戦艦、不知火は結く   作:pqrsman

5 / 18
物騒なタイトルですね。彼女たち、艦娘と彼の明日はどっちだ。

感想を切にお待ちしています。まさか入力出来ない訳じゃ無いよね・・・?

あと、前回で冒頭に戻りますので。一旦、不知火視点に戻ります。

なお、初戦闘の模様。


???「沈めっ。」

キラッ☆「平穏な生活だけが私の目的だったのに・・・」


それでは、本編ドゾつ


お命頂戴します

艦娘は兵器だ。それは変わらない。だが、扱い方はひとによって大きく異なる。

 

残虐な性格、破廉恥な性格、冷血な性格、温厚な性格、気弱な性格など多種多様だ。オークションが開けるほどに。

 

しかし当然ながら、大多数に好まれる性格は決まってくる為、希少価値が高まる。ならば、それを手にするために必要な掛け金は高額になること請け合いである。

 

では、視線は何を賭けるかに集中するだろう。読者諸君も考えてみてほしい。君は何を求め何を与えられるのか。

 

そんな中で単冠鎮守府にいる高見博という例を出そう。彼は比較的温厚で艦娘を少女として又は女性として扱う部類の人間だ。

 

故に、戦果や勝利は二の次であり最優先は総員の帰還のみ。

 

故に、大本営や同期の提督からの評価は傑出しているわけではない。

 

そのような心優しい人間がいることもその割合が小説の中でも用いられ易いことも認めよう。

 

その逆も然り。悪逆非道を尽くす提督も艦娘を慰み者として使う提督も安全装置をいいことに従順な下僕のように暴行を加える提督も一定数は存在する。

 

有名処はパレードの法則だろうか。どんな集団にも二割の稼ぎ頭とそれ以外が八割存在するということだ

そんな中でできることは何か?規則を押し付け軍の権力で肩に押し込むことか?いや、違う。

 

数多の経験により培われた現場の風向きを読む力を信じ、不測の事態に水面下で備え、災いの芽を摘み取ることだ。

 

それ以外に巨大組織の存在意義はない。ある意味、家のように安心できる空間を作ることに似ている。

 

その糧として苦難も親友も宿敵すらも用意した台本の中で部下がどのように踊るのかを見守る。

 

それが組織の為す最高に格好良い仕事と言える。まあ、前提として組織が部下には荷が重すぎる責任の部分を肩代わりすることくらいは踏まえておいて貰おう。

 

こんなにも長い能書きを垂れて何様だと思うかもしれないが心に留めておいて欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鎮守府正面海域にて

 

 

「索敵に何か引っかかりますか?那珂。」

 

「ううん、何も引っかからないよ・・・不知火ちゃん。」

 

「なぜ、那珂は悲しそうにするのですか?敵との戦闘は必ず轟沈の危機を孕んでいます。前段階の遭遇を回避する

 ことに越したことはないでしょう?」

 

「そうなんだけど、那珂ちゃんのライブにはたくさんの(観客)に来て貰いたくて・・・きゃは☆

 那珂ちゃん、アイドルの鑑だねっ。」

 

「自分で言ってしまってはおしまいですよ・・・それよりも敵にも戦いを見せたいのですか?」

 

「うん。敵にも戦い(踊り)を魅せたいよ。だって、敵も興味が那珂ちゃんになかったらライブ(戦い)には来ないでしょう?」

 

「全く、見上げた根性ですね・・・」

 

「不知火ちゃんもね。演習の時、すごかったよっ!ぶつぶつ言ってたけど真剣に集中していたってことだよね?」

 

「覚えていませんが、不知火はそんなことになっていたのですか?」

 

「ええ・・・それが当たり前だなんてある意味戦うために生まれた艦娘としては理想だよねっ!」

 

「ですが兵器としてはそれで良くても感情のある艦娘としては少しばかり問題があります・・・」

 

「う~ん、冗談が通じないとか?」

 

「概ね当たっています。皆さんが笑っている中で不知火一人だけが意味が解らずにいるのはいくら何でもクるものがあります・・・」

 

「うわあ・・・シュールな図だね・・・気にしないで!那珂ちゃんの歌で元気にしてあげる!」

 

「那珂、有り難うございます。励ましてくれているのですね。」

 

「えへへ、面と向かって言われると照れるね///」

 

「そうですか?」

 

 

 カクンと不知火は首を傾げて悪びれもなく反応をする。

 

 

「そういうトコだよ・・・」

 

 

こうして、私の初抜錨は那珂との話し合いで終わりそうでした・・・

 

やはり、いつの世も平穏な生活がずっと続くなんてことはありませんね。

 

 

「ッ!不知火ちゃん。偵察機からの情報によると詳細不明の敵影が接近中だって!」

 

「鎮守府への報告を急いで下さい。周囲は不知火が警戒します。因みに敵の数と編成はどうなっていますか?」

 

「まずいかも・・・敵は四隻。空母1、軽巡1、駆逐2だよ!」

 

「有り難うございます。引き続き鎮守府に連絡をお願いします。」

 

 

しかし、空母ですか・・・制空権の喪失は装甲の薄い艦には致命的です。

 

私は大丈夫ですが、那珂には厳しいでしょう。

 

戦略としては救援要請の後に那珂に注意を引き付けて貰ってポイントに誘導させてからの一撃で決めていくのが最善でしょうか。

 

 

「那珂、貴方には敵の誘導をお願いします。ただ、空爆は厄介ですので先に敵の艦載機を落としてからですが。」

 

「分かった!まさか、本当に那珂ちゃんのライブに来てくれるなんて感激だよ!」

 

「無駄口はその辺に・・・ふふっ、最高のおもてなしをしてあげましょう。」

 

「おっ、不知火ちゃんもやれば出来るじゃん!」

 

「ッ!艦載機接近を確認。撃墜します!」

 

「おっけー、みんな~那珂ちゃんのライブにようこそ!まずは拍手(弾薬の発射音)の嵐で始めよっ!」

 

 

 先取先制、先に行動を起こしたものが勝利に近づくといわれているがこうも言える。

 

 先守先制、防御は最大の攻撃と。救援までの時間稼ぎをすればいいのだから。

 

 迫り来る空を埋め尽くすほどの艦載機。駆逐艦であれば苦戦必至だったが、今の不知火は戦艦である。

 

 

ズダダダダダダダダダッ

 

 

 瞬く間に空は銃撃音で埋め尽くされた。そしてひとときの静寂があり、直後、爆発音と橙色の光を放つ硝煙のに おいが三度空を埋め尽くす。

 

 そして、拍手(弾丸の発射音)が終わると空の色は青ではなく墜落の煙の黒と漏れた燃料の引火した炎の紅

 に変わっていた。

 

 突然の出来事に驚くも知能の低い駆逐艦たちは軽巡に気を取られ無防備な船腹部を戦艦に晒す。

 

 次の軽巡の動きを追う前に不意に駆逐艦たちの体は()き《・》飛《・》ぶ《・》。

 

 何が起こったかも分からぬまま、駆逐艦たちは沈む。それを目撃した軽巡は後退りのようなものをしたが遅い。

 

 軽巡の目に最後に映ったのは那珂の砲頭を向ける姿だった。

 

 同刻、空母は姿を見せなければよかったと若しくは全速力で回避をすればよかったと後悔した。

 

 ほうぼうの体で撤退をする空母には掛ける言葉も撃つ砲弾も勿体ない。

 

 こうして不知火と那珂のコンビに戦闘での十二分な意思疎通が出来ることが証明された。

 

「ふう、終わりましたね。那珂、損害はありませんね?」

 

「モチロン!ただ、最後の(観客)は追わなくていいの?」

 

「ええ、追撃は不要です。進軍の阻止が目的でした。」

 

 

[プルルル]

 

 

「あっ。提督から連絡が来たよ!」

 

[那珂、不知火ッ!敵は!?被害状況は!?]

 

「司令官、私たちは二人とも無傷で空母は中破で撤退して行きました。ただし他の三隻は轟沈させました.」

 

[え?]

 

 

 どうやら、素での戦闘狂(シラフ=バーサーカー)偶像崇拝の究極形(アイドル) がタッグが覚醒し手を組んでしまったようだ。

 




ルビを振ってみたものの文字数が合わないから困ったもんだ・・・

はあ~(くそでか溜息)

(ホモじゃ)ないです。

なんとも、段々と執筆に慣れていけるのはいいのですが文字数合わせと目に見えない期待の負担が厳しいですね。

えっ?もともとないだって!?

いや評価欄には実は表示されない評価(どうでもいい)ボタンがあるんだよ(震え

あれ、おかしいな。感想欄と評価欄が霞んで見えない・・・

なんてこった、パソコンにまでそっぽを向かれるのかい><

動け!動けつってんだよ。このポンコツがッ!

では、また次回。感想・評価お待ちしてます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。