黄金劇場〜終止符の指輪〜
此度は多種多様なる異界の同種たちが集う場にて、我が従者と共に劇場へと足を運んだ。
灼熱の業火と様々な魔力に当てられ我の力が思惑通りに動かせぬことが気がかりであったが、従者はいち早くそれに気付くとすぐさま盾となり魔力の補給として、禁断の実を絞ったポーションを練金し、我へと献上してくれた。
そのおかげで十全な状態でメモリアルを取り込めるというもの。とても感謝している。
今回のメモリアルは、我も興じている
劇場内は未だに熱冷めぬのか我と同じ異界の者たちが集っていた。ざわめきにより、従者は我の耳触りにならぬかと眉をひそめていたが、始まって仕舞えば皆はすぐに虜となり我も気兼ねなくメモリアルに集中することができた。
内容についてはあえて語らぬ。自身の心眼で是非定めて欲しい。
我の評価は星10のところーー星15だ!
従者もそのメモリアルに魅了された様で我も満足である。
では、今宵もアルテミスの愛と共に深遠なる眠りに着くとしよう。
ーーー
ハル:神崎、あのさ
ブリュンヒルデ:何用だ?
ハル:いやブログ見たんだけどあの記事内容はちょっとどうかと思ってな
ブリュンヒルデ:!?
ブリュンヒルデ:ふとの
ブリュンヒルデ:人の日記を勝手にみんaide!!!!
ブリュンヒルデ:見ないで!!!
ハル:いや公開してんだからそれは言えないだろ
ハル:じゃなくて、あの内容だとどうにもなんかデートしましたって書かれてる気がしてな
ブリュンヒルデ:bsかな
ブリュンヒルデ:ばかんさ
ハル:落ち着け
ブリュンヒルデ:莫迦な!
ハル:いや分かってるんだが、どうにも従者っていうと他のアイドルのこととは捉えられないし
ハル:お前プロデューサーのことは調律者って言ってるんだよな
ブリュンヒルデ:従者は従者であり眷属である我が僕であろう
ブリュンヒルデ:何の問題がある
ハル:大有りだろ
ハル:アイドルが男と二人で映画なんてさ
ハル:だからってわけじゃないけど邪推されてもアレだし
ブリュンヒルデ:邪推?
ハル:あー
ハル:アイドルのファンってそこらへん厳しいだろ?
ハル:俺はお前の邪魔はしたくないんだよ
ハル:?
ハル:神崎?
ブリュンヒルデ:分かった
ブリュンヒルデ:直す
ハル:あ、あぁ…同胞とか仲間とかにしといてくれ
ハル:誰が注釈に俺のことを書けと言った!
ブリュンヒルデ:知らない!!
短い。ネタがない。リクエストってダメなんかなぁ。アンケートがダメなんだっけ。
ハル
最近は蘭子のブログで「魔王の側近」「闇の姫騎士の右腕」「叡智の魔道士」などと呼ばれ尊敬されている。
ブリュンヒルデ
最近はハルのことをブログで書くと、ファンからハルのことについて聞かれるのでその伝説を広め捲った。その結果なぜかファンからハル宛に通訳ハウツー本の製作を依頼される様になる。
1/2のボク
見に言った映画をハルと一緒に考察するという体でファミレスに三時間居座った。もうあのファミレスは使えないと思う。