもちゃ箱さ。

私の能力の及ぶ限りの世界にふたをして。

その外との行き来を禁止した。

狭い狭いおもちゃ箱。

私を退屈させるつまらない世界さ。

 

こんなものいらなかったのにな。

私はただ君さえいてくれればよかった。

そんな簡単なことにも気がつけなかったんだ。

私は念をこの国から隠そうと思う。

限られた一部のもののみに残し外の世界から誰かが来たときの自衛手段として。

それ以外の一般人には触れないものにする。

いつか第二題三の私のような化け物がこの世界に現れないようにね。

 

ああ、それにしても君は何でここに来てしまったんだい?

お父さんにでも呼ばれたかい?

 

私は今まで君に会わないように我慢してきた。

君にあってしまえば二度と君を手放せなくなるのがわかっていたからね。

笑ってしまうだろう?

私の能力は君にだけは効かないんだ。

私は最初能力が無いと思っていたからね。

君と親密になるために能力を作ったのに命よりも大事な君に効果が無いとしなければこの能力は使えなかったんだ。

笑ってしまう。

君を手に入れるための能力が気がついたら私から君を奪っていた。

私は君以外のすべてを手に入れたが、君は私のものではない。

 

今私は君が手に入るのなら君の意思などどうなってもいいと思っている。

だが、その一方君だけは私の思い通りにならない事を喜んでいる。

ただ、どちらの私も君をここから逃がす気が無いのだけはもう一致している。

 

ああ、あの日君を牢屋に入れたのはこの私だったのだな。

今思い出したよ。

私は本当におぞましいな。

だが、私が君から離れられないのはもう事実だ。

だが、君を私の言いなりにしたくは無い。

だから、私の家族になってはくれまいか?

 

ああ、思えば私はずっと君にこれを言いたかったのだな。

なあ、妹が欲しいと言った私の為に体が弱かった母さんが無茶をして作ってくれた私の妹よ。

 

 

ふん、君は私が気がついていないと思っていたのか?

ああ、私はすべて気がついて君に黙っていたのさ。

君に告げたら再び君が私の元を去ってしまいそうでな。

君を産んだ無理が元で数年で母がこの世を去り、そのショックで父は君を家から出してしまったが。

再び会えたとき私には一目でわかったよ。

 

もう二度と君から離れる気は無い。

そして、君を放す気は無い。

 

ああ、君の言うとおり我ながら厄介な女だと思うよ。

実際君を手に入れるためだけに世界を手に入れるような女だからな。

もう君の逃げ道は全部ふさいだ。

この世界は君を捕まえる私と言う蜘蛛が紡いだ糸なのかもな。

 

はは、これで私は友を全て無くすのだな。

だが、家族を手に入れられるのなら何も問題は無い。

 

おかえり

 

「ただいま、姉さん」

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