最強生物の力を宿した白兎 作:タイルアルゴウ
二十四階層に戻ってきた僕達は再度モンスターの大群と交戦を開始する。
「刃裏双皇」
人獣型になったリガスが両翼から飛び斬撃を放ち迎撃し、周囲の木々ごと両断する。
「ムハハハッ、楽が出来ていいぜ」
「ベルさんならともかくテメェは動け、能無し」
「んだと、テメェこの野郎!!」
軽口を挟むくらいには二人も連携?が出来てきている気がしなくもないような・・・?
「ベル様、ここが二十四階層の中盤ですが先に進まれますか?」
「そうだね、北を目指そうか」
リリの問いに僕は進路を決めた。
「北・・・なんで北なんですか?」
「三人も見聞色を使えば解るよ」
「!! ベルさんの言っていた意味が解ったな」
「あぁ、北に冒険者の気配がいくつもありやがる」
「分かりました、北に進みましょう」
見聞色の覇気で北に冒険者の気配が多く存在している事を把握した僕達はその方角に向かって進んでいく。
「リリ、北にはなにかあるの?」
「はい、二十四階層には三つのモンスターの
「北の
「はい、間違いありません」
「なら、急ごう」
僕達は北の
一方、その頃二十四階層の異変調査に
「これは・・・」
「
「なるほど、これが塞いでいるせいでモンスター達が異常発生したかのように見えたのか・・・」
ヘルメス・ファミリアの面々が感想を述べる。
「この状況をどう見ますか剣姫」
「わからない、こんなの深層でも見たことがない」
「そうですか、ならばこれは「未知」の挑戦というわけですね」
「うん」
そうして、アイズ達は先にへと進むのだった。
北の
「リガス」
「えぇ」
リガスに声を掛けるとそれに応じて炎を纏わせた刀で緑肉を焼き切り中にへと入る。
「気持ち悪い・・・!!」
「そうだね、何かを隠しているのが丸分かりだ」
中に入ると、そこには隙間なく緑肉に覆われた通路だった。
「うへぇ、気持ち悪いなここ」
「テメェの面も似たようなもんだろ」
ダマの感想に反応してリガスがそう言い返すと睨み合いを始める。
「そんなことしてる場合じゃないから先に進むぞ」
「はい(あぁ・うす)」
そうして、僕達ヘスティア・ファミリアも北の