愛しい瞳   作:シーマイル

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どうも。 もう新年も明けてしまいましたね。
では今年もよろしくお願いします。
では、どうぞ。


11 地獄の先住民

「一応、聞いておきます。どうしてこのような事になったのでしょう?」

二人の方を向くと気まずそうな、苦悶の表情が滲みでている。

「いやー ね、とりあえずあそこが管理をするにあたっていい場所だったらしいけど、」

「元々住んでいた者たちがいたと、」

「そのとうりよ。地獄烏っていうやつでね。あまり地上の烏と変わらないけれども。」

「· · ·そんなことはないと思いますが。

分かりました、無理やり土地から追い出したせいで怒ったわけですね。」

「だいたいそんなところだね。最近おとなしいかったんだけどなぁ。」

どうやら今までの恨みつらみが爆発したらしい。

半分ほど理解できないが多くの怨念を感じられる。

   そしてその中に一羽だけはっきりした意思を感じた、

「うぅ~* お姉ちゃん、もう着いたの?うるっさいんだけど、」

あまりの思考の騒がしさに起きてしまったらしい。

「あら、こいしおはよう。 そうね、着いたんだけど少し問題があってね、」

「問題ってこの騒音のこと?· · ·ってなにあの黒いの!」

「そうあれなんだけど· · ·ちょっと行ってくるわ。」

「行くってあの中にかい? 止めといたほうがいいよ。

 いくら何でも多すぎるし、どうにかなるもんでもないって。」

「そうね、特に迷惑してるわけでもないしほっいたほうが良いと思うわよ。」

((どうせ関係ないし!!))

····心の声がはもるとか止めてくださいよ。 仲良しですか。

状況を理解したのかこいしも苦い顔をしている。

「大丈夫ですよ。 妖怪や人間、果ては怨霊からも嫌われる私たちですが、

  相手が言葉を発せぬ動物なら私たちは対等に渡りあえます。交渉ができます。」

こいしの苦い表情が一転、その目を輝かせる。何をするのかわかったのだろう。

(こいし、良い知らせよ。ペットが増えるわ。)

(本当!! 気に入った子がいたら飼っていい?)

「えぇいいわよ。 待っててね、すぐ戻るわ。」

「頑張っていってねー。」

そうして私は黒く渦巻く群れの中に飛び込んでいった。

 

~少女移動中~

 

烏の群れの密度はかなりあるのだがそんなに速くはなかった。

しかしその黒い翼が光を吸収し、視界は新月の夜の用だった。

そして先ほど感じた意思が、数多くいる烏のなかで鮮明に感じ取れる意識があった。

「こんにちは、あなたがこの群れを率いているのかしら?」

「っつ、誰だ! こんどはなんのようだ?」

そこには周りとは明らかに違う人型の烏、妖怪化した地獄烏がいた。

「言葉を理解できる脳があるのは分かっていたけど人型がとれるほど成長してたのね。

 改めましてこんにちは、今回下にあるお屋敷に引っ越してくることになりました

 古明地さとりと言います。」

「あんたかっ、私たちのいばしょをうばったのは。私たちをおいだしたのは。」

「····まぁそう言うことになりますね。だから、

「かえせ、かえせかえせかえせかえせかえせかえせぇっ。

私たちは今までここでくらしてきたんだ、ずっと、それなのに。まだうばうつもりか。」

「··そうじゃありません。つらかったでしょう。

 住んでいた土地を追い出され、逃げた先でも煙たがられ。何処にも居場所がなくなっていく····。

 よく分かります。」

「ウソをつくな。わかっているならなぜこんなことを、」

「分かりますよ。私は心を読むことができますから。

 だから煙たがられ、嫌われる気持ちも、居場所がなくなって悲しい気持ちも、

 そして、仲間のことを思う貴女の気持ちも。」

「っつ、だからなんで、そんなことをいうのなら。」

「だから、交渉しに来たのです。

 私に飼われてみませんか?」

「····? なにをいってるんだ?」

どうやら少し怒らせてしまったらしい、はぁ 言葉は選らばないと。

「実は私、ここらへん一帯の土地を任されることになったんですよ。

 だから、私のペットという扱いならもう誰にも手出しさせません。」

「私たちをそのペットにしてどうするんだ?」

「ペットは愛されるものですよ。 多少お使いなんかは頼むことが有るかもしれませんが、

 あなたたちのことはまとめて面倒をみるつもりです。」

「 ほんとうなのか? 」

「えぇ 家に一匹飼い猫がいますが、心配ならその子と話してみると良いでしょう。

 私に飼われてくれますか?」

「····とりあえずようすをみさせてもらう。あったばかりだし、」

「ありがとうございます。 そういえば名前を聞いてませんでしたね、なんというんですか?」

「 · · ·うつほ。 みんなにはそうよばれている。みんなのリーダーだ。」

「じゃあ、うつほ来てくれる?」

「うん、とりあえずその飼い猫の···なんていうんだっけ?」

「あぁ忘れてたわ、家のペットの名前は火炎猫 燐っていうのよ。私たちはお燐って呼んでるわ。」

「そのお燐とはなしてみてる。 みんなーーせんかいやめっ じめんにおりるよー」

とたんに視界が晴れていく。統率力はかなりのものだ、本当に彼女はこの群れを率いていたらしい。

·····彼女はかなり使えそうだ。  

まぁ食費のことを考えなくてはならはくなったが地上でもなんとかなってたし大丈夫だろう。

しかしこれから旧都の主たちに話し合いをしなくてはならない。

······どう説明しよう

 

 

 




去年よりも寒くなった気がしますね。 おかげで最近寝オチばかりです。
今年中に終われませんでしたが終わらせるまでは続くのでよろしくお願いします。
では、
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