皆さんお久しぶりです。この作品のオリ主の、比企谷大路です。一ヶ月以上の間、投稿しなかったことに関して作主の代わりに謝罪させていただきます。
え?肝心の作主はって?安心して下さい、さっきから陽乃さんとオハナシしていますので大丈夫です。
ギャアアアアアアアァァァァァァァ!!!!
……それでは、どうぞ。
放課後、今日もバイトはない為奉仕部に向かっていた。
「おう兄貴」
「ん、八幡か珍しいな用事がない時に部室以外で会うのはなないからな」
「そうだな、兄貴は今日奉仕部に来るのか?」
「ああ、そのつもりだ」
「んじゃ、一緒に行こうぜ」
「いいよ」
俺と八幡は一緒に奉仕部に向かう。いいね、弟と一緒に行く部活は。
------------------------------
「ん?」
部室の前に来るとドアの前で雪ノ下と由比ヶ浜が立ち往生していた。何事かな?
「おい」
「「ひゃあ!」」
八幡が二人に声を掛けたら雪ノ下と由比ヶ浜は変な声をあげながら驚いた。いやそんなにびっくりするか?するか、うんするね。
「なんだヒッキーか……とお兄さん」
「私とした事がこんなちっぽけな二人に驚かされるなんて一生の不覚だわ」
「おい雪ノ下、俺は先輩だぞ。あと由比ヶ浜、取ってつけたように俺を入れるな、それとお兄さんやめろ。先輩だからな」
「はい、比企谷先輩」
「先輩と呼べるほどの人間なのかしら?」
ブチッ
今まで我慢していたのに静かに鳴った俺の堪忍袋の緒。
俺の変化に気づいた八っちゃんが慌てだす。
「雪乃ちゃん、面白いこと言うね。もっと詳しく教えて欲しいな、じっくり」ニコッ
「」ビクッ
あれ?可笑しいな、雪乃ちゃんが怯えてるような気がするけど気のせいだよね。こんなに笑っているのにな〜。
「あ、兄貴落ち着いてくれ。今はなんで立ち往生していたのか聞くことだろ」
「あ、そうだったね。ごめんごめ〜ん♪」
俺とした事が本題を忘れてたよ。うっかりうっかり♪
「ふぅ、でなんでお前らはこんな所で立ち往生してたんだ?」
「えっとね、中にね知らない人が居るの」
ブチッ
本日二回目。
俺は思いっ切りドアを開ける。確かにガハマちゃんの言った通り知らない奴がいる。
へ〜いい度胸してるね、俺の思い出の場所に了承なしに入る豚野郎がいるなんて。
「おー!まさかこんな所で再開する……」
「ね〜君は誰かな?此処は君のような下等生物が居ていいような簡単な場所じゃないんだけど?しかも不法侵入。俺に壊されに来たの?害虫♪」ニコッ
「ぷ、ぷひー!」
うるさいよ、耳障り。
「何?下等生物は言葉もまともに喋れないの?俺もそこまで万能じゃないからさ、さぁ、早く、話せ」
「ヒ、ヒイィ!」
取り敢えず、意識くらいは奪っていいよね。
「あ、兄貴!やめろ!そいつは俺の知り合いだ!」
「何?八っちゃん、こんな下等生物と知り合いなの?じゃあ尚更壊さないとね♪」
ごめんね、今の俺は凄く気分が悪いんだよね♪さ、この豚どうしよう?
「だからやめてくれ!な、兄貴」
……しょうがない。八っちゃんがこう言ってるから見過ごそう。
「……分かった。でもこの豚野郎がまた俺の機嫌を損ねるような事をすればどうなっても知らないからね?」ニコッ
「りょ、了解だ」
「ん?どうしたの二人とも?そんな所で居ないで此方に来なよ♪」ニコッ
「は、はい!」
「……」
「?どうしたの?雪乃ちゃん?」
「……いえ、なんでもないです」
「ふ〜ん、そう」
------------------------------
何故?何故なの?
私にとって今の比企谷先輩は……
私の姉、雪ノ下陽乃にしか見えない。
どうして?喋り方、振る舞い、仕草が全て全くもって同じ。
比企谷先輩、貴方は一体何者?
------------------------------
「それで、貴方は何故奉仕部の中にいたのかしら?」
「ケプコン!我は大昔の戦友、八幡に会いに来たのだ!」
バキッ!
「「「「!!」」」」
「……さっきの忠告聞いてた?早く本題言えよ」
俺は自然と水分補給で持っていたスチール缶を握り潰していた。
「材木座、早く本題を言わないとお前の命がなくなるぞ……」
「そ、そうだよ、早く言った方がいいって……」
八っちゃんとガハマちゃんが材木座という男を急かしている。
「え、えっと僕が書いた小説を読んで下さい」
素に戻った。はぁ、キャラを貫けないならやるなよ疲れるから。
そこから八っちゃんと厨二座は色々と話している。俺は聞く必要性がないと判断して聞き流していた。今は機嫌が悪いんだ。
少し経って会話に聞き耳をたてた。
「おい材木座」
「なんだ八幡?」
「感想の事だけど、ネットサイトより雪ノ下と兄貴の方が酷いと思うぞ?」
------------------------------
「ふあぁ……眠い……」
昨日の厨二座の依頼は自分の書いた小説を読んで欲しいとの事だ。
正直、この依頼は受けたくなかった。俺は言葉を大事にする方の人間だ。下手な文章を見ると気持ち悪くなる。それに執筆者は厨二病だ、まともな文章じゃない事は目に見えている。
で、案の定小説とは呼べない文章だった。
普通の高校生が読めるかどうか分からない漢字、文章の構成、句点の使い方、現代文ではない漢文、とても小説と呼べるものではない。小説家を目指してない奴が書いてもこれよりはまともな文章を書くことができる。つまり俺史上最悪最低の文章。俺はこれが小説とは俺が言わせない。
という訳で、俺は今絶賛不機嫌だ。
ブー、ブゥー。
ん、電話か。相手ははるさんか。
「もしも〜し」
電話の向こうからはるさんの声がする。
「もしもし、はるさんですか?お久しぶりです」
「およ?はるさんってことは大路は今不機嫌なのかな?」
そういえば俺は不機嫌になると相手の呼び方が変わる事があるんだったな。
「ま、そんな所ですね。雪乃ちゃんにも困ったものですね」
「ん?大路が怒っている原因は雪乃ちゃんなの?」
「まぁ、キレてる一つの理由ですかね」
「ふーん、そう。ま、大路が怒っている時はそっとしておく方が良いからもう切るね」
「有難いですが、いいんですか?何か要件があったのでは?」
「用がないと電話しちゃダメ?」
「っ!……そんな事ないですよ」
くそ、少し苦しくなった。
「そっか。今回は大路の声が聞きたいだけだったから、それじゃあね」
「はい、ではまた」
俺は電話切る。何故か気分が楽になった気がする。
ホント、はるさんには叶わないと思う。
「……行くか」
------------------------------
奉仕部の前に着いた。どうやらあの文章の感想会が始まっているらしい。早速、俺も参加して感想という名の拷問をするか。
「八っちゃん、雪乃ちゃん、ガハマちゃんひゃっはろー♪」
「「「「!!」」」」
俺が挨拶すると三人が肩を震わせる。えっ四人だって?やだな〜四人も居なかったよ?三人と一匹だよ?
「お、おう兄貴」
「こ、こんにちは比企谷先輩」
「やっ……こんにちは比企谷先輩」
因みに厨二座はガタガタ震えている。
「早速、感想言わせて貰おうかな」
「ひゃ、ひゃい!」
「まず、俺はこんなの小説とは認めない、只の駄目な文章だ」
「ぷっぷひぃ!」
もうこいつ豚でいいんじゃないかな?それともわざとでやってる?だとしたら壊す、絶対。
「何?この読みずらい文章、漢字は難しいのがあってたくさんの人達に迷惑だし、もっと駄目なのは漢文が入ってる事。何?君もこれ小説だと思ってないんじゃないの?」
「は、は、はひいぃぃぃぃぃ!」
うるさい目障り。
「それと……」ガミガミ
「や、やめてくださいぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
------------------------------
「……と、もっと言いたいけどここまでにするよ、厨二座気絶してるし」
「もう少し早めに止められなかったか、兄貴……」
「無理、最低限これ位言わないとプライド折れないからこういう奴」
「これで最低限なんだ……」
「もう鞭だらけだったわね……」
おいおい、これでも最低限だぞ?寧ろ感謝して欲しい位だ。取り敢えず厨二座起こさないと。
「おい、起きろ厨二座」
俺が厨二座を揺らすと、
「は、はひぃぃ!」
ものすごい速さで直立不動で綺麗に立っていた。
「兄貴、厨二座って……」
八幡が何か言った気がするが気のせいだ。
「それでさっきの話だけど」
「は、はい!」
「言いたいことは最低限言ったつもりだがこれ以上は聞きたくないだろ?」
「え!え、えっと……」
挙動不審になる厨二座。取り敢えず安心させるために厨二座に微笑む。
「いいよ、正直に言って。お前がなんと言おうとこれ以上ダメ出しするつもりはないから」
「わ、分かりました。……もう聞きたくないです」
「うん、素直でよろしい♪」
笑顔を向けてあげて場の空気を良くする。
「取り敢えず、一つアドバイスね。君はこの原稿を一人で書いた、そうだよね?」
「は、はい」
「そうか、なら言えることは一つ、他人に相談しなさい、他人に言われたことを素直に受け止めて実践してみなさい、いい?」
「は、はい!」
その厨二座の顔には怯えた顔はなく、明るい、希望に満ち足りた顔をしていた。
「それじゃ俺はここまで、次は八幡が感想を言いなさい」
「はい!八幡よ我の小説はどうだった!?」
厨二座は八幡に食ってかかるように感想を聞きたがる。八幡ならさっきの話を考慮して感想を出してくれる筈だ。
「えーと殆どか兄貴が言ったけど、俺から言えるのは一つだな」
「なんだ!?」
「あれ、なんのパクリ?」
「ぐほわああぁぁ!」
おい、八幡流れを読め。
……い、いかがでしょうか?
この度は一ヶ月以上に及ぶ未投稿をお許しください。作主は逃げませんのでご安心(?)を。
また、新しい作品に関してはもう暫くお待ち下さい。
それではこれからも宜しくお願いします。
感想、評価、誤字脱字、お待ちしております。