完全捏造なギリシャ神話より来たりし少年神のお話。

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アレな女神であるアルテミスの従姉妹であるヘカテーもアレだった場合のお話。


異端ギリシャ神話オルフェウス教主神ザグレウス

むかーしむかし、ある所に一組の夫婦がいました。

夫は寡黙で地味な官僚であり、妻はギリシャガールズコレクションで抜群のモデルウォークを披露した美少女モデル。

ただ少しだけ、彼らに説明を増やすとしたら、彼らが神様であったという所でしょう。

 

色々ぶっちゃけてしまうと女好きの兄弟にドン引きして生きてきたが、

そのせいでいざ自身が恋愛をした時にはどうしていいのかわからなくなって、ドン引きしてしまうやり方で妻にアプローチをしてしまった夫ハイデウス、一般的に有名な発音ではハーデス。

 

そして恋愛なんかにうつつを抜かすなんてカッコ悪い。今どきの女性は自立して何ぼ。

そう、アルテミスさんやアテネさんの様にね。

そんなカッコいい女性に憧れた事でアフロディーテの恨みを買って、その結果ハーデスにやたら惚れられた、実はデスメタルが好きなので何だかんだで冥府が嫌いでは無い妻ペルセポネ―。

 

 

地下の神と緑の母を持つ種の女神は最初こそ色々ありましたがそこそこ仲良くやっておりました。

ですが、ある時ドン引きするほど女好きのハデスの弟(兄)であるゼウスがハデスに化けてペルセポネを襲おうとしました。

兄弟の妻に手を出すあたり最早ドン引きを通り越して軽蔑に当たる行為ですが、

そこは冥界の割烹着が似合う美少女家政婦であるヘカテーがファインプレーでハーデスを連れてくることで未遂に終わりました。

 

本物のハーデスを前に、偽物のハーデスは硬直して冷や水タラタラ。

往生際が悪い偽ハーデスは尚も自分が本物だと言い張りましたが、忠犬の鼻は誤魔化せません。

地上に出れば熱射病で涎を出してギブアップるケルベロスですが、霊房の利いた冥府ではしっかりと活躍します。

 

変装がばれて逃げ出そうとする主神にヘカテーはニッコリと麗しい笑顔でギガースを殴り殺した松明を分投げてゼウスは転倒。

ハーデスの提案でペルセポネーはゼウスに地獄のデスメタルでヘッドバンギングを体感して貰う事にしました。

勿論立った状態では無く座った姿勢で。

これは俗に土下座とも地面への頭突きとも言います。

 

 

 

この結果、ゼウスがペルセポネ―を騙して産ませた子供はいなくなりますが、そこも家政婦ヘカテーが大活躍。

色々と色々なものが混じった秘薬。それこそ乙女が蜘蛛に変わる様なヤバい秘薬の類似品をハーデスに献上。

ヘカテーの従姉妹のアルテミス仕込みの一気飲みコールでハーデスに強制的に薬品を投与しました。

蜘蛛には成りませんでしたが彼はウマとかオットセイとかそういうものになりました。

主に性的な意味でです。

 

 

 

 

 

 

そして貴方が生まれたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――という話を家政婦が趣味の叔母様から聞いたザグレウスです。

こういう時どういう顔をすればいいんでしょうか?

笑えばよいのですね、わかりますとも。

…駄目だ、顔が引きつって笑えない。

 

「ヘカテー様、どうしてそれを僕に伝えようとしたのですか?」

 

最初からぶっ飛んだ話だった。

楚々としたお母様がデスメタルバンドが大好きで、父親が童貞が高じて誘拐犯になるとは。

とは言え、叔母様が嘘を吐くとは思えない。

祖父であるゼウス様は聞いた通りの話だと中々にアレな神物ですが、祖母であるデメテル様が嘘には厳しいですからね。

主に黙っていたり嘘をついて誘拐を誤魔化した元夫であったゼウス様に原因があったのは今回知りましたが。

 

 

「キャベツ畑やコウノトリを信じている可愛い男の子にに無修正のポルノを突き付ける下卑た快感よ。」

 

 

それ、僕には教育に悪いものは見せたがらないお母様やお祖母様が聞いたら地面にヘッドバンギングものの案件ですよ。

 

 

「それに今、2016年問題で忙しいのですから、恐らくイライラしていますよ僕の両親。

どうやら西暦2016年で根こそぎ人類が死んで、しかもその情報が紛失したとか。」

 

「ですから、貴方には色々とそれを救済する人類の生き残りをサポートして欲しいのです。

既に私の従姉妹的なあーぱーが行ってますから。」

 

 

「……一応、僕も神の端くれなので直接人の輪に加わって行動するのは問題があるかと。」

 

「でも、マイナーでしょう? いけるいける。頑張って。

ザグレウスのイイとこ見て見たいー。」

 

僕も人類の魂を輪廻を廻る度に高次に引き上げる神なので仕事に影響しないわけでもありませんけどね。

インドとかヨーロッパで細々ながら信仰がありましたし。

まあ、細々ですが。ええ。

 

 

「一つ聞いておきますが、仮にヘカテー様の提案に乗ったとして、それは両親には既に了承済みですか?

特にお母様が僕を手元から放す事は無いと思うのですが。」

 

「大丈夫、大丈夫。後で説明しておくから。

じゃあ擬似的に霊基を落とすお薬をドーゾ☆

さあ、ザグレウスのイイとこ見て見たい。3秒で飲むぞいってみよう。

どーして杯を持ってるの? 飲みたいから持ってるの~♪」

 

いえ、全然飲みたくないのですが。

 

「もう、ノリが悪いのね。

さあ、ぐいっと、ぐいっと。

皆飲んでるから、飲んで無いの君だけだから。大丈夫大丈夫。」

 

…仕方ないですよね。此処まで叔母様に押されると流石に断りにくいですから。

ええい、どうにでもなれ。

 

 

「よっ、良い飲みっぷり。

じゃあ、向こうに送るから、頑張ってね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

∮∮

 

この時の彼は聞いたばかりの事を失念していた。

ヘカテーも説得を約束して誘拐を唆した上で、忘れていたのか今更言い出しにくくなったのか、デメテルにペルセポネ―誘拐を伝えなかったゼウスの娘だという事に。




このヘカテーさんは人間をよりしろに出てくる場合、紫の髪の家政婦さんでやってくるご様子。

尚、一発ネタ

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