最強生物の力を宿した白兎   作:タイルアルゴウ

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プロローグ

僕、ベル・クラネルは小さい頃からある一人の海賊の夢を見るようになっていた。

 

その海賊は海賊団の船長で「百獣」「陸海空の生きとし生ける者の最強生物」「この世における最強生物」とまで呼ばれる存在だ。

 

僕はその海賊の存在に驚きを隠せなかった、その理由は海賊の風貌と規格外さだった。

 

その姿は鬼のような二本の大きな角に腰まで伸びる長いナマズ髭を蓄え、常人が見上げるほどの常人の数倍はある体躯をした筋骨隆々の大男で、左腕には髑髏と龍の鱗のような刺青に右腹部には大きな十字傷がある。

 

そして、四十回の死刑宣告を受けても、標高一万メートルの上空からの落下しても、千を超える拷問を受けてすらほぼ無傷で済み、鎖で首を吊られようとも鎖が千切れ、ギロチンにかけられようともその刃が砕け、串刺しにしようとも槍が折れてしまう。

 

誰にも傷つけられず、自分自身でも殺せない耐久力と生命力を持つ海賊。

 

更には偉大なる航路(グランドライン)の「新世界」と呼ばれる海に皇帝のように君臨している四人の大海賊「四皇」の一人でもある。その力と影響力は計り知れないほどだ。

 

そんな海賊にはある野望があった、それは最強の海賊団を作ると言う事。

 

僕はそれについて別の事に置き換えて考えてみた。

 

どういう風に置き換えたのかと言うと、自分が大好きで読んでいる英雄譚に置き換えた。

 

英雄には多くの仲間がいる、それは英雄の人望もあるだろうけどそこには強さもあったはずだ。

 

だから、人は英雄の後に続いていくと。

 

そういった考えに行き着いた僕はその海賊の野望を別の形で実現しようと考えた。

 

冒険者になって出会い求めることと最高で最強の派閥(ファミリア)を作ろうと。

 

あれから五年の間に色んな事が起きた、僕を育ててくれていたお爺ちゃんがモンスターに襲われて崖から転落死した。

 

その事に僕は三日間泣き続けた。まだ何も育ててもらった恩返しが出来ていなかったのに・・・。

 

それから三日が過ぎると僕は冒険者になるために村を出た。

 

オラリオに着くと、派閥(ファミリア)に所属しようと向かうのだが僕の見た目から見下す人が多く、まともに話すら聞いてくれない。

 

そんな時、ある一人の女神さまが現れる。

 

その女神さまの名前はヘスティア様、どうやらヘスティア様もファミリアに入ってくれる人を探していた為、利害一致で僕は【ヘスティア・ファミリア】最初の入団者となった。

 

僕と神様が最初に向かったのがある一軒の本屋だった、何でもここは神様の馴染みの店で最初の入団者はここで恩恵(ファルナ)を刻むと決めていたらしい。

 

そうして、流れ作業のように僕の背中に恩恵が刻まれて、【ステイタス】が表示される。

 

 

ベル・クラネル

 

level1

 

力EX 耐久EX 器用EX 敏捷EX 魔力I0

 

百獣S 覇気S 破砕A 耐異常S 拳打A 幸運A

 

この世における最強生物(カイドウ)

・力、耐久、器用、敏捷のアビリティを常時超高補正

最強(おもい)が続く限り効果持続

最強(おもい)の丈により効果向上

 

【覇気】

・三種の覇気を扱う事が出来る。

・武装色:体や武器に纏わせて攻撃力を上げる

・見聞色:周囲を感知する力

・覇王色:全てを威圧する力

 

海賊としての矜持(パイレーツ・プライド)

・自由を求めることで敏捷のアビリティを高補正

 

 

こうして、恩恵を受けた僕の物語は今始まる。




感想などいつでもお待ちしております。

オリ団員はやっぱり大看板や飛び六胞に近付けた方がいいですか?

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