佐久間まゆと森久保乃々が近くに住んで居るだけで案外、毎日は楽しいです。 作:桃音@まゆすきp
ロリコンな作者で本当にすみません…。
美嘉に無理矢理連行された後、俺はメールを見てにやりと笑った。
なぜって?
今日はまゆも森久保も俺の部屋に来ない日!
こずえと二人でゲームでもして遊ぼう。うん。
「げーむぅ…?」
「そうだ。ゲームだ!」
最近はまゆと森久保は来てたからあんまり出来なかったんだよねぇ。
「じゃじゃーん、マリオカート!」
これならこずえと一緒に遊べるだろう。うん。
「こずえねー、げーむよりぱぱとおでかけしたいー。」
よし、お出掛けしよう。今すぐに!直ちに!早急に!
大型ショッピングモールに来ましたが、何をすりゃいいんだ?
「ぱぱぁ…ふわふわ…くもみたい…。」
こずえが綿菓子を指差してる。
「そうだなぁ、甘い雲だぞ~。
すんません、1個ください!」
「そういう優しいところ……素敵ですねぇ……。」
ん?なんかぞわっとしたぞ?
「ぱぱ…ありがとぉ…。」
ふわふわと綿菓子を頬張るこずえパワーで癒されてるからいいや。
うーん、今日はなんか催しやってたか?
「ぱぱぁ?」
「ほいほい?」
おしぼりで口周りを拭く。
ほっぺたふわふわだな。うん。
「どーぶつさんがみたいー。」
屋上に触れあえる動物広場あったな。行こう。
「もこもこ~。」
兎をもふもふしてるこずえマジ可愛い。
嫁にはやらん。絶対に。
「ぱぱもぉ~もこもこ~。」
兎の腹を差し出してくる。
うん、もこもこだ。
「あれ?新人プロデューサーじゃない?」
ツインテのアホ毛がハート型の女性がこっちにくる。
「ナナパイセンから話は聞いてるぞ☆
佐藤心、シュガーハートって呼んでね♪呼べよ☆」
佐藤しん…こころじゃなくてしんなんだ。
珍しい名前だなぁ。
「ちなみに346プロのアイドルだぞ?ナナパイセンとは地下アイドル時代から仲良しなんだ。」
え?マジで菜々ちゃん何歳?
「あ、17歳っていう設定だったね。メンゴメンゴ~。今のはわ・す・れ・て?」
「ハートさんは何歳なんだ?」
ハートさんが呆れた顔でこっちを見る。
「レディに年齢聞くとか、いけないぞ?
まぁ、はぁとは26歳。」
菜々パイセン。本気で37歳じゃないよね(ガクブル
「ていうかー、はぁとって呼んでもいいからね?」
「お、おう。」
やけに距離が近いから!
「じゃあ、はぁとは帰る!また会おうね~!」
ハートすげぇ。
「ぱぱぁ…。」
むっすりした顔でこずえがこちらを見ています。
あ、ごめん!マジでごめん!
「……浮気はダメですよぉ?」
またぞわっとする。
なんだ?
まさか風邪か?
仕事あるのにそれはダメだろ。うん。
いや、初期症状はないしなぁ。
「ぱぱぁ…えほんよみたい…。」
本屋さんの絵本コーナーに連れて行くと、
「ひ、ひぃっ!」
森久保が絵本コーナーで絵本を読んでいた。
「おねえちゃんだぁ…。」
こずえが大喜びです。
「あ、え、えっと、なんでここに…。」
「こずえとお出掛けだよ。」
森久保が逃げようとしています。
「帰るのか?」
「あ、はい。」
こずえが寂しそうに森久保の服の裾を引っ張る。
「おねえちゃん…こずえといっしょ…いや?」
「あ、あぅ…。」
森久保がしきりに後ろを見てビクビクしている。
後ろに誰かいるのか?
振り向くと
まゆがいました。
瞳に光がないまゆさんです。
そりゃ森久保も怯えるわ。
「まゆ、何をしてるんだ?」
「お買い物です♪」
嘘だッ。
絶対嘘だよ。
だって、カメラずっと構えてるもん。
「うふふ。お買い物です♪」
耳にはイヤホンしてるもん。
「お買い物ですよぉ?」
「わかったわかった!」
これ以上はめんどいわ。
ていうか、結局森久保とまゆと過ごすのかよ。
まぁ、それが俺たちらしいけどな。
まゆは最初から後ろに居たんだぜ。
森久保は全くの偶然。
綿菓子好きです。
こずえと綿菓子って最強ですよ。うん。
やっと崖っぷち乙女のしゅがは出せたーーー!
菜々ちゃんが色々とピンチですね。
まぁ、永遠の17歳だからな。これ忘れちゃダメよ。
さて、長らくこのサイトに居ながらまだわかんない機能がいっぱいですw
よーし、早く使いこなすぞ。(しおりの数とか見れる事を昨日知りましたw
いつもお読みいただきありがとうございます!
次回も頑張ります!