不安は募るばかりですが頑張ります。
翌日 駒王学園 放課後
「やっと終わったな」
凝り固まった体をほぐし机に突っ伏す上総
「だらしが無いですよのぶな、んん、上総くん」
咳き込みつつ注意する桔梗
「なんだよ、早く慣れた方がお互い様だぜみつひ、んん、桔梗」
こちらも咳き込みつつ返す上総
「私は君付けで呼ぶのもまだ慣れていませんのに!」
「まあ、大丈夫だろ、落ち着け落ち着け」
軽くあしらう風な態度の上総
その時、
「「っ!?」」
2人の気配が何者かを捉えた
「分かるか、光秀」
「はい、信長様」
呼び方が戻っているが気づいていない2人
「探るぞ、斥候なんていねぇからな」
「危険ではありますが、そうですね」
「光秀急ぐぞ、背中は任せた」
「はっ!」
第六天魔王と悪魔の接触は近い
ところ変わってオカルト部 部室
「汚い手で部長に触ってんじゃねぇ!この焼き鳥野郎!」
イッセーが我が主を守らんがため前に出る
「おい、小僧誰に向かって指図しているんだ?この虫けらが!!」
「ぐっ!」
がそれはライザーから放たれた火球により阻まれる
「ふん、所詮虫けらごときが、オレ達の話に首を突っ込んでくるんじゃねぇよ、なあ、リアス」
ニヤニヤと悪い顔でリアスに近づくライザー
「イッセー!くっ、この近づかないで!」
ドカン!
「「「「「「ん?(あ?)」」」」」」
ライザーがリアスに迫るその時部室の外から大きなもの音が聞こえる
「なんだよ、リアス関連かよ、くそっ!外れ引いちまったな」
「私はそのリアスさんをあまり知りませんが、物に当たるのは良くありませんよ!」
「あん?光秀のクセに俺には意見か?この!こうしてくれる!」
「ああ!髪を弄らないで下さい!これ直すの時間かかるんですよ!」
「うるせぇ!黙ってされてろ」
「信長ぁ、、、」
「ほら、鏡みてみな」
「うぅ、はい、、、!これは!?」
「こっちの方が、似合ってるぜ」
「っ、信長様ぁぁぁぁぁ!!」
「「「「「「「え?」」」」」」」
「やかましいぞ!この虫けら共が!外で何をイチャイチャしてやがる!」
自分以外がイチャイチャしてるのが気に食わないライザーが部室のドアを乱暴にあける
「あん?誰だこの金髪」
「なんだか卑しいお顔をしてらっしゃいますね」
「確かにな金勘定してる時のサルによく似てるな、ぷぷ」
「ふふ、それは、ふふふふ」
生徒2人に笑われるライザー
「なんだ貴様らは!」
何故か笑われていることに怒りを隠さず肩を震わすライザー
「このオレ様をバカにするのも大概にしろ!燃えろ!」
2人に魔力を溜めるライザー
「何しようとしてんだ?あ?金髪、お前滅されたいか?」
男の鋭い眼光に動けなくなるライザー
(っ!?この眼!魔王様と同じ、いやそれ以上の!)
「何してんのよ上総!」
「あ?自称お姫様じゃねぇか、あ、そっか、ここオカルト部の部室だったっけ」
「だったっけ、じゃないわよ!まったく」
「ってか全員総出で何してんだよ、オカルトの交流会かなんかか?見た感じ、オカルトとか興味無さそうな連中ばっかだけど」
「前にも話したでしょ、悪魔どうしの話し合いよ、あなたには関係ないわ」
「お前、まだそんな設定引きずってんのかよ、これが学園の二大お姉さまなんて、悲しいよなぁ」
「設定じゃないわよ!なんで信じてくれないのよ!もう!」
「はいはい、わかったわかった、悪魔姫さまー」
「っ!このっ!」
いつものように言い合いを始めるリアスと上総
「あの!」
話を遮る桔梗
「なんだよ」「なにかしら」
ハモるふたり
「そのお話もう少し詳しく教えていただけませんか?」
「「ん?」」
「その悪魔のお話です」
「ああ、こいつの設定か?俺が話してやるよ、お前らは部室で話し続けとけよ、邪魔したな」
バタン
一方的に閉ざされたドア、静まり返る部室
(((((((((なにこれ)))))))))
リアス眷属とライザー眷属の心が一つになった瞬間である
部室前廊下
「それで、あいつの設定なんだけどよ、こんなかんじだ」
第六天魔王説明中
「なるほど、よく分かりました」
「どうだ、よく出来た設定だろ?こんな事考えてる暇あったらあの空っぽ頭に知識入れとけばいいのによ」
やれやれといったかんじでため息をこぼす上総
「いえ、彼女らの雰囲気、そして銀髪メイド服の女性の気配からしてあまり呑気にしていられないと思いますが」
「んー、でもま、俺らの敵にはならんだろ、向こうから仕掛けてこない限りな」
「お言葉ですが、少し楽観的なのでは?」
「いいんだよ、あいつらが悪魔だろうがなんだろうが、人間側に実害がないならこっちも関わんねぇさ」
「実害、まだないといいんですがね」
「ま、詳しくはあいつらから後で詳しく聞けばいいさ」
「はい、、、」
あくまで楽観的思考を崩さない上総と少し思案顔になる桔梗であった
それからしばらくして部室のドアが開く
「入ってらっしゃい、私たちの話聞かせてあげるわ」
いつになく真剣でどこか悲しげな顔のリアス
「あいよ、、、そんな顔すんなよ、後輩達も心配するぜ」
「っ!」
リアスにだけ聞こえる声でこぼす上総
「さっ、詳しく聞かせてもらおうか、お前らの話をよ」
どこか威圧感を放ちながら話を待つ
かくかくしかじか
「なるほどな、羽まで見せられたんだ、信じざるを得ねぇな」
「そう、ですね」
警戒し始める2人
「で、俺らに話してどうすんだ?」
威圧感を強め、端々に殺気を放ち始める上総
「っ!私の眷属にならない?もう一人はともかく、上総の実力は分かっているつもりだわ」
威圧を受け少し後ずさるが強気の姿勢は崩さないリアス
「まあ待て、俺らからの話もある、いいよな、光秀」
「ですが!、、、、分かりました」
「すまんな、じゃ、俺たちの話をしよう」
覚悟を決めた光秀
「話って何よ」
「まあ落ち着けよ、まず俺たちの正体からだな、光秀」
「はっ、私は織田家家臣、明智十兵衛光秀、以後お見知り置きを」
「「「「「「え?」」」」」」
「俺は織田上総介信長、かつて魔王と呼ばれた男だ、よろしくな悪魔共」
「「「「「「ええええええええ!!!!」」」」」」
あまりにも信じ難いが、彼らの風格からは乱世を駆けた英雄の力強さがあった
「明智光秀って女の子なの?」
そしてイッセーは相変わらずであった
かくかくしかじかって便利だよね(白目)
すいませんでした。原作ないので詳しく書けない現状でございます。
腹を割って話すのならばこちらもということで上総くんたちも正体を明かすことにしました。別に上総とか桔梗とか面倒くさくなったわけじゃないですよ。
早く魔王様と魔王合わせたいなー。
では次回。