戦艦、不知火は結く 作:pqrsman
部屋割りは難しい(確信
あくまでも戦艦・不知火なので駆逐艦。不知火()ではないです。
部屋割り、それは修学旅行などではお約束ともいえる催し事でしょう。
まあ、お調子者が催しにまで昇華させているだけですが・・・
主に、親密な関係を築くことが目的ですが、そのようなものを必要としていない人がいることもまた確かです。
さて、皆さんが注目するのは不知火がどちら側の人間、いや艦娘かということでしょう。
結論から言いますと、できれば不知火は後者です。
しかし、私も全く交流のない艦娘と一つ屋根の下というのは頭を高速で横方向に運動させたい程大歓迎です。
なので、司令官より
「そうだ、不知火の部屋は戦艦長門型と同じ部屋だ。長門も陸奥も不知火のことを心配していたからな。」
と言われたときには陽炎型のことを訪ねたい衝動に駆られました。
しかし、私は急激に怖くなりました。彼女たちが存在しないのではないかと。
なので、司令官に尋ねることができませんでした。
「はい。わかりました。お先に失礼します、司令官。」
そう言って私はそそくさと部屋へと帰っていきました。
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長門型の部屋の前にて
ふう、やはり長門や陸奥とは話したことがほとんどないのに相手はおよそ私を妹として接してくるのですから温度差が怖いです・・・
ですが、覚悟を決めなければなりませんね。戦艦として、長門型の末妹として。
いざ、”戦艦”、不知火出撃します。
<コンコン>
「失礼します。長門型三番艦不知火です。長門さn・・・長門、陸奥いらっしゃいますか?」
「ああ、不知火か、ここはお前の部屋でもあるんだ。そんな畏まらなくていい。」
「そうよ、不知火。あなたは私たちの妹なのだから。気軽に入ってね。」
中から、長門と陸奥の声がしました。二人ともいるのですね。
「長門、陸奥、ただいまこの単冠鎮守府に着任しました。不知火です。」
「相変わらずだな。堅苦しいのはいつも変わらんなあ。」
「そうね、でも不知火の顔は嬉しいという思いが隠せていないわ。」
やはり、独りぼっちは寂しいと思っていたのですね。ですが、姉たちはいつも温かいです。
「まあ、それも姉からすれば嬉しいことだ。」
「疲れただろうから、不知火も少し横になって休んだら?幸い、夕食までは時間があるから。」
「はい、お言葉に甘えてそうさせてもらいます。長門、陸奥。」
「うむ。しかしようやく長門型が全員揃ったな。嬉しい限りだ。」
「ええ。じゃあ、私たちは気を利かせて外に出ていましょうか。」
「いえ、そんな不知火にお気を遣わなくて結構です。それより少し聞きたいことがあるのですが。」
「なんだ?不知火。」
「あの・・・駆逐艦の陽炎型の人たちはこの鎮守府にいるのですか?」
「ああ、全員揃っているがそんなことを聞くなんてどうしたんだ?今までに彼女たちに面識でもあったのか?」
「はい。まあ、最近ですが。とても仲が良かったんです・・・」
良かった。彼女たちはちゃんといたのですね。司令官に聞くのは少し怖かったです。
ですが、長門と陸奥にならいないといわれても恐怖心はないです。
だって、姉たちはここにもいるのですから。さて、夕食の時間まで一休みしますか。
お披露目会も兼ねているでしょうからね。
展開が遅いこと申し訳ないです。
頭に浮かんだことを書いてるので・・・
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