まさかあのおばあちゃんが登場するとは夢にも思っていませんでした。
「ふう。いくらなんでも俺の扱いひどくな~い?スカーサハちゃんにいじめられて、村人にまでいじめられるなんて…」
塀の上でのんびり昼寝している猫に話しかけるシエテ。やばい。
「にゃぐるるる!」
「え、まじ…?猫起こしちゃった上に怒らせちゃった上に噛まれて逃げられるなんて…俺、そろそろなんのために十天衆やってんのかわかんなくなっちゃいそうだよー」
「おやおや…こんなところにお客さんかい?」
「あら、ご婦人!こんにちは。俺はシエテ。観光のつもりで来たのに村人みんなに嫌われてるみたいで、あはは…」
「そりゃそうだろうね。私らがシエテさんを避けるのには理由があるからね」
「え、そうなんですか?その理由を教えていただけますか?」
「いいじゃろ、教えてやるわい。もちろん、ただというわけにはいかん。私に力を示してもらわねばな!」
そういっておばあちゃんはいきなりエーテルブラストを放ってくる。
「うわ、いくら俺でも危なかったよ!?」
「ふむ。気を見ればお主の実力は分かるが…さすがじゃ、ただよけるでもなく、周りの被害を考えて完全に消滅させてくるとは。十天衆と相まみえるのは初めてじゃが、楽しいのう」
「俺十天衆なんて名乗ったっけ?」
「はっはっは、その纏う気だけで分かるさ。名ばかり頭目であることもな」
「それは言わないでほしいなぁ…ってマジ?俺そんな名ばかりオーラ放ってんの?ショックだなぁ」
「まぁよいではないか。さぁ、さっさと本気を出すんだね」
レイジ・デュアルインパルスからの連撃。今度はシエテもかわすのが精いっぱいだった。
「ご婦人、やけに強いね…」
火属性で攻撃をしてくる。
「ああ、このご婦人きっとあの人だ…まさかザンクティンゼルにいただなんて…」
「ふん!ありょーー!よそ見してる暇はないよ!」
「うわっ、健康レベルが!」
「若いんだから健康レベルなんて気にすんじゃないよ!ふんっ!」
「あちゃー、手荒な真似はしたくないんだけどね~。十天衆の頭目にして剣の最強の使い手…シエテ、まいっ、うおう!?」
「くだらないおしゃべりはいいんだよ!」
「ご、ご婦人、いつの間に剣を…それ古戦場で獲得できる七星剣だよね!?いつの間に?というかなんで持ってるの?」
「わしに勝ったら教えてやるわ!」
「やべっ」
いよいよシエテも剣拓を展開する。
「この剣で相手をしよう。ふむ。振れるのは3回きりかな」
ピニャコラタソード。特に使用に制限はないが、シエテ自らが科した回数は3回。
「ご婦人、悪いけどちょっと静かにしてもらうよ~」
「そんなふざけた剣で黙らせられるわけないだろう!」
「1回目!」
シエテは見事な剣筋でおばあちゃんを捕らえる。七星剣を折るつもりだった。強力な魔力を込めて打つが…
「ええ~、ディスペル使った上でそんなノーダメージなんて」
ファランクスにかばうでも使って防いだのだろう、左腕でいともたやすくはじかれてしまう。
「あと2回か…厳しいかもね…」
「だから本気で来るんだよ!」
にらみ合う2人。そこへ――
「そこまでよ!」
謎のレスラーが現れた。
どうでしたか、クラス4を取るために苦戦した方も多いと思います。
これだけの使い手です、きっと全空でも有名なんだろうなぁと思います。
次回の更新は明日!
自動更新のやり方が分からないので、毎回適当な時間に更新してます。
読んでくださっている方は本当にありがとうございます。