「おいしいね!2人でよく作ったね!」
「ふん、我も手伝ったのだから当然であろう」
「盛り付けだけだけどな!」
「お兄ちゃん、そんなこと言うと…」
「あー!俺のミックスパイが1切れなくなってる!?なんで!」
「自分で食べたのではないか?」
「スカーサハちゃん、人のを取っちゃダメです。謝りましょうね」
「シエテ。相変わらずうるさい。これではアイルスト王家の人間と変わらぬな」
「若いのがいると、大変楽しいのう」
全員でミックスパイをほおばる。それがいかに幸せなことであるか。シエテはかみしめていた。スカーサハも表情には出さないが声色が昂っていた。
「では、そろそろであるな」
「ちょっと世界救ってきますか」
「シエテお兄ちゃん、頭大丈夫―?」
「ただでさえニワトリみたいな頭してるのにやばくね?」
「ちょっと君たち…言っちゃいけないことってあるよね?」
「シエテ。いいから行くぞ」
「おわ、待って待って、ご婦人もお体をお大事に!」
「この通り元気じゃわい」
「何を言う。左足をかばっておろう。よいからゆっくり休め」
「え、最☆ツヨおばあちゃんケガしてるの?」
「病院行かなきゃ!」
「全く。いいんじゃよ、これくらい。ちょっと休めば治るから。さ、僕たちもおうちに帰るといい」
「えー、もうちょっとここにいるー!」
「そうよ!シエテお兄ちゃんが帰るまでは…キャスターの私がこの家を守るわ!」
「くうぅ…!」
「あ、ありがとうね。じゃあ行ってくるよ。ほらスカーサハちゃんもなんで顔赤くしてるのか分からないけど、行くよ?」
「ふん、言われるまでもないわ。さらばだ。元気でな」
「「ばいば~い!」」
こうして、スカーサハとシエテはジータの居場所…つまりジータの家まで行くつもりだったが…。
「お隣だもんね。もう着いちゃったよ」
「よいから中に入るぞ」
「お邪魔します…ってあらジータちゃん、何してるの?」
「見れば分かるわ。ポーションの作成よ」
アルケミストの姿をしたジータが魔方陣を使って怪しい薬物を調合していた。
「確かにポーションのようだな。これを使って何をするつもりだ」
「簡単なことよ。マハトマ・チェーンジ!」
ジータがベルセルクの姿に変身する。
「もしかして戦わないとダメっぽい?」
「うーがおー!」
「高らかに笑い笑えばフレンズという言葉もある。全力で行くぞ、シエテ。笑ってグランサイファーに戻るとしよう」
「著作権大丈夫かな…。ま、そういうことなら仕方ないね。外に出よう」
「レイジⅣ!ポンマス!ミスト!アマブレ!」
「うお、いきなりアビリティ全開だねぇ、ジータちゃん」
「うーがおー!」
「ボサっとするな。相手はバーサーカーだ。やられるぞ。ハート・オブ・ア・ドラゴン」
「あれ、バーサーカーだっけ?まあいいや、本気出しちゃおっかな~」
「出せ。全く…真龍の名、伊達ではないぞ」
「あー、こっち2人もいるのに見事にバフと攻撃アビリティしかないね」
「あちらのバーサーカーは火属性で六道武器・真を装備している」
「もともと風は背水だもんね。しのいでしのいで、最後に俺の3アビでとどめを刺す形かな」
「そんなにうまくいくとは思えんがな。やるしかあるまい」
こうして、最後の戦いの火蓋は切られた。
なんと気付けば次回が最終回で、その次のおまけ回でおしまいとなります。