通信制限なんです!許してくださいm(__)m
「実は私たち…」
スカーサハは物陰から様子をうかがっていた兄妹の少年少女を見つけ、捕らえ、尋問し…おっと、何かがこちらに向かって飛んできたのでやめよう。
そして妹が仕方なく発したのだ。
「実は私たち、ジータちゃんに『スカーサハっていう女の子と友だちになってきなさい!』って命令されてきたんだ」
「場所を聞いたけどいるわけないと思ったら本当にいて…でも、声をかけられなくて見ていたんだよ」
「「本当にごめんなさい!」」
「はて?お主らは何を謝っているのだ?」
「え、だってお昼寝の邪魔をして怒ってるでしょ?」
「ふむ、そこか。それは別に構わぬ」
「それに私たち…こっそり見ていたわ」
「そうさな、気分の良いものではないが…我は…そうだな、オーラといえばよいか?人間のオーラならすぐわかるからな。お主らが悪い人間でないことくらい、すぐに分かるさ」
「かっけえな!オーラが見えるのか?スゲーや!」
「ええ!すごい!スカーサハさんすごい!」
「ふん、当たり前だ…我は真龍だぞ」
「あははは、龍には見えない!」
「…お兄ちゃん、それジータちゃんに言っちゃダメって言われたでしょ…」
「ほう…面白いことを言う少年だ。いいだろう」
スカーサハの体が緑の光に包まれる。
「グギャアア…!」
顕現したのは、真龍ディアドラ。
「う、うわあああ!逃げなきゃ!」
「我から逃げられると思うのか?」
「無理です!でも逃げなきゃー!ってあれ、お話できるの?」
「龍をなんだと心得ている?まったく、これだからおとぎ話や伝承というものは…」
「やっぱ龍ってかっこいいな!スゲー!」
少年はディアドラの体を触り始める。
「そうであろう。それに我はそこらの龍とはわけが違う。真龍であるからな」
「スカーサハちゃん…。もしよかったら、私たちを背中に乗せてもらえませんか?」
「ふむ。我の背中に乗りたいと申すか」
「俺も!俺ものせて!」
「落ちたら死ぬぞ?」
「お、俺は落ちねえよ!」
「私だってキャスターだからある程度は…いいえ、絶対、大丈夫!」
「これで15を超えていたらほんとに痛いやつだと思うが、自らを魔法少女と信じているサラと同い年くらいの少女であるから…おばさん心がぴょんぴょんする」
「え?で、どうなんだ。乗せてくれるのか?」
「そう答えをあわてるな、少年。いいだろう。乗せてやるから…ジータの家まで案内しろ」
「やったぁ!」
「分かったわ!任せて!」
「では乗るがよい」
「え、え、体が勝手に」
「乗れたな。よし、では行くぞ。どちらに向かえばいい?」
「あっちよ!」
「背中で指さされても分からぬ」
「あ、そっか…しゅん」
「何やってんだよ!俺の妹がこんなにドジするわけがない!」
「まあいいさ。こっちだな。適当に指示してくれ。行くぞ!」
「おー!」
「おー!」
こうしてスカーサハたちは青空の元、広大な草原を駆け出した。
なんだろう、スカーサハちゃんって誰と絡ませてもかわいい…最高…